放送予定
【日本放送】
未定
【韓国放送期間】 2023年8月21日~9月26日 21時45分~
純情ボクサー 순정복서 |
2023年放送 KBS 2TV 月火 全12話 |
視聴率平均視聴率 1.47% 시청률 最低視聴率第11回0.9% 最高視聴率第12回2.2% |
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あらすじ第2回教保(キョボ)文庫ストーリー公募展の受賞作である作家チュ・ジョンナムの小説「純情ボクサーイ・グォンスク」を原作にした作品で、消えた天才ボクサーのイ・グォンスクと冷血漢なエージェントであるキム・テヨンの人生をかけた“勝負操作脱出記” |
相関図準備中 出典: |
キャスト主要人物
キム・テヨン役 イ・サンヨプ 食パン野郎、悪党野郎、毒ヘビ野郎。名前はひとつだが、業界の選手たちがテヨンを呼ぶあだ名はさまざまだ。テヨンは才能のある選手を引き込み、短期間で骨の髄まで甘い汁を吸いつくし引退させる‘プロの引退屋’または‘葬儀屋’と呼ばれる。一言で‘犬野郎’…というべきか。 便法、術策、賄賂、おべっかは彼が装着している基本アイテムだ。選手は実力?それよりももっと重要なのは、どうやって利益を残すか。俺の会社の利益、俺の年俸の利益、俺の選手の利益。エージェント生活7年目にして、自分の通帳マネーと自分の選手の栄達のためならば他の選手の目から血の涙が流れようが、選手生命が終わろうが、びくともしない人間のクズとなってしまった。
イ・グォンスク役 キム・ソヘ 若くして生きるボクシングの伝説エストマタを一発KOさせ、全世界のボクシングシーンを驚かせたひとりの天才ボクサー。 人々は彼女の核爆弾級の拳ときびしい訓練によって刻まれた本能的な勝負根性、虚をつく果敢な戦闘力に熱狂するが、当のグォンスクはボクシングが大嫌いだ。アイロニーながらも彼女が望むのは、好きな男性との胸が高鳴る恋愛とささやかで平凡な日常。ただそれだけ。 アジア大会、オリンピック、世界選手権大会を席巻してきた彼女が、母の死のあと姿を消した。彼女を探すためにボクシング協会とエージェント、スポーツ記者たちが我先にと飛び出したが、3年が経ったいまも彼女の消息はつかめていない。
キム・オボク役 パク・ジファン 巨大な違法スポーツ賭博サイトを運営する“ナム会長”の手下。ナム会長の組織のひとつである‘スカイスポーツ’を運営し、全世界を舞台に組織的な‘八百長’を行うプロの八百長屋だ。純朴な顔、おだやかな微笑、気さくで礼儀正しい態度、静かでしなやかな声を持つ。HHチーターズのヤン会長に近づき、投手キム・ヒウォンを八百長プレイヤーに仕立てた人物で、ヒウォンを助けようとするテヨンの命綱をしっかりと握り、自身の八百長ゲームのなかへと引きずり込んだ。
イ・チョルヨン役 キム・ヒョンムク 元東洋チャンピオン。天賦の才を持つ娘グォンスクを怪物に育て上げた非情な父親。 自身が成し得なかった世界チャンピオンの夢を娘が代わりに叶えてくれることを望んだため、いい父親ではなく過酷な師匠になることを選んだ男だ。 娘が辛い思いをしていることを知りながらも気にも留めなかった彼がふと正気に戻ると、愛した妻も、あれほど願った夢も、残された希望も、たった一人の娘もみな、彼のそばを離れた後だった。血の涙を流すほど後悔したが、やり直すにはあまりにも遅かった。
