美女と純情男 미녀와 순정남
第35話視聴率17.2
第35話あらすじ
スヨンはビルのボディーガードらに連れ去られる。ジヨンは突き飛ばされて腕を怪我する。
コン会長に「デモ騒動がネット記事になっていて、俳優の1人が怪我をしたとニュースになっている」、またスヨンが参加していたため、「会長の離婚の噂まで立っており、APPグループの製品をボイコットする動きまで出ている」と伝えられる。
ジンダンがスヨンを閉じ込めたビルの一室に、コン会長が行くと、スヨンは「あなたがそういうつもりなら、私もそう簡単には離婚はしない」と強気。
騒ぎを知ったピルスンの両親はコン会長のオフィスに出かけて行き、「捨てられていた赤ちゃんを今まで大切に育ててきた。あなたの妻が実の母親としてショックを受けている。もしそれを知っていれば、ピルスンがここで仕事をするのは許さなかった」と言う。コン会長はオフィスで1人考え込む。
デモ隊にユン本部長より「スタジオが再開された。コ監督も継続する」と伝えられ、皆は喜ぶ。
スヨンはミーティングを開き、撮影スタッフに謝罪する。
撮影スタッフは、ピルスンの家の焼肉レストランで、監督のおごりで飲み会をする。飲み会に加わっていたジヨンにジンダンから呼び出しがあり、ジヨンは飲み会を抜け出してタクシーを呼ぶ。
ピルスンが追いかけ、「君はドラだ。でも記憶が戻ってないからオレにできるのは遠くから見守ることしかない。いつまでそうやってオレを突き放すの」とジヨンに言う。ジヨンは事情を話そうとするが、タクシーが来たので乗って去る。
ジンダンはジヨンを高級レストランで奢り、「アイツはオレに反逆している。君はオレのガールフレンドなんだ。あんな奴らと仲間になって欲しくない」とピルスンの悪口を言う。
ジンダンがジヨンを家に送る様子を、ピルスンが見かける。追及されジヨンは「コン代表と付き合ってるの」と言って去る。ジヨンの祖母が来て、「あの子が好きなのはあなたよ。待ってて。どういうことか突き止める」と言う。
ピルスンは部屋で「ジヨンさんもオレのことが好きなはずだ。何かがあったはず」と呟く。
ピルスンがジヨンのアパートの前にいると、ミジャがピルスンをカフェへ誘い、「ナイトクラブであなたが支払ったお金よ」と、現金入りの封筒を渡す。「もうジヨンに付きまとわないでちょうだい」と言い去る。ピルスンは「この金はどこから」と呟く。
ドジュンは姉に「昔マンゴーケーキが好きだった」とカフェで食べさせ、現金入りの封筒を渡して、「今度はオレがお姉ちゃんに返してあげる番だ」と言う。
コ会長の弁護士がスヨンに離婚届の書類を渡す。
ジンダンが来て、スヨンに「今日からゴーゴーエンターの代表はオレだ。荷物をまとめて出て行け」と通告する。
スヨンは会長に抗議しに行くが、会長の決定だとのこと。マリは、両親が争っているのを見て、発作が起こす。
「家から出て行く」とスーツケースに荷物をまとめるが、マリは部屋に監禁される。
デスクは「マリを母親に送りなさい。ジンダンを後継者として養子にしなさい。テヒの家族にも面目が立つ」と会長に助言する。エギョクとジンダンはそれを了解する。
サングがエギョクを訪ね、2人はハグする。
ジンダンは撮影を見学し、挨拶しないボンスに腹を立て、ジヨンが共演女優に平手打ちされるのを見て、「この部分を脚本から取り除け。ボンスを降板させろ」とユン本部長に命じる。
医師の診断によると、マリは「過去の事故のPTSDの症状が悪化し、これ以上悪化すると取り返しがつかない」と言われる。スヨンが呼ばれマリにつきそう。
マリと連絡がつかないグムジャは、ピルスンにそれを言い、ピルスンはスヨンに電話する。マリの病状を聞いたピルスンは、会いに行くが、会長に追い返される。
マリが「お兄さんに会いたい」と言い、会長はピルスンを呼ぶ。
ジンダンは会長のオフィスに行き、「これが自分のものになる」とほくそ笑む。
帰宅するジンダンはピルスンを見て、「なんでお前がここに」と2人の間に火花が散る。
第35話感想
APPグループは後継者問題で困っている様子です。ジンダンが自分にとって一番の血のつながりの近い家族と思うデスクの根回しで、会長がジンダンを養子にするという計画が進んでいます。
ここで意味ありげにチラつく謎の男サングの影が気になります。ジンダンはエギョクとサングの子供だったとかいう展開も面白いなと思いました。
ジンダンは高圧的で、金の力に動かされる薄っぺらい人物ですが、愛情に飢えていて、何とも憎めないキャラクターです。脚本家に「薄情者」と罵られて、ジンダンの肩を持ちたくなりました。笑
第36話視聴率19.2
第36話あらすじ
「チャン・スヨンがお前をここに呼んだのか」と言うジンダンに、コン会長は「私が呼んだ」と言う。
ピルスンが付き添って、マリは水を飲むようになる。会長は感謝してピルスンを見送る。
