美女と純情男 37話・38話 あらすじと感想

美女と純情男


美女と純情男 미녀와 순정남

第37話視聴率12.4

第37話あらすじ

エギョクは息子を脇に呼んで2人だけで話し、「あなたのお婆ちゃんの友達で保険会社の人」と嘘をつく。「どうしてお母さんの隣に座っていた」とジンダンは疑問を持つ。

帰宅するエギョクは亡き会長の写真を見て、「まさか」と呟き、ジンダンのベッドから髪の毛を取り、ビニールに入れる。サングに電話し、会う約束を取る。

ピルスンはゴーゴーエンターの代表となって初めての出勤で、皆に祝福される。ジンダンはそれを会社のエントランスで見かけ、気に食わない。「兄貴が養子にしてくれて後継者になったら、一番最初にクビにするのはお前だ」と呟く。

ジヨンら家族がドジュンの差し入れのスイカを食べていると、事務所代表が来て、「新しいミステリーメロドラマの主役としてジヨンが抜擢される」との噂を話す。電話で呼び出され、代表とジヨンはピルスンらと契約を交わす。

DNA判定の結果を受け取り、「ジンダンとサングが親子関係」と知ったエギョクは、書類をビリビリに破き、「誰にも知られてはいけない。父親は亡きコン会長よ」と呟く。

ジヨンはピルスンのオフィスに行き、「リスクをって私をキャストして下さってありがとうございます」と言う。「君は女優として成功する。応援するよ」とピルスンは言う。「代表に就任おめでとうございます」と言って、ジヨンはオフィスを去る。

「代表様はこんなにいい人なのに、私も彼のことが好きなのに。私はいったいどうしたらいいんだろう」とジヨンは座り込んで泣き出す。

ジヨンにキスをしようとして平手打ちを食らったジンダンは、それを回想し、ジヨンの前に姿を現し、「週末に済州島に行こう」と誘う。

エギョクは夜な夜な、デスクに首を絞められる悪夢を見てうなされ起きる。

ユン本部長に「ギャラを50%前払いしてもらえないでしょうか」とジヨンは交渉する。ピルスンの了承があり、送金がなされる。

ジヨンはミジャに「2億ウォンをコン代表に返してほしい。好きでもないのにデートするのはとても辛い。関係をゆっくり築かせて欲しい」と頼む。ミジャは「コン代表はあなたを女優としてプロモートするために、投資としてくれたのに、そのお金を受け取っておきながら今更返すなんて身勝手すぎる」と言う。ジヨンの祖母はそれを聞いてミジャにつかみかかる。

ジンダンをレストランに誘い、ジヨンは「済州島に行くお誘いはお受けできません」と断る。送金したはずのお金は「受け取っていなかった」ことをジンダンから聞く。

帰宅しジヨンは、ミジャに突き詰める。「頭がおかしいお婆ちゃんと一緒に住めない。新しい場所に引っ越す。そのためにお金が必要なのよ」とお金を渡さない。ジヨンは泣いて「お金を返して」とミジャにすがる。ジヨンの祖母とドシクも来て、「お母さん、金のためにジヨンにまたそんなことを強いているのか」と言い争いになる。後から来たドジュンは怒り、ガラスを拳で破り、手に負傷しながら母に抗議する。

ドシクとドジュンはジヨンから「借金取りが命を狙って、コン代表からお金をもらった」事情を聞く。ドシクはミジャに「ジヨンのお金を返せ」と言う。

ジンダンのスマホに2億ウォンの送金通知が来る。不思議に思ったジンダンがミジャに電話すると、「ジヨンが代表様から投資のお金を受け取ったことを知ってしまったんです。デートがお金の為だと義務に感じている。どんなに純粋で繊細な子かご存知でしょう。関係をゆっくり発展させてほしいんです。それでジヨンが一部のお金を返したんです」とミジャはジンダンに弁解する。

「ジヨンさんは他の女と違う。だからこそ好きになったのかな」とジンダンは呟く。

コン代表は知り合いとテニスをしていて、転び、右腕を負傷する。

ご飯を食べるにも困るので、スヨンは夫の食事を助ける。「初めから、正直に話してくれれば、君をゆるした。ピルスンをオレの子供として受け入れただろう。どうして騙したんだ」とコン会長は言う。

エギョクはサングをカフェに呼び、「数か月フィリピンに行ってて欲しいの。コン会長に娘だけでジンダンを養子にして後継者にしてくれる話になってるの。あなたのことが噂になると困る。話が済んだら連絡するから。あなたと一生を共にしたいと思ってる」と言う。

