ナンバーズ:ビルの森の監視者たち 3話・4話 あらすじと感想

ナンバーズ:ビルの森の監視者たち


ナンバーズ:ビルの森の監視者たち 넘버스 : 빌딩숲의 감시자들 2023年放送 MBC 金土 全12話

第3話視聴率4.7

第3話あらすじ

カン・ヒョン(キム・ヨンジェ)が提出した不適正意見によって、テイル会計法人は窮地に立たされる。昨年は同じ帳簿で適正を出したにもかかわらず、今年になって不適正ということは、会社のミスと捉えられても仕方ないからだ。

なんとしても昨年の結果が適正でなければならない理由を作るため、文書の偽造を命じるハン・ジェギュン(チェ・ミンス)。もちろん文書偽造を命じたことがバレては困るため、あくまでも下の者たちが自ら文書を偽造するよう持ちかけるのだった。

残るはピープルズエンタの不良債権を買収するべきか売却するべきかだったが、シム・ヒョンウ(イ・ソンヨル)はチャン・ホウ(キム・ミョンス)を呼び出して路線をしっかり見極めろと話す。

ヒョンウの部屋で偶然ジェギュンとヒョンウのやり取りを耳にしたホウは、自分にいい考えがあるという。暴落してしまったピープルズエンタの価値を上げるには、ピープルズエンタの債権者であるチサン銀行の協力が必要不可欠。しかし、チサン銀行が自らピープルズエンタの債権を売却するとは考えにくく、ジェギュンは頭を抱えていたのだ。

そんなジェギュンに、「頭を動かすのがむずかしければ、尻尾を動かしてやればいい」とホウ。他の銀行が次々にピープルズエンタの不良債権を売りに出せば、メインであるチサン銀行もだまってはいられないだろうと考えたのだ。ホウの提案に興味を持ったジェギュンは、さっそくヒョンウを他の銀行へ送り込む。

こうしてチサン銀行を動かすことに成功したテイル会計法人は、ピープルズエンタの不良債権の売却と買収を一手に引き受けることに。売却チームと買収チームに分けられ、ホウは買収チームに投入された。

一方、今回の件で厳しい立場に立たされたチサン銀行のマ・ヒョンシク部長(ソン・イニョン)を訪ねたハン・スンジョ(チェ・ジニョク)は、自分が最高値でピープルズエンタの不良債権を売却してみせると提案。その代わりに、今後のチサン銀行との取引はすべて自分に任せて欲しいとスンジョは話す。

同じ頃、ジェギュンはサンアグループの会長イ・チャンジュ(チョン・へギュン)にピープルズエンタの不良債権を買うよう伝えるも、息子の件が解決した今、ピープルズエンタの不良債権を買う理由はないと言われてしまう。

勝手にチサン銀行と交渉をすすめたスンジョに腹を立てるジェギュンだったが、スンジョからチャンジュを動かす方法を聞かされたジェギュンは、それに従う。それは他でもない、不良債権の譲渡によるピープルズエンタの帳簿閲覧権だった。

もともと息子の不正を隠すためにピープルズエンタとM&Aをすすめようとしていたチャンジュ。ここに来て弟のイ・ソンジュ(チョン・ウンイン)に閲覧権が渡ることは、なんとしても避けたいはず。そんなチャンジュの心理を利用して、スンジョはピープルズエンタの不良債権を最高値で買わせようと考えたのだ。

入札日当日、ソンジュから預かった提案書を持って、スンジョはホウと一緒に会場へ向かう。しかし、そんな2人の行く手をはばむ怪しい影…。さらには重要な提案書を奪われてしまい、ホウは窮地に立たされる。

スンジョとホウに男らを送ったのは、他でもないチャンジュの仕業だった。提案書に肝心の金額が書かれていないと知ったチャンジュは、どちらにしても2人が提案書を提出できないと考え、予定通りの金額で入札しようとする。しかし、そこへ書類を持ったホウが!

