血も涙もなく 피도 눈물도 없이 2024年放送 KBS 2TV 毎日 全103話
第81話視聴率7.3%
第81話あらすじ
ジュンモ（ソ・ハジュン）はドウンの秘書ピルソ（イ・ヒョンソク）が過去、株価操作で多額の儲けを出し、これによって2年間の懲役刑が下されたと話す。おそらく今回も、ドウンの隣でYJの株価を揺さぶるつもりだろうとヘウォン（イ・ソヨン）。
現在、有力な大統領候補の妻であるミン女史がドウン（ハ・ヨンジュ）の背後についたとあって、理事たちはこぞってドウンを代表にと考えていた。代案はあるのかと聞かれ、ヘウォンは意味深に微笑む。
その日、プレゼントを持ってミン女史に会いに行くスジョン（ヤン・ヘジン）。しかし、途中で車のブレーキが利かなくなる。焦ってわき道にそれたスジョンは、なんとか車を停車。すぐ脇を通り過ぎて行った車のナンバーがドウンの車だと気づいたスジョンは、ドウンの仕業だと考える。
ミン女史と会ったスジョンは新作のブランド品をプレゼントするが、ドウンに弱みを握られているミン女史はひとまずドウンを押すという。これにはかすかに気を悪くするスジョンだったが、なんともない風を装った。
一方、脳腫瘍の影響で記憶があいまいなイチョル（チョン・チャン）は、未だに亡くなったジチャンのスマホの行方を思い出せずにいた。その中には、ミン女史の娘ジウンが、ジチャンをひき殺したという証拠が残っているのだ。
ここ最近のヘウォンの様子を心配に思ったイチョルは、ジュンモにヘウォンのことを頼む。
イチョルの予想通り、ヘウォンは独自にドウンへの復讐計画を練っていた。実は先ほどスジョンの車に細工をしてドウンの仕業だと思い込ませたのも、他でもないヘウォンだった。
次期代表を選ぶ理事会の前、ヘウォンは仲間を集め、それぞれに指示を出す。駐車場で車をぶつけてしまったと連絡を受けたピルソは、ドウンを残して地下の駐車場へ向かう。一人でエレベーターに乗り込んだドウンは、急に停止したエレベーターの中に閉じ込められ…。
第81話感想
ついにドウンへの復讐を決めたヘウォン！これまでのヘウォンとちがって、どこか吹っ切れた様子です。たとえ法に触れようとも、ドウンを陥れるためなら手段は選ばないといった感じですね。
81話のエンディングでは、かつてドウンがヘウォンにしたように、エレベーターの中にドウンを閉じ込めるヘウォンの姿が。果たしてドウンは、この危機を乗り切ることができるのでしょうか。
ヘウォンに協力するのは、継父のジャングンを始め、前回ヘウォンが殺人の濡れ衣を着せられたハウスキーパーの女性の娘と思われる人物ともう1人、こちらも若い女性でした。彼女たちは一体何者なのか。気になります。
第82話視聴率7.9%
第82話あらすじ
イチョルからミン女史が手にした無記名債券が、金庫にあると聞かされるヘウォン。その後、ヘウォンは自分の秘書に頼んでドウンの携帯を奪う。
駐車場でピルソに連絡を入れたのは、かつてヘウォンの義母スヒャン（ヤン・ヘジン）のもとで働いていた職員だった。亡くなったハウスキーパーの女性の娘からドウンが9号機のエレベーターに乗ったと報告を受けたヘウォンは、継父のジャングン（カン・ソンジン）にドウンが乗ったエレベーターを停止させる。
エレベーターの中に閉じ込められたドウンは、パニックを起こして気絶。実は事故の影響から、ドウンは極度の閉所恐怖症を患っていた。
予定通り理事会の会場へ向かったヘウォンは、最後の演説で自ら辞退を発表。そして、同じく候補の1人であるスジョンを支持するとヘウォンは言う。少し前、ヘウォンはスジョンに代表の座を譲る代わりに、無記名債券をミン女史から奪うよう交渉していた。自分が債権をれに入れれば、その半分を譲るとヘウォン。
予定の時間になっても会場に現れなかったドウンは自動的に棄権とみなされ、過半数以上の票を集めたスジョンがYJグループの代表理事に就任。気をよくしたスジョンはヘウォンを代表室へ連れて行き、机の引き出しに入れておいた貸金庫のキーを渡す。
その後、ジャングンらが待つ車に戻ったヘウォンは、そこにいるジュンモを見てハッとする。「1人で行かせるわけにいかない」というジュンモに従い、彼が運転する車に乗り込むヘウォン。
第82話感想
ヘウォンに協力したのは、皆ドウンの被害に遭った人たちでした。それにしても、こんな場面でもすすんでヘウォンに協力するジャングンが、なんとも心強いです。実の母親であるヨンジュよりも、よっぽど頼りになります。
エレベーターの中に閉じ込められたドウンは、閉所恐怖症の影響で気を失ってしまいますが、しばらくして通りかかったセキュリティに救出されました。慌てて理事会の会場へ向かうも、すでに投票は終わっていて…。
今回はまんまとヘウォンの策にハマったドウンの姿が見れて、スカッとしました。まさに韓ドラならではのサイダー展開ですね。
しかし、ラストはまたしても黒塗りのセダンに追い込まれるヘウォンの姿が。。果たしてヘウォンは無事なのか。ハラハラドキドキの展開が続きます。
ここに来て騙し合いがより本格的になってきて、面白いです。最後に笑うのは一体・・？これまでどこか頼りなかったヘウォンがすっかりブラック化して、頼もしいかぎりです。
第83話視聴率7.5%
第83話あらすじ
