有益な詐欺 13話・14話 あらすじと感想

有益な詐欺


有益な詐欺  이로운 사기  2023年放送 tvN 月火 全16話

neroさん

第13話視聴率2.979

第13話あらすじ

漫画喫茶の地下モニターに映し出されたのは、天才少女と言われていた頃のイ・ロウム(チョン・ウヒ)の姿だった。それは放送の画面ではなく、ハンディカムによって撮影された映像で…。

そんななか、ウ・ヨンギ記者(ユン・ビョンヒ)からマ理事の死が伝えられる。ニュースでは、マ理事を屋上から突き落とした職員の姿が映し出され、負傷したチョン・ギョンジャ(イ・テラン)は病院で治療中だという。

翌朝、漫画喫茶の位置が露出したと知ったハン・ムヨン(キム・ドンウク)は、慌ててロウムのもとへ。するとロウムは、これまでも似たようなメッセージを受け取ったことがあったが、今回のは警告というよりは招待状に近いと話した。

その頃、ナサ(ユ・ヒジェ)の見舞いに訪れたリンゴ(ホン・スンボム)は、ナサからギョンジャが隠し持つ帳簿のデータについて聞かされる。例のノートはロウムの目の前で焼かれたはずだったが、ギョンジャは事前にバックアップをとっていたのだ。そして、そのデータはギョンジャが肌身離さず持ち歩いているライターのなかにあるようだとナサ。

ナサからデータの件を聞いたリンゴは、昨夜の会長の件もあるため、しばらくはロウムにこの件を内緒にして欲しいという。その後、一同はアジトを漫画喫茶からリンゴの事務所へ移す。

集まった皆の前で、ナビスウェルビーイングに対する訴訟を起こすつもりだと明かすムヨン。同じくヨンギもまた、ニュース番組でナビスを攻撃した。

その足でパク・ギュ(イ・チャンフン)のもとへ向かったムヨンは、被害者の側に立って欲しいと頼む。一方、ジェイ(キム・テフン)を呼び出したロウムは昨夜の漫画喫茶での一件が、ジェイの仕業かと聞く。そして、「話がちがう!」と責め立てるロウム。

世間の注目を集めることには成功したものの、ヨンギは勤め先のモラン日報をクビになってしまう。同じくムヨンらも、先入金のせいでなかなか立ち上がれない被害者たちに苦戦を強いられた。そんななか、またしてもロウムのもとへ過去の動画が届く。

ギョンジャはやっとのことで現れたメッセンジャーに、自分が死ぬかもしくは警察に捕まることがあれば、困るのは会長の方だと脅迫。そして、1週間以内の韓国を安全に去る方法を考えろと告げる。

ナビスの資金の一部が“チ・スンドン”という人物の法人口座に振り込まれている事を調べたダジョンは、ヨンギと共にチ・スンドンについてより詳しく調べることに。ナサに改めてギョンジャのライターの件を尋ねたリンゴは、同じものを手配できるかと聞く。どうやらリンゴは、ジェイを通じて会長の正体が記録されたデータを手に入れようと考えたようだ。

ロウムの発案でブルーマウス金融という架空の会社を立ち上げた一同は、ナビスで働く職員たちを次々に事務所に誘い込む。そして、なかなか訴訟に向けて立ち上がることができなかった人々に、無料で法律相談を行っていく。そんななか、ロウムを訪ねてきたのはどこか見覚えのある女性。それは他でもない、ムヨンの母ジャヨン(キム・ジョンヨン)だった。

一方、ジェイに会ってナサが用意してくれたライターを手渡すリンゴ。

訴訟を起こす前、ムヨンはギョンジャに会いに行き、大人しく自首するように勧めた。しかし、もちろんギョンジャは自らの罪を認めようとはせず。その後、パク代表はナビス側に訴状を提出。家宅捜索が行われると、ナサが手に入れた設計図から隠し部屋の存在が明らかになる。そして、ギョンジャの代わりにナビスの管理を行っていた財務理事が逮捕され、ナビスの悪事が世に暴かれた。

