美女と純情男 미녀와 순정남
第11話視聴率14.1
第11話あらすじ
「お前、何したんだ? 俺の唇に」と動揺するピルスンに、「そんなの聞かなくたってわかる。恥ずかしい」とドラは開き直る。「意思に反してる。控訴してやる」とピルスンが言うと、「同意の上よ。本当は感謝するべきでしょ。正直になりなさい。目が燃えてた」とドラは突っ込む。「もう撮影の時に何か起こってもケアしてあげないぞ」とピルスンが怒ると、「感情に正直になって。私がコン代表と会うから心配して来てくれたんでしょう」とドラ。ピルスンはその場を去る。
寝ぼけて夢を見ているピルスンは、ドラとの濃厚なキスシーンの夢を見ている。「ドラが言うようにおれもしたかったのかな」と、ピルスンは唇に手を当てる。
ジンダンはコン会長に「父が私にくれたエンジェル投資、いつになったらくれるんですか?」と言い争う。デスクが割り込み、「今すぐ、ジンダンにエンジェル投資をあげなさい」と言う。
コン会長は「叔母の言うことも一理ある。エンジェル投資をジンダンに渡す」と妻スヨンに言う。
エギョクは会長の決定を聞いて、「この家を出て行こう」と喜ぶ。「狙いはAPPグループの後継者だ。叔母さんを丁寧に扱って」とジンダンは言う。
エギョクが「本当とお母さんだと思うようにする」とデスクに取り入ると、デスクは「秘密にマリの母親の過去を探りなさい」と命じる。
エギョクはソニョンを訪問し、化粧品のプレゼントをする。同じ高校出身の仲良しだった思い出をいろいろ話しながら、エギョクはソニョンがスヨンと親しくなった経過を聞き出そうとする。ソニョンは「私が妊娠した後、スヨンと偶然会って、ピルスンを見に頻繁に来るようになった」と言う。エギョクはスヨンが「ソニョンは母がいなかったので、私が病院まで連れて行った」と言っていたのを回想し、2人の話が微妙に食い違うのに気づく。
エギョクがデスクに報告すると、今度は「スヨンの留学生時代の男性関係を調べて。私たちの家系の運命がかかってる」と言う。
コン会長はジンダンにエンジェル投資を譲る契約書にサインする。
スヨンはマリと、ドジュンに感謝のしるしにステーキをご馳走する。マリはドジュンが年下と知り、タメ口で話し、連絡先を交換する。
ドラは頑なに拒むピルスンを騙して呼び出し、2人は遊園地で楽しむ。
ジンダンはドラの家の前に待ち構えていて、「正式にエンジェル投資オーナーになったんです」と花束を渡そうとするが、ドラは断って去る。イラつくジンダンは花束を地面に投げつける。ジンダンは秘書に「ドラが付き合ってる男がいるかどうか」を調べさせる。
ピルスンはドラに「オレとお前はキャリアが違いすぎる。監督として、成功したいんだ。記者が家の周りを取り巻いて、家族の事情まで根掘り葉掘り探るのは耐えられない」と交際を断る。
撮影中にドラは感極まり大声で泣く。
「付き合ってる男性」だとし、ジンダンに秘書は写真を渡す。
ミョンドンはドラマの脚本コンテストに落ちて、漢江のほとりでひとり呑み、ホテルの1室で目が覚める。「いい人と出会って」とドシクの置き手紙があった。
(回想) 酔ったミョンドンを見かけたドシクがホテルに運んだのだった。
ドラマの全ての撮影は終わり、ドラがいくら誘っても、ピルスンは冷たくする。「カフェで待ってる」とドラがメッセージを送るが、ピルスンは仕事をする。
ふとピルスンはドラと出会ってからの様々な思い出を回想し、慌てて待ち合わせの場所に行くが、ドラは既にいなかった。背後からドラがピルスンに話しかけると、ピルスンはドラをハグし、「本心に偽ってごめん。オレたち気持ちに正直に付き合おう」と言う。
『直進メロ』が大ヒットし、ドラにCMの申し込みが殺到する。
ソニョンが勤めているおかず屋でボーナスが出て、帰り道で偶然ミジャに会う。ソニョンがにらむと、ミジャは隠れようとするが「あなたの義母に5千万ウォン払ったじゃないよ」と言う。ソニョンは「お義母さんに?」と動揺する。
第11話感想
ソニョンもとうとう外で働くようになった様子です。グムジャはミジャから秘密に大金を受け取っていたことがバレてしまいました。
ドラとピルスンが隠れてではあっても、晴れてお互いの気持ちを確認し合って交際を始めましたが、2人の関係がやや軽すぎるような印象を受けてしまいます。ドラが女優なので、演技してるっぽさが出てしまうのはまだしも、ピルスンのほうも態度がコロコロ変わって、純情男なはずが表情豊かで奥手っぽさが出ていない気がします。
ドラのお母さんという爆弾もチクチクと音を立てているので、ドラとピルスンの2人の関係がうまく行っても、何かが起こるなぁという不安が先に立ってしまいます。
第12話視聴率15.2
第12話あらすじ
「お金を返したのに、これ以上つけ回したり、脅迫したりすれば、警察に通報します」と言ってミジャは去る。