イチョルにヘウォンのことを頼まれたジュンモは、駐車場でヘウォンが戻ってくるのを待つ。その頃、スジョンから貸金庫のキーを受け取ったヘウォン。万が一に備えて、ヘウォンはそれをイチョルの妹イラ（チョン・スヨン）に託した。
ヘウォンの予想通り、ミン女史が送り込んだ男たちはヘウォンが乗るジュンモの車をピッタリとマーク。ついに行く手を阻まれ、ヘウォンは観念した様子でミン女史に電話をかける。
貸金庫のキーは自分が持っていると告げ、ヘウォンは電話を切る。ミン女史と一緒にいたドウンは、ヘウォンが自らキーを持っていると明かしたことを不審に思う。ふと駐車場で見かけたイラの姿を思い出したドウンは、ヘウォンが囮でイラが本物だと見抜く。
ところが、イラが持っていたキーは偽物だった。実は無記名債券はすでに、ジュンモが回収していたのだ。ミン女史の目をそらすため、ヘウォンにもその事実を内緒にしていたジュンモ。
ジュンモから無記名債券を受け取ったヘウォンは、ドウンにテレビ電話をかけ、ドウンとミン女史が見守るなか、債券に火をつける。
同じく債券を燃やすヘウォンの姿を見て、驚愕の表情を浮かべるスジョン。自分を騙したのかと憤るスジョンに向かって、ヘウォンは「裏切られた気分はどうですか？」と聞く。
同じくヘウォンに物申そうとドウンがやってくると、ヘウォンはジャングンの署名が書かれた精神病棟の強制入院同意書を差し出した。そこへ病院のスタッフが駆けつけると、ドウンはそのまま連れていかれる。
ドウンが精神病棟に入院すると、ヘウォンの周囲には平和な日々が戻った。
一方、このままやられてばかりではいられないドウンは、女性をスプーンで襲い、脱出を図ろうとする。
第83話感想
ドウンを精神病棟に送ることに成功したヘウォンでしたが、平和な日々はそう長くはつづかず…。女性を襲って病棟から脱出しようとするドウン。もはや人を殺すことをなんとも思っていないようです。
せっかく手に入れた債権をヘウォンが燃やしたときはどういうことかと驚きましたが、実はそれはフェイクでした。確かに、債券があるとわかれば、ミン女史やスジョンがどんな手をつかって奪おうとするかわかりません。いっそのこと債券を燃やしたことにすれば、これ以上追跡されることはありませんもんね。
あとは、精神病棟を抜け出したドウンがどんな行動に出るのか。こちらも気になります。後がなくなったドウンだけに、恐ろしい方向に走ってしまうのではと不安です。
第84話視聴率7.0%
第84話あらすじ
デートを終えて帰宅したヘウォンとジュンモの姿を、車の中からじっと睨みつけるドウン。自らの手で2人を刺し殺す想像をするドウンだったが、ピルソはこれに反対する。
精神病棟でドウンが殺害した看護師の女性は、ミン女史が病院長を買収して事故死として処理したという。その代わり、ミン女史の弱点が記録されたジチャンのスマホを、なんとしても手に入れてみせると約束するドウン。
一方、イチョルの記憶障害は以前より悪化していた。スジョンを亡くなったスヒャンと勘違いしたイチョルは、「ジチャンはまだ寝ているのか？」とスジョンに聞く。さらにはヘウォンが誰かもわからなくなってしまうイチョルだったが、孫のヨンギを見て正気を取り戻した。
そんななか、ソファーでうたた寝をするイチョルに近づくドウン。その首につかみかかったドウンは、ハッとして身体を起こしたイチョルをソファーに突き倒す。そこへヘウォンの叔母ミンスク（キム・イェリョン）がやってくると、ドウンはすかさずキッチンに姿を隠す。
病院にいるはずのドウンが現れたというイチョルの言葉を、信じようとしないミンスク。しかし、イチョルの首元にはなにかに引っかかれたような傷が。不審に思ったミンスクはヘウォンに連絡を入れ、イチョルの容態が思わしくないと話す。
ミンスクの話を聞いたヘウォンは、ドウンが入院する精神病棟へ向かう。同じくピルソが運転する車に乗り、病院へ戻るドウン。途中でヘウォンの車を見つけたピルソは、窓を開けてヘウォンを挑発。ピルソがドウンの病院を知っていると気づき、不安に思うヘウォン。
その後、病室に戻ったドウンと顔を合わせたヘウォンは、ジチャンの携帯のコピーを見つけたと話し…。
第84話感想
看護師を殺害して病棟を抜け出したドウンでしたが、その後処理を買って出たのはやはりミン女史でした。それにしても、病院長を買収するとは。。結局、ヘウォンに勝ち目はないのでしょうか。
ヘウォンとドウン、2人が探すのはジチャンのスマホのコピー版。てっきりドウンが持っていると思いましたが、どうやらYJ家の別邸に隠していたようです。果たしてドウンは、どこに隠したのでしょう？
そして、ドウンの様子を不審に思ったヘウォンは、例のコピー版が自分の手元にあると話します。もちろんそんな手には乗らないと演技をつづけるドウン。しかしヘウォンもまた、ドウンがイチョルを襲ったというのが本当ではないかと疑っている様子。
イチョルの容態が思わしくないなか、ヘウォンにとっても厳しい状況がつづきます。次回はどんな展開が待っているのか、楽しみです。
血も涙もなく 85話・86話・87話・88話 あらすじと感想
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