チョン・スヨン役 ハ・スンリ 元ゴルフ選手。S&Pのライバル社であるアバウトスポーツのチーム長。全盛期時代にテヨンのエージェントを受けた‘キム・テヨンの選手’の一人で、パートナーであり恋人だったテヨンを熱く愛していた。テヨンと別れたのは、ヒウォンのメジャーリーグ進出失敗の後だ。ヒウォンのせいで少しづつ変わってしまったテヨンと衝突が増え、誰からということもなくお互いに疲れていった。別れたものの今もなお、なんらかの類の‘想い’はまだ残っている。 テヨンがグォンスクとハン・アルムの試合に飛び込んだ後、スヨンも同じく試合に飛び込んだ。名分もなく、会社も喜ばないような無謀な挑戦だが、スヨンは久々に熱くなりたかった。テヨンとの競争ほど彼女を熱くさせるのは、この世にない。 ハン・ジェミン役 キム・ジヌ 皆が認める顔面の天才、趣味富者、幼稚園の給料泥棒。生まれてこの方恋愛経験のないイ・グォンスクの初恋。 園長である母親のチャンスで副園長となったが、節度のない男だ。幼稚園の‘ルックス’担当、学業とは関係のない‘散財’を主に担当している。週3日しか出勤しないくせに給料はしっかりと受けとるほど、図々しく無関心だ。 アイドルグループの‘確信のセンター顔’な美貌のおかげでいままで多くの女性と出会い、今も会っていて、今後も会う予定だが…。本気になったことは一度もない。そんな彼が初めて本気になったのは、‘天才ボクサー イ・グォンスク’に出会ってからだった。
ハン・アルム役 チェ・ウォンビン ジャイアントボクシング所属のボクサー。世界三大機構を席巻した韓国最高のバンタム級ボクシングチャンピオン。総戦績16戦15勝1引き分け、9KO。韓国最高のバンタム級チャンピオン。現在世界三大チャンピオンタイトルの一つ、WBC4回目の防衛を目前に控える無敗のボクサーだ。 大韓民国でボクシング選手として生きることは、地獄のような生活に耐えなければならないということ。厳しく苦痛な試合を経て、世界チャンピオンになったとしても、光輝く栄光などない。チャンピオンベルトを守ることは、ベルトを手に入れることよりも難しい。チャンピオンがかならずやらなければならない防衛戦に失敗し、やっとの思いで手に入れたベルトをくれてやることもあった。ハン・アルムがグォンスクを毛嫌いする理由はただ一つ、それだった。 テヨンの選手たち
キム・ヒウォン役 テヨンの痛い小指(心を痛めること)。実の兄弟よりも近しいテヨンの昔からの‘俺の選手’。 ヒウォンは高校生時代、ユジン高のキャッチャーだったテヨンのバッテリーだった。‘メジャーリーグ進出’というテヨンの夢を代わりに叶えてやると約束した、希望で明かりだった。頑丈で強力な投球によってHHチーターズの華麗な全盛期をハードキャリーした特級投手だったのだが。 いまでは万年最下位のHHチーターズ所属の投手だ。片目で5億という息子の注射費用を工面するため、八百長をすることに決める。
チェ・ホジュン役 テヨンの後輩。グォンスクのトレーニングパートナー。元WBOライト級の東洋チャンピオン。レトロ風なファッション感覚を持ち、人がよく、人情に溢れ、義理に生きて義理に死ぬ義理男だ。 みながテヨンを選手たちの甘い蜜を吸って引退させる犬野郎だの葬儀屋だの罵っても、ホジュンだけは彼を‘ラッキーマン’だと抗弁する。口から出まかせをいうのではない。100%本心だ。借金まみれだった貧しいボクシング選手だった自分を適切な時期に引退させ、皇帝ボクシングの代表にしてくれたのは他でもないキム・テヨンだから。 S&Pの人々
イ・ヨンエ役 口を開けば金の話なテヨンの師。いつも金を稼いで来いとテヨンを急き立てるが、社内でテヨンをもっとも信頼する人物だ。ぶつぶつ言いながらもテヨンが犯したちょっとした反則は見て見ぬふりしてやり、恩着せがましくはするものの、彼の後始末をしてやるよい先輩だ。 雲隠れしたイ・グォンスクを見つけ出して復帰さえさせれば、パク・セリ、キム・ヨナにつづくスーパースターになると信じ、テヨンの背中を押す。
