皇后の品格 13話・14話 あらすじと感想

皇后の品格


皇后の品格  황후의 품격 全52回(26話) 2018年放送 SBS

第25回視聴率 12.5% 第26回視聴率 15.8%

daisySSさんより

第13話あらすじ

チョン・ウビン/ナ・ワンシク(チェ・ジニョク)がオ・ソニー(チャン・ナラ)を抱きしめるところを、目撃した皇帝イ・ヒョク(シン・ソンロク)。ナ・ワンシクの計画は、イ・ヒョクがソニーに恋すること。しかし、ソニーはヒョクへの怒りから、強く拒否します。

二人が抱き合うところを目撃して以降、ソニーが気になり、嫉妬する様子のヒョク。その後、チョン・ウビンに助けられるソニーを見ると、再び嫉妬するヒョク。これまでとは違い、ヒョクはソニーのしぐさに反応を見せ始めます。

一方、ミン・ユラ(イ・エリヤ)を処理したことを知った太后カン氏(シン・ウンギョン)は、次男イ・ユンを皇太子から廃位することを約束します。しかし、その頃、皇室観察院に向かったイ・ユンは、皇太子としての権利を主張し、首相はアリ王女が王位継承できる法案を可決し、太后カン氏(シン・ウンギョン)を緊張させます。

以降、太皇太后チョ氏(パク・ウォンスク)の遺言書が公表されました。遺産は太后カン氏(シン・ウンギョン)と皇帝イ・ヒョクにそれぞれ渡され、チョングムドを描いた絵が皇后のソニーに残されます。現れたイ・ユンは、祖母の遺言を確認すると、その内容から信ぴょう性を疑います。一方、ソニーは、太皇太后チョ氏が絵を残した特別な理由があると、考え。。。イ・ユンがビョン先生に渡した太皇太后チョ氏の日記は、ソニーに渡されることに。

死んだと思われていたミン・ユラは、イ・ヒョクの命令で火傷を負って精神病院に監禁されていました。ミン・ユラを生かしたのはナ・ワンシクの計画の一つで、亡くなった母ペク・ドヒ(ファン・ヨンヒ)の遺体を回収するため。皇帝イ・ヒョクはナ・ワンシクが生きていることを知ると、不安が募ります。

渡された日記をもとに隠された秘密を推理していたソニーは、太后カン氏(シン・ウンギョン)が管理している庭にたどり着きます。ソニーとワンシクは庭に秘密の空間があることを予想した二人。その後、太后カン氏(シン・ウンギョン)の後を尾行していたソニーは、庭に密室があることに気づき、中で拷問を受けている女官。

太皇太后チョ氏(パク・ウォンスク)が亡くなった原因は、毒殺とされ、ソニーが作った海苔巻きに含まれていた。。。毒入りの海苔巻きを食べた人物は、太皇太后チョ氏(パク・ウォンスク)以外、太后カン氏に拷問を受けていた女官。

ソニーは太皇太后チョ氏の殺害容疑を晴らすためには、海苔巻きを食べても生きている女官を助ける必要があることから、ナ・ワンシクと共に女官を助けます。

太后カン氏(シン・ウンギョン)、ソジン王女(イ・ヒジン)とイ・ヒョクが集まっているところに現れたソニー。ソニーは無罪を主張し、そのことを証明するため、女官が登場。事件があった夜、太后カン氏(シン・ウンギョン)が急いで、太皇太后チョ氏の宮殿から立ち去る映像を公開します。 

第13話感想

ミン・ユラは生きていました!

