皇后の品格 25話・26話(最終回) あらすじと感想

皇后の品格


皇后の品格  황후의 품격 全52回(26話) 2018年放送 SBS

第49回視聴率 11.7% 第50回視聴率 13.8%

daisySSさんより

第25話あらすじ

ソ・ガンヒ(ユン・ソイ)の会話を録音した皇帝イ・ヒョク(シン・ソンロク)とイ・ユンは、ガンヒに死んだ男の遺体がキム・ジュスンなのかを問われ、慌てたソ・ガンヒはキム・ジュスンを殺すよう命じたのが太后カン氏(シン・ウンギョン)だと嘘をつきます。

イ・ヒョクは、ガンヒの証言を確認するため、太后カン氏(シン・ウンギョン)と対面させます。キム・ジュスンを殺害するよう命じたことがないと、太后カン氏とガンヒはいがみ合う。ユンは資料室で自分を襲ったのが首に残された傷から、ソ・ガンヒだと断定。ガンヒと太后カン氏はお互いに罪をなすり合い始めると、ヒョクはチョングム島に関するキム・ジュスンの証言を録音した内容を流し、母太后カン氏に、チョングム島に隠された真実を追求します。

一方、オ・ソニー(チャン・ナラ)は、太皇太后チョ氏(パク・ウォンスク)が残した手紙をウン皇后に渡すと、イ・ヒョクを皇帝に復帰させるようお願いします。皇帝即位10周年を祝う行事で、すべての悪事を明かす予定。。。ウン皇后はイ・ヒョクを皇帝に戻すと太皇太后チョ氏が残した本物の遺言状の内容を公開します。「すべての財産はソニーに残す」との内容に。訴訟を起こしてまでもチョングム島を必ず守ると誓う太后カン氏。

アリ皇太女の法的代理人としてソニーは、悪影響を及ぼすとの理由からソ・ガンヒを牢獄に送り、アリへの接近禁止命令を下します。アリは自分を守るため、ソニーが決断したことに理解を示します。その後、ヒョク、ソニーと共に家族だけで時間を過ごしたいとリクエストするアリのため、王宮の外での家族の時間を楽しみ。。。

チョングム島に侵入した者がいたとの報告を受けた太后カン氏は、監視カメラに映っているのが、ソニーとミン・ユラ(イ・エリヤ)だと知り、密室から持ち出したクッキーの成分を分析したビョン先生は、クッキーの中に麻薬成分が含まれていたことを確認します。イ・ユンとソニーの会話を盗み聞きする人影が。。。その後、何者かがソニーの顔を撮影します。

ソニーの計画を知った太后カン氏は、イ・ヒョクの即位10周年記念パーティーでソニーがすべてを明かすことをヒョクに伝えます。ヒョクは何があってもソニーをとめると語り、その場を去ります。ソニーへの気持ちを伝え、確認するヒョク。しかし、ソニーはヒョクの気持ちに応えることなく、皇室を守るため、ソニーを隔離するよう命じます。

10周年記念パーティー会場、姿を現したビョン先生は、ナ・ワンシク(チェ・ジニョク)が約束時間を過ぎても連絡が取れないことを心配し、隔離されていたソニーミン・ユラが助け出します。イ・ヒョクの挨拶が終わると、ソニーが現れ、事故の映像が流れます。ナ・ワンシクの母が亡くなったこと、アリバイ作りにソニーが利用されたこと、7年前のソヒョン皇后の死まで、すべてを明かし始めます。

ソニーがすべての事件の背後にいる人物が誰なのかを明かそうとした時、爆弾が爆発・・・

第25話感想

全24話(30分の放送分は全48話)で完結する予定が、2話延長放送されることが決まって、そのエンディングが気になっていましたが、追加放送される話ではナ・ワンシクを演じるチェ・ジニョクは出演しないようです。主人公のいない最終話・・・って、ナ・ワンシクではなく、イ・ヒョクとソニーが最後ハッピーエンドを迎えることになるのでしょうか。それとも悲しいエンディング?

