補佐官-世界を動かす人々 보좌관 – 세상을 움직이는 사람들 全10話
韓国放送 2019年6月14日~7月13日
daisySSさんより |
第1話あらすじ
国会議員、ソン・ヒソプ(キム・ガプス)の首席補佐官として、記者とのインタビューにこたえるカン・テジュン(イ・ジョンジェ)。
カン・テジュンはデハン党の党内体表に出馬したソン・ヒソプ議員を代表にするための方法を模索、一票差でライバル関係にあるチョウ・カプヨン議員を抑え、ソン・ヒソプを代表の座に。。。自宅に戻ったカン・テジュンは、恋人のカン・ソニョン(シン・ミナ)との時間を楽しみます。
ソン・ヒソプと対立するチョウ・カプヨン議員を指示するカン・ソニョンは、比例代表で当選した弁護士出身の議員。党体表の選挙の際に不正があったことを訴え、ソン・ヒソプ議員の辞任を求める記者会見を開きます。恋人のカン・テジュンに新たなインタビューが予定されていることを伝えるカン・ソニョン。
何か問題が起きた際に、すべての責任をカン・ソニョンに背負わせるチョウ・カプヨン議員の計画に、ソニョンはチョウ・カプヨン議員の記者会見情報をテジュンに提供します。
一方、テジュンはある資料を検察に送り、ソン・ヒソプ議員のスケジュールを調整し、嘘のスケジュールを記者にわざと流します。体表の辞任を求める声が高まり、党は分裂する雰囲気の中、チョウ・カプヨン議員はソン議員の右腕、カン・テジュンをターゲットに動き出します。
一方、ワイロの疑いでテジュンの実家まで調査対象になったことを知ったテジュンは、警察から受け取った資料を検事に提出すると違法な手段で証拠を手に入れたことを指摘し、調べを辞めるよう求めます。検察にテジュン関連の資料を送ったのは、カン・テジュン本人でした。
テジュンはチョウ・カプヨン議員の補佐官を尾行し、建設会社の体表と会っていることを確認すると、チョウ・カプヨン議員とチュ・ギョンムン代表の間に支援金が流れた可能性があることに気づきます。インターンの面接に訪れていたハン・ドギョン(キム・ドンジュン)は、テジュンから支援金が流れた状況を調査するよう求められ、調べ始めます。結果は7年前、支援金をもらっていた。。。
一方で、ソン・ヒソプ(キム・ガプス)を体表の座から引きずり下ろす計画だったチョウ・カプヨン議員陣営は、選挙に不正があったことを証明する準備を進める中、テジュンが送ったファックスを受信。その内容は7年前、チョウ・カプヨン議員が受け取っていた支援金リストでした。結果、チョウ・カプヨン議員は体表選挙を辞退。。。ソン・ヒソプ議員を守ったテジュン。
第1話感想
スポットライトを浴びる政治家のかげでサポートする補佐官が主人公のドラマですが、主人公テジュンを演じるのは、「エア・シティ」などに出演したイ・ジョンジェ。10年ぶりのドラマの復帰となり話題になりました。
ラブコメの主人公のイメージが強く残るシン・ミナがヒロインを演じていますが、予想した以上に、イ・ジョンジェとの相性もよく、弁護士出身の政治家のイメージともピッタリ。政治の世界の表裏をリアルに描く内容となっているので、政治ドラマが好きな方は気になるドラマになりそうです。
第1話では、ソニョンとテジュンが恋人関係であることが描かれ、二人は対立する陣営の国会議員と補佐官の関係。お互いが生き残るために助け合ったり裏切ったりする関係になるのでしょうか。テジュンに片想いを寄せる秘書のユン・へウォンをイ・エリヤが演じています。最新作「皇后の品格(原題)」では悪女を演じていますが、このドラマでは「ハムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~(原題:ミス・ハムラビ)で見せたクールなイメージと重なるような気がしました。
それぞれの立場で対立する姿が描かれ、政治の世界がこんな風に動いているのか、緊張する第1話から描かれました。政治家と補佐官との関係も理解しやすく描かれ、保守的なイメージの政治ドラマではなさそう。
補佐官に憧れ、インターンの面接に落ち続けていたハン・ドギョン(キム・ドンジュン)が、テジュンの任せた仕事を完璧にこなしたことで、インターンとして採用され、テジュンのもとで働くことになりました。「輝けウンス(原題)」、「ブラック(原題)」や「アバウトタイム~止めたい時間~」などで活躍したキム・ドンジュンが演じるインターン、ハン・ドギョンの活躍も楽しみです。
対立するチョウ・カプヨン議員を辞退させることに成功したテジュンを、ソン・ヒソプが連れて行った場所は、元老議員の集まりであるサムイル会。主人公チャン・テジュン(イ・ジョンジェ)の政治への野望が今後描かれることになるのでしょうか。
スタイリッシュな政治ドラマでありながら、程よい緊張感が持てる展開になっているので、今後が楽しみです。
daisySSさんより |
第2話あらすじ
チョウ・カプヨン議員側から回収したソン・ヒソプ(キム・ガプス)議員に関する資料が入ったUSBを処分することなく保管するチャン・テジュン(イ・ジョンジェ)。ソン議員はデータの削除を確認し、テジュンはすべてを削除したと嘘を。。。
チョウ・カプヨン議員はソン議員への復讐のため、予定されている国政調査でチュジン科学のイ・チャンジン代表を出席させるため手を尽くします。計画を知ったテジュンは、話題のニュースは新たな話題でカバーするため、下請け業者の労働者が作業中事故死したプガン電子問題を取り上げ、プガン電子の代表を国政調査の証人として呼ぶ予定。
