私の解放日誌 나의 해방일지 2022年放送 JTBC土日 全16話
hg@さらんさん |
第5話視聴率2.766
第5話あらすじ
ク氏は大ジャンプでミジョンの帽子を拾って戻って来る。あまりの衝撃に鳥肌が立つ。拾ってきた帽子を握りしめるミジョン。チャンヒは興奮と尊敬の眼差しをたたえ、ク氏のそばをついて回り追い払われる。夕方集まって来たドファンたちにその興奮をトクトクと語る。大騒ぎのチャンヒにあきれ返る母。ミジョンは夜遅く母の買い忘れの品物を買いに行く。
ミジョンは虚しさをかみしめながらも自分を律して耐える。買い物から戻って来たところでク氏と出くわし、ミジョンは焼酎なら買ってきたと手渡す。そのまま立ち去ろうとしたミジョンに「本当に春になったら別人になれるのか?」とク氏。やる気になったのかと問いかけると「さっきやっただろ。」ク氏と別れて家に向かうミジョンに思わず笑みがこぼれる。
幸福支援センターの職員から解放クラブの活動の報告を求められた3人は、何も報告することがない。仕方なく、活動報告の為に各自日誌を書くことになる。いつものように愚痴をこぼし始めたサンミン。亡くなった父を感じた唯一の遺品は写真でも衣服でもなく、ただの電話帳に記されていた父の文字だったと振り返る。ミジョンは一人一冊のノートを手渡す。
ク氏はたまった洗い物の前で片付けを試みるがどうしてもやる気になれない。焼酎の瓶は溜まりに溜まって一部屋を占領寸前。段ボールを持って来るものの、やはり手を付けるに至らない。そんな自分にイライラが募り、また焼酎を買いに出かける。スーパーの主人はどうせまた買いに来るのだからと4本買うように勧める。やはり2本買って表に出たところで、出くわしたミジョンを見てスーパーに戻る。バスを降りてミジョンが声をかけて来たが、ホジェの目を気にして冷たく接する。行ったり来たり不安定なク氏をミジョンはじっと待つ。
ギジョンはテフンに渡したロトの当否をギョンソンに訊ねるが、なかなか返信が来ない。同郷の友人をだしに居酒屋に誘うが、関わらない方がいいと断られてしまう。帰宅途中にロトは1ウォンも当たらなかったと言われ、テフンに会いに行く口実がみつからない。家に戻る足取りは重くつらい。そのことをジヌにぼやくと、その人の話をしているギジョンの表情が柔らかいと笑みを浮かべる。ジヌとはすっかり仲良し、恋愛相談する仲に。
チャンヒは週一回行く事務所勤務では隣席のチョン・アルムのせいで仕事にならない。彼女のおしゃべりはとめどなく、そのせいで先日もひどい目に遭った。今日も仲のよい同僚の助けで席から抜け出した後、眺めのいい廊下で仕事を続ける。同期の飲み会ではアルムの被害者チャンヒは同情を集めて、隣に座ったダヨンはチャンヒに好意を表す。まんざらでもない気持ちになるが、女性たちの結婚という夢を叶えられない現実の中では彼女と気軽に付き合えないと思う。
帰宅中のチャンヒにまた女店主ピョン・サンミから電話がかかり、これまた1時間越えにため息とともに現実逃避の夢を見る。ある日、ヒョナはチャンヒの彼女を装ってサンミの店を訪れ、別れた恋人のふりをして涙ながらの演技を繰り広げる。サンミは亭主の浮気が原因で店を譲り受けて別れたが、事情を知っているチャンヒに愚痴をこぼしていたという。ヒョナの話を信じたサンミは申し訳さで一杯になり、10分だけの電話にすると約束する。ヒョナに感謝するチャンヒ。
ホジェから今週の手当てをもらったク氏。しばらく考えていたが、ホジェにミジョンの連絡先を訊ねる。ミジョンは退社しようとして、知らない番号からのメッセージに一瞬身構える。が、それはク氏からの食事の誘い。思わず微笑みを浮かべるミジョン。駅前でミジョンを待って何本も電車を見送ったク氏。2人は落ち合うと黙ってレストランへ。食事中、ナフキンを使ったク氏はちょっと考えてミジョンの手元にもナフキンをそっと置く。
