残酷なインターン 第11話・第12話(最終回) あらすじと感想

残酷なインターン


2023年放送 全12話 잔혹한 인턴 TVINGオリジナル

marikoさん

第11話 あらすじ

ジウォンは妊娠の事実にショックを受けるが、何事もなかったように仕事をする。一方、ヘラはジウォンの身体を気遣うが、ジウォンはうっとおしく思うのだった。

理事は、テ室長が自分の地位を狙っているのかどうか探るが、テ室長は「まだそんな器ではないので」と答える。理事は「謙遜も行き過ぎると、傲慢だ」と牽制する。その後、テ室長は副社長に電話するのだった。

イヌクは仕事中に、足が治っていることがパク主任にバレてしまう。嘘を責められると、「実はパク主任と一緒に犬の散歩に行きたくて、嘘をつきました。あなたが好きです」と告白する。パク主任は困った表情をする。

社内では、ソ課長は、「テ室長が理事になるらしい」という噂を広めていた。

ジウォンは産婦人科に、中絶手術の予約を入れる。しかし、理事から呼び出されたジウォンは、「退職届を出せ。夫もいないのに妊娠したんだろ?昇進させるわけにはいかない」と通告される。ジウォンは「出産はしません。他の人とは違うので。仕事のことだけを考えている人間です」と返す。しかし理事は、「いや、君もいざとなると出産したがる他の女性と同じだ。だから君も、女性をクビにしてきたんだろ?今の座に満足しろ」と笑う。

ヘラは、理事から呼び出される。理事は、「インターンに採用される時、チェ・ジウォン室長に別に指示されたことがあるんだろ?」と言う。ヘラが謝ると、「君は弱い立場だから仕方ない。チェ室長の責任だ。彼女の昇進を止めないと。あなたの証言が必要だ」と言い出す。ヘラは、自分がクビになったら家族はどうなるのか、そしてジウォンのことも心配する。

ヘラが会社に帰ると、男性が暴れていた。契約を切られた業者だった。そこに、ジウォンが帰ってくる。不渡りが出て、倒産すると土下座して訴えるが、ジウォンは聞く耳を持たず、警察に通報してしまう。キレた男性はジウォンに飛び掛かるが、ヘラがジウォンを守る。

ヘラは、理事に言われたことを思い返し、決意する。ジウォンの部屋に行き、「理事から、あなたが理事になるのを止めろと言われた」と告げる。ジウォンは「理事だって知っていたことだ」と答えるが、ヘラは「私はやる。私たちが間違っていたから」と言い返す。さらに、「妊娠で不安なのは、私も経験している。なのに、私はイ代理を辞めるきっかけを作ってしまった。だから、あなたのことを助けたい」と伝えるが、ジウォンは「キャリアは諦めない」と答える。ヘラは「子どもがいても、キャリアは築ける。なのに、あなたは他人を傷つけたの。このままでは私は恥ずかしいから、会社を辞めても構わない」と言い放つ

後日、理事は会議で、「チェ室長は、会社に危機を与えました。証人もいます」と切り出す。ヘラが会議室に入ってくる。そして、「私は育児休暇を取る予定だった女性たちを退社させる条件で、後で課長になれるという約束で、インターンに採用されました」と明かすのだった。ジウォンは立ち上がり、事実を認めるのだが…。

第11話 感想

ジウォンは子どもを産む気持ちはないのでしょうか?中絶手術の予約まで入れてしまって、悲しいです。しかも、会議でもあっさりと自分がやったことを認めるなんて、意外でした。ジウォンのことだから、何か作戦があるような気がしますが、気になりますね。

理事は、今まで散々ジウォンを利用してきたのに、酷いです。本当の味方がいないのが、会社ということでしょうか…。すごく怖いです。なんとかして、理事を倒したいですね。

テ室長は仕事もデキるし、人柄もちゃんとした人のようなので、理事を倒してほしいです。ジウォンも、テ室長に少しは好意があるような気がするのですが…。子どものことも、テ室長に相談したら、良いアイデアが出そうな気もします。

ヘラが言う通り、「子どもがいてもキャリアが築ける」と、安心できる社会になってほしいですね。今まで苦労して仕事をしてきたジウォンが、キャリアを諦めたくないという気持ちも分かります。仕事と家庭を両立したい気持ちは、男性も女性も同じではないでしょうか?誰もが安心して働ける会社になってほしいものです。

第12話(最終回) あらすじ

ジウォンは「私が指示しました」と事実を認める。しかし、ジウォンを責める理事に、ヘラは「事実を知りながら、私を利用してチェ・ジウォン室長を追い詰めようと誘ったではないですか」と言い返す。ジウォンは、「会社のためになると、暗黙の了解があったのではないですか?」と理事たちを責める。そして、理事が他の役員たちの悪口を言っている録音と、副社長を追い詰める策略を話す録音を流すのだった。さらに、ジウォンは理事の横領の証拠も提出していた。理事は、部屋から追い出される。ジウォンとヘラは、自ら辞職届を提出する。事前にヘラはジウォンに、理事と話した内容の録音を聞かせていたのだ。

