タリミファミリー 第29話・第30話 あらすじと感想

タリミファミリー


タリミファミリー  다리미 패미리 2024年放送

第29話視聴率17.4

第29話あらすじ

「離婚後の新しい人生をやり直すための私のお金」だと主張するミヨンに、タリムとチャリムはロッカーを開けさせたが、現金は無かった。

3人は管理人に「セキュリティーカメラ映像を見せてください」と頼むが断られる。ミヨンは「警官じゃないの」とムリムに電話しようとするが、「バレると困る」と言うタリムに止められる。

テウンはスンドンに命じられてチャリムに電話するが、チャリムは電話を取らない。

3人はガンジュに「10億が誰かに取られた」と報告。チャリムは「辞表を提出した」ことを話す。

マンドゥクはギルレと「君が退院する前にミヨンに『自分の分を取りに来い』と言おう」と相談する。

ガンジュは母の言葉を回想し、家に指紋認証で侵入し、祖父の遺言書を盗みに行く。ヘジャに見つかるが、「お母さんには言わないで」と頼み、持ち出しに成功する。

ミヨンは前夫をカフェに呼び出し、「慰謝料を貰わないのは、代わりにシンが医者になる予備校の費用を出してくれる約束だった。くれないなら、慰謝料が欲しい」と前夫の足をつかんで大騒ぎする。周囲に聞こえるように「そうでなかったら自殺する。あなたが浮気したからよ」と大声で言う。

ヘジャはジヨンに「ガンジュが来て何かを盗んでいった」と言う。

ジヨンは屋上部屋に来て、ガンジュに「遺言書を返せ」と言うが、ガンジュは「取ってない」と否定し、出さない。ジヨンは家探しして行くが見つからない。

チャリムは会長のオフィスに呼び出され、「辞職の理由は」と尋ねられるが、「この会社には私の能力を発揮できるパートナーはいません」と断言し、「辞表を受理してください」と言う。

テウンはエレベーター前までチャリムを追いかけてくるが、「私の関心事は、お金だって証明して見せる」とチャリムは言って去る。

ボンヒは病室で義父母に、「お義母さんが退院したら、私は洗濯屋を閉めます」と言って、2人の了承を得る。

尋ねて来たムリムに病院の廊下で話し、「お義母さんたちをよろしく」とボンヒは頼む。

ギドゥンはミヨンに、「シンガポールには行けない。お義母さんに家をあげて、オレとボムは家を出る。君と息子を養えるだけは働くから、信用してくれ」と言うが、「もうあなたに関心ないわ」とミヨンは言い、ギドゥンは怒る。

チャリムに「辞表が受理された」と本部からメッセージが来る。

ジヨンは弁護士に「遺言書がなければ警察に家に100億あったことをどうやって証明するんですか」と言われる。「しかし、危険な方法ですが、1つ解決策があります」と弁護士は提案する。

ジヨンは刑務所にオ・ミンギを訪ねて行き、「1月1日になったら、家にあったお金がいくらか警察に言っていい。後の事は弁護士から詳しく聞いて」と言う。彼は了承する。

ガンジュとタリムは、ネットショッピング配信の会社に行き、ソガンアパレルの新作ジャケット見本を持って、契約しに行く。最初は乗り気でなかった相手は、デザイナーの名前が「イ・チャリム」と聞いて引き受ける。

ガンジュの作戦に不機嫌になったスンドンは、「呑みに行こう」とボンヒを誘う。ボンヒはスンドンを配達に付き合わせる。車内でボンヒが文句を言ったので、「車を降りろ」とスンドンは言って、2人は徒歩で配達に行く。

スンドンはボンヒに「君、学生時代にオレに惚れてたのか。テウンが言っていた」と言う。「そうよ。あなたにベタ惚れの片思いだった。もし30年前に告白していたら、私の人生も変わっていたかしら」とボンヒは答える。「義父母の面倒を見る必要もない、食っちゃ寝の生活できる、自分の時間、自分の自由を楽しめる、そういう遠い所に行く。私と一緒に行く」とスンドンを誘うが、ボンヒは「1人で行くわ」と、屋台の支払いをして去る。

