2023年放送 全14話 長い間、あなたを待ってきました 오랫동안 당신을 기다렸습니다
| neroさん |
第3話視聴率2.032
第3話あらすじ
フォレンジックの結果、オ・ジヌ（レン）のカメラに入っていたSDカードから、女性の足首を撮影した写真が複数見つかる。これを受けて、ジヌはふたたび検察へ。
チャ・ヨンウン（クォン・ユル）は復元した写真たちを見せながら、なぜカードを初期化したのかと尋ねる。居ても立っても居られなくなり、聴取室へ乗り込むオ・ジンソン（ナ・イヌ）。するとジヌは、それらの写真がすべて自分の撮ったものであることを認めた。
幼い頃、生活に困ったジヌの母ヨンヒ（チャン・ヘジン）は、遊園地にジヌを置き去りにしようとしたという。そのとき、遠ざかっていくヨンヒの足首が深く記憶に残っているとジヌ。さらにヨンヒを探そうと立ち上がったジヌが足を絡ませて転んでしまうと、目に入ったのは行き交う人々の足首。
ジヌが足首の写真を撮っていたのは、ヨンウンが言うフェティシズム（フェチ）ではなく、一種のトラウマに似たものだった。
そんななか、ジンソンはもう一人の容疑者ペ・ミンギュ（チョン・サンフン）のアリバイを覆す音声ファイルをつきだす。それは第一の事件でミンギュのアリバイを証明した愛人ウンビョルの証言だった。ウンビョルの話によると、あの日ルームで動画を撮影したのはミンギュではなく、後輩の若手俳優だったという。
これによってふたたび捜査線上に浮上したミンギュ。さっそく令状をとりつけてミンギュの逮捕に挑むジンソンだったが、その日の朝、ミンギュはすでに海外へ出国していた。ヨンウンは国会議員であるミンギュの父が関与しているのではと疑うも、実際はヨンウンの友人で記者のパク・ギヨンが（イ・ギュハン）ミンギュの件をいち早く記事化していたのだ。
記事の件を知ったジンソンは何食わぬ顔で現れたギヨンに足をかけ、その顔面に殴りかかる。カッとなったギヨンが反撃しようと拳を振るうも、その拳がヒットしたのはジンソンではなく、ヨンウン。
その瞬間、ふたたびヨンウンのスマートウォッチの警報が鳴り響く。偶然廊下でその様子を見ていたヨンウンの母ジョンスク（ペ・ジョンオク）は、一刻も早く検事を辞めるようヨンウンに告げた。もちろんヨンウンはそれを聞き入れようとせず…。
その後、ヨンウンはミンギュを追って海外へ。ところが、アリバイについて証言する予定だった若手俳優が、突然証言を撤回したいと言い出す。おそらくウンビョルとのスキャンダルを利用して、上から圧力をかけられたようだ。
失望の色を隠せない捜査チームだったが、そんな矢先、ジヌに日本製の刺身包丁を売った“レモンツリー”というIDの実名が判明。それはなんと、ミンギュの歯科で働く看護助手の姉だった。
ふと先日歯科の前で顔を合わせた看護助手のイ・ソンヨンのことを思い出したジンソンは、すぐに彼の自宅へ向かう。すると机の中から、犯行に使われたと思われる刺身包丁が見つかる。
しかし、肝心のソンヨンの姿はなく。公開捜査に踏み切った捜査チームは、手分けしてソンヨンの行方を追うことに。そんななか、ソンヨンらしき人物をホテルで見かけたという目撃情報が。
ジンソンと刑事のユク・ジョンテ（ナ・インギュ）が現場に乗り込むと、そこにはすでに息絶えたソンヨンの姿と遺書が残されていた。
遺書の内容からソンヨンが連続殺人事件の犯人に間違いないと考えたヨンウンは、記者を集めて会見を行う。こうしてまるで誰かが書いたシナリオに沿うかのように、一連の連続殺人事件に関する捜査は終結を迎える。
その後、事件解決に大きく貢献したとし、ジンソンとユク刑事に特別昇級が言い渡された。さらに正式にソチョ警察署の一員となったジンソン。久しぶりに故郷のウジンに帰る日、ジンソンは署長から急な飲み会の誘いを受け、帰省を翌日に延期。しかしその日の夜、ジヌが何者かに襲われ…。
第3話感想
せっかくジヌの無実が証明されたというのに、今度は事件に巻き込まれてしまうとは。1話1話が毎回スペクタクルで、予想をはるかに上回ってきます。
前回のラストでSDカードに複数の女性の足首が映った写真が見つかり、てっきりジヌが犯人か？と思われましたが、違いました。第3話の冒頭では、ジヌの悲しい過去が明らかに。。それにしても、前々から母ヨンヒの兄びいきが気になっていましたが、まさか幼いジヌを一度は捨てようと考えただなんて。あまりにも母親として無責任すぎて、驚きました。もちろんそれなりの事情があってのことだとは思いますが、、ショックです。
結局、ジヌの一件はトラウマであることがわかり、さらに真犯人が自殺したことで事件は終息。しかし、これもなんだか上手くいきすぎというか。納得いかない部分が多いですね。
そして、最後は何者かによって襲われるジヌ。その日、本当は故郷のウジンに帰る予定だったジンソンは、突然の署長の呼び出しで予定を変更。
母ヨンヒはというと、いつものメンバーでカラオケを楽しんでいました。このシーンで、ジンソンと一緒に飲んでいた署長、そしてユク刑事もなんだか怪しいですし、ヨンヒとカラオケを楽しむドクター・チュも挙動不審に見えました。果たして、真相は？
第4話視聴率2.054
第4話あらすじ
ジヌを襲った犯人は、腕時計を確認して現場を後にする。そして、なにやら意味深な笑みを浮かべる記者ギヨン。
しばらくして、ジヌが事故に遭ったと知ったジンソンは、慌てて親友のコ・ヨンジュ（キム・ジウン）に連絡。受け入れ先の病院が見つからないと聞き、ヨンジュはヨンウンの母ジョンスクに会いに行く。