コ・ソンジェ役 イ・ヨンエチーム長の飯。テヨンの後輩職員。 不真面目で人の目を気にしないところを見れば、間違いなくコネ入社だが、実はスポーツマーケティング経営学をしっかりと学び、入社成績も良好なエリート。エージェントの仕事を好み、任された仕事はしっかりとこなす。 空気が読めないときはまったく読めないが、読めるときは誰よりもすばやい。思ったことをそのまま口にし、少しでも体調が悪いと即早退、定時退社のルールをきっちり守るまさの最近の青年。 ボクシング界の人々
ソン館長役 ハン・アルムという傑出した発掘し、世界チャンピオンに育て上げた韓国最高のトレーナー。 ハン・アルムにとって父親代わりとなり、ハン・アルムの家族のことには自分の家族よりも面倒を見て、ボクシングで生活できるようしてあげた、本物の大人の男。 これ以上挑戦者を探すのがむずかしく、アルムの階級を上げるか深く悩んでいたとき、‘ハン・アルムをアメリカに送りたい、韓国では成し得ないビッグマッチを開いてやる’というチョン・スヨンの提案に心が揺れる。
パク・ヘジン役 ハン・アルムと実の姉妹のように過ごす先輩ボクサー。自身のスパークリング相手だったトレーナーと結婚し、妻そして母となり、出産後なんと17キロ減量して10歳若い日本の選手と戦い、やっとの思いでチャンピオンベルトを手にした意地の選手。夫と一緒に塗装の仕事にも出かけ、マートのイベント販売員やナレーターモデル、ヘルストレーナーなどの仕事をしながら、今もなおリングで戦う日だけを待つ、性格がよくてポジティブな明るいボクサー。
チョ・アラ役 グォンスクの1次復帰戦の相手。プロ成績7戦6勝1引き分け。 ユーチューブやSNSのような媒体をつかって自身の存在感をアピールする、現在の大韓民国ボクシングシーンにおいてもっともホットで狂的なファン層を持つボクサー。 同僚のボクサーたちは彼女を人の関心を引きたがるおかしなXだと陰口を叩くが、一歩深く足を踏み入れて見れば、ボクシングに対する彼女の想いは誰よりも純粋で真剣だ。彼女のアピールは、ボクシングをより多くの大衆に知ってもらいたいという想いから湧き出るのだ。 幼稚園の人々
ウンソル先生役 27歳、女。ハノク幼稚園の先生。明るくポジティブな人。グォンスクが好き。
大きな先生役 40歳、女。ハノク幼稚園の先生。直接的で気前のいい性格。幼稚園の最年長。
小さな先生役 38歳、女。ハノク幼稚園の先生。気が利いてやさしい人。 スポーツ業界の人物
パク・ギョンス役 記者クラブの記者賞を3年連続で受賞したスポーツ紙のスター記者。「スリーカンネンイ」という購読者30万人を超えるユーチューブ放送も行う。 テヨンとはあれこれ言い合う犬猿の仲だが、なぜ妙に気が合い、お互いに助け合うことが多い。ヘビのように早い目と幽霊のような勘を持つ男で、雲隠れした天才ボクサー・グォンスクを探すテヨンを手伝うが、キム・ヒウォン選手が関わる一連の八百長事件でなにやら変な匂いを嗅ぎつけてからは、テヨンの周囲を調べてテヨンを圧迫する。
ヤン・マンヒ役 ヒウォンが所属するHHチーターズの監督。 かつては韓国プロ野球の全盛期を練り歩く名監督だったが今は歯の抜けたトラ。いや、肝も胆のうも良心もゴミ箱に捨ててしまった、老いた卑怯なハイエナ。 今シーズンも最下位で終わってしまえば、チーターズの監督の座を降ろされてしまうのではと不安だ。強制引退させられる前に、一花咲かせようと頭を振り絞った結果が、八百長だった。八百長ブローカーたちのゲームに自分はもちろん、自分のチームの投手キム・ヒウォンまで引きずり込んだ退物だ。 その他の人物
ムン・ジョンヒ役 42歳で独りとなり、2人の兄弟を育てたテヨンの母。夫がしていた果物屋を引き継ぎ、17年間運営中の町内の最古参だ。大事に愛情を持って育てた長男は結婚してカナダへ定着し、人の子供のように適当に育てた次男のテヨンは彼女のそばに残った。気を使わなくても自分でしっかりとやるテヨンがいつもありがたいが、それを表現したことはない。カナダで暮らす6歳の孫が、韓国語を話せないのが何よりも悲しい。