今話のエンディングは10周年記念パーティーで起きた爆発を最後に終わりました。ナ・ワンシクらしき男性が爆発現場にいたことから、ナ・ワンシクが爆発で死んでしまったように見えました。逃げる途中、イ・ヒョクが倒れているのを確認したソニーは一人で逃げることができず、続いて起きた爆発でヒョクをかばう形で気を失ってしまう。その後、意識が戻ったヒョクがソニーを抱きかかえて会場を出る瞬間、大きな爆発が再び起きて・・・終わり。派手なパフォーマンスを見せられただけで、話の進展はそれほどなかったのが、残念でした。

チョングム島に隠されていた秘密は、アヘンでした。麻薬を流通させていた太后カン氏。恐ろしいことに、10周年記念パーティーの会場を爆破させ、ソニーも皇帝イ・ヒョクも消してしまうことを計画し、爆発が起きる前に急いで会場をあとにしていました。爆破事件の犯人をナ・ワンシクに仕立てるよう計画していた!

7年前に起きた出来事がミン・ユラの人生を変えてしまい、太后カン氏への復讐心からイ・ヒョクを誘惑したことが明らかになりました。ミン・ユラも人生を狂わされた犠牲者の一人でした。息子イ・ヒョクまで犠牲にして太后としての権力を守ろうとする太后カン氏に、ソニーは果たして復讐を果たすことができるのでしょうか。

イ・ユンの意識が戻ったことで、ソニーの妹ハローとのロマンスは幸せな結末を迎えました。アリを含め家族として初めての時間を過ごしたイ・ヒョクは、短い時間の間だったけどソニーと一緒に居られることに幸せを感じる姿が、切なく伝わりました。イ・ヒョクとソニーは結ばれないのでしょうか。

刺激的だけどコミカルで、ラブコメのような展開と同時にメロドラマのような展開も続いた、楽しいドラマでした。どんなエンディングを迎えるのかはわかりませんが、最後まで楽しいと感じられるエンディングになることを期待したいです!

第51回視聴率 14.1% 第52回視聴率 15.6%

daisySSさんより

第26話(最終回) あらすじ

爆発事件から1週間後、意識を取り戻したオ・ソニー(チャン・ナラ)は、死亡者は一人もいなかったとの事件に関する報告を受けると安堵します。一方、太后カン氏(シン・ウンギョン)は、記念パーティーでイ・ヒョクの悪事を明らかにしたことで非難を浴び始めると、勝手に記者会見を開き、事件の背後にナ・ワンシクがいたこと、チョングム島で大麻がつくられていたことに皇帝イ・ヒョクが関係していたと発表します。イ・ヒョク(シン・ソンロク)は、母がすすめる通り、皇室の今後のため、すべての罪を背負う決意をしたように見せ、太后カン氏を安心させます。

しかし、爆発があった日、爆弾を抱え込んで死んだ遺体が発見され、遺体がナ・ワンシクだと知ったヒョク(シン・ソンロク)は、命を落としたナ・ワンシクの代わりに復讐を成し遂げることを決意します。ナ・ワンシクの死に加え、ヒョクを決意させたのは、太皇太后チョ氏(パク・ウォンスク)が残した最後の手紙を読んだから。。。間違った皇室の在り方を正すため、祖母が自ら命を絶ったことを知ると後悔と悲しみの涙を流します。

体に包帯を巻きつけナ・ワンシクが生きているふりを始めるイ・ヒョク。島を調べていたイ・ヒョクは、母が理事でいる養護施設で大麻を使った実験が行われていたことを知り、ナ・ワンシクがいきていると知った太后カン氏は、不安からチョングム島を閉鎖する準備を始めるため、チョングム島に向かう。

その頃、ソニーとミン・ユラ(イ・エリヤ)は、太后カン氏の命令で動くピョウ部長をおびき寄せると、毒物を注入。解毒剤と引き換えにチョングム島の情報を求めます。しかし、過去ピョウ部長から強姦されたミン・ユラは復讐のため、解毒剤の入った瓶をわざと割る。。。急いで立ち去ろうとするソニーとミン・ユラは後ろからピョウ部長の攻撃を受け、ソニーをかばってミン・ユラが倒れます。

