韓ドラの鬼

7人の脱出  3話・4話 あらすじと感想

七人の脱出


7人の脱出  7인의 탈출 2023年放送 SBS 金土 全17話

daisySSさん

第3話視聴率6.7

第3話あらすじ

バン・ダミが幼い頃、心臓病を患っていたため治療が必要な状況になると、ダミの父親を訪ねたクム・ラヒ(ファン・ジョンウム)。

同意も得ず生んだ娘を援助するつもりはないと言われると、クム・ラヒは娘を捨てる事を決意。

母に捨てられた日の事を覚えていたバン・ダミは、祖父の遺産が母に渡ることは絶対にないと発言した事で、クム・ラヒを怒らせてしまいます。クム・ラヒから首を絞められるも、生きていた。。。

かけられた濡れ衣を晴らすために、父イ・フィソ(ミン・ヨンギ)と共に学校に向かったバン・ダミ。学校に集まった保護者達に妨害され、バン・ダミだけが学校に入ることができます。

学校ではバン・ダミを退学処理するための会議が行われ、、、放送室を占領したバン・ダミが、学校で子どもを産んだのはハン・モネ(イ・ユビ)だと明かします。

しかし、放送室から連れ出されたバン・ダミ、、、ロッカーの中からバン・ダミの名前が書かれた母子手帳が発見されただけでなく、育ての父との間に子ども産んだとしてバン・ダミを避難します。

学校の外にでたバン・ダミは集まったユーチューバーたちに囲まれ困った状態に陥ります。その時、バン・ダミが気になって学校に来たミン・ドヒョク(イ・ジュン)に助けられます。

ミン・ドヒョクはこのすべてがヤン・ジンモ(ユン・ジョンフン)とハン・モネの計画だと知らせます。また、ユーチューバーを利用して嘘のニュースまで流したことまで教えます。

状況を知った祖父のバン・チルソン(イ・ドクファ)は、「これ以外はできることがない」とバン・ダミに連絡をすると、リンクを一つ送ります。

送られたリングは、青少年支援センター、、、相談をしたバン・ダミはやられた同じ方法で仕返しがしたと話し。。。

目障りな存在のクム・ラヒを排除するため、バン・ダミの事を利用する考えのチャ・ジュラン(シン・ウンギョン)は、バン・ダミを産んだのがクム・ラヒであること暴露する内容の書き込みをします。

自宅で娘バン・ダミと連絡が取れず心配するイ・フィソは、刑事ナム・チョル(チョ・ジェヒョン)の調査を受けることになります。

娘と恋仲であるとの噂から、大学では学生たちからボイコットを受けるだけでなく、暴力事件の犯人として逮捕されます。

イ・フィソは警察署から釈放されて、刑事ナム・チョルから飲み物を渡されます。

何の疑いものなく渡されたドリングを飲んだ後、意識を失ったイ・フィソをタクシー運転手に変装した何者かによって、拉致される。

一方、クム・ラヒは、バン・ダミとの親子関係をバラしてしまうとの脅迫を受け10億ウォンを要求されます。不安を感じながらも平気なふりをするクム・ラヒ。

しかし、「今日の7時ソウル文化の森に来て」とのメッセージを受け取ったクム・ラヒは、不安になると、自分を脅した男にバン・ダミを消すよう命じます。

「10億、、、いや、15憶渡すわ」と焦るクム・ラヒ。

バン・ダミからのメッセージは、教師のコ・ミョンジ(チョ・ユンヒ)、チャ・ジュランを含めてハン・モネまで。。。

約束の時間と場所、真実を全員の前で明かすと話すバン・ダミの映像が映し出されますが、育ての父に暴力を受けたと話すと、「お父さん!」と呼び、銃に撃たれて倒れます。

映像が撮影されたと予想される場所に向かった人々。

そこには気を失って倒れているイ・フィソと、バン・ダミがいつもかぶっていた帽子と血痕。バン・チルソンは孫が殺害されたと知ると激怒。

一方、チャ・ジュランが妊娠していないことを知ったクム・ラヒは、彼女を脅し。。。

クム・ラヒを脅してチュ・ヨンジュは約束通りにお金を受け取ります。その様子を何者かが写真を撮り。。。

検事と取引きをして逮捕されたイ・フィソを連れ出したバン会長は、「なぜ、ダミを殺した?」と責めると、彼女が撃たれる瞬間を録画した映像を見せます。

混乱するイ・フィソは、「娘を殺していない」と否定。再び警察署に戻されるイ・フィソのお腹に手術の痕のようなタトゥを発見したバン会長は、、、ダミを育てた母から聞かされた言葉に、バン・ダミの復讐を誓います。

第3話感想

大変多くの出来事が描かれました。

騙し騙される内容、、、何も明確になっていない状況ですが、一つ確かなのは、バン会長が孫バン・ダミの無実を信じたことでした。

育ての母は、バン・ダミが妊娠してないことを証明するため、一人で複数の病院で診察を受けて、診断書をもらったことを話し、実の母がバン・ダミをお金のために利用した事を知らせます。