ユラが裏切ったことを知ったイ・ヒョクは、残酷なほど冷たく、病院に監禁されたユラ。火傷の治療を受けるユラは、痛み止めもナク辛い治療を受ける姿。生き残るため、ユラはチョン・ウビンに協力することを約束し、ソニーが作った海苔巻きに毒薬を入れたのが太后カン氏(シン・ウンギョン)と証言。ミン・ユラはナ・ワンシクがチョン・ウビンだとはまだ気づいていないようです。

ソニーに興味がなかったはずのイ・ヒョクは、チョン・ウビンとソニーが仲良くする姿を見ると、嫉妬し始める様子で、これはナ・ワンシクの計画通りに進んでいるのでしょうか。イ・ヒョクはソニーに恋するようで、今後三角関係が描かれることになりそうです。

太皇太后チョ氏がソニーに残した絵と日記に残された絵が同じでした。日記に残されたのはすべて絵。何か残されたメッセージがあるようで、チョングムドには太后カン氏(シン・ウンギョン)の隠された秘密がやはりありそうですね。誰が、観方で誰が敵かが全く予想できない状況で、太后カン氏が最も怪しい。チョングムドにはどんな秘密があり、太皇太后チョ氏を殺害したのは誰なのか、まだまだ謎が深まります。

ビンセント・リが書いた小説がソヒョン皇后の死をモチーフにしていることを知った太后カン氏は、ソニーの妹、ハローがどこまでソヒョン皇后の話を知って小説を書いたのかを調べさせるようで、ビンセント・リが皇太子イ・ユンであることが、次の話で明らかになりそうです。

ナ・ワンシクが生きていることを知ったミン・ユラとイ・ヒョクは不安を隠せず、アリの母、ソ・ガンヒ(ユン・ソイ)は7年前のソヒョン皇后の死を知るようで、太皇太后チョ氏の死に関しても何か知っている様子。ソニーとワンシク以外の登場人物は、誰もが太皇太后チョ氏を殺害した犯人として疑わし状況が続き、ますます面白い展開が続きます。

スリル溢れる展開と、様々なエピソードが続き、スピーディーな展開とドロドロ感が毎話続くのがすごい!

【豆知識】2018年、SBS最優秀演技賞は、<水木ドラマ部門>では俳優:シン・ソンロク、チェ・ジニョクと、女優:チャン・ナラが受賞。

第27回視聴率 14.0% 第28回視聴率 16.0%

daisySSさんより

第14話あらすじ

太皇太后チョ氏(パク・ウォンスク)殺人の容疑をかけられていたオ・ソニー(チャン・ナラ)は、皇室のメンバーの前で、無罪を証明します。決定的な瞬間、姿をみせたミン・ユラ(イ・エリヤ)はソニーの無実を証言します。ソニーは太后カン氏(シン・ウンギョン)が事件の夜、着ていた服に付着した毒薬を突き付け、攻撃に出る。。。ソニーに助けられた女官のハ・チョンダンは、密室に監禁された時に強い花の香りがしたことを思い浮かべます。

突然現れたミン・ユラに驚くソニーは、すべてはナ・ワンシク(チェ・ジニョク)の計画だったことを知り、ミン・ユラが嘘の証言をしたことを知ります。皇帝イ・ヒョク(シン・ソンロク)に命拾いするユラを、ヒョクは受け入れることなく、ユラは再び精神病院に監禁されることに。

太后カン氏(シン・ウンギョン)とイ・ヒョクはお互いを疑い、事件のあった夜を思い浮かべます。

事件が発生した午前420分、

祖母の太皇太后チョ氏が皇帝を告発することを知ったヒョクは、ショックを受け母、太后カン氏のビニョ(髪飾り)を持って、太皇太后チョ氏の宮殿に向かい。彼女が書いた告発状を目にしたヒョクは持っていたビニョで眠っている祖母を刺します。しかし、祖母、太皇太后チョ氏は布団にはいなかった。部屋に戻った太皇太后チョ氏は、ヒョクと布団に刺さったビニョを目撃すると争いになり・・・ヒョクはそのまま彼女の部屋を去る・・・その10分後、

毒薬を手にして太皇太后チョ氏の宮殿を訪れたのは、太后カン氏(シン・ウンギョン)。皇帝を告白するのなら、毒薬で自殺すると脅す太后カン氏に激怒した太皇太后チョ氏は、毒薬投げつけ。着ていた服に毒薬がかかった太后は宮殿を後にする。