しかし、プガン電子の代表は別の調査委員会に出席する予定で、日程が重なる中、テジュンはあらゆる手を使って、プガン電子の代表を出席させることに成功します。事故調査委員会を担当していたイ・ソンミン(チョン・ジニョン)議員は、テジュンのやり方に不満を見せると、方法や過程よりも結果を重視すべきだと語るテジュン。
国政調査当日、テジュンの予想とは違い反撃をしてきたチョウ・カプヨン議員は、チュジン科学のイ・チャンジン代表を出席させない限り、国政調査に応じないと反対し、争いを始めます。このまま国政調査が開かれない場合、プガン電子の代表を証人として再び呼ぶことができない状況。。。
一方、カン・ソニョン(シン・ミナ)が自分を裏切ったと疑うチョウ・カプヨン議員は、ソニョンの発言を妨害し、このままだと準備した質問等、プガン電子問題に関して全く発言ができないことから、ソニョンは、準備した資料と質問をイ・ソンミン議員に渡すと、助けを求めます。労働者を守るべきだと、プガン電子問題を発言するイ・ソンミン議員は、注目の的となります。
一方、テジュンのアドバイスで、プガン電子へのデモを行っている場所に現れたソン・ヒソプ(キム・ガプス)は、わざと労働者たちから怒りを買う発言のパフォーマンスを披露し、テジュンの予想通り、成功。
国政調査で労働者のための発言をするソン議員と、注目の的になったイ・ソンミン議員。一方、チョウ・カプヨン議員側にいられなくなったソニョンに、ソン議員がスポークスパーソンをやってみないかと申し出ます。
チュジン科学のイ・チャンジン代表は、テジュンとソン議員を訪ねると、イ・ソンミン議員をとめて欲しいと不満を表現します。そして、、、その翌日イ・ソンミン議員の事務所があるビルの看板が転落し、通行人がケガをする事故が起きます。
ソン議員の命令でオ・ウォンシク(チョン・ウンイン)が移動してくることに。。。
第2話感想
テジュンの宿敵のような存在、オ・ウォンシク(チョン・ウンイン)補佐官がソン議員の命令で、事務所に加わることになるようです。エンディングの短い登場でしたが、オ・ウォンシクの登場で、ハラハラする展開が描かれることになること、予想できますね。
警察学校を優秀な成績で卒業したテジュンが、警察になることを辞めてまで、補佐官を目指すことになったのか、少し彼の過去に関して描かれました。権力を駆使できるのは権力を持つ者のみ・・・、など意外な名言が多く登場するところが、個人的には本格派政治ドラマを視聴している感じがして第2話も面白かったです。
チュジン科学のイ・チャンジン代表をソン議員が守ろうとする理由は、政治資金をイ・チャンジン代表から提供してもらっているから。。。テジュンが当選するためにはイ・チャンジンのお金が必要だと語るシーンは、政治の世界のリアルさが出ているように感じました。
イ・ソンミン議員の事務所の看板が転落した事故は果たして偶然なのでしょうか。それとも、計画されたものなのでしょうか。ルールに基づいて行動しては、政治の世界では生き残れないことをこれまで描いてきたことから、今後も持った激しい対立や戦略が繰り広げられることになりそうです。
テジュンが持つ野望通り、スーパー補佐官から国家議員へと彼が権力を手にしていく過程を描いているようです。これまでスポットライトを浴びることのなかった補佐官が主人公になると、政治ドラマの雰囲気がここまで変わるのかと、感心しながらみました。
テジュンのライバル的存在を演じるチョン・ウンインの登場で今後更に面白くなりそうです。野望の全くない政治家イ・ソンミンを演じるチョン・ジニョンは「華麗なる誘惑(原題)」でも政治家を演じましたが、テジュンとは補佐官と政治家以上の関係のようで、過去に共通する何かがあるのか、二人の関係に関しては次の話で進んだ内容が描かれることを期待します。
ソン議員の秘密が入ったUSBを処分することなく保管するテジュンですが、いずれこのUBSの内容が明かされることになるのでしょうか。
ストーリーが本格的に描かれることになるようで、ますます興味を引くキャラクターたちの演技に、期待が高まります。
イ・ジョンジェ 이정재 チャン・テジュン役 |
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生年月日1972年12月15日 – 俳優。身長 180cm。1994年の映画『若い男』で4つの映画賞から新人賞を受賞、1999年には『太陽はない』の演技が評価され、韓国で最も権威のある青龍映画賞の男優主演賞を史上最年少で受賞する。 |
主な出演ドラマ トリプル(2009年)シン・ファル 広告代理店A.E エア・シティ(2007年) キム・ジソン 国家情報院特殊任務要員 ※チェ・ジウと共演 白夜・3.98(1998年)イ・ヨンジュン 北朝鮮コンピュータプログラマ 砂時計(1995年)ペク・ジェヒ ヘリンのボディガード 他 |
受賞歴 第16回青龍映画賞 – 新人男優賞(1995年) 第33回大宗上映話題 – 新人男優賞(1995年) 第31回百想芸術大賞 – 新人演技賞(1995年) 第33回百想芸術大賞 – 人気賞(1998年) 第35回百想芸術大賞 – 人気賞(1999年) 第20回青龍映画賞 – 男性主演賞(1999年) 第33回韓国評論家協会賞 – CJ CGVスター賞(2013年、『新しき世界』) |
補佐官-世界を動かす人々 3話・4話あらすじと感想 シン・ミナ カン・ソニョン役
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