スノードロップ 雪降花:snowdrop 강 화 설 2021年放送 JTBC土日 全16話
第15話視聴率2.773%
neroさん |
第15話あらすじ
廊下でイム・スホ(チョン・ヘイン)に、また会えるかと尋ねるウン・ヨンロ(ジス / BLACKPINK)。するとスホは心配げに見つめるヨンロを安心させるように、「生きていればいつかまた、必ず会える。」と言います。そして、妹からもらった大事なネックレスをふたたびヨンロにあげるスホ。そんなスホにヨンロは、次に会ったらネックレスを返すと約束します。
一方、スホに人質の脱出を約束したウン・チャンス(ホ・ジュンホ)でしたが、実はそれは真っ赤な嘘。誰にも知られずにヨンロを救出したのち、直ちに寮を爆破するように指示するチャンス。その頃、北にいるスホの父リム・ジロク(チョン・ムソン)とチェ・スリョン(チョン・エリ)のもとにも、南から送られて来るはずの3億ドルが横取りされたとの報告が。ジロクの工作員であるカン・チョンヤ(ユ・インナ)が3億ドルを盗んで逃げだと知ったスリョンは、直ちにスホを抹殺するよう命じます。
スリョンからの指令をスホには内緒にし、何もなかったかのように振舞うチュ・ギョクチャン(キム・ミンギュ)。そんななか、スホはひとまずチャンスを信じて人質を解放しようと言います。スホとガンムの会話を聞いていたケ・ブンオク(キム・へユン)は、すかさず対策本部にいるアン・ギョンヒ(イ・ファリョン)へ報告。通信室から出てきたブンオクの姿を見たピ・スンヒ(ユン・セア)は、安企部に密告したのがブンオクだと気付きます。自分だけ助かろうとするブンオクの行動を厳しく非難するスンヒ。その時、机から滑り落ちた本のすき間に、ブンオクは1枚の写真を見つけます。写真に映っていたのは、若かりし頃のスンヒとブンオクの姉の姿でした。
実はベルリンに留学中、平壌へ渡ったとしスパイの疑いをかけられていたブンオクの姉。拷問の末にブンオクの姉は死亡し、そのショックで寝たきりになった父の治療費を稼ぐ為、ブンオクは1人で必死になって働いていたのです。そんなブンオクに、先ほど無線で連絡を取り合ったギョンヒこそが、ブンオクの姉を拷問した張本人だと明かします。
その頃、ナム・テイル(パク・ソンウン)を逮捕して上機嫌なギョンヒのもとへ、妻ミヘから連絡が。ミヘが詐欺に遭って3億ドルを奪われたと知ったギョンヒは、仕方なくテイルの言う通りにすることに。一方寮では、隙を見計らって地下室を抜け出したギョクチャンが、スホに銃を向けます。ギョクチャンが引き金を引こうとした瞬間、足を撃たれてその場に倒れこむギョクチャン。ギョクチャンを襲ったのは、今しがた寮に戻ったチョンヤでした。
対策本部へ復帰したテイルは22時ちょうどに爆弾を爆破させると息巻きますが、そこへ妻のエラに支えられチャンスが現れます。ギョンヒと口裏を合わせてチョンヤが北のスパイではなかったとシラを切るテイルでしたが、無線機からはテイルを「ハニー♪」と呼ぶチョンヤの声が…。
3億ドルと引き換えに、自分たちを無事に脱出させるようチャンスと交渉するスホ。チャンスはこれに応じる姿勢を見せますが、無線を切るとすぐに部隊を非常通路へ送り込みます。その頃、地下室で無線機を使って何者かと連絡を取る人物が。それは他でもない、寮の管理人キム・マンドン(キム・ジョンス)でした。
予定通り、寮の外へ脱出をはかるスホと仲間たち。一方、マンドンの不審な行動を目撃した学生の1人が、ガンムにこの事実を伝えます。同じくその場にいたヨンロは、スホが危ないと察し…。
第15話感想
一足先に寮を後にすることになったスホ。5分だけ時間をやるとチョンヤに言われ、スホはヨンロを4階へ連れて行きます。スホの無事を祈って、兄からもらったマフラーを渡すヨンロでしたが、スホはそれを拒否。「もう俺たちが会うことはない、待つな。寮を出たら、俺はお前とのことをすべて忘れる。」急に冷たくなったスホの態度に戸惑うヨンロ。スホなりに、未練を残させないための行動だったのでしょうが、ヨンロにとっては辛い結果に…。
そんななか、てっきりオ女史だと思われていた北のスパイが、実は管理人のマンドンだと判明!スホが寮に身を隠した時にも親身にしてくれたので、ビックリです。さらに無線で外部と何やらやり取りしたマンドンは、スホらを追って寮を後にします。果たして、スホは無事脱出に成功するのでしょうか。
そして、チャンスがここで名誉挽回かと思いきや、結局彼も人質を救う気などさらさらない様子。ヨンロさえ無事であれば、あとは関係ないといった感じですね。結局、安企部は安企部、といったところ。実際にも非人道的な行為が非難されている安企部が、本作で必要以上に美化されているという話がありましたが、ドラマを見ていて、美化されていると感じる部分はこれといって見つかりません。むしろ見れば見るほど、安企部の実態に腹が立つ一方。
まぁガンムやハンナなど、安企部に反旗を翻す一部のキャラクターをまるで英雄かのように描写している部分は、事実を知る人からするといい気はしないかもしれませんね。ただ、そこはあくまで「ドラマ」なので、そこまで過敏になる必要はないのでは?という気もします。
さて、次回はいよいよ最終回!一体どんなラストが待っているのか、楽しみです。
第16話視聴率3.393%
neroさん |