イェジュン役 7歳、男。ヒウォンの息子。遺伝性眼疾患を抱える、かわいらしい少年。
イェジュンママ役 32歳、女。ヒウォンの妻。元スチュワーデス出身。イェジュンパラギ(パラギ=ひまわりのようにそれだけを見ることの意)。
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スタッフ /演出:チェ・サンヨル、ホン・ウンミ、脚本:キム・ミンジュ |
作成:え/キ.ね |
話数ごとのあらすじと感想
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neroさん |
純情ボクサー 1話・2話 あらすじと感想 |
純情ボクサー 3話・4話 あらすじと感想 |
純情ボクサー 5話・6話 あらすじと感想 |
純情ボクサー 7話・8話 あらすじと感想 |
純情ボクサー 9話・10話 あらすじと感想 |
純情ボクサー 11話・12話(最終回) あらすじと感想 |
作品感想
姿を消した天才ボクサーと彼女をふたたびリングに立たせようと奮闘するエージェントの姿を描いた、スポーツヒューマンドラマ!
第2回教保文庫ストーリー公募展の受賞作品である、チュ・ジョンナムの小説が原作となっている本作。小説ならではの安定したストーリーと、演技派俳優たちがくり出す渾身の演技が魅力のドラマです。
主演を務めたのは、「あなたが眠っている間に」のイ・サンヨプと人気オーディション番組「PRODUCE101」で最終メンバーに残ったキム・ソヘの2人。実はイ・サンヨプもキム・ソヘも、じっくり作品を拝見したのは今回がはじめて。とくにキム・ソヘのキャラクターが今回の役柄にピッタリで、すっかりファンになってしまいました。イ・サンヨプのツンデレ演技も最高でした。
物語は、人気実力ともに全盛期だった最中にこつ然と姿を消した天才ボクサーと、そんな彼女を追うスポーツエージェントを中心に展開していきます。エージェントのキム・テヨン(イ・サンヨプ扮)が消えたボクサー、イ・グォンスク(キム・ソヘ扮)を探すのには、とある理由が。
なんとしてもグォンスクを説得し、ふたたびリングに立たせようとするテヨン。最初はそんなテヨンを警戒するグォンスクでしたが、いつしか彼に信頼を寄せるように。少しずつテヨンに心を開いていくグォンスクの姿が、微笑ましくもあり、どこか心配でもあり…。“八百長”という悪から、2人は逃げ出すことができるのか。
スポコン、ロマンス、サスペンスなど、様々なジャンルが入り混じっている本作。気軽に見ることができながら、気を抜くとついつい泣かされてしまうドラマです。主人公だけでなく、周りのキャラクターも個性派ぞろいで、非常に見ごたえがありました。
とくに、グォンスクと父チョルヨン(キム・ヒョンムク)のエピソードは必見。こちらも涙なくしては見られません。チョルヨン役のキム・ヒョンムクはこれまで個性派俳優という印象が強かったのですが、今回はその個性を上手くいかして、憎めない父親役を見事に表現しています。
また、「秘密の森」シリーズで主演のペ・ドゥナの同僚刑事役を演じたチェ・ジェウンが、本作ではかつてテヨンとバッテリーを組んでいた野球選手、キム・ヒウォン役を熱演。すべての始まりはこの人物といってもいいほど、重要な役を担っています。
こういったスポーツを題材としたドラマでは、肝心の競技シーンでリアリティさに欠けることが多々ありますが、もともとボクシングに精通していない私には、十分リアルに見えました。キム・ソヘをはじめ、ボクサー役で登場した女優陣が本当に素晴らしかったです。
普段スポーツドラマはあんまり、、という方にもオススメの作品。泣けるドラマをお探しの方はぜひ。
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