亡くなった母の遺骨をミン・ユラから取り戻すため、ナ・ワンシクはミン・ユラのいる精神病院を再び訪れます。イ・ヒョクにはミン・ユラを利用するようアドバイスするワンシク。ワンシクは母の遺骨の場所を教える代わりに、彼女を自由にすることを約束し。ついに、ミン・ユラが亡くなったペク・ドヒ(ファン・ヨンヒ)の遺骨を捨てた場所を教えます。

遺骨を発見したワンシクは悲しみから号泣し、その姿をミン・ユラが目撃する。その頃、バイクのヘルメットを持つイ・ヒョクの前に現れた太后カン氏は、バイク事故でイ・ヒョクが危篤状態に陥ったことを思い浮かべ、彼の外出を禁止します。

一方、母が亡くなる時の夢を見たソニーが、驚きながら夢から覚めると、側にはヒョクがいる。。。

第14話感想

刺激的でドロドロした展開が続き面白さも倍増する中、意外な過去のつながりが描かれました!

過去、バイク事故を起こしたヒョクは、緊急手術を受けることになり輸血の必要がありました。病院に準備された血液が不足する中、別の患者が輸血を受けるはずの血を、ヒョクがもらうことになり、待機中の患者が死亡することになります。その時に死亡した患者がソニーの母でした。ヒョクのせいでソニーの母が亡くなることになったようです。

ワンシク、ヒョクとソニーの微妙な三角関係が始まりました。ワンシクとソニーが仲良くする姿を見たヒョクが嫉妬する。ソニーへの気持ちが変わり始めたことを意味するのでしょうか。ソニーを追い出すため太后カン氏が動き出しますが、ソニーを助けたのはイ・ヒョクでした。彼女との離婚を望んでいたはずのヒョクが、離婚をしばらく延期することになりました。

今後は、ソニーへのヒョクの片想いが描かれるようです。これまで描かれたイ・ヒョクの姿は残酷なほど冷たく、感情を上手にコントロールできない人物のようですが、個人的にはイ・ヒョクが嫌いじゃないので、ヒョクがロマンチックに変わる姿が見てみたい気もして、今後が楽しみになる。

一方、ミン・ユラが入院中の精神病院でワンシクが目撃した入院中の男性患者は、壁にカン・ジュスンと、男性の名前を書く。。。新たな人物の登場で、更に今後の予想が難しくなりました。でも、ヒョクに復讐するにあたって重要な人物になりそう。

「姉は生きている(原作)」の悪女ヤン・ダリが女官として登場しました。前作で悪女ヤン・ダリの妹ジン・ホンシを演じているのはアリ王女を演じる子役のオ・アリン。このドラマの脚本を手掛けた同じ脚本家の前作「姉は生きている」も、予想不可能なドロドロ劇でした。全68話と長編ドラマだと、途中進行が遅く、逆転に逆転が続くことが多いですが、「皇后の品格」は全24話(30分の全48話)と短いだけに展開が早い。

ナ・ワンシクからの連絡に怯える様子のイ・ヒョク。アリ王女の間違えを指摘するソニーを見たソ・ガンヒ(ユン・ソイ)は、色気を使って皇帝を誘惑しようとしますが、皇帝はソ・ガンヒを拒んだことで、新たな展開を迎えることになりそうです。事件があった午前4時半頃、ソ・ガンヒは太皇太后チョ氏の部屋に忍び込んで、ヒョクと太皇太后チョ氏とのやり取りを目撃していました。

ミン・ユラに劣れない程の悪女ぶりをみせるのは太后カン氏を演じるシン・ウンギョン。半端ない悪女ぶりに並んで、ユン・ソイが演じるソ・ガンヒも、かなりの悪女。

女優の悪女ぶりに火が付くと更に面白い展開を迎えことになるのではないでしょうか。

【豆知識】キム・ダソム(シスターのメンバー)が特別出演しています。

皇后の品格 15話・16話 あらすじと感想

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