〝考えてみれば、私が好きだと思っていた人でもどこかしら好きじゃないところがあった。心から好きだと大切だと思える人がいないせいで、自分の心がだんだん疲弊していったのかもしれない。相手がどうであれ、本当に好きな人を作ってみたい。無意味に人と関わる事よりずっといい。違う生き方がしたい。〟
家族たちがいるのに、どうして好きな人がいないんだと不思議そうなク氏。「家族だからって無条件で好きなわけじゃない。父は可愛そうな人。きっと今まで幸せを感じたことがないと思う。母は自分の不幸が子供たちのせいだと思っている気がする。だから、心配事は母の耳に入れないようにしている。兄と姉は大っ嫌い。」とミジョン。
「嘘でもいいものなのか?」というク氏に、口に出せば「本当」になるとミジョン。「何か一度言ってみたら?」立ち止まってちょっと考えるが、何も言わずそのまま歩き出すク氏。と、目の前のバスから降りて来たギジョンは、連れ立って歩いていた2人に何か違和感を覚えて…。
第5話感想
ミジョンの言うことを理解しつつ、大ジャンプを披露しつつ、やる気を見せてみたり、失ってみたり。気持ちが行ったり来たりのク氏でしたが、ようやく本気で「あがめる」気になったようです。ホジェはミジョンの電話番号を聞かれて素直に教えていましたが、何も気にならないのかな?
チャンヒは女子から好意を示されてちょっといい雰囲気でしたが、付き合わないと決断したようです。韓国の経済は結婚して身を固められるほどの経済力がない男の人が多いというのが現実なのか?文在寅(ムン・ジェイン、現大統領)政権では韓国の最低時給を1万ウォン(約1,000円)に引き上げることに成功したと聞きましたが、それだけでは解決しないのでしょうね。
ギジョンはバツイチで子供もいて、とんでもない姉を2人も持っているテフンに本気で惚れてしまったようです。ロトが当たったら、それを口実に会えたかもしれないのに、外れてしまって会えないとジヌに愚痴るところを見てると、なにか女友達に恋愛相談しているようにも見えておかしいです(笑)
第6話視聴率3.832
第6話あらすじ
ク氏とホジェはシンク台をトラックに一杯積んで出発。その先には通勤で歩いているミジョン。いつもはスルーして行くク氏だが、今日はミジョンの為にトラックを止めた。ホジェはミジョンを手招きして、駅まで送る。人に運転してもらうのは気分が良いと穏やかな表情を浮かべるホジェ。
ミジョンは通勤電車の中で昨日のク氏のメッセージを見直した後、電話番号を登録する。そして、自分がいつも見ている「今日はきっといいことがある」という看板の写真を送る。「これを見ると気分が良くなる。」と一言添えて。仕事が立て込み中のク氏は電話を見る暇もなく、既読にもならない。
チャンヒが担当の高売り上げの店舗の店主は年も年だし、そろそろ誰かに引き継ぎたいと言い出して、チャンヒに声がかかる。大きなチャンスであるが、そのためには3億ウォンの資金が必要。チャンヒはホジェにどうか?と打診してみるが、お前がやりたいなら止めないとだけ返ってくる。かと言って、チャンヒに資金のあてはない。友人に勧めても金がなくて無理。なぜ自分の周りの愛すべき人たちには金がないのだろうか。
ミジョンの職場では女子社員たちがこっそりグアム行きの旅券を会社でコピーしたのが発覚。それをみつけた嫌味な上司がミジョンが入っていないことに気づく。女子社員たちの間に気まずい空気が流れ、集まって相談しているようす。昼食が済んでもぎこちない雰囲気が続く。
ギジョンは何が足りなくてク氏のような酒浸りと…と渋い顔。ミジョンは重い口を開く。付き合っていたチャニョクが事業を始めた時は嬉しかった。彼氏が事業家だと他人に自慢できるから。事業が傾いた時は必死で支えた。自分が助けないと他人に非難されそうで。そうやって私たち、相手を選びすぎて失敗したじゃない。そんなのはやめる。無償で相手を応援して、成功して旅立つなら気持ちよく送ってあげたい。両親にだってそんな応援されたことがないことを。それ以上語る言葉のないギジョン。
