血も涙もなく 101話・102話・103話・(最終回)104話 あらすじと感想

血も涙もなく


血も涙もなく 피도 눈물도 없이 2024年放送 KBS 2TV 毎日 全104話

第101話視聴率7.6%

第101話あらすじ

690億を独り占めしようと考えたドウン(ハ・ヨンジュ)は、ヘウォン(イ・ソヨン)に言われるがまま、これまでの自分の犯行をすべて自白。しかし、レコーダーを手にとったドウンは、ギリギリまでレコーダーは自分が持っていると話す。

実はそのとき、すでにオフィステルの外には警察が待機していた。ミンジュから連絡を受けたソンユン(オ・チャンソク)は、計画が変更したと告げる。

ドウンと一緒に車に乗り込んだヘウォンは、ドウンの自殺を偽装する川辺へと向かった。そこでやっと、ドウンからレコーダーを受け取るヘウォン。

一方、妹ミンジュの裏切りに気づいたピルソ(イ・ヒョンソク)は、ミンジュの制止も聞かず、その場から逃走。そんなピルソの後を、ソンユンと一緒にいた刑事の一人が尾行する。

レコーダーと交換でネットバンキングの保安カードを受け取ったドウンは、690億を海外の自分名義の口座に送金。しかし、海外の口座残高を確認すると、そこに690億はなく…。ヘウォンにハメられたことに気づいたドウンは、このままでは密航どころではないという。

ソンユンと刑事らが駆けつけるも、ドウンはあと一歩のところで追跡をすり抜けた。レコーダーの内容が公になると、マスコミは連日ドウンの犯行について報道。ドウンの共犯者であるピルソは、海外へ逃亡を図って空港で逮捕された。

ところが、肝心のドウンの行方はわからないまま。その頃、ドウンは母ヨンジュ(ユン・ボクイン)の家に身を隠していた。

看護師を殺したのがドウンであると明らかになり、ジュンモ(ソ・ハジュン)は無事釈放される。

そんななか、ヨンジュからヘウォンが合併症で治療を受けていると聞いたドウンは、看護師になりすましてヘウォンの病室へ忍び込む。ドウンがヘウォンに近づくと、ハッと目を開けるヘウォン。

第101話感想

ついにドウンのこれまでの悪事が公表され、ドウンは指名手配の身となりました。しかし、あと一歩のところで逃げられてしまい…。

それにしても、またもやドウンを匿うヨンジュ。一体、ヨンジュは何を考えているのでしょう。いくら娘とはいえ、罪を犯したら正しい道に導いてあげるのが母親ではないのでしょうか。ヨンジュの娘を想う気持ちには、まったく共感できません。

一方で、弁護士のミンジュは妹として、兄ピルソに罪を償わせるため一役買いました。なんとも対照的な2人。

そして、ラストではドウンがヘウォンの病室に忍び込むシーンが登場し、緊張感をあおりました。しかし、ヘウォンの様子から見て、ドウンが来ることを予想していた様にも見えます。果たして、姉妹対決はどちらに軍配が上がるのか。注目です。

第102話視聴率7.9%

第102話あらすじ

無実が証明されたジュンモは、これまで自分のために頑張ってくれたヘウォン、ソンユン、ミンジュを招待して手料理を振舞う。そんななか、話題はいまだに消息がつかめていないドウンの話に。一体どこに隠れているのかと、頭を悩ませる4人。

その頃、仕事を終えて自宅に帰ったジャングン(カン・ソンジン)は、お菓子の袋が捨てられているのを見て不審に思う。さらに台所には、汚れたままの食器が放置されていた。

しばらくして、職場から急な呼び出しがあったと言って家を出ていくジャングン。ヨンジュはドウンに食事をさせようとするが、ジャングンが食事もせずに仕事へ行ったと聞いて、ドウンはハッとする。

次の瞬間、ジャングンの通報を受けた警察が駆けつけるも、すでにドウンは姿を消した後だった。ジャングンはヨンジュがドウンを匿っていると考えたが、ヨンジュは最後までシラを切り通す。

一方、ヘウォンの息子ヨンギが通う幼稚園で英語の一日講師を務めることになったジュンモ。ヘウォンの義父イチョル(チョン・チャン)に挨拶し、ジュンモは前に勤めていたビジョンインベストメントに復帰するかどうか、迷っていると明かした。

芸術財団の件で地方への出張が決まったヘウォンは、体調を心配するジュンモに、病院で治療を受けてから出発するつもりだと話す。病院にやってきたヘウォンは、しきりに周囲を確認。その後、看護師に連れられて病室へと入るヘウォン。

するとそこへ、看護師に扮装したドウンが現れ…。心の中で、「(どうせ捕まったら死刑だというのに、私が一人で死ぬとでも?いっそのこと、一緒に死のう)」とドウンは呟く。

第102話感想

ヘウォンを殺すつもりで病室に忍び込んだドウン。果たしてヘウォンは、無事なのでしょうか。

どこか周囲を警戒しているようにも見えたヘウォン。もしかすると、ヘウォンはドウンをおびき寄せるために自ら囮になったのかもしれません。それにしても、この期に及んでもなお、ヘウォンを殺そうとするドウンの執念にゾッとさせられました。

ヨンジュは最後まで、ドウンのことを庇っていましたね。しかし、そんなヨンジュの様子に気づいたジャングン。

最初はこのジャングンが本当に嫌なキャラクターで、夫婦が登場するたびに腹が立ってしょうがありませんでしたが、ここに来てジャングンの人間味あふれるキャラクターが好きになりました。まぁヨンジュは血のつながった母子ということもあって、冷静な判断ができなくなっているのでしょう。