実は最初から提案書を2通用意し、万が一のために友人らに協力を仰いでいたホウ。これによって焦ったチャンジュは、予定の600億に上乗せした900億で入札を決意。ところがホウが提出した提案書に書かれていたのは、330億という数字だった。

作戦が成功に終わり、満足げな表情を浮かべるスンジョとホウ。そんな矢先、チサン銀行のマ部長との会話から、ホウはヘビッ建設の清算を決めた報告書を提出したのが他でもないスンジョだと知り…。

第3話感想

ヘビッ建設を倒産に追いやったのは、なんとスンジョ…?

第3話のエンディングでは、ヘビッ建設の清算を決定づけたのが他でもないスンジョだということが明らかとなり、ショックを受けるホウの姿が登場しました。本当にスンジョが、ヘビッ建設を倒産させたのでしょうか。

これまでの流れを見る限り、スンジョ自身もヘビッ建設の件には後悔の念を抱いているように見えましたが、、真相が気になります。

それにしても、今話もホウのナイスプレーが光りました。大事な提案書を奪われてしまったホウでしたが、実は最初からそんなこともあろうかと予備を用意していたホウ。それを無事に入札会場まで運んだのは、ホウの親友でした。

一方のスンジョもまた、最初からチャンジュに最高値で落札させるため、弟ソンジュの名前を借りただけだったのです。まんまと900億という大金を支払ってピープルズエンタの不良債権を買い取ったチャンジュ。これまたスンジョのナイスプレーでしたね。

第4話視聴率3.2

第4話あらすじ

ヘビッ建設の清算を決定したのがスンジョだというチサン銀行の関係者の話を聞いたホウは、スンジョにその理由を尋ねる。実はテイル会計法人に入ってから毎日のように、文書保管室でヘビッ建設に関する報告書を確認していたホウ。しかし、肝心の報告書は一通も残っていなかった。

その日、家に戻ったスンジョは過去の記憶がフラッシュバックし、その場に倒れこんでしまう。実はパニック障害を患っていたスンジョ。

しばらくして、相変わらず空っぽなヘビッ建設の資料箱をながめるホウの前に、スンジョが。するとスンジョは、ヘビッ建設の報告書の一部を差し出し、「つづきが見たければ俺のチームに入れ」と告げる。

翌日のミーティングで、スンジョのチームはソマテックという会社のワークアウトレポートの作成を任される。もともとはチサン銀行の担当はヒョンウだったが、前回の不良債権の一件でそれらはすべてスンジョに託されたのだ。

ジェギュンはヒョンウにプロジェクトの総括を任せるが、ヒョンウはそれを断ってバックアップに回るという。その後、ジェギュンの協力を得てチサン銀行の頭取チン・テス(イ・ギチャン)と直接対話する機会を得るヒョンウ。

するとヒョンウは、世間体を気にしてなかなか売りに出せずにしたソマテックを、自分が代わりに売ってやるという。もともとワークアウトには時間も手間もかかり、どうせ利益が求められないなら海外の企業に高値で売ってしまった方が早いというのがヒョンウの考えだった。「売るべき名分ならいくらでも作ってみせる」というヒョンウの言葉に、テスもまたまんざらでもない様子。

その頃、何も知らないスンジョはチーム員らと共にソマテックのワークアウトに取りかかる。チン・ヨナ(ヨヌ)と共に視察に訪れたホウは、一生懸命ヨナに自分たちの技術を説明する職員の姿を見て、いまは亡きイノの姿を重ねた。

約束通りすべての資料を受け取ったホウは、ヘビッ建設のワークアウトに関する資料が2つ存在することに気付く。

一方、遅れてジェギュンからソマテックの件について聞かされたスンジョは、ヘビッ建設の時とまったく同じ状況に憤った。実は過去、スンジョはヘビッ建設が再生可能という判断を下し、報告書を提出。しかし、母親の葬儀で会社を休んでいる間に、まったく反対の意見が書かれた報告書が作成されてしまう。報告書を書き換えたのは、他でもないヒョンウだった。