「マリを口実にして、30年間も隠していた子供を家に呼ぶなんて」と、デスクとエギョクも怒る。
怒りが収まらないジンダンは、本部長を呼び、「済州島でのロケ他、ピルスンのドラマの経費を削減」を要求する。
その知らせを聞いた脚本家は、会長のオフィスに直談判しに行く。
会長はジンダンをエンターの代表の職から解雇する。
本部長は撮影スタッフに「脚本への変更は無し。コン代表が解雇された」と伝え、スタッフは喜ぶ。
ジヨンとドライブを楽しむジンダンに、テヒから電話が来るが、ジンダンは着信拒否する。ジンダンはジヨンにしきりにスキンシップしてくる。母の「代表と恋仲だった」と言う言葉を思い出し、ジヨンはそれを受け入れる。遠くからピルスンがそれを見ていた。
アパートまで送ってきたジンダンは、ジヨンにキスしようとするが、ジヨンはジンダンをはねのける。それをドシクとジヨンの祖母が遠くから見ていた。
ジヨンの祖母はピルスンに電話し、「これが最後の電話になる。ジヨンを諦めて」と言う。
ジヨンは帰宅するピルスンを待っていて、「申し訳ないと思って」と言う。ピルスンは「それはオレが言いたい。こんなこと言う権利は無いけれど、コン代表と付き合わないで。ドラだった時、代表と交際していたのは事実だが、君は代表に何の恋愛感情もなかった」と言う。
ドシクはジヨンに「代表と付き合っているのか。お母さんが強要したんじゃないのか」と尋ねる。ジヨンは否定するが、ドシクは「好きでもないなら、付き合うのはやめな」と言う。
エギョクは夜な夜な家を出て行き、朝帰りし、デスクに見つかり、「寺に行ってきた」と嘘をつく。
キム家に朝帰りするサングは、ヒョンチョルと「中学校の同級生だった」ことを思い出し、2人はハグする。
サングはキム家の人々に「事故で数年前妻をなくし、子供はいない。フィリピンから帰国した」ことを話す。
ミジャはドジュンをカフェに呼び、手作りのおかずと現金入りの封筒を渡そうとするが、ドジュンは「これはお姉さんのお金だろう。もうこういうことしないで」と封筒を受け取らず、おかずだけを持って帰る。
ミョンドンとデートするドシクは落ち着かない様子で、デートを早々に切り上げて帰る。怪しむミョンドンはドシクの後をつける。アパート前でジヨンを見たミョンドンは早とちりし、電話でドシクを呼び出し、「ジヨンさんと一緒に住んでるの」とドシクに平手打ちをくらわす。
マリはピルスンに「お父さんとお母さんが喧嘩してて、ひとりぼっちで寂しい」と話す。ピルスンは「いつも一緒にいる」と約束する。ドアの外で聞いていた会長とスヨンは心を痛める。
マリはピルスンを誘って公園に遊びに行き、楽しそうに遊ぶ2人を見て、会長は笑顔を見せる。
ドラマ『薔薇の家』の視聴率が好調で、APPグループの株価が急上昇する。役員会で「ゴーゴーエンターに投資するべき。監督を代表に任命しては」との意見が出る。
会長はピルスンを呼び、その件について打診する。
ピルスンはキム家の人々にその話をすると、両親は賛成する。スヨンは「ゴーゴーエンターの代表の役を引き受けてほしい」とピルスンにメッセージを送る。
スヨンは夫に「全て私の願い通りにしてくれたので、あなたの条件の離婚に合意する。この家を出る」と言う。会長は「マリが良くなるまでもう少しいてくれ」と言う。
コン家の人々は、その決定に抗議する。
エギョクは会長の弁護士に会い、ジンダンの養子縁組、スヨンの離婚の「書類はどうなってるのか」と尋ねるが、「会長の意思決定があり次第すぐに可能である」と伝えられる。
サングからの呼び出しでカフェに行くエギョクは、雑誌に掲載されたジンダンの写真を見たサングから、「オレの父親の若い頃にそっくりだ。もしやオレの子じゃないだろうか。最後の旅行の時を覚えてるか」と言われ驚く。そこに現れたのはジンダンだった。
雨の降る森の中をさまようジヨンは、ドラの記憶の断片を思い出し、「もう全部分かった」と呟く。ピルスンがジヨンの後を追ってくると、ジヨンは「お兄さん」と呼ぶ。
第36話感想
とうとうジヨンはドラの記憶を取り戻しました。韓国ドラマあるあるで、記憶を喪失すると必ず記憶が回復するので、記憶回復しないバージョンは無いのかなと思ってしまいました。
ジンダンがサングの子供かという予想が的中して、笑ってしまいました。
コン会長がマリへの情のためにスヨンを近くに呼び寄せるという展開は、やや安易な感じがしましたが、ピルスンのドラマがヒットして、グループ全体の評価が上がったという展開には、ジーンと感動し、涙が出ました。
ミジャはドジュンをお金でコントロールしようとしているんだなと思いました。それを拒否されて不安そうで、ギャンブル同様に子供にも依存気味な体質に見えました。
パリ五輪による放送変更のため、次回の放送は8月10日です。
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