血も涙もなく 21話・22話・23話・24話 あらすじと感想

血も涙もなく


血も涙もなく 피도 눈물도 없이 2024年放送 KBS 2TV 毎日 全103話

第21話視聴率7.5%

第21話あらすじ

スヒャン(ヤン・ヘジン)の死を受け入れられないヘウォン(イ・ソヨン)は、イチョル(チョン・チャン)と共に駆けつけたドウン(ハ・ヨンジュ)にビンタを食らわせる。そして、ドウンの胸ぐらをつかんで激しく揺さぶるヘウォン。

その光景を目にしたミョンエ(チョン・ヘソン)は、一体なんのつもりかとヘウォンを叱りつけた。そこでヘウォンは、はじめてドウンの妊娠を知る。

ニュースでスヒャンの死を知ったイム作家は、すぐさまヘウォンに連絡。イム作家と会う約束を取りつけ、外へ出ようとするヘウォン。しかし、運悪くその会話を廊下にいたドウンに聞かれてしまっていた。

ドウンは助力者のギョンジャに電話をかけ、さきほどの会話から聞き出した住所を伝える。そして、なんとしてもイム作家を捕まえろとドウン。

その後、皆の前に姿を見せたドウンが家族用の喪服を着ているのを見て、一同はあ然。今すぐ脱げと騒ぐヘウォンに向かって、ふたたびミョンエが喝を入れた。すると、ドウンはアメリカ育ちが長かったせいで、韓国の葬式事情をよくわかっていなかったと謝罪する。

そんななか、突然腹部の痛みを訴えるドウン。身重のドウンを心配したミョンエは、家まで送って行くようにとヘウォンに命じる。これには納得のいかないヘウォンだったが、仕方なく車へと向かう。

葬儀場の前でヘウォンとすれ違ったソンユン(オ・チャンソク)は、思わず振り返る。しかし、ヘウォンはそんなソンユンに気づかない。

約束の場所でヘウォンを待つイム作家。そこへ、ヘウォンから「少し遅れる」とメールが届く。

ドウンを家の前まで送って行ったヘウォンは、なかなか降りようとしないドウンに怒りをあらわにした。そして、「もし万が一お義母さまの死にあなたが関わっているとすれば、私は何をしでかすかわからない。覚悟なんて必要ないくらいに。」とヘウォン。

第21話感想

実の母親のように慕っていたスヒャンの死に、ショックを隠せないヘウォン。。

それに対し、まったく悪びれる様子のないドウンの態度に心底腹が立ちます。さらにこの期に及んで、ドウンのお腹の子を心配するミョンエ。まるでミョンエを味方につけたかのようなドウンが本当に憎らしいです。

スヒャンが亡くなってしまった今、ドウンの罪を暴く唯一の証人はイム作家。しかし、ここでもまたドウンの邪魔が入ってしまいます。それにしても、控え室での会話をよりによってドウンに聞かれてしまうとは、、ついていませんね。

一方、こちらも気になるヘウォンとソンユンの関係。2人は大学の先輩後輩?の仲のようです。去年放送されたMBC毎日ドラマ「魔女のゲーム」では、これでもかというほど憎たらしい悪役を演じていたオ・チャンソク。

本作ではどんな演技を見せてくれるのか、期待です。

第22話視聴率7.2%

第22話あらすじ

ドウンを降ろしたヘウォンは、イム作家との待ち合わせ場所へと急ぐ。道中、心配したジチャン(チャン・セヒョン)から電話がかかってくると、「イム作家に会いに行ってくる」とだけ伝えるヘウォン。

その頃、ヘウォンを待つイム作家のもとに現れたのは、ギョンジャだった。しばらくして、人気のない駐車場に停まったイム作家の車に近づいたヘウォンは、練炭の煙で充満した車内を見て驚く。

