舞い上がれ、蝶 舞い上がって蝶。날아올라라 나비 Fly High Butterfly 2022年放送 全16話 中華電信MOD
hg@さらんさん |
第1話 あらすじ
「陰気な美容師」
キプムはオープンして3か月余りの美容室「舞い上がれ、ナビ(蝶)」のインターン。朝は誰よりも早く出勤して、美容技術の練習も欠かさない努力家だが、自分に自信がなく特に接客が苦手。前髪はその目を覆うほどに長く、声はアリの鳴き声よりも小さい。
美容室には決してしてはいけない掟がある。掟NO.3「憂鬱な表情を浮かべる」こと。陰鬱な雰囲気を漂わせるキプムは今日もお客様に心配されてしまい、ミシェルから再三の注意を受ける。美容師は技術職でもあり、接客業でもあるゆえだ。思い悩んだキプムは笑顔の練習を始めるが、同僚たちには不評を買う。
その理由に「長い前髪」を指摘されたキプムは、衝撃的に前髪をカットしてしまう。が、そのカットがキプムの師匠グァンスには気に入らず、本人の希望にはほど遠く短くカットされてしまう。「可愛い」「いいね!」と同僚たちの評価は高かったが、自分が丸裸にされたような恥ずかしさに見舞われるキプム。
そんな時、ナビにあるお客様が来店する。40歳を軽く超えても青春真っただ中、自称ビジュアル系ロックミュージシャン「Xゴルゴン」の3人組。本人たちはどうあれ、傍から見ればただの笑えるおじさん集団。美容室の掟NO.2「お客様を笑ってはいけない」。しかし、抑えきれない可笑しさに耐え忍ぶ美容師の面々。
キプムは同僚インターンのムヨルから、「人の目を見ないこと」を指摘され、今度はお客様の目を見ることに務めるが、それが次の失敗を招く。不自然すぎた視線はお客様の不興を買い、担当を変えさせられてしまう。キプムの人見知りに慣れている常連の年配女性客は、キプムの額に汚れが付いたままなのを拭いてやり、さらに発熱にまで気づいて優しい言葉をかける。思わずキプムの目から一粒の涙がこぼれ落ちる。
今まで勤めたいくつかの美容室で「向いてない」「転職した方がいい」と言われて続けて来た言葉が、キプムの頭の中でぐるぐる回る。その言葉に押されるように店長ミシェルの前におずおずと進み出るキプム。同僚たちが固唾を飲んで注視するなか、ミシェルは突然「飲み会」を提案する。
何も知らずにタラ汁の店に入った面々は、そこで「Xゴルゴン」リーダーがオーダーを取りに来てびっくり。ここが彼の実家だと聞き、タラ汁とロックバンドのギャップに苦しむ。それはともかく、飲みながらキプムの事情を聞き始めるミシェル。が、もごもご何を言っているかわからないキプムの愚痴をなぜか通訳できてしまうムヨン。
トイレに立ったキプムが席に戻って来た時、「ゴルゴン」リーダーが友人らしき男性から「いい加減にしろ」「どうせダメだ」と言われているのを耳にする。まるで自分が言われているように感じたキプムは、ついその人に「いつになればダメだとわかるのか?」と問いかけてしまう。
ムヨンが間に入ったおかげで無事に席に戻ったキプムだが、師匠グァンスは「辞めろと言われたら辞めるのか、なら辞めておけ。」と発言。場が暗転したせいでお開きとなり、キプムが心配なミシェルは同じインターンのムヨンに家まで送らせる。ぶつぶつ言いながらも、さりげなく酔っ払いからキプムを守るムヨル。
そんなある日、「ゴルゴン」のリーダーは体のある恥ずかしい場所に白髪が生えたことがきっかけになり、解散を決意する。そこは家族や友人たちがたむろす場で、人々は口々に目を覚ましてくれてよかったと言い合う。そんな解散コンサートに出向いたキプムとムヨン。
そんななか、現れた「ゴルゴン」は自分たちの思いのたけを込めて、唄い演奏する。最後には人々の群れにダイブ。失笑を買いながらも、「20年間音楽を愛して来て、幸せだった。」と涙ながらに代表曲を唄い出す。なぜか、号泣するキプム。
どこか吹っ切れたキプムに、次の難問がやって来る。グァンスがナルシストを発揮する時間。お客様の要望が自分の中で許せないレベルを超えると発動する下痢症。「会話で持たせろ」と指示されたキプムはおろおろ。
美容室の掟NO.1「お客様を待たせてはいけない。」もしあってもそれを感じさせてはいけないのだ。キプムの危機を感じたインターンたちは連係プレーで危機を乗り切る。そうして、キプムはまだやって行ける希望が見えてくる…。
第1話感想
美容室「飛び上がれ、蝶(ナビ)」の店長はミシェル。本名はユ・ミオク。子供がいる母親です。この店のメインデザイナーはミシェルを含めて3人。カラーにかけては右に出るもののいないゼンは、小柄ながらエクストリームスポーツを好むアクティブな女性。もう一人の美容師グァンスは腕はいいが、神経質でナルシスト、物事をはっきり言い過ぎるのが玉にキズ。
インターンの美容師はキプム、スリ、ムヨン、ウ先生の4人。それぞれに主に担当するデザイナーがいます。キプムはグァンスを、スリはミシェルを、ウ先生はゼンを補佐します。ムヨンは特に担当はなく、幅広いフォローをする役目です。
インターンとて美容師免許を持ってはいますが、お客様の髪を直接触るまでには数年の修業が必要といいます。この中で最長5年のインターン歴を持つのがキプム。しかし、その性格のせいでなかなか前に進めません。このドラマは美容室の現実の中でのキプムの成長物語と言えるでしょう。