ガンジュの商品のネットショッピングのオンライン配信がなされ、競合するネットショッピングのチャンネルも同様に配信をするが、ガンジュのジャケットはその場で売り切れになる。

ガンジュは同じネットショッピングチャンネルで、「即金払いの条件で」次の配信の契約をする。1回の配信で、20億の売り上げが出る。

ラブキャピタルの2人がミヨンを拉致し、ロッカーを開けさせる。やはりそこに現金はなかった。

ミヨンに母から電話が来て病院に行く。マンドゥクはベッドにタウリンドリンクの箱を並べ、「これを持って逃げろ」と娘に言う。

(回想) マンドゥクとギルレはミヨンの誕生日の日付でパスワードを解除し、ロッカーから現金を持ち出して、タウリンドリンクの箱に詰め変えた。

洗濯屋に来たスンドンは、ボンヒに「オレの授業料を援助してくれてありがとう。君のおかげで勉強もできたし、キャリアも築けた。それがなければ今のオレの成功はない。2人だけで旅行しないか。会長だし変な噂が立ってはいけないからホテルは別室で」と誘う。ボンヒは涙し、「私が帰ってきたら、他人のフリしないでね」と言う。

第29話感想

エンディングはかなり泣けました。涙のツボにハマった感じです。それも、スンドンの反応がおかしくて、笑いながら泣くというような、韓国ドラマ独特の感覚を楽しめました。厳しい世の中、こういうタイプのドラマがもっと必要だなぁと思いました。

このドラマの主人公はタリムですが、ストーリーの本質的な主人公はボンヒだなと思わされるエピソードでした。コ・ボンヒ役のパク・ジヨンのキャスティングが生きたエピソードです。いつもは生活の重さ、苦しさを表す表情の反面、今回は可愛いらしい人だなぁと見惚れました。

さて、今回も笑えたシーン。
① ガンジュが元々は自分の家に、母の留守を見計らって「侵入」し、覆面をかぶり、あっけなく指紋認証で門が開いてしまう。
② ガンジュが家探しして祖父の遺言書が見つかった時に、ヘジャに見つかり、背中を見せながら覆面をまくって、あたかも帽子のようにごまかす。
③ ミヨンが前夫の足にすがりつき、大騒ぎするシーン。
④ ミヨンが現金を隠したロッカーのパスワードを、ギルレがミヨンの誕生日入力して、パカっと開く。

第30話視聴率18.9

第30話あらすじ

父母に見送られ、現金を詰めたキャリーケースを引きずって、ミヨンが向かった先はガンジュの元だった。ガンジュは「これで31日までに母に現金を返せる」とミヨンをハグする。

彼らを見ていたギドゥンは嫉妬し、酔った勢いでタウリンドリンクの箱の1つを空に向かって投げると、ヒラヒラと現金が落ちてくる。慌ててミヨンとガンジュは現金を拾い集める。ガンジュはギドゥンを屋上部屋に連れて行き、事情を最初から全て説明する。

「警察に通報する」と言いながら千鳥足で出て行くギドゥンに、ガンジュはすがり、「通報しないで」と言う。ミヨンが「愛してる」とギドゥンに言うと、ギドゥンは「わぁ〜」と叫び、ミヨンに「失せろ」と言い去る。

ガンジュは母から「遺言書がなくても1月1日になったら通報する。弁護士が『オ・ミンギの証言があれば警察は動く』って言うから」と聞く。

警察署長は「ペク・グムは娘に、当時だけに作られたシリアル番号AAから続く5万ウォン札を相続した。それを使っている人間はウアク山から現金を取ってきたと断定できる」との情報を得る。

さらに娘スジから「知り合いの税理士によるとペク・ジヨンが相続したとされる100億は12月31日で時効成立」との情報も得る。

テウンに「家族のためなら金を貸した」と言われ、「私は信用しないのか」とチャリムはブチ切れるが、テウンはチャリムにキスし、「君はオレが初めて恋した女性。交際しよう」と言う。

