オーケー、グァン姉妹 오케이 광자매 Revolutionary Sisters 【韓国放送期間】 2021年3月13日～ 2021年放送 KBS 全50話(40分×2)
第29話視聴率 24.2％ 29.5％
| えぱたさん |
第29話あらすじ
チョルス (ユン・ジュサン) とドルセは、完全防備でスコップを持って庭に埋まった大金を掘り起こしにいく。家主が庭に出てきて物陰に身を隠すが、チョルスの靴が片一方脱げてしまった。家主は靴に気が付くが、あまりにボロボロで、ゴミだと思い、チョルスたちには気がつかなかった。後日出直すことにするが、チョルスはやたらと気が大きくなり、娘たちに「今に大金が入ってくる」と言い、気がおかしくなったのではと心配される。
長女グァンナム（ホン・ウニ）は別れた元夫ビョノ (チェ・デチョル) に電話をかけ、デートに誘う。先立ってビョノは不倫相手マリアとの間に息子まで生まれたが、マリアは心臓発作で亡くなったのだった。長女は子供の「ボクデンも一緒に」と提案した。ビョノは「友達に会う」と言い、母に隠れてこっそりとデートを続けた。長女はボクデンのために離乳食も作り、服もプレゼントした。レストラン店員に「私たちの息子かわいいでしょう？」とまで言った。3人は親しく食事をして楽しい時間を過ごし、ボクデンは別れぎわに離れるのを嫌がって泣くほどまでになった。
一方、過去にハン・イェスル（キム・ギョンナム）の父であるハン・ドルセ（イ・ビョンジュン）は、35年前に家庭の事情により、親の強行する結婚をした。ドルセはその時に実は、チョルスの次女グァンシク（チョン・ヘビン）の叔母である、当時22歳だったオ・ボンジャ（イ・ボヒ）を心に思っていた。その彼のボンジャを追いかけようとする行動のために、イェスルの母は苦労し、ガンを患い、最終的に亡くなったのだった。
次女はイェスルにさきがけてその事実を知り、イェスルと自分との関係に別れを告げたが、イェスルは次女が切り出した別れの理由と、母とドルセ、ボンジャの三角関係の事実を知ることになる。イェスルは次女に「オレたちは別れない。海外に行くというなら、そうする」と言い、ハグした。
2人の会話を偶然聞いたドルセは「お前たち、付き合っているのか？」と驚き、ボンジャに「ハン・イェスルは自分の子である」と言ってしまう。ボンジャはドルセに「私たちは結婚することはできない」と言い、結婚式はキャンセルされることになった。次女は叔母が結婚式をキャンセルしたと聞き、イェスル、ボンジャとドルセを呼び集め、四者が最終的に対面する。次女は「イェスルとの間に友達以上の関係はない。叔母さんは結婚してほしい」と言う。イェスルは号泣し、「お父さんはお母さんの死を待っていたのではないか？」と言うと、ドルセはビンタを食らわす。
第29話感想
キム・ギョンナムの演技が光るエンディングでした。この4人の中では、共感できるのはイェスルだけだなぁと思いつつ。
番号をつけたら申し訳ないですが、ドルセが一番困った人だなぁと思ってしまいます。自分の息子がこんなに苦しんでいるのに。もちろんドルセは親の借金のかたに強制的に結婚させられたので、イェスルの母である元妻に感情も何もなかったのかもしれませんが、息子には愛情があるのでは？ グァンシクもイェスルのことを本当は好きなのかもかもしれませんが、「友達以上の関係はない」と冷たい。
ボンジャがあっさりしていて、「こんな状況では結婚はあり得ない」とさっぱりあきらめているのが、頼もしくさえあります。イェスルが聞いたという、ドルセの元妻の「2つの遺言」というのがまだ明かされていませんが、最終的にはそれぞれ幸せになるというエンディングだと思います。
苦しい次女の境遇の一方で、長女のグァンナムは幸せいっぱいで、この3人を見ていると、自然に笑顔になってきます。姑は早く息子離れをしてほしいです。