ジェイからライターを確保したと連絡を受けたリンゴは、一人でジェイに会いに行く。受け取ったSDカードをスマホに接続すると、そこに書かれていたのは「ジェイこそが会長だ…」という文章。

第13話感想

会長の正体はジェイ!?まさかと思いましたが、、本当にジェイが会長だったようです。

だとすれば、ギョンジャはジェイの正体を知りながらもずっと知らないふりをしてきたのでしょうか。それだけジェイを愛していたということ?それとも他に狙いがあったのか。

さらにジェイに拳銃を向けられるリンゴ。第13話のエンディングでは、一発の銃声が…。果たしてリンゴは無事なのでしょうか。

そして、何者かからのメールに誘われて廃墟のような場所へ向かったロウム。そこにも百科事典が置いてあり、そのページには他でもない「ジェイ」の文字が。ロウムもジェイが会長だと知り、驚いた様子でした。

さて、残り3話というタイミングでついに明らかとなった会長の正体。今後はジェイを巡ってロウム、そしてムヨンの葛藤が描かれることになりそうです。

一方、こちらも今話のラストでムヨンを訪ねるギョンホの姿が。パク代表の話によると、ギョンホは最初からロウムと赤目の件を知っていたということですが、一体どんな関係があるのでしょうか。今のところギョンホもまた、もっとも怪しい人物の一人です。

第14話視聴率3.676

第14話あらすじ

ギョンジャの夫チェホン(パク・ジョンハク)が見たといった会長は、他でもないジェイだった。夫が残した帳簿からジェイが会長だと知ったギョンジャは、その事実を隠して10年もの間ジェイのそばで寄り添ってきたのだ。

ジェイにライターをすり替えられたと知ったギョンジャは、ジェイのもとへ。その瞬間、一発の銃声が鳴り響き、リンゴが血を流して地面に倒れこむ。その傍らに落ちた携帯を拾ったジェイは、リンゴが撃たれる直前に帳簿の内容をダジョンへ送信したことを知る。

ジェイが会長だと知ったダジョンとナサは、ひとまずリンゴを探さないとと事務所を飛び出す。駆けつけたギョンジャにどうして本当のことを言わなかったのかと聞くジェイ。そんなジェイに、「関係ないと思ったから。私にはあなたがいればそれで十分」とギョンジャはいう。空港で待つように告げ、その場を後にするジェイ。

一方、ムヨンのもとを訪ねたカン・ギョンホ(イ・ヘヨン)は、「すまない…」と謝る。実はムヨンがクムソン市の事件を担当するとニュースで知った父ジェソク(キム・ハクソン)が、ある日突然ギョンホを訪ねて来たという。会って直接話したいというジェソクの言葉に、これまで沈黙を貫いてきたギョンホ。しかしここに来て、ジェソクがまたもや行方をくらましてしまったのだ。

その頃、廃墟の奥で顔に布を被せられた男を発見するロウム。その傍らには、ロウムの両親が亡くなったときの写真が置かれていた。男はロウムの両親を殺した3人組の1人と思われた。そして、写真の裏にはムヨンの父ジェソクの身分証が…。

父がロウムの両親を殺して受け取った現金によって、自分がロースクールに進学できたと知ったムヨンは、ショックのあまり倒れてしまう。

ジェイからの電話に怒りをあらわにするロウム。「楽しめ、ロウム」そう言ってジェイが電話を切った瞬間、ジェソクの首に巻かれたロープが自動的に締め付けられていく。慌ててロープを切断したロウムは、ジェソクが息を吹き返したのを見てほっと安堵した。

廃墟を後にしたロウムを待っていたのは、メッセンジャー。スマホを預けて車に乗り込んだロウムは、別の建物へと連れて行かれる。血だらけで倒れこむリンゴを発見したロウムの前に、ジェイが現れる。ジェイは「お前の味方は俺しかいない」と告げ、自分がナビスを整理する間にギョンジャを始末するよう命じた。

