美女と純情男　31話・32話　あらすじと感想

えぱた

5か月前

美女と純情男　미녀와 순정남

第31話視聴率17.5

1 第31話あらすじ
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第31話あらすじ

「チャン代表がオレの実の母親なのか」と尋ねるピルスンに、ソニョンもスヨンも否定するが、「この女がお前を門の前に捨てたんだ」とグムジャが言う。そこへジヨンの祖母が現れて、歌を歌い出し、一同は騒然とする。

ピルスンはジヨンに電話して、車でジヨンの祖母を連れて行く。祖母はジヨンに「いつ引っ越したの。教えてくれなきゃ」という。

認知症が進むジヨンの祖母はドシクのことを自分の息子だと思い込んで抱きつき、ミジャをその妻だと思い込む。ジヨンら3人はアパートの外で話し合い、ジヨンの祖母を一緒に住ませることにする。

ピルスンはスヨンの家に行き、門の外で話をし、スヨンは謝るが、ピルスンは「あなたを友達だと思っていた私の母がどんな思いをするか、裏切られたと傷つくか、それは考えなかったんですか」と大声で怒鳴り去る。マリは物陰でそれを聞いていた。

帰宅するピルスンは、両親に「この世でオレの母はただ1人」と言う。スヨンは「いつかピルスンの実の母が現れたら、感謝したかった。でも、スヨンが友達だと思っていたのに。だからゆるせない」と泣き、ピルスンは母をハグする。

ミョンドンはドシクと会い、「ピルスンの実の母が誰だか分かって、ピルスンの母の親友だった」と話す。ドシクは帰宅し、皆にその話をする。

ピルスンはスヨンとカフェで会い、「現在手がけているドラマの撮影が終わったら、契約をキャンセルしたい」と言い、スヨンは了解する。スヨンはピルスンに「以前あなたが実の母について尋ねてきた時に本当のことを言えなくてごめんなさい」と言うが、ピルスンは「実の両親のことはもう忘れていました。私の今の両親が私の実の両親だと思っています」と言って去る。

マリはキム家を訪問し、「私のお母さんをゆるしてあげて」と言うが、ヒョンチョルに追い返される。門の前で座り込むマリを、ドジュンは抱えて歩く。

帰宅するマリが母と泣きながら話していると、コン会長は見て「どうしたんだ」と心配する。「悪夢を見た」とマリは嘘をつく。

スヨンはキム家に来て、「マリはピルスンの兄じゃないですか。受け入れてあげて」と頼みに来る。ヒョンチョルが怒って怒鳴る。

グムジャはマリの好物のとうもろこしを持って訪ねるが、マリは食べようとせず、「もう生きる望みがない」と泣き、グムジャはマリをハグする。さらにグムジャはキム家の人々に「マリを受け入れてあげて」と話し、ピルスンにもそれを言う。

ピルスンの職場にマリが隠れて様子を伺いに来ていた。ピルスンはマリを見つけて、カフェに誘い、「オレの可愛い妹が好きだよ」と言う。

ピルスンは両親に「マリと会いたい。許可がほしい」と頼み、ソニョンは許可する。

スヨンはピルスンに「マリを妹として受け入れてくれてありがとう」と言うが、ピルスンは「だからといって、それはあなたに何の関係もありません」と言う。

ジンダンとテヒの両家の家族の挨拶の日、集まりレストランで食事するが、帰宅するスヨンはぐったりとベッドに行く。コン会長は「何があったんだ。教えてくれ」と言うが、スヨンは何も言わない。

ジヨンの祖母がドラマの撮影について来てしまい、ジヨンはピルスンにお詫びを言う。「実の母のことが分かって辛いだろうに、コ監督は悪い人には見えない。お母さんとどっちが本当なんだろう。記憶が戻ってくれば」とジヨンは呟く。

撮影場でジヨンとピルスンを見ていたジヨンの祖母は、ジヨンに「コ監督はジヨンのことが好きなのよ」と言う。さらにピルスンの家に行き、「ジヨンはコ監督のことが好きなのよ」と言い、2人はジャジャ麺を食べに行く。

ソニョンの焼肉レストランにコン会長は祝いの品を持って訪問し、スヨンとのことについて「謝罪」し、「何があったのか教えてほしい」と言うが、ソニョンは「スヨンからお聞きください」と何も言わない。

帰宅した夫から「謝罪してきた」と聞いたスヨンは、「なぜ何も悪いことをしていないあなたが謝るの。私が何をしたか知ってるの。あなたを騙したのよ」と叫ぶ。

第31話感想

スヨンは夫に過去の出来事を話してしまうつもりでしょうか。次々と展開が速いペースで進んできています。

それにしても、コン会長もマリも、とても性格が良いです。良すぎる気味もあるような気がします。韓国ドラマあるあるで、財閥家だとか裕福な家庭では、物質的な豊かさに圧倒されて、家族の間のコミュニケーションとか、人間同士の温かさとか、そういった事柄がないがしろにされて、家族がバラバラになるという設定が多いですが、この家族の場合はお互いが思いやりを持っているなぁと思いました。

