輝くウォーターメロン 반짝이는 워터멜론 Twinkling Watermelon 2023年放送 tvN 月火 全16話
第7話視聴率3.551
第7話あらすじ
ウンギョルが病院に搬送され、生死の境をさまよっている頃、セギョンは公衆電話にかかってきた電話に出た。かけてきたのは、『ラ・ヴィダ・ミュージック』のマスターだった。セギョンもセギョン自身ではなく、セギョンの娘オン・ウンユだったのだ。
(回想) 2013年、ニューヨーク‥‥。家族で米国へ引っ越したウンユは天才と言われ、どこでも喝采された。しかし、両親は夫婦の不仲が続き、18歳の時、離婚した。
6年後‥‥。セギョンと娘はあの家に移ってきたのだった。チェリストとして優秀だったセギョンの人生は辛いものだった。そして優秀な娘に依存した。
「母が父と結婚さえしなければ。そして私が生まれなければ」とウンユは思った。セギョンが娘に初恋の話をする時、ウンユは「お母さんが初恋の人と結婚していれば良かったのに」と言った。
ある時、ウンユは「私、お父さんと暮らす」と言って、大きなチェロを背負って、家を出た。ニューヨークへ父を探して訪ねたが、父は違う女性と住んでいた。ウンユは去り、父や母からの電話を無視し、スマホをゴミ箱に捨て、通りで大声で泣いた。
すると、ウンユの影が２つに分かれ、見上げると、月が２つに分かれていた。突如、彼女の前に『ラ・ヴィダ・ミュージック』の店が現れる。
ウンユはチェロを売ろうと思って、店に入る。マスターは代金を払い、「もし後悔した場合は」と言って、ウンギョルに渡したと同じ取引証明書をウンユに渡す。
ウンユが店を出ると、そこは韓国の空港だった。時は1995年。
ウンユはセギョンの人生を変えようとして、タイムトラベルしたのだった。目的は母が父と結婚しないようにすること、そして母の初恋を探すこと。そこでウンユは目を覚ます。
チョンアは病院のベッドで目を覚まし、イチャンは筆談で話しかける。イチャンは退院手続きをしている間に、チョンアは病室を抜け出す。「あのバンドの招待状はセギョンが私にくれたの。手紙が入っていたとは知らなった」と置き手紙があった。
イチャンはチョンアを追い、「オレが病院費を払ったから、君が食事をおごって」と筆談で伝える。食事の時に、イチャンは「これで急なことがあったら」と自分の連絡先をチョンアに渡す。
ウンギョルが以前に「お前が好きになるべき人はチョンアだ」と言っていたのを思い出し、「ウンギョルって知っているか」とチョンアに尋ねるが、チョンアは首を横にふる。
チョンアはイチャンは自分の名前を呼んでくれたことを、繰り返し回想して喜ぶ。
ウンギョルのベッドが空になっているのを見て、看護師が大騒ぎする。
母が「初恋の人は辛い物が好きだった」と言っていたのを思い出したウンユは、バンドメンバーらを1人ずつ誘って、激辛の食べ物を食べさせる。
次々と候補者がいなくなり、最後まで残ったはイチャンとウンギョル。イチャンは激辛の食べ物を平気で汗１つ垂らさず食べていた。
「お母さんの初恋がイチャンじゃないこともあり得る？」と、ウンギョルのことを考えると、初めてウンギョルと会った時、「彼のせいで私は母のフリをし始めたんだった。彼が母の名前を呼んだ時‥‥」と回想する。「彼は母のことをよく知っている感じだった」と。ウンユは「ウンギョルを探そう」と決意する。
イチャンは下宿住人から「ウンギョルはお金を貯めて、『イチャンにギターを買ってあげたい』と言っていた」と聞き、街中にビラを貼って探す。しかし、彼は見つからず、チンピラにボコボコにされる。
その頃、ウンギョルはホンデの街中に忽然と現れ、ビバ爺さんがくれたギターを叩き壊そうと振り上げていた。我に返ったウンギョルは通行人に「今、何年ですか」と聞くと、「2023年」との答え。ウンギョルは「戻ったのか」と言う。
第7話感想
ウンギョルのタイムトラベルはもう終わってしまったのでしょうか。彼の目的はもう果たされた？
この後は、チョンアの継母の家族が登場してきそうです。リョウンはもう出てこないのかと思うと寂しいですが。登場してほしいです。
チョンアがイチャンがチョンアの名前を初めて呼んだ時、何度の嬉しそうに回想していて、ジーンと来ました。
第8話視聴率3.089
第8話あらすじ
