2023年放送 全12話 Genie TVオリジナルドラマ 남이 될 수 있을까
marikoさん |
第5話視聴率1.212%
第5話あらすじ
ジェギョムの部屋でシャワーを浴びた、ハラ。そこにジェギョムの母が入って来る。ジェギョムを驚かそうと、予定より早く帰ってきたらしい。後日、ハラはジェギョムの母から「正式に謝りたい」と、食事に誘われる。ハラは今後どうなるのか分からないのに、家族とまで付き合うのは気が進まない。
ウンボムはソヒとの関係に悩み、家を出ていこうとしていた。ソヒに「ダウルの良い父親にはなれない」と断る。ソヒは「あなたは良いお父さんになる。ウンビョルも、お母さんが忙しいから、あなたが育てていたようなものじゃない」と言うが、ウンボムは「それは言わないでほしい」と言うのだった。それでもソヒは「この年で離婚経験があると、熱愛なんて望めない」と言って、引き下がらない。ウンボムは「考えてみる」と答えたものの、気が乗らないのだった。ハラはビチたちの冗談で、ウンボムに言い寄っている女性がいると知る。
ハラは、ホン代表の長女の離婚訴訟のことを相談される。13年ぶりに会った娘が、「夫から離婚書類を渡された」と、ホン代表に相談しに来たのだという。ホン代表の元夫は、娘を貧しい家の男と娘を結婚させて、自分の言うことを聞かせたかったのだ。娘の夫は、「義父とこれ以上一緒に暮らせない」と、離婚書類を送ってきた。
ジェギョムの母は、ハラのために勝手にレストランを予約する。ハラは忙しいスケジュールを整理して、食事に行く。ジェギョムの母は、ハラの離婚歴を知らずに、「離婚経験もないのに、離婚専門弁護士だなんて、すごい」と褒める。ハラが「離婚経験はある」と告白すると、ジェギョムの母は「うちの息子は離婚経験がなくて人生経験が足りないけど、大丈夫かしら?」と心配する。ハラは「私も足りないところのある人間なので、大丈夫です」と答える。ジェギョムは安心するのだった。
ウンボムはソヒの両親からバーベキューの接待を受ける。来週はダウルの誕生日だという。ウンボムは忙しくても会いに行くと約束する。帰宅したウンボムは、引き出しの中から、子どものおもちゃを出して眺める。
ホン代表は、娘に「夫側に、義父からパワハラを受けたという証拠が多くて不利なので、これから夫婦生活をうまくやっていくと説得するしかない」と説明する。しかし、夫側は「調停は望まない。早い判決を望む」と訴える。ハラは「夫婦関係は破綻していない、夫婦の仲は良かったことを証明するべき」とアドバイスする。
ジェギョムの母が、事務所に来る。「自分の口で離婚経験があると言わせて申し訳なかった」と言い、ハラにプレゼントを渡す。『あなたの離婚を応援します』という本だった。「口には出さなくても恥ずかしいのが分かる」と言われ、ハラは苦笑いするしかないのだった。
休憩室で、ウンボムは「さっき来ていたのはジェギョムの母だろう?もう結婚の日取りでも決まったのか?」と声をかける。ハラは「付き合い始めたばかりなのに。交際をなかったことにしようかな」と愚痴を言う。ウンボムは「ジェギョムが間で、うまく取り持ってくれないんだな」と分析する。ハラは、ウンボムが自分と母をできるだけ会わせないようにしてくれていたと思い出す。ウンボムは「俺みたいな男とは、なかなか付き合えないんだぞ」と言うが、ハラは「それ以外は全部、ジェギョムの方がいい」と返すのだった。
ホン代表は、元夫が婿に手を上げたこともあることを知る。ホン代表は、婿の兄も離婚していると明かし、義母の嫁に対するパワハラが原因だと暴露する。すると義母は、判決が間違っていたと主張する。それを聞いた判事は、心象を悪くしてしまう。その時、ハラのスマホに「ウンボムは再婚したの?」とウンボムとソヒたちの写真が送られてくる。
ジェギョムはハラに、「5月は母の誕生日だから、一緒にハワイ旅行に行かないか?」と誘う。ハラは「時間がない」とすぐに断る。そして、「家族でもないのに、しょっちゅうお母さんと会うのは負担」と伝える。ハラが「ウンボムの母とも、そんなに会ったことがない」と伝えると、ジェギョムは「俺にもそうして欲しいということなのか?それと、母さんの話をウンボムに先に話すのも、やめてくれ」と怒るのだった。