お金があれば、「お母さんがそんな酷いことをしているなら私も」とグレそうなものですが‥‥。まだコン会長はスヨンのしたことを知らないので、知ったらどうなるか分かりません。

あるいはドラマの制作スタッフが、たとえお金があって、物質的に豊かでも、それに溺れることなく、もっと目には見えないもの、家族間のつながりや温かさを大切にしてというメッセージを込めてるのかもしれません。

第32話視聴率18.6

第32話あらすじ

「離婚してほしい。あなたに申し訳ない。もうこうやって生きていくことはできない。長いこと考えてきたの。マリと一緒に出て行く」とスヨンは言う。

スヨンは出て行き、エギョクはドアの外から2人の会話を聞いていた。「スヨンがコン会長に『離婚をして』と頼んだ」とエギョクはデスクに言う。

エギョクはジンダンにそれを話し、「コン会長に女性関係があったのではないか」と疑い、身辺調査を頼む。

コン会長がスヨンに電話をかけると、「ホテルにいる。離婚届ができたら電話して」とスヨンは言う。

「昨晩スヨンは帰らなかったらしい」とエギョクとデスクが話し合ってるのを、マリが聞き、母の滞在先ホテルに訪ねてくる。「一緒に誰も知らない遠い所に行きましょう」と言う母に、「私はお父さんと一緒に住みたい。お母さんの好きなようにすれば」とマリは言って去る。

謎の男が海外から韓国の金浦空港へ到着する。グムジャが不動産屋に広告を出していたので、その男がはキム家のジヨンの住んでいた部屋へ引っ越してくる。

ジンダンの調べたところによると、「コン会長に女性関係はない」との報告が上がる。

エギョクはキム家に、「スヨンがコン会長に『離婚して』と頼んだ。スヨンは浮気していたのか」と探りに来る。

ピルスンがドラマの撮影ロケ地を探していると、クラブにマリらしき人が入っていくのを見る。

コン家では、家政婦がマリの部屋に置き手紙を見て、スヨンの居場所を探し当てて訪ねてきていたコン会長に電話する。

スヨンはピルスンに「マリがいなくなった」とメッセージで伝える。ピルスンはマリらしき人を見たクラブに来て、マリに会い、スヨンに返す。

スヨンはマリと帰宅し、コン家の人々の前でコン会長に謝罪する。

マリはピルスンに「両親が離婚しなくて済んだ。ありがとう」とメッセージを書く。

ジヨンの祖母がジヨンのスマホからピルスンに電話して、「ソウルを案内して」もらうことになる。

グムジャはキム家の人々に、「チャン代表がピルスンを生んだのは事実なんだから、私たちはそろそろこの事実を認めなければいけない。もしチャン代表が離婚したら、ピルスンがマリの面倒を見なければいけなくなる。ピルスンの実の母が大会社の会長と結婚しているのは、私たちにとって幸運だと考えたほうがいい」と言う。

ドジュンは「マリが友達だと思っていたのに、何も言わずにいなくなってしまった。心配で心臓が張り裂けそうだった」と言い、マリは謝る。

ミジャが放送局で営業して帰ろうとバス停にいると、高利貸しのチンピラたちがいるのにを見て、ミジャは顔を隠し、急いでその場を立ち去る。

ジヨンの祖母がピルスンと「デートに出かける」と言い、ジヨンも一緒に行くことになる。ジヨンの祖母は、極力ジヨンとピルスンを2人きりにさせる。

ジヨンの祖母がジヨンのスマホからピルスンに「愛してる」とメッセージを送る。ピルスンから「オレも愛してる」とメッセージが来て、ジョンは驚き、自分が過去に送ったメッセージを見る。「これを送ったのは私じゃない。お婆ちゃんが送ったんです。本気にしないで」とメッセージを送るが、ピルスンは「本気にするよ」とメッセージを返す。

ジンダンはテヒのウェディングドレスの下見に行くが、テヒの顔がドラに見えてくる。ジンダンは1人呑みし、ジヨンをアパートに訪ねてくる。ミジャが外でジンダンを見つけ、ジンダンは「ドラのことが忘れられないんだ。助けて。ジヨンさんに会わせて」と懇願する。

ドジュンがドシクのアパートに訪ねてきて、ジヨンの祖母に挨拶する。焼肉パーティーをする。

ミジャはアパートを出たところ、高利貸しのチンピラらに拉致される。

爪切りを貸してもらおうとしたエギョクが、スヨンの引き出しから赤ちゃんの写真を見つける。友人らにその写真を見せると、「ソニョンのピルスンだ」と言う。

ソニョンの焼肉レストランに行って、エギョクが写真を見せると、「なんであなたが息子の写真を持ってるの」とソニョンは言う。