ジョンスクが病院長を務める病院の救命センターに運ばれるジヌ。すぐに手術が行われ、ジョンスクも別室でその様子を見守った。その後、院長室に集められたジンソン、ヨンヒ、ヨンジュの3人は、「脳死の可能性も高い」というジョンスクの言葉に息を飲む。ひとまず最善を尽くすと告げ、説明を終えるジョンスク。
ウジンの海に誰よりもくわしいジヌが、海辺で事故に遭ったということをいまだに信じられないジンソン。その日、ジヌが事故に遭った現場を訪れたジンソンは、岩のすき間に落ちていたカフスボタンを拾う。
その頃、どういうわけかアメリカ研修が決まったと伝えられるヨンウン。もちろんヨンウンはそのつもりはないと断るが、研修に行かないのなら検事を辞めるしかないと上司。結局、ヨンウンは仕方なくアメリカ行きを決める。
事故以来ろくに食事もしていないジンソンを心配したヨンジュは、ジンソンを食堂へ連れて行く。そして、かつて父親の暴力に苦しんで海に身を投げようとしたとき、ジヌが自分を救ってくれたことを思い出すヨンジュ。
そんななか、急にVIP病棟へ移されたジヌは、家族のジンソンですら面会ができなくなってしまう。これには憤りを隠せないジンソン。ちょうど病室から出てきたジョンスクに事情を尋ねるも、ジョンスクは病院の決定に従うようにと告げた。
一人でジヌの病室に入っていくジョンスク。それからしばらくして、ジヌの容態が急激に悪化。結局、ジヌは脳死と判定される。弟の死を受け入れられないジンソンだったが、そんなジンソンに追い打ちをかけるように、ジョンスクは臓器提供の件を口にする。実は何年も前から、ジヌは臓器提供に同意していたというのだ。
ジヌの想いをくみとって、臓器提供に同意することにしたジンソンとヨンヒ。ジヌの遺灰は、ジヌが大好きだったウジンの海へまくことに。
――1年後、アメリカ研修を終えて韓国へ戻る飛行機のなかで、ヨンウンはミンギュと顔を合わせる。しかし、すぐにヨンウンに気付いたミンギュとちがって、どういうわけかヨンウンは無反応。
その日はジヌの命日。地元に帰ろうとジンソンの車に乗り込んだヨンジュのもとへ、ヨンウンから連絡が入る。慌てて車を降りたヨンジュは、ヨンウンが待つカフェへ。すると、「この後一杯どうだ？」とヨンウン。以前は酒を一切口にしなかったヨンウンだが、どこか以前とは少し変わったようなヨンウンに、ヨンジュは多少戸惑いを感じた。
その後、ジンソンと一緒に予定通りウジンへ戻ったヨンジュ。久しぶりにジヌの部屋に入ったジンソンは、壁にかけられた黄色いレインコートを発見。それはジヌが事故に遭った時に着ていたものだった。そろそろジヌの遺品を処分するというヨンヒに向かって、もう少し待って欲しいとジンソン。
一方、ギヨンを呼び出したジョンスクは、新しく建設されたオフィステルの一室をプレゼントするという。驚くギヨンに、「あなたは家族だから」と微笑むジョンスク。
ソウルに戻ってきたジンソンは、ヨンジュの向かいの部屋に戻る。そんなジンソンに差出人不明のメッセージが届く。そこに添付されていたのは、弟ジヌが何者かに襲われる様子が映った動画で…。
第4話感想
ジンソンのもとに届いた差出人不明の謎の動画。果たして、一体誰がジンソンにこの動画を送ったのでしょう。
ジヌの一件は単純な事故として処理されましたが、ここに来てそれが事故ではなく事件だったことが明らかに。それにしても、急にジヌをVIP室へ移動させたジョンスク、研修後に人が変わったように陽気になったヨンウン、そしてジョンスクからオフィステルを受け取るギヨン。なんとも怪しいオンパレードですね。
おそらくジョンスクは最初からヨンウンの心臓移植を目的に、ジヌをターゲットに選んだのではないでしょうか。病院内でのジョンスクの態度といい、脳死判定までの流れといい、すべてが不審です。
もしこれが事実だとすれば、ヨンウンはアメリカで移植手術を受け、それによってこれまでNGだったお酒も飲めるようになったということでしょうか。だとすれば、飛行機のなかでのミンギュとのやり取りは？ただ無視しただけなのか、それとも本当に気づいていないのか。不可解な点が1つ2つではありません。
最初見たときはジヌを襲ったのがギヨンかと思いましたが、こちらもまだ決定づけるには不確かな部分が多く。。もしギヨンが犯人だとすれば、ジヌを襲ってまでジョンスクに取り入る理由は一体何なのか。オフィステルをもらうだけでは、高リスクな気がしますが…。他にも別の取引があったのでしょうか。気になります。
今のところ非常にテンポが早く、面白いです。このまま中だるみなく、ラストまで突っ走って欲しいです。
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【放送情報】
【アイリス(IRIS)】
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●BS松竹東急 全51話（2024/5/21から）月～金曜日12時から 字幕
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【太陽を抱く月】
●テレ東 全20話（2024/5/22から）月～金曜日8:15から 吹替[二] ＋字幕
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●BS日テレ 全120話（2024/5/28から）月～金曜日15時から 字幕
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