帰宅したソニョンは「あの女から5千万ウォン受け取ったの」と義母に詰問する。夫も知っていたと分かり、「返してちょうだい」と手を出すソニョンに、ヒョンチョルは「詐欺にあった」と告白する。ソニョンは夫を叩いて怒る。
交際を始めたドラとピルスンは、放送局のエレベーター内でこっそり手を握る。『直進メロ』の撮影陣は「視聴率30%目指して!」とかけ声をかけ、打ち上げに向かう。
ジンダンは秘書から受け取ったボンスの写真を見ている。
スタッフの打ち上げ呑み会の店にジンダンは姿を現す。ボンスをトイレに呼び出したジンダンは、突然パンチをくらわす。ジンダンはボンスが付き合っているのはドラではなく、「ビビだ」と聞き、止めに入ったスタッフらに連れていかれる。
ジンダンが起こした騒ぎは、噂話を生み、ドラはピルスンに「申し訳ない」と言うが、「ゴシップを気にするな」とピルスンは慰め、ハグする。
ミジャの前に現れたジンダンは「ドラは私に関心がないのに、そうであるかのようにガスライティングし、偽りを信じ込ませ、公の前で大恥をかかせました。1か月のうちにドラの気持ちを変えてください。娘さんを一生セレブの生活をさせてあげる」とミジャを脅迫する。
エギョクはスヨンの元彼の名前は「キム・ソンス」と突き止め、デスクに報告する。スヨンは2人が内密に話をしている様子を察する。
ドラとピルスンはデートするが、街中で見つかり、嫌な思いをする。ピルスンは「交際を公表してもいい。オレたちのスタイルでデートしよう」とドラを田舎の市場に連れて行く。
食堂の女将に「子供何人」と尋ねられ、「男の子3人。いつ女の子生まれるかな」とピルスンは冗談を言う。
ソニョンは父の最期の言葉を回想し、スヨンに会う。スヨンは事情を聞き、ソニョンに送金する。「ピルスンのお父さん (ヒョンチョル) がもう前に3億ウォンの借金をして騙されて、ピルスンが返済してるの。だからピルスンには言えなかった」とソニョンは言う。それを聞いてスヨンは動揺する。
ソニョンはミジャのオフィスに行き、現金をバラまき、「お父さんがあげたものだから、受け取るわけにはいけない。最後に聞く。父に対して悪いとは思わないの」と言う。「このお金を受け取って『後悔して過ごせ』っていうことなの」とミジャが返答すると、ソニョンはつかみかかり、スタッフが来て追い出される。
カフェで働くミョンドンは「今日は来ないなぁ」と呟く。ドシクが来ると、カプチーノを無料で提供するが、「この間のお返し。恨む気持ちは無いけど、もう会わないようにしたい」とミョンドンは言う。
ドジュンとマリはゲーセンで遊び、「友達になる」と約束する。帰宅するマリは、母にドジュンからのプレゼントを見せる。
ドジュンは米国に帰る。
ピルスンと高級レストランでステーキを食べるソニョンを見かけたミジャは、「お母さん」とピルスンが呼ぶのを聞く。
エギョクと話した友人から電話を受けたスヨンは、エギョクが自分の「過去を探っていた」と知り、大声で口論する。夫コン会長とデスクもそれを見る。
ミジャはドラにジンダンからのプレゼントと、ボンスとジンダンが和解した写真記事を見せるが、ドラはイラだち、「受け取らないで。もうコン代表の話をしないで」と言う。
ピルスンはドラを「星が見える場所にに行こう」と連れ出す。ドラがピルスンの車に乗り込むのを見ていたマネージャーは、ミジャに報告し、「付き合ってるみたいです」と言うが、ミジャは口止め料を渡す。
ピルスンはテントを張り、ギターを弾き歌う。
ピルスンがドラのマンションまで送って行き、ドラがピルスンの頬にキスするのを見たミジャは、「ソニョンの息子。コ・デチョン」だと気がついて、大声で叫びながら突進する。ドラとピルスンは気がついて驚く。
第12話感想
ソニョンの父の話が出てくると、毎回涙を禁じ得ません。ユン・ユソンのキャラクターと演技にうなります。そして、スヨン役イ・イルファの低音ボイスと苦悩の演技も、魅力的で没入感があります。
一瞬、ソニョンがスヨンの家に何を話しに行くのか、なぜ金の無心をするのか、え?って感じになりましたが、「ミジャからお金をもらいたくない」ということだったと、やっと分かりました。お金は受け取っておけばいいのにと思ってしまいました。友達だからと言っても、五百万円をポンと‥‥。ビックリです。五十万円でもどうかなと思います。
ドラにジンダンへの関係を強要するミジャに、娘の気持ちを母親が利用しようとすることへの怒りを感じます。ジンダンもちょっと可哀想。ミジャがジンダンの気持ちをそそのかすことをしないで、気持ちが小さいうちにキッパリ断っていれば、あんなふうにはならなかったのにと思います。
秘書がジンダンに渡した写真にはボンスが写っていたのでした。ジンダンが呑み会に乗り込んで行き、いったい何が起きるのかとビクビク物でした。さらに、エンディングのミジャがドラとピルスンに突進してくるシーンは爆笑でした。
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