血も涙もなく 피도 눈물도 없이 2024年放送 KBS 2TV 毎日 全103話
第5話視聴率8.6%
第5話あらすじ
結婚式当日、会場の入り口では厳重なセキュリティチェックが行われた。会場スタッフに扮したドウン(ハ・ヨンジュ)は、アメリカで知り合ったギョンジャ(シン・ハラン)にこっそりと招待状を渡す。
父ミンテ(ユ・テウン)にエスコートされ、緊張した面持ちでバージンロードを歩くヘウォン(イ・ソヨン)。すると、そこへ灯油タンクのような物を持ったギョンジャが現れる。タンクの中身を床にぶちまけ、罵声を浴びせるギョンジャ。
ギョンジャは自分の夫とヘウォンが不倫関係にあったと主張したが、もちろんヘウォンにはまったく心当たりもなく。
そんななか、ギョンジャがぶちまけたのがガソリンではないと気づいたジチャン(チャン・セヒョン)は、ギョンジャを警察につき出す。
作戦が失敗に終わったことを受け、憤りを隠せないドウン。帰り道、ドウンは自分と姉ヘウォンの人生を大きく左右した過去を思い出し、車の中で発狂した。
気を取り直して新婚旅行に出かけようとするヘウォンとジチャンだったが、そこへジチャンの祖母ミョンエ(チョン・ヘソン)から呼び出しが。日程をキャンセルして、慌てて家に戻る2人。
一方、久々に顔を合わせたスヒャン(ヤン・ヘジン)に、改めて離婚を迫るイチョル(チョン・チャン)。イチョルから「こんな気持ちになったのは生まれて初めてだ。君にも同じように春が来て欲しいと心から願っている」と言われ、スヒャンは胸を痛める。
ヘウォンとジチャンを呼び戻したミョンエは、火のない所に煙は立たぬとばかりにヘウォンを責め立てた。そんなミョンエを前に、ただ平謝りすることしかできないヘウォン…。
第5話感想
大事には至らなかったとはいえ、せっかくの晴れの日に。。こんな仕打ちはあんまりです。これまで一生懸命生きてきたヘウォンがかわいそうでなりません。
ドウンはどうやら、自分が不幸になったのはすべて姉ヘウォンのせいだと考えているようです。ヘウォンも決して、平和な時間を過ごしてきたわけではないのですが、、ヘウォンが今こうしてジチャンと幸せをつかんだのは、まぎれもなくヘウォンの努力のおかげ!しかし、ドウンにはそれが伝わらず。。なんとも残念な展開となってしまいました。
そして、やっとの思いで結婚にまで辿りついたヘウォンでしたが、式が台無しになったことでふたたびミョンエから叱責される始末。なんだか胸が痛い第5話でした。
次回は少しでも事態が好転するといいのですが、この様子だとドウンもまだまだ黙っていないでしょうし、不安がつづきます。
第6話視聴率8.3%
第6話あらすじ
過去、挨拶にやってきたヘウォンに向かって、ぶしつけに「歯を見せてみろ」とミョンエ。ミョンエ曰く、昔から馬を選ぶときは歯を見て選べと言ったそうだ。言われるがままに皆の前で、口を大きく横に開くヘウォン。それはヘウォンにとって、なんとも屈辱的な瞬間だった。
ドウンは母ヨンジュ(ユン・ボクイン)に電話をかけ、ヘウォンについて何か知っていることはないかと聞く、ヨンジュが知らないと答えると、もし何か聞かれても自分は死んだと答えるよう告げ、一方的に電話を切るドウン。
その夜、ドウンはこっそりヘウォンとジチャンが眠る寝室に忍び込む。悪夢にうなされて目を覚ましたヘウォンは、心配そうにするジチャンに向かって、どうもイチョルの愛人のことが気にかかると話した。
一方、姉ヘウォンの結婚式場で偶然出会ったドウンのことが気になってしょうがないサンドゥル(パク・シヌ)。もちろんサンドゥルは、ドウンがヘウォンの実の妹であることは知らない。
休暇をとってはじめての義実家生活をスタートさせたヘウォンだったが、初日からミョンエには叱られてばかり。疲れ切った様子で部屋に戻ったヘウォンは、かつてサンドゥルの母から受けた酷い仕打ちを思い出す。
そんなヘウォンのもとへ、妹ヘジを名乗る人物からメッセージが届く。慌ててメッセージの発信元に電話をかけるヘウォンだったが…。
第6話感想
ヘウォンのもとに届いた妹ヘジからのメール!