ロウムがリンゴを運び出そうとすると、そこへダジョンらが駆けつける。リンゴをダジョンに任せ、自分は一人別の場所へと向かうロウム。同じ頃、病院で目を覚ましたムヨンは、父と再会を果たす。

申し訳なさそうに謝罪する父ジェソクに向かって、謝るのは自分ではないとムヨン。するとジェソクは、ロウムにはすでに謝ったと話す。ダジョンからロウムが駅のホームにいるようだと聞いたムヨンは、必死になってロウムの姿を探す。しかし、すでにロウムは去った後で、残されたのは先ほどまで通話していた携帯電話だけだった。

つづいてジェソクを警察に連れて行き、その足でリンゴの様子を見に行くムヨン。手術は無事に終わったものの、面会謝絶の状況がつづいているという。しばらくして、一命をとりとめたリンゴだったが、いまだに意識は戻らないまま。

一方、ロウムはジェイに言われた通り、ギョンジャのもとへ向かう。ロウムの手に握られたリボルバーを見て、ハッとするギョンジャ。「私は決して一人では死なない」そう話すギョンジャに向かって、ロウムはゆっくりと銃口を向ける。

その後、何事もなかったかのようにダジョンらの前に姿を現すロウム。ダジョンからロウムが病院へ向かったと聞き、ムヨンの病院へ駆けつける。リンゴの病室で再会した2人は、屋上へ。すると、「約束して。どんなことがあっても、私を弁護してくれるって」とロウム。

そしてロウムは、ムヨンの唇にそっと自分の唇を重ねた。その瞬間、銃を構えた複数の警察が駆けつけ、ロウムを包囲する。

第14話感想

ロウムがギョンジャを殺害するという衝撃のエンディング。本当にロウムは、自らギョンジャに手を下したのでしょうか。

そして、あれほど心待ちにしていた2人のロマンスが、こんな形で公開されるとは。何とも悲しい展開となってしまいました。今話、新たに明らかとなったのは、ロウムの両親を殺した3人組の最後の1人、謎の覆面の男の正体。男はなんと、ムヨンの父ジェソクでした。

これまで加害者(詐欺事件の)だとばかり思っていたロウムは、実は被害者だったのです。しかし、ジェソクがこうなってしまった原因がロウムらの加担した詐欺だと考えると、なんとも切ないですね。結局、ロウムはジェソクを許すことに。

これまで人に一切共感などせず一匹狼だったロウムが、必死になってジェソクを助けようとする姿や、ジェイにやられたリンゴを見て怒りをあらわにする場面などは、なんだか新鮮でちょっとうるっとなりました。

残るは2話。最後はどんな結末が待っているのか、楽しみです。




【放送情報】

【アイリス(IRIS)】

●サンテレビ 2024/5/18 (土) 21:30~

アイリス(IRIS) 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

 

【奇皇后】

●BS松竹東急 全51話(2024/5/21から)月~金曜日12時から 字幕

奇皇后 あらすじ 視聴率 キャスト 感想  外部リンク

 

【太陽を抱く月】

●テレ東 全20話(2024/5/22から)月~金曜日8:15から 吹替[二] +字幕

太陽を抱く月 あらすじ 視聴率 キャスト・相関図 感想 外部リンク

【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】

●BS12 トゥエルビ 全16話(2024/5/23から)月~金曜日深夜27:30から 字幕

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【マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~】

●BSJapanext 全27話(2024/5/24から)月~金曜日19時から 字幕

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【カンテク~運命の愛~】

●テレビ愛知 2024/5/28(火) 09:30~

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【ブラボー私の人生】

●BS日テレ 全120話(2024/5/28から)月~金曜日15時から 字幕

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【愛の群像】

●BS11 全51話(2024/5/31から)月~金曜日14:29から 字幕

愛の群像 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

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