スンジョは恋人ジス(キム・ユリ)の父親の会社であるヘビッ建設を、誰よりも尊敬する父ジェギュンに託した。しかし、ジェギュンは自らの利益のためにヘビッ建設を倒産させる決定を下したのだ。

怒り心頭でヒョンウのもとへ向かうスンジョを見て、車に同乗したホウ。目的地に着くなり、スンジョはヒョンウに殴りかかる。さらに2人のやり取りからヒョンウがヘビッ建設の報告書を書き換えたと知ったホウは、これまでスンジョに対してぶつけた怒りを反省した。そんなホウに向かって、「俺に責任がなかったと思ったことは一度もない。だからお前は間違っていなかった」とスンジョ。

その日、スンジョの家で一緒にワインを飲んだホウは、そこに置かれたジスの写真を見てハッとした。

その後、ソマテックをヘビッ建設の二の舞にさせないよう、2人は力を合わせてジェギュンらに対抗しようと立ち上がる。一方、先日のホウの態度を思い出したヒョンウは、ホウとヘビッ建設の関係を探ることに。ホウがヘビッ建設のイノに育てられたと知ったヒョンウは、ホウにどういうつもりかと迫る。

ソマテック売却に関するミーティング当日、HK私募ファンドの代表として現れたのは、なんと消息がわからなくなっていたジスだった。

第4話感想

ミーティングの場に現れたのは、ジス!?これは驚きの展開になりました。

ジスとスンジョは、かつて結婚を約束する仲だったものの、ヘビッ建設の一件でその関係は終わってしまったようです。そして、最初から2人の交際をよく思っていなかったジェギュン。ヘビッ建設の件は、スンジョとジスの仲を引き裂くのにも好都合だったのでしょう。

前話のエンディングでは、まさかスンジョがヘビッ建設を倒産に追いやったのか??と思われましたが、やはり違いました。スンジョの提出した報告書を書き換えたのは、ヒョンウ。そして今回、今度はソマテックを相手にまたもや報告書の書き換えが繰り返され…。スンジョとホウは果たしてこの横暴を食い止めることができるのか、楽しみです。

会計士の仕事自体があまりよくわかっておらず、ドラマを理解するのに時間がかかってしまいます。それでもテンポが早くておもしろい!とくに主演のキム・ミョンスとチェ・ジニョクの絡みが実の兄弟みたいで、なんとも微笑ましいです。

それにしても、会計士の報告書一つで会社の運命を左右することになるとは、、おそろしいですね。

今話、新たにスンジョの元恋人ジスが登場したことで、物語がどのように変化していくのか。こちらも見逃せません。




【放送情報】

【アイリス(IRIS)】

●サンテレビ 2024/5/18 (土) 21:30~

アイリス(IRIS) 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

 

【奇皇后】

●BS松竹東急 全51話(2024/5/21から)月~金曜日12時から 字幕

奇皇后 あらすじ 視聴率 キャスト 感想  外部リンク

 

【太陽を抱く月】

●テレ東 全20話(2024/5/22から)月~金曜日8:15から 吹替[二] +字幕

太陽を抱く月 あらすじ 視聴率 キャスト・相関図 感想 外部リンク

【ワン・ザ・ウーマン One the Woman】

●BS12 トゥエルビ 全16話(2024/5/23から)月~金曜日深夜27:30から 字幕

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【マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~】

●BSJapanext 全27話(2024/5/24から)月~金曜日19時から 字幕

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【カンテク~運命の愛~】

●テレビ愛知 2024/5/28(火) 09:30~

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【ブラボー私の人生】

●BS日テレ 全120話(2024/5/28から)月~金曜日15時から 字幕

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【愛の群像】

●BS11 全51話(2024/5/31から)月~金曜日14:29から 字幕

愛の群像 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

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