ハラはウンボムに文句の電話をするが、ウンボムと楽しくおしゃべりする。そこにソヒが家に来た声が聞こえる。ソヒの声を聞いたハラは、気を遣って電話を切る。気を取られて車をぶつけてしまう、ハラ。
ウンボムはソヒに、「家を出ていく」と伝える。ウンボムが「熱愛でも離婚するのに、熱愛にも至らないのに結婚して意味があるのか?」と言うと、ソヒは仕方なく納得するのだった。
裁判で、ホン代表の娘の夫は、「結婚は夫婦だけじゃなく、家族との関係。義父から人格を傷つけられ、侮辱された。憎んでいる人と家族で居続けることはできない」と主張する。ホン代表は「被告が深く反省していれば、関係は修復可能と判断されて、原告の訴えは退けられる」と言う。その裁判の原告が、ホン代表だった。その判決のせいで、ホン代表は子どもの監督権と養育権を失った。ホン代表は、「家族関係も大事だが、それが夫婦関係のすべてを変えてしまうわけではない。自己判断と決断ができる成熟した2人が結婚するのが、夫婦の本質。どうやったら親から独立して家族を築けるか、判事が判断してほしい」と判事に頼む。離婚訴訟は、調停となった。
ホン代表は、元夫に反省させるために会いに行く。元夫から「娘を捨てたくせに」と悪態をつかれてしまう。元夫は「もっと良い男と結婚させる。娘も母と似て判断力がない」と暴言を吐き、怒ったホン代表は、「私の罪を償うには、あなたと一緒に海に落ちるしかない」と車を走らせる。「子どもたちの結婚生活に今後一切の介入をしないと契約書にサインをしないなら、一緒に死のう」と脅すと、元夫はようやく同意するのだった。
ホン代表は、娘に「自分の人生の運転席に座っているのは自分自身。自分で夫にお願いしに行きなさい。お母さんが人生の運転の仕方を教えてあげるから、大丈夫。すごく遅くなったけど」と諭す。娘は微笑む。その後、娘たちは離婚しなくて良い方向に進む。
ウンボムは、ハラとジェギョムが仲直りしたかを心配していたが、ハラとジェギョムはすぐに仲直りしていた。ハラが事故を起こしたと知って、ジェギョムが迎えに来たのだ。ハラは、ジェギョムの母のことを、理解してあげることにした。
ハラはウンボムの母との関係を心配していた。ハラは、「離婚は俺が馬鹿だったと言って、お母さんの言うことを聞けば、お母さんも受け入れてくれるだろう」とアドバイスする。「私もソヒさんも嫌だ、家族も嫌だ。人生の助手席に、誰を座らせるつもりなの?居眠り運転でもして大事故を起こせば、目が覚めるだろう」と呆れるのだった。
その後、ウンボムは母の通院に付き合っていた。病院で、ウンボムは男性のお年寄りと、少女を見かける。男性はウンボムを見て、気まずそうにする。そこに、義父からの電話がかかってきて…。
第5話感想
ウンビョルは、ウンボムの妹のようですね。ウンボムの母が忙しくて、ウンビョルの世話をウンボムがしていたようです。どうして亡くなったのか気になります。ソヒにウンビョルの話をされるのも嫌なようですし、何かタブーがあるようです。ウンボムは意外と繊細なところがあります。ソヒもハラも言いたいことをハッキリ言うタイプなので、そういう女性に好かれやすいのかも知れません。
最後にウンボムのスマホに着信があった義父とは、ハラの父なのでしょうか?小学生高学年か、中学生のような少女と手を繋いでいましたが…どういう関係なのか不思議です。娘にしては、だいぶ幼いような気がしますが…。
ホン代表の話では、人生の苦さを感じました。ホン代表の元夫は、パワハラが酷いです。どうしてあんな人と結婚したのでしょうか?あの酷い元夫の母親も嫁いびりをしていたなんて、そっくりな親子ですね。苦労して、人生で大切なことを悟ったホン代表。娘を弁護する姿が素敵でした。離婚裁判で負けたせいで養育権を手放すことになって、さぞや悔しい人生を歩んできたでしょうが、これからは娘と仲良く付き合っていってほしいです。あんなにカッコいいお母さんがいて、うらやましいです。
