舞い上がれ、蝶 舞い上がって蝶。날아올라라나비 Fly High Butterfly 2022年放送 全16話 中華電信MOD
hg@さらんさん |
第5話 あらすじ
「イメチェンしませんか?」
「私、ムヨルさんが好きみたいです。」キプムの突然の告白。なにこれ?いつの間に?それはともかく、ムヨルの答えは「ごめん。」でした。なぜこんな展開になったのか…。
キプムが同郷のお客様に食事に誘われた。内気なキプムが尻込みするのはわかるが、ムヨルはキプムの生態を晒してバカにする。普段からキプムをいたい気に思うゼンはムヨルをけしかけ、次に誘われたら罰ゲームを受けることを約束させる。果たして、ムヨルを除くスタッフ一同は一丸となって、キプムを誘われる女の子に仕上げる。気分はまさにシンデレラ。
スタッフの期待を背負って約束の場所を訪れたキプム。もうすでに逃げ出したい思いでいっぱいだが、まさかのデートではなく同郷の集まりだった。知らない人たちの間に投げ込まれ、話をうまく合わせられないキプムは「帰りたい」とも言えず、まるで台風の目のように静かに一人酒を飲むしかない。
その上、トイレでスマホを水没させてしまったキプム。非常用に持っていたお金も望まぬ会費として手元を離れ、土地勘のない場所で徒歩で帰宅する羽目に。途中の派出所で助けを求めたい気持ちを抑えて歩き続ける。そんな自分はまるで某冒険家のよう。
無理に無理を重ねたキプムにやがて限界が訪れる。そんな時に目の前に現れた電話ボックスはまるで救世主。電話ボックスに入って、誰かにコレクトコール。その頃、ナンパした女の子たちと盛り上がっていたムヨル。何回もかかる知らない番号からの電話、それはキプムからだった。
キプムはムヨルと待ち合わせるコンビニで、美容院のお客様イェジンに出くわす。イェジンは60歳を超えていながら、40年間も同じヘアスタイルを維持する不思議なお客様。先日もスタッフの間でその話題が上がったばかり。緊張しながらもその理由を訊ねる。が、「似合わなかったら困る」というあまりにも単純な答えにあ然とする。
ムヨルは女の子たちと泣く泣く分かれてキプムの元へ。ムヨルの疑問はキプムがなぜ自分の電話番号を覚えていたか。ということ。キプムはこの一日、自分の意思を現さなかったせいで散々な目に遭ったことで何か悟ったのか「ムヨルさんが好きみたい。」なんとも素直に自分の気持ちを口にする。が、「ごめん。恋愛が初めての人は…。」とムヨル。
翌日は美容室の定休日。告白を玉砕されたキプムは後悔の海で悶絶中。ミシェルは美容外科に通い、ゼンは大好きなエクストリームスポーツに。自己愛の強いグァンスは家までも美しく掃除に勤しむ。スリはデートに行く妹と彼を窓から寂しく見送り、ウ先生は家族の誕生日にプレゼントを持って行き、外まで聞こえる楽し気な声を聞きながら、玄関にプレゼントを置いて去る。
そんななか、ちょっとしたことで腰を痛めて動けなくなったグァンスはゼンに連絡。ゼンはバイクを飛ばしてグァンスの自宅に駆けつけ、その腰にシップを貼ってやる。夜だというのに、サングラスをかけたままのゼン。すっぴんを見たくて、それを奪ってみるグァンス。2人の関係に何か予感が…。
そして明けた出勤日。キプムは「あんなの、なんでもない。」と自分を奮い立たせるが、いざムヨルを前にして完全にイカレテしまっている。キプムの異常なテンションに首をひねるスリやウ先生をよそに、ムヨルとの間に何かあったと直感する勘のいいゼン。全く気付かないグァンス。
そんな時、グァンスのお客様が意外な姿で来店する。いつもキリっとカッコいいスタイルのお客様が後頭部にマッサージ機を担ぎ、髪を喰い込まれた姿で。きっかけはお酒を飲んで足をマッサージ機にかけている途中、それを首に使おうと思いついたこと。「お酒!お酒を飲むと失敗や失言をしてしまう!」声高になるキプム。
結局、一日かかって髪と機械を切り離したお客様を見送り、代わりに怒鳴り込んで来たのはゼンのお客様とその夫。自らの希望で髪をカットしておきながら、夫が怖くてゼンに罪を擦り付けた。ミシェルも一緒に平謝りに謝って事を納めたが、激しく落ち込むゼン。そんなゼンを優しく送ってあげるグァンス。
そして、ムヨンに対して今日一日おかしかった自分の態度を謝るキプム。「お酒のせいなんだろ。」というムヨンを遮り「好きなのは本当で、もしかして最初に会った時から好きだったかもしれない。」と控えめでありながらキッパリと告げて…。
第5話感想
キプムは周りの人たちに翻弄されて、とんでもない苦労をする羽目に。思ったことを言わない、行動しないせいでそうなったことを完全に理解した模様。そして、ムヨンへの告白へ。結局、振られてしまいましたね。一時はお酒のせいにしようとしたけれど、嘘をつくことが人を傷つけるということを悟ったのでしょうか。
グァンスがぎっくり腰になって連絡する相手がゼンだという。またゼンもグァンスの電話に飛んで駆けつけるんですなぁ。この2人も犬猿の仲に見えて、互いに気になっている…という感じですか。ゼンは怖そうに見えて、まあ実際スリとは最悪の相性ですが、いろんなことに目配りできる人。でも、グァンスとはどうかなぁ。
第6話 あらすじ
「美容師の私的なお客様」
ほとんどの美容師が個人的な知り合いがお店に来るのを好まない。もちろん、あのグァンスさえも例外ではない。グァンス、自分大好きなナルシスト。他人にほとんど関心を持たず、喜怒哀楽さえもあるのかないのか。体は人間、心はロボットとまで疑われるグァンスがその表情を大きく崩して慌てふためく事件が発生。
