有益な詐欺 이로운 사기 2023年放送 tvN 月火 全16話
| neroさん |
第7話視聴率3.518%
第7話あらすじ
懲戒委員会の場で、ハン・ムヨン（キム・ドンウク）は自らの病気について明かし、すべては自分の決断であり、どんな結果も受け入れると語る。その結果、3か月の停職処分となったムヨン。
賭博場で手に入れた5億ウォンはパク・ジョンウの妻ギョンファのもとへ。イ・ロウム（チョン・ウヒ）が奪ったソ・ゲスク（チャン・ヨンナム）の息子の保険金は、ムヨンを通じて検事のチュ・ジェヒョク（チェ・ヨンジュン）へと渡された。
こうして本格的にロウムの詐欺に加担することになったムヨンだが、ロウムと同じく赤目キッドの一人であるダジョン（イ・ヨン）は、そんなムヨンを心配した。実はムヨンの父親の会社が倒産したのは、他でもないロウムらの仕業だったからだ。
その日、ロウムはムヨンに自分の両親が殺された経緯について明かす。10年前、両親との再会をきっかけに、ロウムは赤目を離れることを決意。そんななか、財団の理事長でギョンジャの夫アン・チェホン（パク・ジョンハク）もまた、赤目を抜け出そうとしていた。実はひょんなことから、赤目の黒幕である“会長”の正体を知ってしまったチェホン。身の危険を感じたチェホンは、妻のチャン・ギョンジャ（イ・テラン）を連れて海外へ逃げようと考えていた。
しかし、ギョンジャには韓国を離れられない理由が。それは初代赤目キッドであるジェイ（キム・テフン）という男。実は2人は長い間、不倫関係にあったのだ。ギョンジャがジェイを置いては行かないだろうと考えたロウムは、ギョンジャを使って赤目を抜けだそうとするも、思いがけずギョンジャの裏切りに遭ってしまう。
結局、会長の怒りに触れたチェホンは自殺に見せかけて殺され、ロウムの両親も無残な死を遂げた。今回のロウムの計画は、ギョンジャが手に入れたチェホンのノート（会長に関する秘密が書かれている？）を奪うというものだった。
夫の死後、ナビスウェルビーイングの代表となったギョンジャ。精神科医のシン・ソラ（チョン・エリ）がMCを務める番組にゲストとして出演したギョンジャは、傍聴席に佇むロウムの姿を発見し、ハッとする。現在、チェホンが残した赤いノートはホテルのVIP向け金庫に保管されているという。
さっそく市の職員に扮してホテルへ潜入するロウム。ホテルのフロントには、外国語スキルを活かして採用されたリンゴ（ホン・スンボム）が待っていた。無事に金庫の位置を確認したロウムたちだったが、肝心のロックを解除するにはギョンジャに接近し、wi-fi情報を盗むしかないという。ギョンジャと直接会って情報を手に入れる役目は、ムヨンが買って出た。
無事にスマホのハッキングに成功したムヨンだったが、そんなムヨンにギョンジャはなぜかローファームの代表パク・ギュ（イ・チャンフン）の名を口にする。ギョンジャに自分の話をして聞かせたのが他でもないギュだと知り、憤りを隠せないムヨン。
その日の夜、ムヨンはロウムを誘ってラーメンをご馳走する。何も聞いてこないムヨンを不審に思うロウムだったが、ムヨンはただ一緒に食事をしたかっただけだと話す。
ムヨンの家を出てダジョンの漫画喫茶へ向かったロウムは、そこで待つコ・ヨハン（ユン・バク）を見て驚く。実はロウムの身辺調査を行っていたヨハンは、漫画喫茶に出入りするロウムの姿をキャッチ。さらにダジョンとロウムがかつて赤目財団の奨学生であることまで調べていた。その日以降、ヨハンはロウムとその仲間たちを四六時中マークすることに。
そんななか、ギョンジャが金庫に現れるという情報を得たロウムは、その日をD-DAYに設定。しかし、ヨハンのおかげでなかなか自由に動き回ることができず…。
作戦当日、連絡のつかないロウムらを不審に思うヨハンだったが、そこへムヨンから電話が。ヨハンを事務所に呼んだムヨンは、望み通りロウムを弁護してみせると言う。同じ頃、作戦通りホテルの金庫へ侵入を図るロウムら。
第7話感想
ついに本格的なロウムとムヨンの共助がスタートしました。赤目から脱出しようとした結果、会長の怒りに触れて両親を殺されてしまったロウム。果たして、“会長”とは一体誰なのでしょう。
当時理事長だったチェホンの話によれば、会長の正体を知ったものは皆殺されてしまうといいます。ということは、会長はギョンジャが例の赤いノートを大事に保管していることを知らない…？
ロウムは赤いノートを奪うためにホテルの金庫へ侵入をはかりますが、上手くいくのでしょうか。ハラハラドキドキの展開がつづきます。
そして、ヨハンを呼び出したムヨンが一体なにを語るのか。いまいちヨハンが善なのか悪なのかわかりませんが、味方であって欲しいです。たしかに手段は合法とは言えないかもしれませんが、ロウムの詐欺はその名の通り「有益な詐欺」ですからね。
また今回のエピソードで気になったのが、ギョンジャと事務所代表のパク・ギュが知り合いという点。2人はゴルフ仲間ということですが、なんだか嫌な予感がします。。
第8話視聴率3.291%
第8話あらすじ