第103話視聴率7.8%

第103話あらすじ

ヘウォンの病室に現れたドウンは、手に持った注射器をヘウォンに刺そうとする。次の瞬間、ヘウォンは護身用スプレーをドウンの顔に吹きかけ、そこへ待機していた警察が駆けつけた。

つづいて病室に入ってきたのは、ヨンジュとジャングン。実は昨夜、あと一歩のところでドウンを逃した警察だったが、ドウンが今もヨンジュの家に隠れていることに気づいたのだ。そこで、ヘウォンが囮となってドウンをおびき寄せることに。

ヨンジュまでもが自分を裏切ったと知り、ショックを隠せないドウン。そんなドウンに向かって、ヘウォンは「690億を本当に手に入れられるとでも思ったの?」と声を上げる。

ドウンが逮捕されたという記事に目を通したイチョルは、ヘウォンを呼び出す。そして、ヘウォンの恋人ジュンモにYJグループを任せてはどうかとイチョル。

その日、本社に足を運んだイチョルはジュンモを呼び出し、YJグループの代表に就任して欲しいと話す。

ヨンジュの誕生日、ヘウォンはジュンモを連れて実家に帰る。しかし、ドウンを警察に引き渡してからというもの、ヨンジュはすっかりふさぎ込んでしまっていた。そんなヨンジュの態度にカッとなったヘウォンは、「私が何の罪も犯していない妹を刑務所に入れたとでも?恨むならお母さん自身を責めるべき。あの子をあんな風に育てたのはお母さんでしょ!」と、ついきつい口調で言ってしまう。

6か月後、死刑囚となったドウンは、同じ部屋の受刑者たちから執拗ないじめにあっていた。そんななか、目の前に立つ受刑者たちがかつて自分が殺した被害者らに見えてくるドウン。恐怖に駆られたドウンは、思わずその場で悲鳴を上げ…。

第103話感想

ついに死刑囚となって刑務所に入ったドウン。これまで犯した罪の重さに、さすがに気づいたでしょうか。刑務所では、他の受刑者たちからいじめられるドウンの姿も。。少し心が痛む場面ではありましたが、やはりこれまでドウンがしてきたことを考えると、致し方ないような気がします。

そして、最後の最後でドウンを警察につき出すことに協力したヨンジュですが、その怒りの矛先はなぜかヘウォンへ。結局、最後までヨンジュは手のかかるドウンを庇いたかったようです。ヘウォンだって同じくヨンジュの娘だというのに、これではあんまりですね。

また、中盤ではイチョルがスジョンとの間にできた自分の娘、ルシアと対面する様子も描かれました。イチョルの体調があまりすぐれないのが気になります。ドウンの記事に目を通したときのイチョルのなんとも言えない表情が、なんとも切なかったです。

第104話(最終回)視聴率7.6%

第104話(最終回)あらすじ

同室の受刑者から今日が死刑の執行日だと聞いたドウンは、恐怖に震え出す。そして、目の前に並べられた配膳をひっくり返し、泣き叫ぶドウン。しかし、それはすべて夢だった。

翌朝、面会に訪れたヨンジュとジャングンに、「イ・ヘウォンを連れてこい!さもないと脱獄してでも殺しに行ってやる!」とドウン。まったく反省の色が見えないドウンに呆れた2人は、だまって面会室を後にする。

芸術財団を再創立させたヘウォン。イチョルは創立式の場で、バイオリンを披露した。ヘウォンのおかげで姉スヒャンの汚名が晴らされたと、感謝を伝えるスジョン。そんななか、イチョルは亡くなった息子ジチャン(チャン・セヒョン)の幻とともに、そのまま息を引き取る。

イチョルを見送ったあと、妹のイラ(チョン・スヨン)はパティシエになるという夢を叶えるため、フランスへ旅立つ。同じくスジョンもまた、アメリカへ帰国。ヘウォンの伯母ミンスク(キム・イェリョン)は、済州島に戻ることに。

亡くなったイチョルの想いを継ぎ、YJグループの代表となったジュンモ。ヘウォンと結婚し、YJ家で息子のヨンギと3人で幸せな生活を送っていた。

そんなある日、ヘウォンは囚人服に身を包んだドウンが、自分の首を絞めようとする夢を見る。結局、ドウンを刑務所に送ってもなお、ヘウォンのドウンに対する不安感は残ったままだった。それでも、いつかそのすべての感情が整理できたとき、もう一度ドウンと会ってみたいとヘウォンは思う。

ジュンモとの間に女の子を授かったヘウォン。2人は、ヘウォンにとってつらい思い出でもあるYJ家で、新たな家族、そして新たな人生をスタートさせた。‐完‐

第104話(最終回)感想

最後はヘウォンとジュンモの幸せな姿で幕を下ろしたドラマ「血も涙もなく」。全104話という長編でしたが、終わってみると意外とあっという間だったような気がします。幼い頃に生き別れた姉と妹が再会し、ドロドロな復讐劇に発展、、

終始、ドウンの身勝手さには呆れるばかりでした。それと同時に、娘というだけでドウンを庇おうとするヨンジュにもうんざり。最後はさすがのヨンジュもドウンの反省のなさに呆れた様子でしたが、もう少しドウンが罪の重さに気づくという要素が欲しかったな、という感じがしました。

それでも、最後はヘウォンとジュンモの幸せな様子が見れてひと安心。ヘウォンは夫にも父親にも先立たれ、妹のヘジ(ドウン)には逆恨みされ、、で最悪でしたね。

てっきりヘウォン&ソンユンが上手くいくのかと思っていたので、途中で急遽現れたジュンモには驚かされました。1話では想像もできなかったエンディング。途中若干の中だるみもありましたが、終わり方は個人的に満足です。韓ドラ特有のドロドロが好きな方に、オススメの作品。ぜひチェックしてみて下さい。

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