夫のために弁当を持参したスヨンに、コン会長は「弁護士に離婚はしないと話した。君のような人は他にいない。君なしでは生きられない」と言う。

次のドラマ撮影のために眼鏡やカーリーヘアからイメージチェンジしたジヨンは、ピルスンにそれを見せる。ピルスンは「パリで買って渡せなかった」ネックレスをジヨンにプレゼント。

サングは荷物をまとめつつも、「何でオレがフィリピンに行かなくちゃいけないんだ。まさか」と呟く。

アクションスクールで実習をしていたジヨンは着地に失敗し、ピルスンがジヨンを支えようとするが、2人で倒れる。その瞬間、ジヨンは記憶の断片を回復する。

第37話感想

前回のエンディングでジヨンが記憶を次々に回復して、「全てが分かった」と言ったので、全部の記憶を取り戻したのかと思いましたが、そうではなかったようです。ジンダンとの前の関係も覚えていないようです。

今回のエンディングで思い出した記憶の断片は、離れ小島でのドラマのロケの時にピルスンと取り残された時の思い出のようでした。ピルスンと両思いだったことは思い出したようです。

ジヨン (つまりドラ) のお母さんには本当に腹が立ちます。まさに毒親。そのあたりの記憶も早く思い出して、縁を切ったらいいのにと思いました。

コン会長が悩んだ末にスヨンとの離婚を思い止まって、良かったです。スヨンも確かにコン会長が言うように、ピルスンのことを「早く言ってくれたら自分の息子として受け入れ」てもらえたかもしれませんが、当時は怖かったのでしょう。スヨンの相手はもう亡くなっているので不倫には当たらないとは思うのですが。コン会長はずいぶん歳をとった後で妻をゆるしたことで、愛情が本物だったと証明されたことになるでしょうか。

第38話視聴率14.0

第38話あらすじ

ジヨンはピルスンに支えられながら起き上がる。「これは何の記憶」とジヨンは呟く。

ピルスンはジヨンに水をあげる。「床に着地した時に何かの記憶が戻ってきた。山中の道を歩いていて私が滑りそうになって、監督様が私を助けてくれた」とジヨンは言う。「それは『直進メロ』の撮影の時だ」とピルスンは答える。ジヨンはピルスンがあげたネックレスをしていたが、それをTシャツの中に隠す。

「記憶を取り戻すために役立つかもしれないから」とピルスンはジヨンを屋台に誘う。「ドラが有名なスターだった時、ここに来てよく食べていたんだ。人目を気にしてこういうところには来られなかったから。オレの背中に『完璧な馬鹿者』と張り紙を書いたこと覚えてないか。もし記憶が戻ったら、ここでおごって」とピルスンがジヨンに頼むと、ジヨンは「おごる」と約束する。

2人はゲーセンに行って遊び、犬のぬいぐるみをゲット。2人で歩いていると、ジンダンが待っていた。「こいつとオレを二股にかけてるのか」と、ジンダンはぬいぐるみを投げて、足で踏みつける。2人が喧嘩している時、ジヨンの脳裏にまた記憶の断片が蘇る。「こうやって生きるのはやめろ。もう姿を現さないで」とピルスンが言っていた。ジヨンは頭を抱えて苦しみ始める。自分が自殺した日、ピルスンが言った言葉を思い出しだしたのだった。

コン会長は家族を呼び、「スヨンとの離婚についてだが、しないことにした」と決定を話す。デスクとエギョクは強く反対する。

その後で「ジンダンの養子のことはどうするの」とデスクはコン会長に強く迫る。「自分だけのことではなく、会社のことも影響する。スヨンとも相談して慎重に考えている」と会長は答える。エギョクはドアの外でそれを聞いていた。

夜な夜なジヨンは「おばさんが正しかった。私が死んだのは監督様のせいだった。馬鹿みたいに彼のことを好きになって。ひどい人だったんだ」と呟き、胸のペンダントを引きちぎる。

公園にピルスンを呼び出すジヨンは、「記憶が戻ってきた。私が自殺した日、『世界中の誰が信じなくても、あなただけは私を信じてほしい』とすがったのに、あなたは私から去っていった。この記憶は正しいですか」と尋ね、ピルスンは「そうだ」と答える。「もうあなたとの関係はここで終わりにしたいです。個人的な感情を持つのはやめましょう」とジヨンは言って去る。