その視線の先にいるのはとても綺麗なお客様。2人の視線が合ったとたん、グァンスは大きく取り乱し足をぶつけた痛みさえいとわず休憩室に逃げ込んでしまう。しかし、得意客の来店で応対せざるを得ない状況で、異常なテンションで面白くもない冗談を繰り広げる。壊れたグァンスにスタッフたちは2人がどういう関係なのか、気になってしょうがない。が、それはすぐに判明した。
グァンスとその女性が付き合っていた。一同は驚きを隠せない。グァンスが女性と付き合うことができるなんて。普段の彼を知る人々にはそれほど不思議なこと。グァンスは彼女に声をかけられて辛うじて返事を返したが、また閉じこもる。グァンスがやっと休憩室から出て平静を取り戻したのは、彼女が帰った後だった。
あれは一時的なハプニングに過ぎないと誰もが思っていた。その時までは。彼女は再びナビに予約を取り、しかも8回セットのクリニックコース。グァンスをはじめ戸惑うミシェルとゼン。逃亡しようとしたグァンスの目の前に現れた彼女はグァンスの好物を買ってきたと差し出す。
その夜、入浴を終えたゼンにかかったグァンスの電話。ゼンが到着した時、グァンスはうつらうつらしていた。グァンスの話では、彼女と付き合っていたある日、彼女のベッドの下に男物の靴下を発見した。明らかにグァンスの物ではない…。その後、しばらくして彼女から別れを切り出されたという。ゼンは黙ってその傍らでグラスを傾ける。
そして、再びナビに彼女がやって来た。グァンスは表向き驚きを見せなかったが、はさみで指を切ってしまう。見かねたゼンは帰ろうとする彼女と店の前で話をする。不都合ではないのかと。そして、彼女があえてグァンスとやり直したいと思っていることを察してしまう。その夜、グァンスは彼女と待ち合わせる。
またある時、キプムの母親が訪ねて来る。朝から作ったお弁当を抱えて、汗をかきかき。場の空気を読まない母親はお客様がいる空間でお弁当を広げたり、挨拶に来たミシェルに素手で無理に食べ物を食べさせたりと困惑させられる。あげくに売り上げの協力にとパーマをすると言い出し、店をかき回してやっと帰っていく。
キプムの帰宅時間を待っていた母親。どういう暮らしをしているのか気になっていた母親はキプムの部屋に泊まることに。食べ物もろくにおいてない上に、話をしていると隣室からのノックに言い返す母親。やっと庥段になって、ベッドを譲って床に寝るというキプムを抱きかかえて一緒に眠る母親。まんじりともできないキプム。
ムヨルが出勤した時、先に来ていたキプムがなぜかうずくまっていた。お腹が死ぬほど痛いというキプムは救急車で病院へ。付き添ったムヨルはキプムの母親が本当の母親でないことを知る。実の母親のように愛情を注いでくれるのに、それにうまく応えられない自分を責めるキプム。そんな自分がムヨルに嫌われるのも当然だと。
キプムは慢性的な栄養失調だと聞いたムヨル。その晩、自宅の冷蔵庫に栄養剤を発見して、それを袋に詰めてキプムの下宿へ。男子禁制の部屋に無理に入って栄養剤や食品を届ける。それに、大事なこと。自分はキプムを嫌っていない。まだそこまで感じていないだけ、と。
そんなムヨルに何かを得たのか、キプムは母親に電話をかける。無事に着いたのか、実は少し具合が悪かったけど大丈夫だと伝え。そして、今まで言えなかった「きゅうりのキムチが嫌い」だから、他のキムチを作ってほしいこと。そんな他愛ないことでも伝えられた母親は嬉し涙を浮かべ、キプムは「お母様」にしていた携帯の登録を「ママ」に変更する。
翌日、キプムはスリから牛乳を、グァンスから栄養サプリメントを受け取る。みんなが自分を心配してくれている。一方、グァンスの元カノは後の予約を破棄、よりを戻さないと決めたグァンスに嫌味を言いつつも、どこか嬉しそうなゼンがいて…。
第6話感想
グァンスはグラス2杯のワインで酩酊してゼンを呼び出して、打ち明け話をしていたのですが、実はその後さらにうとうと。ハッと目覚めた時にはそのことを全部忘れていました(笑)ゼンがいる理由さえ忘れているというていたらく。どれだけ酒に弱いんじゃい。
キプムが母親にさえぎこちないのは実の親じゃなかったせいなんですね。田舎者だけど、優しくて温かい。本当の母親のよう。だけど、ぎこちなくて家に泊まられるのも嫌だったのに、母親はこっそりキプムのカバンにお金を忍ばせていたのです。そんな人を、いい人なのに、なんで自分は受け入れられないのかと悩んでいたみたい。
そんなキプムが愛おしくなったか、ムヨンが行動に出ましたね。しかし、お粗末なのが母親の栄養剤=更年期の補薬だったので持ち帰ることになったこと…かな。さらに、自分はキプムを嫌ってないということをしっかり主張してくれたね。
【優雅な帝国】
●BS日テレ(2024/12/18から)月~金曜日15時から 字幕
【赤い風船 ~絡み合う糸~】
●BS11 全36話(2024/12/20-2025/4/25)毎週金曜日10時から2話連続放送 初回は11時から1話 字幕
赤い風船 ~絡み合う糸~(韓国ドラマ) あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率
【ごめん、愛してる】
●BS松竹東急 全21話(2024/12/28から)土曜日23:30と深夜25時から(1日2話)12/28は深夜25時から1話 字幕
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