ハラとウンボムも、気兼ねなく本音を話せて、良い関係ですね。完全に良い友達に戻ったような印象ですが、ウンボムは人間関係に臆病なのが残念です。ウンボムの実家はお金持ちのようですが、家庭に何か問題でもあったのでしょうか?ウンボムの心の傷が何なのかが分かれば、ウンボムの人生も前進しそうな気がします。
ドラマ冒頭の、お風呂上がりのハラがとても綺麗でした!ジェギョムの筋肉も、すごかったです。優しそうな顔に似合わないマッチョに驚きました。ジェギョムはハラの髪を乾かしてくれようとしたり、交通事故の費用を払ってくれたり、とにかく甘いですね。たまに怒るのが怖いですが、良い人だとは思います。ウンボムとはまったく違うタイプですが、ウンボムがずっと人との深い関係を避けていたら、ハラとジェギョムがこのまま上手くいってしまうかも知れません。
ジェギョムの母の発言は、嫌味なのか純粋なのか分からなくて、私も苦笑いしてしまいました。しょっちゅう会いたがるし、ちょっと面倒なタイプです。ジェギョムのことがすごく好きなら我慢するしかありませんが…。本当に結婚って、面倒ですね!
第6話視聴率1.520%
第6話あらすじ
ウンボムは、ハラの父に呼び出される。ウンボムが一緒にいた少女の正体を聞くと、ハラの父から「時間をくれ」と言われる。ウンボムは「時間が経っても何も変わらない。ハラと自分は他人にはなったが、何も見ていないふりをするほどの他人ではない」と伝える。するとハラの父は、「一度のみの失敗だった。子どもができて、相手はシングルマザーになった」と告白する。父も、何も知らずに信じているハラを思うと胸が痛いのだ。浮気相手が勝手に出産して、5年後に子どもの存在を知った。妻の乳ガン発症、ハラの司法試験合格、ハラの結婚で言うタイミングが遅れて、今になったという。ハラの父は、ウンボムに「自分で話すから黙っていてくれ」と頼む。しかしウンボムは、「ハラを騙し続ける自信がないので、長くは無理です」と答えるのだった。
ビチとシウクは、一緒に離婚訴訟を担当することに。ミッションは、離婚を防ぐこと。依頼人が、事務所の大家の娘なのだ。夫は妻が高圧的だと主張する。性格の違いを乗り越えられないというのだ。妻は「1年だけ釜山に転勤すれば出世できるので、釜山に行きたい」と頼むが、夫は「自分と子どもはどうするんだ」と反対する。「母と妻としての役割があるだろう」と言うが、妻から「夫と父の役割はどうなの?あなたは何もできないの?」と言われると、言葉を失うのだった。
話を聞いたビチは、「父の世話がなくても大丈夫なのに、どうして母にだけ世話を強要するのか?」と怒る。シウクも「父が世話をすると、母が世話をするよりも不足な部分が出てくる」と言うと、ビチは「そんなダサい人間とは付き合えない」と切り捨ててしまう。
ウンボムは、ハラの母から呼び出されていた。母は、「結婚生活の40年を無駄にできないから、離婚はできない」とため息をつく。そして、「ハラにショックを受けさせなくないから、知らせずにいたい」と、ウンボムに黙っていてくれるように頼むのだった。ウンボムはハラの父が許せなかったが、本音を抑えて、理解を示すしかない。
その後、ハラは父と似たようなケースを担当することに。依頼人は「離婚すると嘘をつかれ、10年も待たされた。しかし、今になっても戸籍にも載せてくれない上に、大学の費用は出すから、連絡するなと言われた」と相談する。ハラは「人としてあり得ない」と怒るのだった。ハラを訪ねた依頼人が、ハラの父の浮気相手だと勘づいたウンボムは、ハラの父に電話で確認する。本人だと確信するのだった。
ビチとシウクは、依頼人の夫が自分の条件は譲らず、妻にだけ自分の言うことを聞くように強要していたことを知る。夫は家事をしたこともないのだ。家事を頼んでも、ずっとゲームをしてばかり。すべてを妻に押し付けていたと知り、ビチは怒り心頭になる。