ジウォンは会社を後にする。テ室長は、駐車場までジウォンを追いかける。ジウォンは「すべて事実だから、失望するなら、私に期待した自分に失望してください」と伝え、その場を去る。

飲み会でパク主任は、イヌクに「バレバレの態度をとらないで」と叱る。そして、キスをするのだった。

ヘラは、イ代理の家に行く。自分がやってしまったことを謝罪するのだった。イ代理は「今さら、なんでそんな話を?」と怒る。

帰宅したヘラは、夫に初めて真実を明かす。夫は自分がクビになったせいで、ヘラが危ない橋を渡ったと、自分を責めるのだった。

翌日、ヘラは副社長に呼ばれる。会社に残るように言われるが、ヘラは自分には資格がないと断る。副社長は、「気が変わったら言ってくれ」と伝える。帰ろうとしたヘラは、1つだけお願いがあると言い出す。

病院に行ったジウォンは、悪性がんの可能性が高いと診断を受ける。

クム課長は、デスクを片付けているヘラに話しかける。副社長に「ヘラさんからは、利益しかもらっていません」と伝えてくれたのだという。ヘラのおかげで、イ代理も本人の意思次第で会社に復帰できることになった。イ代理も、ヘラが会社に残ることを望んでいた。

3か月後。会社に残ったヘラは、新商品のプレゼンをしていた。ヘラは同僚たちと楽しく働きながら、社員が働きやすい会社にするための業務も担当している。

一方、ソ課長の息子の1歳の誕生日に、イヌクとパク主任が付き合っていることがバレてしまう。社内恋愛だと言われると、パク主任は来月に退職すると言い出す。ソ課長も、妻が職場復帰できるように、自分が育児休暇と取るのだという。社内で男性初の育児休暇を取ることになる。

ジウォンは幸運にも手術が上手くいき、日常生活に戻れることになった。病院の外で、テ室長と再会する。ジウォンは「もう一度会いたくなかったけど、会ったら感謝と謝罪の気持ちを伝えたかった。いつか機会があったら、食事でもしましょう」と伝える。テ室長は「今日はどうですか?」と誘う。

ヘラの夫の試験日。娘の傷を見たヘラは、「傷を消す相談に行こうか?」と言うが、娘は「傷を消すタトゥーアーティストになるのに、どうして傷を消すの?」と明るく返す。

ジウォンは自分が設立した会社で、新入社員の面接をしていた。そして、子どもがいる女性社員を採用するのだった。

ヘラとジウォンは、スーパーで偶然に再会する。ヘラが体を心配すると、ジウォンは「元気。1人で生きるんだから、自分で体を守らないと」と答える。ヘラは沈んだ表情で、「そうね」と答えるが、帰ろうとするジウォンを呼び止める。

その後、ヘラの会社に新しい代表が来る。なんと、以前に妊娠放棄の覚書を書かせた張本人だった。女性を馬鹿にしている人物だ。過去ヘラが自分を追い出して、社内福祉書を作ったことを笑い、ヘラが作った社内の福祉改善案の書類を破り捨てるのだった。そして、「会社に残りたいなら、副社長に頼るのは辞めろ」と警告する。

ヘラは、新しい代表を睨みつける。そして、誓うのだった。「会社に残るために汚いことをしてきたが、むしろ汚い奴らに見せつけよう。弱い者も集まれば、強い者をやっつけられる」と。

第12話(最終回) 感想

ジウォンが子どもを産んでハッピーエンドかと思いきや、そんなに簡単ではありませんでしたね。1人で闘病していたジウォンの辛さを思うと、誰かがジウォンを支えてくれたらいいのに…と願ってしまいます。テ室長はまだジウォンに気持ちがあるようですし、テ室長がジウォンの心を癒してくれたら良いですね。

辛い経験をしたジウォンは、自分の会社にワーキングママを採用するなんて、本当に変わりました!キツイ印象だったジウォンから、優しい雰囲気のジウォンに変化していて、すごく素敵です。

ラストシーンでは、イ代理が会社に復帰したようで安心しました。ヘラは女性が働きやすい社内に変えるために活動できていて、働き甲斐がありそうです。男性もヘラに労働の不満を話していましたが、女性だけにフォーカスするのではなくて、男性社員の意見も大事ですよね。誰もが働きやすい会社になってほしいです。

最後に現れた新代表ですが、悪そうな人物ですね!またヘラは戦わなければいけませんが、ヘラと仲間なら大丈夫だと思えるラストシーンでした。

ヘラの娘は、前向きな気持ちでタトゥーアーティストを目指していて、たくましいです!夫がヘラを想う優しさにも、心が温まります。

自分の身を守るためには利己的にならないといけないような気がしてしまいますが、むしろ他の人と助け合うことで、自分が生き残っていけるのだなと感じるドラマでした。主演のラ・ミランが出るドラマにはハズレがありませんが、今回も楽しませてもらいました!




【放送情報】

 

【奇皇后】

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