3度目のソガンアパレルのネットショッピング配信がなされ、ガンジュとタリムは送金を受け取る。

ガンジュは父の知り合いの高利貸しに、小切手を全て5万ウォン札の束に交換してもらう。

ガンジュはボンヒのマットレス下から現金を取って、黒いキャリーケース2個に現金を詰める。

ボンヒはタリムとチャリムに自首する前の最後の食事をふるまう。ムリムは誘いに「食事が喉を通りそうにない」と断る。テウンとガンジュも合流する。ボンヒはチャリムとテウンが交際することになったことを喜び、ガンジュを罵る。タリムはガンジュをかばい、「私だって付き合うことにした」と言う。嫌われてもガンジュはボンヒを「お母さん」と言う。

洗濯屋のドアに「12月31日は閉店します」と貼り紙がある。

ボンヒは義母の病院費を払いに行く。クレジットカードで払おうとするが、少額が足りず、例の5万ウォン札を出す。警察署長が来て、「義家族のためなので」と自分のクレジットカードを渡し、ボンヒが出した札を取る。見ると、シリアル番号AAだった。

ボンヒは踊り場に連れて行かれ、先程ボンヒが支払いに使った札は「盗難にあってウアク山に埋められた札である」ことを警察署長から聞かされる。さらに、署長に同行した刑事と「署までお願いします」と連行される。タリムはそれを見て、ガンジュに電話する。ムリムもそれを聞く。

ガンジュは母に現金を渡しにスンドンの家まで行くが、タリムの知らせで、キャリーケース2個をそのまま車に載せて去る。

タリムから話を聞いたミヨンは、両親を「先に家に帰ろう」と連れて帰る。

ボンヒはガンジュが依頼した弁護士に付き添われ、取り調べを受ける。弁護士は「義父母のことを思うなら、一言も言ってはいけない」とボンヒに言う。

ボンヒは義家族から警察で取り調べを受け、「どこでこの現金を得たか」「ムリム刑事と先日話し合っていた事柄は何だったのか」「なぜ義母に『ウアク山のこと、お金のことを口外するな』と命じたのか」「娘の目の手術費8億をどこから捻出したのか」等々と質問されるが、口を開かない。

(回想) ボンヒの義家族である警察署長は、ボンヒがムリムの結婚式場の費用や病院費を「5万ウォン札だけでした」ことを聞き込みで知っていたのだった。

ガンジュはマンドゥクとギルレに「タリムの母が逮捕された。ウアク山でこれを掘った場所はどこか。一緒に行って、これを埋めたら、泥棒は無しになる」と言い、ギドゥンも連れて、ウアク山へ行く。

カウントダウンが終わり、ジヨンは警察に100億の盗難の通報に来る。警察署長は「ヤン・ギルスンの犯行であり、場所も発覚したが、掘っても無かった」と話す。ジヨンは「今から行って掘る」ように言い、警察のチームがウアク山へ向かう。

チャリムから電話を受けたテウンは、スンドンと警察署に来る。スンドンは、ガンジュに電話し、「警察がウアク山に行く」と告げる。

ウアク山で現金を埋める穴を掘っていたガンジュは「母と一緒に行ってほしい」と頼み、スンドンはジヨンの横に乗り込む。

第30話感想

今回はハラハラドキドキのエピソードでした。
① エンディングのウアク山で汗だくになって穴を掘るガンジュに、「穴は適当でいいから早く埋めて逃げて〜」と何度も叫んでしまいました。
② ボンヒのマットレス下から現金を取ってキャリーケースに詰めるシーン。ボンヒが来たらどうしようとハラハラでした。
③ ミヨンが病院から現金入りキャリーケースを運ぶシーン。またラブキャピタルの2人に見つかって、取られたらどうしようとハラハラでした。

さらに、途中から話の展開について行けなくなり、頭にたくさんの疑問符がつきながら見ていました。特に、現金を母に返すはずだったガンジュが、タリムから「母が逮捕された」の知らせを受けた後に、計画変更して、母の見ている前でもう一度持ち去るシーン。いったい何をしているんだろうと思いましたが、エンディングのジヨンと警察署長とのやり取りで、やっと意味が分かりました。

ガンジュの頭の中にはプランAとプランBが既にあり、プランAがダメになったのでプランBを実行したのでした。

必死で穴を掘っているガンジュたちは警察の車が到着する前に終わらせなくてはいけませんが、一緒に車に乗り込んだスンドンは、時間稼ぎのために何をやってくれるのでしょうか。

タリミファミリー 第31話・第32話 あらすじと感想

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