クム・ラヒやチャ・ジュランまで自分を騙したことを知ったバン会長、、、今後どのような復讐劇が描かれることになるのでしょう。

ミン・ドヒョクは、ヤン・ジンモの計略でカン・キタクが母親と弟まで殺そうとしたように見せかけ、ミン・ドヒョクを騙し、彼が入手した映像を手に入れることに成功しました。

ところで、バン・ダミには何が起きたのでしょう。

第4話視聴率7.7

第4話あらすじ

バン・ダミ(チョン・ラエル)の父イ・フィソは、拘置所でカン・キタク(ユン・テヨン)に会います。

クム・ラヒ(ファン・ジョンウム)が娘バン・ダミの死に関係していると気づいたバン・チルソン(イ・ドクファ)会長は、クム・ラヒを脅した男を捜し出すと、録音したクム・ラヒとの会話を聞き、バン・ダミを殺したのが実の母のクム・ラヒだと知ります。

バン会長は、クム・ラヒ(ファン・ジョンウム)とヤン・ジンモ(ユン・ジョンフン)がすべてを計画したことを知ると、2人への復讐を計画する。

夫イ・フィソがバン・ダミに性的暴行を加えていたとのニュースが流れて以来、パク・ナニョンは辛い時間を過ごし、唯一彼女に優しくするのはミン・ドヒョクの母のみ。

バン会長の子どもを妊娠したと主張するチャ・ジュラン(シン・ウンギョン)は、妊娠がウソであることが既にバン・チルソンにバレているとは知らず、妊娠をしているふりをして、結局真実がバレて、屋敷から追い出されることになります。

バン・チルソンはクム・ラヒへの圧力をかけ始めます。会社の資金面を含めて、金銭的に辛い立場に追い込まれ始めます。そんな矢先、契約を済ませたハン・モネ(イ・ユビ)の秘密を知ってしまいます。

学校で子どもを出産したのがハン・モネだと知ったクム・ラヒは、違約金を求めて契約を破棄すると宣言。しかし、ハン・モネは出産した子どもの父親が誰なのかを教えると話すと、取引を求めます。

20億ウォンを子どもの父に要求し、9対1でクム・ラヒと分けると言うハン・モネに、揺れ始めます。

父イ・フィソを逮捕した刑事ナム・チョル(チョ・ジェヒョン)は、聞き込みを理由に入ったバン・ダミの実家に事前に麻薬を忍ばしておいたせいで、  イ・フィソは麻薬の常習犯、性犯罪者、バン・ダミの殺人までの容疑が掛けられた状況。

拘置所にバン会長が送ったと名乗る弁護士が現れると、「今日釈放される男がいます。あなたが彼になってここから自由になれます。お時間は2時間しかありませんので、必ず時間を守ってください」と、イ・フィソに告げます。

戸惑いながらもパン会長が出した助け船だと信じたイ・フィソは、言われた通りに拘置所を出ることに成功。彼が拘置所から出る姿を見つめる刑務官。。。

イ・フィソが無実であることを明かす記者会見を開く予定のバン会長が向かう途中、イ・フィソから受けた連絡に驚くバン会長。弁護士を送ったことはないと語ると、彼に急いで拘置所に戻るようアドバイスします。

心配になってイ・フィソと会うことになったバン会長は、密かに手を組んだクム・ラヒとチャ・ジュランによって殺害されます。

クム・ラヒとチャ・ジュランは、バン会長の死亡後、遺産のことを告げられます。

亡くなる少し前すべての財産を処分していため、チャ・ジュランが受け取ったのは屋敷と100憶ウォンのみ。

ヤン・ジンモ(ユン・ジョンフン)は部下のチュ・ヨンジュに命じて、バン・ダミの実家を放火させます。1階にはバン・ダミの両親が、2階にはミン・ドヒョクの家族が住んでいたことから、この火事でバン・ダミの育ての母と、ミン・ドヒョク(イ・ジュン)の家族の二人が亡くなります。

一度に家族を失ったことに理性を失って荒れた姿を見せるミン・ドヒョク。。。

第4話感想

さすがの「マクチャン」的な展開!!

第4話で4人も亡くなり、悪人は生き残り、善人は死ぬ、、、を忠実に描いた一話でした。

バン会長がこんなにあっけなく亡くなることになるとは思っていませんでした。彼を殺したのはクム・ラヒとチャ・ジュラン。。。

また、イ・フィソが拘置所から出る時に手元だけが写った怪しい人物。特徴的な爪をもつこの人物は一体に誰なんでしょう。

「ペントハウス」で主演を演じたオム・ギジュンがこのドラマに登場する予定ですが、いったいいつの登場になるのでしょう。

個人的に気になるのは拘置所をでたイ・フィソの行方でした。バン会長からは何かの間違いだと、拘置所に戻るようにアドバイスされた後、彼はどこに行ったのかが、今話では登場することなく、バン会長が亡くなったことで、第5話空は新たな展開になると予想されます。

イ・フィソが顔を整形してバン・ダミの復讐をするために現れる、、、との解釈もあり、目が離せない展開は続きます。

個人的には、今話を見ていて残酷過ぎる、人間としてのモラルが全くないキャラクターたちの姿に、違和感を覚えました。

でも、これが「マクチャン」ドラマの魅力でもありますね!

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