果たしてこれは・・またもやドウンがヘウォンを陥れようとメッセージを送ったのでしょうか。それとも。。どちらにしろ不安な展開です。
結婚式も失敗に終わり、つづいて始めた義実家生活も、そう簡単にはいきません。韓国では義両親のことを「シプモニム」と呼びますが、それにちなんで義実家のことを「シーワールド」と揶揄したりします。まさにヘウォンのシーワールドは一筋縄ではいかず、、前途多難な予感。
ミョンエもさることながら、その娘イラ(チョン・スヨン)もまた、なんとも下品というかなんというか。分別がない人物で、決してヘウォンの味方にはなってくれなさそうです。唯一の味方はジチャンだけ。
もちろん姑のスヒャンはヘウォンを気に入っていますが、イチョルと離婚協議中なので、こうなると本当に敵陣に一人で乗り込んでしまったような感じです。それに加えて、未来の姑(?)ドウンにまで目をつけられ、ヘウォンの人生はどうなってしまうのでしょうか。気になります。
第7話視聴率8.4%
第7話あらすじ
妹ヘジを名乗る人物からメッセージを受け取ったヘウォンは、慌てて送信先に電話をかけるも、電話は繋がらず。メッセージを送ったのは他でもない、ドウンだった。
ヘウォンから本当にヘジであることを証明して欲しいと言われ、かつてクリスマスにヘウォンからもらったぬいぐるみの写真を添付するドウン。それを確認したヘウォンは、ドウンに言われた通り待ち合わせ場所へと向かう。
しかし、約束の時間になっても妹ヘジは現れず。不安になるヘウォンの前に、マスクで顔を覆った怪しげな男が現れる。後ずさりした拍子に携帯を落としてしまうヘウォン。慌てて拾おうとするも、男は携帯を蹴り飛ばし、じりじりとヘウォンに近づく。
男がヘウォンに手を伸ばした瞬間、心配になって迎えに来たジチャンが男を捕まえた。警察に連行されるも、男はただ近くを通り過ぎただけだと供述。これといった被害もなく、ヘウォンはどうすることもできない。
結婚式といい、今回の件といい、「なんだか嫌な予感がする。」とヘウォン。これを聞いたジチャンは、やはりSNSにヘジの件をアップしたのがよくなかったのではないかと話す。しばらくはヘジ探しを保留にしようとジチャン。ヘウォンもまた、大人しくこれに従う。
休暇を終えて職場に復帰したヘウォン。するとヘウォン宛てに、花束が届く。てっきりジチャンだと考えたヘウォンは、「お義母様が好きなチューリップね」と言ってスヒャンの席に飾ろうとする。
ところが、花束に添えられたメッセージカードには“結婚おめでとう。ドウンより”と書かれており…。
第7話感想
宣戦布告とばかりにヘウォンに花束を贈ったドウン!
花束の送り主がドウンだと知ったヘウォンは、思わずそれをゴミ箱に捨てます。すっかりドウンを敵視するヘウォンですが、ドウンが生き別れとなった妹ヘジだとわかったとき、どれほどショックを受けることか。。考えただけでも不安です。
そして、あの手この手でヘウォンを陥れようとするドウン。今回もドウンが助力者のギョンジャを使って男を送り込んだようです。ギョンジャとドウンの関係も、なんというか。。金で繋がっているだけの関係なので、いつ壊れてもおかしくないように思えます。ゆくゆく、ギョンジャがドウンを裏切る、なんて展開もあるかもしれません。
今のところドウンの方が一歩上手と言った感じですが、もちろんヘウォンもこのままだまって泣き寝入りするとは思えず。どんな展開が待っているのか、楽しみです。
第8話視聴率8.0%
第8話あらすじ
花束を送ったのがドウンだと知ったヘウォンは、怒りを抑えることができない。すぐにドウンに電話をかけるも、まったく悪びれる素振りのないドウンの態度に、ますます腹を立てるヘウォン。
このままではいけないと考えたヘウォンは、弁護士を使ってイチョルとドウンの不正を暴露する。実はかねてから、イチョルはドウンが代表を務める福祉財団を使って不正資金を流用していたのだ。
スヒャンからニュースの件について聞かれたヘウォンは、勝手な真似をして申し訳なかったと謝る。ヘウォンにとってスヒャンは、実の母親のような存在だった。
過去、ジチャンに連れられてギャラリーに遊びに来ていたヘウォン。そこでスヒャンは、ヘウォンが継母から酷い仕打ちを受けていたことを知る。スヒャンにとっても、ヘウォンは娘のような存在だったのだろう。
一連のスキャンダルを受け、YJグループとドウンが運営する福祉財団にはマスコミとデモが押し寄せた。その中には、ヘウォンの伯母ミンスク(キム・イェリョン)の姿も。
ジチャンの祖母ミョンエがスヒャンを呼び出したと聞き、ハッとするヘウォン。慌ててミョンエの部屋に向かうと、ヘウォンはスキャンダルを暴露したのはスヒャンではなく自分だったと明かす。ヘウォンの告白に、どういうつもりかとミョンエは大激怒。
一方、今回のスキャンダルがヘウォンの仕業だと考えるドウンは、ヘウォンを呼び出す。待ち合わせ場所にやってきたヘウォンに向かって、「私が怒ってあなたの水でも吹っかけるのを期待したの?」とドウン。そしておもむろにトマトジュースが入ったグラスを手にとると、ヘウォンではなく自分の頭に振りかけた。
第8話感想
第8話では、ヘウォンとジチャンの出会い、そしてスヒャンとの過去が描かれました。最初からスヒャンだけは、ヘウォンを認め、愛情をもって接していたようです。こういう大人たちのおかげで、ヘウォンは真っすぐに育ってきたのかもしれませんね。
ジチャンとの結婚においても、スヒャンのバックアップがなければ成立しなかったでしょう。
そんなスヒャンを救うため、イチョルとドウンのスキャンダルを暴露したヘウォン。やり方はどうであれ、不正は不正なので、世間は知る権利があります。それにしても、ドウンの欲は尽きることがありません。
そんななか、ヘウォンの前で自らの頭にトマトジュースをぶちまけるドウン。これは一体・・
なんだか嫌な予感がしますね。状況的にドウンがヘウォンにジュースをぶちまけられたと主張すれば、ヘウォンが悪者になってしまうのではと不安です。
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