第30話視聴率 ％ ％
| えぱたさん |
第30話あらすじ
夜中にシャベルをかついでどこやらへ行くチョルスを、長女と三女が後をつける。チョルスが忍び込んでいると、ちょうど家主が帰宅し、3人とも捕まる。現金だと思っていたのは偽札で、捜査中だった警察が到着し、一味は逮捕される。「お父さんはここで修理の仕事をしているんです」という三女の言葉で、チョルス家族は解放される。チョルスの歯が取れて歯医者にかかり、余計な治療費がかさむ。
家族の食事中にボンジャは「結婚式をキャンセルした」と言う。テンジャの娘トゥギに食事をあげるゴンチェは、2人とも海雲台 (ヘウンデ) 保育院の出身だと知る。
チョルスはドルセの家へ行き、「結婚式をキャンセルする理由は何か」と言うが、「絶対に言ってはダメ」とボンジャに口止めされているため、ドルセは自分の健康的な事情によるものだと言い訳をする。
テンジャは離れて暮らす息子バンギが濃厚接触者となってしまい、自主隔離のため、代わりにトッポキのお店を手伝う。
ギジンはプンジンの前にひざまずいて、三女との「交際を許してくれ」と頼むが、「食事抜き」を言い渡される。イェスルはトロット歌手のオーディションを受け、 第一次予選を通過する。
長女は重ねて元夫と息子と3人でデートし、「この子のお母さんになったらだめかしら?」と言う。ビョノは長女と夜に電話しているところを母に見られ、付き合っているのは長女だと感づかれ、「あの魔女だけは絶対にダメ」と言われる。再び会って「簡単じゃない。息子を二度と傷つけたくない」とビョノは長女の誘いを断るが、「今まで悪いことをした。これが私の最後のチャンスだと思う。どうしてもやりたい」と長女が頼む。ビョノは長女の手を握って「それには母を説得しなければいけない」と言う。
三女がボンジャの書庫から預かっていたチョルスの例の日記帳を見つけてしまい、あわてて隠すボンジャはそれをチョルスへ返す。
ボンジャをカフェに呼び出すドルセは、「夜逃げしよう」と誘うが、「ビルを残してどこへ逃げる？」と一蹴りにされる。
次女と呑んで話すボンジャは、「私たち結婚しちゃダメかしら?」と本音が出る。イェスルは女性と2人分の船旅を電話予約する。
次女が「荷物をまとめて出て行った」と聞いたイェスルは、「長女が結婚する前に3人姉妹で旅行に行ったビーチ」の周辺を探し回る。一方、マネージャーから「イェスルがどこかへ行こうとしていて、行方が分からなくなり連絡が取れない」とメッセージを受けた次女は、イェスルに電話する。車を運転中だったイェスルは、交通事故にあう。
第30話感想
今回のエンディングはかなりショッキングな映像があるので、いわゆるそういった映像を見たくない方はエンディングから5分前ぐらいからは見ないようにしたほうがいいかもしれません。KBSにはこういった映像は出てこないのでいつも安心して見ていましたが、視聴率も上がってきていて中盤戦にも入っていて、制作陣もやや焦っているのかなとも思いました。
キム・ギョンナムは好きなんですが、このドラマのハン・イェスルのキャラクターはあまり好きではありません。前に出演していた『輝く星のターミナル』では、もっとクールで、そばにいて見守ってくれるタイプで、そのほうが好みです。
父親のハンドルセも、22歳の時に好きになった相手を35年間思い続けている情熱的なタイプで、こういう男性と一緒になると、かなり将来に苦労することが目に見えています。
今回も一方で、長女グァンナムとビョノの好感度爆発のシーンが感動的でした。かわいい息子ちゃんが声のするほうに顔を向けておしゃべりしたり、長女が写真を撮ろうとスマホを近づけると何とも言えないかわいくて面白い顔をしたり、もう立派に俳優さんです。
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