ミジョン、ヒョナを連れて、テフンのいる居酒屋に行くことに成功したギジョン。テフンからビールを手渡されたギジョンは偶然聞こえて来た「謝って」という強い言葉についてテフンと意見が合う。そのうえで改めてきちんと謝罪してホッとする。恋人と結局別れていないヒョナは彼からの電話に出つつ、ギジョンが自我を高評価し過ぎだと嫌味を言う。ミジョンはタクシーで帰る道すがら、ク氏の家の写真を撮ってメッセージを送る。相手が返信しないからと自分も同じことで対抗することなく、あがめることだけすればいい。
チャンヒは帰宅途中、ク氏に焼酎を買ってくる。主人が留守の家に入ったチャンヒは奥の部屋いっぱいに並べられた焼酎の空き瓶が西陽を浴びて光を放っているのをみつけ焦る。それをドファンと2人で片付けている途中、帰ったク氏は急に不機嫌になり2人を追い出す。この状況に頭を抱え込むク氏はミジョンのメッセージを目にしても電話を伏せてしまう。ドファンから事情を聞いたミジョンは、頼まれもしないのに人の恥部を勝手に見たからだと責める。
「油断して奴らを近づけ過ぎた。気分のいい時もあるにはあるが、ダメな時は何もやりたくなくなる。他人のつまらない話を聞くのも口を利くのも。家を片付けるのにはどれだけかの気力がいるんだ。」
「私もそうよ。一日のうちマシな時間が1、2時間くらい。良い時間じゃなくマシな時間。それ以外の時間は耐えるしかない時間。そうやって、やっとやっと自分を励まして過ごしている。」とミジョン。
それを聞くと、ク氏は冷凍庫からアイスクリームを出して来て、ミジョンに手渡す。酔って買っただけさ。酔っている時には俺は若干優しくなるんだと、表情を緩ませるク氏。ミジョンは嬉しい気持ちを素直に伝える。
翌日、ク氏は洗い物をこなし、酒瓶を残らず片付けて売る。ドファンと出会うと「やる」とドリンクを放る。ミジョンのメッセージに一言返信すると「給料日のように嬉しい。」と返信が来て笑みが浮かぶ。せっせと部屋をきれいに掃除した写真とメッセージをミジョンに送る。返信が来る。他愛ないやり取りを交わして、何か元気が出てくる2人。
チャンヒが声をかけられていた店舗がアルムによって先に奪われてしまう。事務所ではアルムが上司から非難を受けるが、どうにもならない。もともとチャンヒには資金もなく父にはやる気もないが、ずる賢く奪われたことにショックを隠せない。踏んだり蹴ったりでATMの順番を譲った先客に5万ウォンの残高さえもないのに、そんなことよりマシと落ち着きを取り戻す。
畑仕事の休憩中、チャンヒはジャンプを試みる。ク氏は無理だと言い、ミジョンも止める。が、チャンヒは飛んだ。が、見事に落ちてしまう。一方、ク氏の家に置いてある電話にメッセージが届き始める。「ク・ジャギョン。どこにいる?」と…。
第6話感想
ミジョンとク氏は不思議な空気感で互いをほめたたえて、生きる活力を取り戻しかけています。ほんの少しだけ相手を思いやる、応援するだけでこんなに嬉しくなるものなのと。明るい表情で同僚に話しかけるミジョンに罪悪感が少し減る同僚女子社員たちです。
ギジョンはテフンの話となると全く人目を気にせずにジヌとおしゃべりをしています。ギジョンのテンションは高く、前よりもより女性っぽく可愛っぽく。今の彼女、元カノが面白くない顔をして様子を注視しています。彼女らの目にギジョンとジヌはどんなふうに映っているのかな。2人が付き合っているように見えるのかな。
チャンヒの隣の席のアルムは情報を入手すると、父親にリークして好成績の店を買いあさり、もう3店舗目。どこまでもチャンヒには理解できない女性です。彼女の代役を買って出たヒョナはサンミに気に入られてアルバイトをすることになり、サンミの監視とバイトの一挙両得を得ました。
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