ヨハンを呼び出したムヨンは自分の話の前に、まずはヨハンがどうして保護観察官になったのか、その理由を教えて欲しいと話す。以前ヨハンが話していた友人は、厳しい家庭環境で育ち、物心ついた頃には“非行少年”のレッテルを貼られていたという。そんな友人が死ぬ間際に唯一連絡をとったのが、他でもないヨハンだった。
当時、金に困った友人がすがる思いでヨハンに連絡をしてきたとも知らず、大学の同期の飲み会に友人を連れて行ったというヨハン。その後、友人は保険金詐欺に加担しようとして、事故でこの世を去ったのだという。
友人のような環境で辛い思いをする人が少しでも減ればと思い、ヨハンは保護観察官になったのだ。そんなヨハンにムヨンは、ヨハンの母が赤目財団と共に犯した罪について明かした。
ヨハンの母は他でもない、シン・ソラだった。母のもとへ向かったヨハンは、本当に赤目キッドの選定に関わっていたのかと聞く。ソラの仕事は子供たちの犯罪傾向を分析し、財団側に助言すること。母の一言で何の罪もない子供たちが犯罪者に育てられたと憤るヨハンだったが、当のソラはまったく悪びれる様子もなく…。
一方、ロウムは予定通り作戦をすすめ、何も知らないギョンジャはいつものように金庫のなかへ。しかし、ハッキングされたスマホは暗証番号の解読が終わるとショートしてしまう。慌てて金庫を後にするも、今度はエレベーターが停止。その隙を狙って、待機していたナサ（ユ・ヒジェ）が金庫内へと侵入する。
順調に思われたロウムの作戦だったが、電力室から出たリンゴを待っていたのはジェイ。ジェイはリンゴをロッカーに閉じ込め、ギョンジャが乗るエレベーターの電源をオンにする。さらに金庫の解除に当たったナサは、ロウムの命令も聞かずに金塊をカバンに詰める。慌ててロウムが金庫へ向かうも、なかなかノートを渡そうとしないナサ。これにキレたロウムは、持っていたリボルバーでナサを脅す。
一発の銃声と共に通信は途切れ、愕然としたダジョンはひとまずリンゴの救出に急ぐ。その頃、ロウムに自宅へ戻るよう言われたムヨンは、天井裏に隠しておいたリボルバーが失くなっていることに気付く。代わりにそこには、1本のUSBが。
USBをパソコンにつないだムヨンは、そこに保存されたファイルを見て驚愕。それは他でもない、ロウムを始めとする赤目キッドたちが、ムヨンの父の会社を詐欺で倒産させた事実が残されていた。
同じ頃、金庫の中で駆けつけた男たちにつかまってしまうロウム。男たちの背後には、ギョンジャの姿があった。一度はロウムを警察につきだそうとするギョンジャだったが、ロウムの口から会長の名が出ると、それを思いとどまる。代わりにロウムを連れてどこかへ向かうギョンジャ。
ギョンジャがロウムを連れて行ったのは、かつてロウムの両親が殺された現場だった。そして、ロウムの目の前でギョンジャは赤いノートに火をつける。一人残されたロウムは、自分の目の前で殺された両親のことを想い、涙を流した。
一方、USBの中身を目にしたムヨンはすぐさまロウムへ連絡を入れるも、電話は繋がらず。リンゴの病院で付き添うダジョンを訪ね、ロウムの行方を聞くムヨン。するとダジョンは、一発の銃声と共に連絡が途絶えたと話す。
ムヨンはなかなか現実を受け入れられず、ただじっとソファーの前で座ったまま、時間だけが過ぎて行った。ムヨンの家を訪ね、何度もインターホンを鳴らすヨハン。しかし、ムヨンからの返答はなく。
しばらくして朽ち果てた家の前で茫然と座り込むロウムの前に現れたのは、ムヨンだった。そして、「遅くなってごめん」と手を差し伸べるムヨン。
第8話感想
最後はまるで白馬の王子様かのように、ロウムの前に現れたムヨン！父の会社を倒産させ、一家を不幸のどん底へと突き落としたのがロウムだと知ってもなお、ムヨンはロウムに手を貸すことにしたようです。果たして、ムヨンの心境にどのような変化があったのでしょうか。
そして今話、これまで謎のベールに包まれていた赤目の実態が少しずつ明らかになりました。なんと赤目キッドの選定に当たっていたのは、他でもないヨハンの母ソラだったのです。ヨハンとソラがどのような関係なのか気になっていましたが、まさか母子だとは。。
さらにヨハンがソラと疎遠になった背景には、ヨハンの友人の死があったといいます。ヨハンも悲しい過去を乗り越え、今の仕事に就いたんですね。ヨハンがロウムたちの行いに過敏になっていたのは、過去の過ちを繰り返さないという強い信念があったからでした。
ひとまずヨハンが悪者ではないとわかり、ほっとした第8話。（もちろんまだわかりませんが、、）その一方で、ますます会長の正体が気になりますね。すでに登場している人物のなかに、果たして会長はいるのでしょうか。
そして、ギョンジャ役のイ・テランのオーラがすごい！イ・テランといえば「SKYキャッスル」の善良なママといったイメージが強かったのですが、本作ではまったく真逆の悪女を熱演しています。イ・テランの出演シーンが増えたことで、ドラマに重みが増したような気がします。つづきもたのしみ！
【放送情報】
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