「今晩コ・ピルスン代表を夕食に呼びたい」とコン会長が提案すると、デスクとエギョクは「とんでもない。約束がある」と言って立ち上がる。

マリはドジュンにお姫様抱っこをしてもらった時のことを思い出し、「バトミントンに行こう」と誘う。ドジュンの姿に見惚れ、マリはわざと床に倒れ、「歩けない」と言ってドジュンにお姫様抱っこをしてもらう。家の門まで着いた時、「おろして」と言って、マリは普通に歩き出す。

ピルスンは会長宅に行き、彼らの家族だけで晩餐の時を持つ。会長はピルスンに「マリに会いたい時はいつでも訪ねてきて」と言う。

スヨンは夫に「今日はありがとう。そしてごめんなさい」と言う。「謝ることなんかないさ。ピルスン君を私の息子として迎えたいくらいだ」と会長は言う。

ドジュンはマリに「なぜ嘘をついたんだ」と言う。「抱っこして欲しかったから」「なんで抱っこして欲しかったんだ」「あなたのことが好きだから」とマリは言って逃げる。

ドラマの撮影後、雨が降っていて、ピルスンがジヨンに傘を差し出すが、ジヨンは走ってバス停に行く。その時、ジンダンが洋服を自分の上にかけてくれて歩いていたこと、一緒に食事をした時のこと思い出す。「代表の私への感情は純粋だったんだ」とジヨンは呟く。

ジヨンはジンダンに電話をかけて「お婆ちゃんが餃子を作ったので」と家に呼ぶ。

ドシクとジヨンとの関係を疑うミョンドンに、ドシクは「俺の妹なんだ」とカフェに誘って事情を話す。

フィリピンに行ったと思っていたサングから電話で呼び出しがあって、エギョクはカフェに行く。「正直に言ってくれ。オレの息子なんだろう。教えてくれないなら会長に会って話をする」と言うサングに、「ジンダンは知らないのよ。亡くなった会長の息子だと思っている。会長が養子にして跡継ぎにしてくれる。だからそれまでフィリピンにいて待っていて。彼の人生がダメになる」とエギョクは頼む。

テヒと翌日会う約束をし、その足でジンダンはドシクのアパートに行き、ジヨンの祖母の作った餃子を嫌そうに食べる。

ジンダンが去る時、ジヨンは「今まであなたの私に対する思いを誤解していてごめんなさい」と言う。「やっとわかってくれたのか」とジンダンはジヨンをハグする。

ピルスンからの呼び出しで、ジヨンが行くと、「あの日から毎日毎日、なぜ君の手を取らなかったのか後悔した」と言う。ジヨンは「じゃあ何故その言葉を私がパク・ドラだと分かったときに言ってくれなかったの。馬鹿みたいに私はあなたへの感情を膨らませてしまった」と言って去る。

ピルスン監督の新しいドラマ『ソウルの女』の撮影が始まる。キム家の人々は料理を作って応援に来る。ミョンドンは「あの人がパク・ドラなのか。まだ生きているなんて信じられない」と呟くと、グムジャは「なんであのキム氏を殺した女が、ウチに間借りしていた女の子の隣に座っているんだ」と言う。

ドラマの撮影中、ジヨンはジンダンの別荘に閉じ込められた記憶を取り戻し、雨の降る森の中を彷徨い歩く。ピルスンと一緒に高校生たちから逃げたこと、キスしたこと、2人で足のくるぶしに印を入れたことなど、記憶を思い出した。「これで全て思い出した。裏切ったのはあなたじゃなくて私だった。私があなたを傷つけたんだった。それなのにまだ馬鹿みたいに私を選んでくれているの。こんな女なんて記憶から抹殺すればいいのに」と言って、ジヨンは泣く。

第38話感想

今ここで、ジヨンの重要な記憶の全てが戻りました。36話の時には、私が見たこのシーンは予告編だったと思われます。混乱しました。

最初に自殺した日にピルスンに助けを求めたのに背を向けて去っていった記憶、次にジンダンと楽しく過ごした記憶、しかしジンダンに別荘で監禁された記憶、そしてピルスンと恋仲だった記憶。この順番がなんとも、もどかしさを感じましたが、大事な記憶は戻ってきました。

記憶というのは当たり前に持っていて、忘れているようで、自分の行動や決断に知らないうちにも影響していて、いざ無くなると本当に困るなと思わされました。

マリのドジュンへの恋心が可愛くてきゅんときます。

ミョンドンとグムジャなど、キム家の人々の立場からドラ (ジヨン) の存在がややこしくて頭がこんがらがってきます。

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