第16話(最終回)あらすじ
ウン・チャンスの言葉を最後まで信用できない工作員たちは、約束した非常通路ではなく、別の場所から外へ。その時、スホはかすかに自分を呼ぶヨンロの声が聞こえたような気がして、後ろを振り返ります。しかし、時間がないとチョンヤにせかされ、そのまま外へ出るスホ。一方、スホと他の工作員らをすべて抹消するようにとの指令を受けたマンドンは、裏庭で待機する仲間の車に乗り込みます。
スホたちが脱出をはかったと知ったチャンスは、すぐさま検問を設置。顔の知られていないギョクチャンとウンチョルを車で先に向かわせ、スホはチョンヤと一緒に徒歩で港を目指します。一方、安企部に捕まっていた記者を解放すると、一緒に放送局へ向かうハンナ。そこでハンナは、人質事件がすべて大統領選に向けた選挙工作だったと暴露!放送は途中で中断されたものの、これを聞いた保護者からは非難の声が殺到します。
一足先に港へ到着したギョクチャンとウンチョルは、他愛のない話をしながらスホたちの到着を待つことに。しかし、そこへ現れたマンドンとその仲間によって、呆気なく殺されてしまいます。
一方、なかなか寮の爆破に踏み切れないチャンスにしびれを切らしたコード1は、チャンスを解任し、代わりにテイルを呼び寄せます。港へ到着したスホは、ラジオでその知らせを聞き、寮に残るヨンロらの安全を危惧。結局、スホはヨンロを救出するためにふたたび寮へ戻ると言います。そんななか、2人の前にマンドンらが。スホからヨンロが危険だと聞かされたマンドンは、スホを撃とうとした仲間に銃を向け、結局自らも命を落とすことに。
寮に残ったガンムは必要ならば嘘の証言などいくらでもすると言い、罪のない学生たちを解放して欲しいと頼みます。しかし、既にチャンスの失脚を知るギョンヒは無線機を奪い、一歩でも寮の外に出ようとすれば容赦なく射殺すると伝えます。そこへ、戦車に乗って登場するテイル。
対策本部を追い出されたチャンスは、車の中で1本の電話をかけます。電話の相手は今しがたハンナを拘束した安企部の要員。するとチャンスは、ハンナを今すぐ解放するようにと命じます。その後、停めてあった護送車を奪って寮へ向かうハンナ。無線でハンナがこちらへ向かっていると知ったガンムは、学生たちを地下へ移動させることに。しかし、誤って爆発に巻き込まれたオ女史を救出するため、その場にとどまるヨンロ。同じく非常通路へ到着したスホは、ヨンロの姿が見えないことに気付き、慌てて中へ。ハンナに必ず生きて戻ると約束し、ガンムもその後につづきます。
廊下でヨンロを発見したスホは、安企部が送り込んだ部隊と銃撃戦を繰り広げながら地下室を目指します。しかし、敵の銃弾に当たって負傷してしまうスホ。自分は地下に残ると告げ、スホはガンムにヨンロを連れて逃げて欲しいと頼みます。しかし、1人で置いてきたスホのことが気にかかったヨンロは、スンヒの制止を聞かずにふたたび地下室へ。
腹部に銃弾を浴びたスホは意識が朦朧とするなか、最後の力を振り絞って無線機を手に取ります。そして、無線機の向こうにいるテイルに、3億ドルの居場所を伝えるスホ。さらにスホは、暗証番号は自分とヨンロだけが知っていると伝えます。体中に無数の銃弾を浴びたスホはその場に力なく倒れ、ヨンロはただ泣きじゃくることしかできません。そんなヨンロに「どんなことがあっても生きるんだ。」と伝え、持っていたカセットテープを渡すスホ。
その後、選挙工作が明るみになり与党は選挙に敗退。工作に関わっていたチャンス、テイル、ギョンヒの3名はその罪を償うために刑務所に送られます。スホと初めて出会った喫茶店へ足を運んだヨンロは、スホがくれたテープを再生。そこには、スホからの愛のメッセージが録音されていました。「冷たかった俺に花を咲かせてくれてありがとう。ヨンロ、愛している…。」
第16話(最終回)感想
結局、運命によって引き裂かれてしまった2人。。
北の工作員と安企部長の娘という設定から、ハッピーエンドは予想もしませんでしたが、やはり悲しい結末に。最後の最後までヨンロを守り抜いたスホ。そしてヨンロもまた、決してスホのそばを離れようとはしませんでした。結局、誰が何のために人質事件を招いたのか、よくわからない結末となってしまいましたね。
たかが選挙のためにここまでするのか、と思わず目を疑ってしまう光景の数々。ドラマの終盤、ヨンロに酷い目に遭わせてすまないとスホが謝るシーンで、「スホさんもやりたくてこんなことをしている訳じゃないから」とヨンロが庇う場面がありました。この言葉が、なんとも印象的で、見終わった今も心に深く残っています。もし2人が平凡な家庭で育ち、ごく普通の出会いを遂げていれば、どんな運命が待っていたでしょう。
歴史を背景にした作品は、どれも見終わった後に心にぽかんと穴があいたような気分になります。本作も同じく、抗えない運命にただただ茫然とするのみ。そんななか、主演の2人のやわらかな雰囲気にとても癒されました。ヒロインを演じたジスは本作が初の演技、ということでしたが、その初々しい感じがまさにヨンロのイメージにピッタリ!今後の活躍にも期待が持てます。
そして、チョン・ヘインはやはりさすが!といった印象。本当にお似合いの2人で、見ていて好感が持てました♪
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