その後、シウクはビチを食事に誘う。「自分たちは合わないけど、努力をしてみたい。お互いに譲り合いながら、やっていけないか?」とビチに聞く。しかし、ビチから良い返事を聞けないと悟ったシウクは、「僕は心と体が別ではない。だけど、なかったことにできるように努力する」と言って、帰るのだった。
散歩中、ジェギョムはハラに「愛している」と伝える。ハラはジェギョムの純粋な気持ちに応えたいと、「愛している」と返す。ジェギョムはこの上ない幸せを感じるのだった。しかし、ハラは嘘をついた気分になってしまう。まだハラにとっては、愛ではないのだ。ハラは「愛とは何だろう?」と悩んでしまう。
依頼人の夫は、シウクに財産内容を提出する。ほとんどが妻の財産ではないか。シウクは「離婚時に財産が半分に分けられるのは、昔は専業主婦が多かった時の名残なので、夫婦共に働いている以上、財産分与はできない。家も妻が買っているし、良心がないのか?」と怒る。恥ずかしくなった夫は、妻の意見を尊重して、離婚しないことにする。
突然、ハラの父の浮気相手が事務所にやって来る。ウンボムは嫌な予感がする。ハラの父が脅迫してきたのだという。認知を求めたら、許さないと言われたらしい。浮気相手はハラに、「復讐したいから方法を教えてくれ」と頼む。何も知らないハラは、「とりあえず落ち着いてください」と言うのだった。
ウンボムは、ハラがどうしたのかを気にしていた。ハラは「仕返しの方法を教えたわよ」と答える。
その頃、浮気相手はハラの父に電話していた。父は、「もう連絡するなと言っただろ」と声を荒げる。父の職場に来ていた浮気相手は、「最後の連絡です」と言って、父を呼び出す。父が浮気相手の腕を引っ張ると、浮気相手のカバンの中からナイフが落ちた。
ハラは父の浮気相手に、「男を忘れて幸せになることが最大の仕返し」と教えたのだという。ウンボムは、「俺は誰を心配しているのか」と、拍子抜けする。ハラは「どうして私の心配をするの?私が誤解するわよ。私とやり直したいの?」と疑う。その時、ハラとウンボムのスマホに着信が。ハラの父と、その浮気相手からで…。
第6話感想
ハラの父は、人でなしですね。浮気したのも酷いし、10年も誤魔化していたのも酷いし、いきなり「連絡するな」と言い出したのも酷いです。すべてが保身、自分勝手ですね。浮気相手が職場に来た時も、急いでいたのは分かりますが、学生にぶつかっても見向きもせずに歩いていったのが、自分勝手な性格が表れていました。
ウンボムがいろいろ言いたくなるのも、分かりますよ。ハラの母に「ハラには黙っていて」と言われた時、ウンボムは心に沸き立つ怒りを心の中でぶちまけていましたが、あのシーンは爆笑してしまいました。本当に、世の中には許せない人間がいますよね。ウンボムの人間の悪への憎悪が、おもしろかったです。人を悪く言う時の、ウンボムの顔の表情!ずっと忘れられそうにありません。クールな顔の役者さんなのに、あんなにユーモラスな演技ができるなんて、ますます好きになりました。
ハラは「自分とはダメだったけど、違う女性とはうまくいくかも知れない」と、ウンボムを励ましていました。もう完全にウンボムへの気持ちが吹っ切れたのでしょうか?ウンボムはまだハラを気遣っているので、切ないですね。
ビチとシウクも、なかなか上手くいかなくて、じれったいです。シウクは真っ直ぐに「僕たち付き合っているんじゃないのか?」とビチにぶつかっているのに、ビチは「私たちが恋愛をするわけじゃない」と冷たく突き放して、悲しいです。ウンボムが言っていたように、人は自分と正反対の人を好きになることが多いですよね。生物としての生存の本能なのでしょうか?
依頼人夫婦とビチとシウクが似ていると言われた時、ビチが「考えが遅れている人間よりは、前進的な人間の方がマシ」と言ったのには、ビチの頭の回転の良さを感じました(笑) どうしてビチは、真剣な交際がしたくないのでしょうか?傷つきたくないのかも知れませんが、思い切って飛び込むことも大事だと思います。
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