すべての証拠を消すよう命じた太后カン氏の命令で、建物に火がつけられると、包帯を巻いたイ・ヒョクが登場し、施設内にいた患者たちを助け出します。その後、自らナ・ワンシクを処分すると語った太后カン氏が、包帯の男に向けて発砲。追うようにしてチョングム島に到着したソニーの目の前で銃に撃たれて男の正体を確認した太后カン氏は、驚きます。包帯を巻いてナ・ワンシクのふりをしていたのは、ナ・ワンシクではなく、皇帝のイ・ヒョクだったことに気づきます。しかし、パトロールのサイレン音が鳴ると、太后カン氏はその場から逃げ、ヒョクの最期をみとったのはソニーでした。

太后カン氏は急いで海外に逃げる準備をすすめていると、ソ・ガンヒ(ユン・ソイ)が現れ、お互いも罪を暴き合う。ソ・ガンヒは7年前のソヒョン皇后を殺したことを認め、太后カン氏は一連のすべての事件に関与したことを自ら認め語った時、気づきます。隣の部屋にソニーをはじめとするマスコミの関係者を含め警察が、二人のすべての会話を聞いていたことに。。。二人は逮捕され、亡くなる前の皇帝からすべての権限を引き継いだソニーは、皇室の存続の必要性を否定、廃止します。 

1年後、太后カン氏とソ・ガンヒは裁判で死刑を求刑され、アリはソニーに引き取り一緒に平凡な日々を送り、宮殿は皇室博物館として模様替え、一般公開されます。復讐を果たしたソニーは、大韓帝国最後の皇后として記憶されることに。。。

第26話(最終回) 感想

迎えた最終話は、腑に落ちないものでした。皇帝イ・ヒョクが死んでしまう…想定外だったので、個人的にはしっくりこないエンディングでした。

ソニーは復讐を成し遂げ、7年前の事件をはじめ太皇太后チョ氏の死の真相まですべて明かされ、太后カン氏とソ・ガンヒは法の審判を受けて、幸せなエンディングのはずが、主人公のナ・ワンシクの姿が最後まで登場せず、爆弾を抱いて死んだことだけが伝わり、ちょっと残念でした。

ナ・ワンシクよりも存在感がある演技を見せたシン・ソンロクとソニーが結ばれなかったのが最も残念で、悪役だったけど、ソニーに恋してから変わり始めた皇帝イ・ヒョクにドキドキさせられたことを考えると、切ない気持ちになりました。

ドロドロとした「マクチャン」ドラマとして差別化を図ったのか、過激すぎるエピソードや設定などが登場し、正直やりすぎ感はありましたが、最終話まで楽しめる作品でした。途中、ドラマの視聴を辞めようと思っても、話の展開も早く魅力的なキャラクターが登場すると、ついつい観続けてしましますね。

韓国に皇室が続いていたとしたらを仮定し描かれたこのドラマの最終話の最後は、「大韓帝国、最後の皇室1897年~2019年2月22日」と共に、イ・ヒョクとソニーの婚礼写真が映されドラマが終了した時には、やはりヒョクとソニーが結ばれなかったのが、思っていたよりも残念でした!

ドラマが終わって気づいたのは、母、太后カン氏が自分を含め殺そうとしたことに気づいていたヒョクは、結局、后カン氏によって殺害されてしまうって、結構悲劇的なエンディングだったこと。チョングム島の秘密を知って皇室を捨てた皇太子イ・ユンとは違い、間違っているとは気づきながらも勇気を出して皇室を捨てることができなかったイ・ヒョクの最後の選択は、歪んだ皇室を正すために、ワンシクに成りすまし、復讐を遂げることだった。。。

シン・ソンロクが出演した前作「リターン(原作)」でも悪役を演じ、数年前から出演しているドラマの役はすべて悪役ばかりで、でもこのドラマのイ・ヒョクはこれまで演じたキャラクターとは全く違い、幸せなエンディングを迎えてもらいたかった!思っていた以上にドラマに熱中していたようですね。 

予想とは違うエンディングでしたが、最後まで楽しめる作品でした!

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