「オレを『守る』って。『大学に行かせる』って。『一緒にバンドやる』って言ったのに。ウンギョル、どこにいるんだ⁉︎」とイチャンは叫ぶ。
その頃、ウンギョルは自分の家に向かって走っていた。父と兄に迎えられて、ウンギョルは彼らをハグして喜ぶ。
「夢を見た。1995年に行く夢。父さんは他の女性を追いかけていた」と言うと、父は否定するが、ウンギョルは「母さんに確認する」と言う。
母が帰宅して、ウンギョルは驚く。それはセギョンだった。ウンギョルは「もし今2023年に戻れば、全て変わっている」と言っていたマスターの言葉を思い出す。
そこでウンギョルは目を覚ます。ジンソン楽器の会長宅の客室のベッドだった。会長の再婚相手イム・ジミの連れ子であるユン・ジュヨプは、先のオーディションを企画したが、感電事故にあったウンギョルを家に連れてきたのだった。
チョンアは道に倒れていたイチャンを見つけ、通りかかったウンユ (セギョンの娘) に助けを求める。
ジュヨプは、目覚めたウンギョルに「賠償金を請求しない」という証書にサインさせる。会長宅を去ろうとするウンギョルは、中庭でチョンアとすれ違う。名札を見たウンギョルは、「母さん！」とチョンアを追いかけ、警備員らに取り押さえられる。
ジミの娘ユン・サンアは、チョンアからスイカのキーホルダー (イチャンが落とした物？) を取り上げ、ケンカになる。
突き飛ばされて気絶した (フリをした) ウンギョルは、元の客室のベッドへ寝かせられるが、騒ぎを聞いて、チョンアに手話で話しかける。ジミは「この家では手話は禁止です」と言う。そこへ、ユン・ゴンヒョン会長が帰宅。
ヨンナム病院に入院していたイチャンは、聴力テストを受け、異常なしと診断される。見舞うウンユが、「イチャンを最初に見つけたのはユン・チョンア」と言う。
ウンユはウンギョルを誘い、辛い物を食べさせようとするが、ウンギョルは食べない。「イチャンを諦めろ」と警告するウンギョルに、ウンユは「私が好きなの？」と言うが、ウンギョルは「嫌い」と言い、去る。
会長と話すウンギョルは、「賠償金の必要はありません。チョンアに手話を教えさせてください」と言う。
イチャンは病院を抜け出し、チョンアの家に行くが、「お嬢様はそのような人は知らないとのことです」と門前払いされる。
ウンギョルはチョンアについて、美術高校の生徒となり、同じクラスで授業を受ける。
ウンユはイチャンに「ウンギョルを見つけた」と知らせる。同様に美術学院の制服を着て学校に忍び込んだウンユは、ウンギョルに「イチャンはあなたを探してチンピラに殴られて入院したのよ」と言う。
『ウンギョル行方不明』と書かれた写真入りTシャツを着たバンドメンバーらは、美術高校の中庭でショーを始める。
チョンアと一緒に出てきたウンギョルに、イチャンは「お前が最高のギタリストだ。バンドに戻ってきてくれ」と頼む。ウンギョルは「条件がある。チェ・セギョンをあきらめろ。オレはセギョンが好きだ」と言う。
第8話感想
セギョンの娘オン・ウンユがウンギョル同様にタイムスリップしていて、演じるのが同一人物なので、とてもまぎらわしいです。
単なるSFというだけでなく、財閥の暗闇部分を描くところが韓国ドラマ特有だなと思いました。
感動で涙するシーンがたくさんありました。
① 倒れているイチャンのために助けを求めようにも、声が出ないチョンアの悲しみと絶望。
② 「娘が口がきけないことを人々に知らせたくない」とする会長の方針で、ユン家では「手話禁止」となったことを知ったウンギョルが立ち向かうシーン。
③ 会長に「両親は口がきけなかった。しかし幸せだった。お互いに手話でコミュニケーションを取って、自己表現する手段を持っていたから」とウンギョルが言ったシーン。(自己表現という言葉に弱い。涙腺決壊)
④ 手話を教え始めるウンギョルが「君のお母さんが教えたように」と言った言葉の「オンマ (お母さん)」を聞いて、チョンアが「クリアな音」という手話の動作を示して、ウンギョルが涙するシーン。
疑問点もありました。
① チョンアが手話を禁止されていて、ユン家でどうやって意思疎通するのか。
② 特にイチャンが訪ねてきた時に、手話禁止なら「イチャンは知らない人」とどうやって伝えたのか。etc
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