警察から連絡を受け、慌てて現場に駆けつけるジチャン。警察からイム作家が自殺したと聞かされたヘウォンは、そんなはずはないと取り乱す。ひとまずヘウォンを連れ帰ったジチャンは、なぜ自分に一言も相談してくれなかったのかと怒りをあらわにした。

一方、ミョンエは夜中に一人で亡き妻を想い、すすり泣くイチョルの姿を目にする。

イム作家の死は自殺として処理され、ドウンは気をよくした。しかし、実際にイム作家を自殺に見せかけて殺したギョンジャは不安を隠せない。いつドウンが裏切るかわからないと、こっそり2人の会話を録音するギョンジャ。

葬儀が終わると、ミョンエは孫のジチャンとヘウォンを呼び出す。するとミョンエは、ドウンの子が無事に生まれるまで、2人には子供を作らないようにと告げた。「心配しないで下さい。僕たちはまだ、親になる準備ができていませんから」そう返すジチャンの言葉に、ヘウォンはどこかさみし気な表情を浮かべた。

そんななか、予定日を過ぎても生理が来ないことに気づいたヘウォンは、薬局で検査薬を購入。同じくそこへ、ソンユンが現れ…。

第22話感想

薬局でソンユンとすれ違ったヘウォン。その後、ヘウォンが置き忘れた袋を持って彼女を追いかけるソンユンでしたが、具合が悪くなったヘウォンはそんなソンユン目がけてまさかのリバース!?これには驚きました(笑)

果たして、ヘウォンは本当に妊娠してしまったのでしょうか。本来であれば新婚なので、妊娠は祝福すべきこと。むしろこういった財閥家では、はやく後継ぎを、、なんて急かされたりするものですよね。

ところが状況が状況なだけに、まずはドウンの子が生まれてから、、と告げるミョンエ。これにはどこか納得のいかないヘウォンでしたが、肝心のジチャンは「わかりました」と二つ返事。ヘウォンからすれば、複雑な状況です。

ここに来て、またもや夫ジチャンの不安定さが気にかかります。ジチャンの気持ちもわからなくもありませんが、もう少しヘウォンに寄りそって欲しい気も。。これまで十分、ヘウォンに支えられてきたのですから。次回はどんな展開が待っているのでしょう。

第23話視聴率6.7%

第23話あらすじ

急に気分が悪くなって道端で吐いてしまうヘウォン。クリーニング代を渡そうとするヘウォンだったが、ソンユンは大丈夫だと笑う。謝罪して立ち去ろうとするヘウォンに向かって、「おめでとう」と声をかけるソンユン。しかし、ヘウォンは何も言わずに去ってしまう。

一人になりたいと言って家を出たジチャンだが、実際に一人になってみると何もできないことに気づく。すると、親友のサンドゥル(パク・シヌ)から連絡が。

ジチャンに会いに行く途中、サンドゥルはオープンカーに乗った“天使”を目にする。すぐに近寄り、声をかけるサンドゥル。その後、ジチャンとの待ち合わせ場所へ向かったサンドゥルは、興奮した様子でついに天使と会えたと騒いだ。

ヘウォンだけでなくサンドゥルまでも、誰も自分のなぐさめてくはくれないと感じたジチャンは、ショックをあらわにした。

そんななか、我が物顔でドウンがユン家に引っ越してくる。これから毎日、ドウンとひとつ屋根の下で暮らさなければならないことにうんざりするヘウォン。気晴らしにとジチャンを誘うが、素っ気ない返事のジチャン。

警察署でイム作家が残した遺書に目を通したヘウォンは、誤字脱字を見て、これはイム作家が書いたものではないと話す。しかし、すでに警察は自殺として処理をしており、これ以上は無意味だと言われてしまう。

帰り道、弟のサンドゥルが働くトッポギ店に向かうヘウォン。そこでちょうど向かいの事務所から出てきたソンユンと顔を合わせたヘウォンは、イム作家の件について相談した。再捜査を促すには、新たな証拠が必要だと話すソンユン。