第2話 あらすじ
「温度は大丈夫ですか?」
一口に温度と言ってもいろんな温度がある。例えば、シャワーの温度にしても個人差があり、何かにかける情熱にしても、人によって少しずつ違うものでしょう。今回のお話はそんな温度にまつわるエピソード。
少しだけ人見知りがマシになったようなキプムだが、この頃気になることがある。ムヨンのことだ。ムヨンは人当たりが良くて、特に女の子には調子が良くてやたら人気がある。それは長所ではあるが、同時に短所でもある。仕事に悪影響を及ぼす程度になれば重症だ。
ある日、ムヨンの元に友人と称して訪ねて来た、ガタイのいい3人の男性たち。ムヨンはその男性たちから追いかけられて逃げ出し、戻ってこないという事件が発生。おかげで店はてんてこ舞いで食事さえもとれなくなる。皆がムヨンに文句を言いながら疲れ果てて帰っていくなか、練習の為に一人残るキプム。
キプムが冷たくなったお弁当にやっとありついた時、戻って来たムヨンはすまなそうな素振りは見せるものの、一言の謝りもない。それが気に障ったキプムは早くムヨンが帰ればいいと背を向ける。が、ムヨンはキプムの重い雰囲気に帰るに帰れず。そんななか、苛立ちで手元がおろそかになり、はさみで指を切ってしまうキプム。ムヨンは手当てしてあげようとするが、キプムに冷たく拒絶される。
昨日、ムヨンにひどい文句を言っていたスリが、今日はムヨンの体験談を笑って聞いているのを信じられない思いで見るキプム。ミシェルは少し怒りを見せたものの、膝をついて反省のポーズを取るムヨンに「厳重注意」で終わらせる。私は笑わないだけでクビだと言われるのに!
ムヨンに内心不満を募らせながらも、仕事に追われるキプム。そんななか、またまたムヨンの「友達」だという男性が訪ねて来るが、ちょうどムヨンは休憩で外出中。それを待つという男性。先日の再現を心配したミシェルからムヨンを探して来いと指示されるキプム。近所の飲食店を探し歩いてすれ違い、やっと見つければ女の子たちといつもの調子。呆れる。
連れ戻されたムヨンが男性を見る目はなぜか暗く沈み、会うことを拒む。そんななか、お客様の一人が男性のなにに気づいたか、興奮気味に話しかけて写真をせがむ。が、お客様がカメラを取って来る間に出て行ってしまう男性。後から聞けば、サッカーの国家代表の一人ということだった。
今日こそはムヨンはクビだと誰もが思ったが、ミシェルはその一言を告げなかった。キプムは完全に不公平だと感じる。インターンだけになるとスリが「クビにならなかったね。」と口火を切る。キプムはムヨンに「辞めてほしい」と告げる。「美容師なんてたいした仕事じゃないと言ったでしょ。」と。「したいことがやれなくなった。」とムヨン。「じゃ、死んじゃえば。」いつになくきついキプムに皆が目を見張る。
その帰り道、美容室の前で国家代表の男性に再会するキプム。キプムは男性に「復讐なんて辞めた方がいい。」と熱を込めて説得。が、彼は本当にムヨンの友達だった。では、なぜムヨンは避けたのか。思わず口に出した言葉に反応した彼は、すぐにムヨンの気持ちを理解する。実はムヨンがサッカー選手になりたかったが、怪我で諦めたことを知るキプム。
翌日。キプムは昨日の勢いはどこに、ムヨンを見てはため息。なんて、なんてことを言ってしまったんだろう。いつもに増して、キプムの頭の上には暗雲が立ち込める。謝るにもどうしたらいいかわからない。そんなキプムの様子を見たゼンは、ムヨンが悪いと決めつけてキプムのヘアモデルをするようにと言いつける。
キプムは理由はどうあれ、ヘアモデルの件を喜んで受け入れる。マネキンではない人間の髪を切ることができる初めての機会を逃す訳にいかない。ビビるムヨン。キプムは「梨泰院クラス」のセロイの髪形にしたがったが、徹底的にムヨンに拒否される。そんなやり取りの中で先日の暴言を謝るキプム。そして、ムヨンもキプムほどではないが、「この仕事が好きだ。」と素直になって…。
第2話感想
このドラマ、なんだか面白い匂いがする。話もそうだけど、なんとなく作り方が面白いかな。だけど、惜しいかな、このドラマが韓国本国で放送されていないこと。その理由が一昨年くらいに韓国で乱立した芸能人いじめ告発の巻き添えになった形です。韓国で放送されてたら、たぶん人気が出たんじゃないでしょうか。
優しいところはあるけれど、女性と見ればヘラヘラして、美容室の女性客と内緒で電話番号交換する奴。練習用のマネキンは大事にしないし、「こんな仕事」発言をしたり、キプムにはやる気があるように見えないんですね。自分がもがいてしがみついて、それでもなかなか実らなくて悩むからこそ、ムヨンに腹が立ってしまうのでしょうね。
ムヨンには店長であるミシェルが叔母で、陰で文句を言うスリだってムヨンのおしゃべりにいい顔する。みんなムヨンに甘いって思うのも無理はないかな。しかし、ムヨンにもつらい過去がありました。ナンパが縁でこの仕事に就くことになったらしいですが、おとなしいキプムに「死んじゃえば。」って言われた時はかなりの衝撃があったでしょうね(;^_^A
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