これといった収穫もなく、部屋を後にするヘウォン。するとそこへ、幼い頃に別れた母ヨンジュ(ユン・ボクイン)が現れ…。

第23話感想

ソンユンの事務所を出てすぐ、実母のヨンジュと鉢合わせたヘウォン。果たして2人は、お互いの存在に気づくことができるでしょうか。

ヨンジュの性格から、ヘウォンがYJグループの子息と結婚したとわかれば、何をされるかわかりません。金になることであればなんだってするヨンジュ。これは困った展開になりました。ただでさえスヒャンとイム作家の件で頭が痛いというのに、ここに来てヨンジュの登場とは。。

そして、すっかり深くなってしまったヘウォンとジチャンの溝。こちらも心配ですね。それにしても、ジチャンもかまってちゃんというかなんというか。自分が一番に心配されないと気が済まないタイプなのでしょうか。ちょっと面倒ですね。

第24話視聴率6.8%

第24話あらすじ

ソンユンの事務所の前ですれ違うヘウォンとヨンジュだったが、2人はお互いの存在に気づかない。その後、道端で別れた夫ミンテ(ユ・テウン)と再会したヨンジュは、ヘウォンはどこかと聞く。

とっさに海外で暮らしていると嘘をつくミンテ。するとミンテは、ヨンジュからヘジが死んだと聞かされる。これにはショックを隠せないミンテ。

その頃、ヘウォンは伯母のミンスク(キム・イェリョン)に妊娠の事実を明かしていた。

スヒャンのMe too事件を捏造したのがドウンだと主張するヘウォンの言葉が気にかかったジチャンは、ドウンを呼び出す。スヒャンと会った日、何があったかすべて教えて欲しいとジチャン。するとドウンは、以前イチョルから聞いたジチャンの幼い頃の話をして聞かせ、スヒャンがジチャンの幸せを願っていたと話す。

すっかり酔っぱらって帰ってきたジチャンを見て、心配するヘウォン。その後ろでは、ひっそりとほくそ笑むドウンの姿が。

一方、ミンテはミンスクにヘジが死んだことを伝える。同じくミンスクからヘウォンの妊娠を聞いたミンテは、ヘウォンにはヘジの件を内緒にしておこうと話した。

ヘウォンはジチャンに、先日ミョンエから妊娠の件を言われたとき、親になる準備ができていないと言ったのはどういうことかと聞く。しばらくは何も考えず、仕事に集中したいと答えるジチャン。これを聞き、ヘウォンはますますジチャンに妊娠を伝えるチャンスを失ってしまう。

その頃、ヘウォンのせいで子供を流産したことにしたいドウンは、どうにかいい策はないかと考えていた。そして、ヘウォンをお茶に誘うドウン。一緒に階段へ向かうと、わざとドウンはヘウォンにぶつかって転がり落ち…。

第24話感想

ドウンの新たな目標は、ヘウォンのせいでお腹の子を流産してしまったことにし、ヘウォンをユン家から追い出すこと。こうしてヘウォンをお茶に誘ったドウンは、わざとヘウォンにぶつかるようにして階段を転げ落ちて行きます。果たして、ドウンの作戦は成功するのでしょうか。

次回予告を見る限り、ヘウォンの妊娠がわかったことで事態は急展開を迎える…??どうやら、ドウンの思う通りにはいかなかったようです。

それにしても、肝心のジチャンにまだ妊娠の事実を打ち明けられていないヘウォン。これは困りましたね。スヒャンの死やMe too事件など、頭がいっぱいなジチャンは、今は仕事に集中したいと一言。すでに妊娠してしまったヘウォンにとっては、ショックですよね。

さらに今回は上手く乗り切ったものの、ヨンジュとヘウォンがいつ再会するかもわからない状況で、不安は募る一方です。。

血も涙もなく 25話・26話・27話・28話 あらすじと感想

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