パンドラの世界(産後ケアセンター)　5話・6話あらすじと感想

nero

4年前

パンドラの世界(産後ケアセンター)　産後養生院　산후조리원　Birthcare Centre　2020年放送　tvN月火全8話　【韓国放送期間】2020年11月2日から11月24日まで

第5話視聴率3.293％

neroさん

1 第5話あらすじ
- 1.1 第5話感想
2 第6話あらすじ
- 2.1 第6話感想

第5話あらすじ

ヒョンジンは胸に隕石が落ちる夢を見て、目を覚ます。胸の激痛を訴えるヒョンジンに、慣れた手つきでマッサージを施すヘスク。おかげで胸の痛みは落ち着いたものの、夫のドユンに無様な姿を見せてしまい、プライドがズタズタになるヒョンジン。翌日、養生院の談話室で、妻の妊娠中に浮気する夫が多いという話を聞く。特に出産に立ち会った夫は、妻を女として見れなくなるというのだ。驚くヒョンジンに、「出産を終えた今の時期が夫婦にとって一番大事だ」とウンジョンは話す。

そんなウンジョンのもとへ、夫から1台の高級車が届く。プレゼントだと勘違いし喜ぶウンジョンだったが、それは夫がスポンサーから頼まれた広告用の車だった。

一方、ママ達の話に危機感を感じたヒョンジンは、ひらひらのワンピースに着替える。今日は出産後初めての婦人科検診だった。ドユンの前で魅力をアピールするヒョンジンだったが、結果は空回り。その頃、院長室では看護師の言葉を聞き、何やら深刻そうな表情を浮かべるヘスク。

検診先の病院でも、ドユンの様子はいつもと違った。決定的だったのは、医師に夫婦関係は6週間ほど待ってからと言われ、呆れたように笑ったのだった。

翌朝、ヒョンジンは産後ヨガに参加する。そこへ、ホームレスのような身なりをした怪しい男がやってくる。驚いて声を上げるヒョンジンに、ヘスクは「私の息子です」と一言。さらにウソクと名乗る院長の息子は、他でもないルダの彼氏だったのだ！久々の再会を喜ぶルダの姿を見て、ヒョンジンらは驚きを隠せない。ヒョンジンが部屋に戻ると、ドユンが後輩の父親が亡くなったと言い、葬儀に参列する為今日は帰れないと話す。心配になったヒョンジンが後輩に連絡をしようとSNSを開くと、そこにはハワイ旅行を楽しむ後輩の姿が。

誕生日のデートに出掛けると言い、外出するウンジョン。皆が羨むなか、ウンジョンが向かったのは双子が通う幼稚園だった。実は幼稚園で、双子が他の園児に怪我をさせてしまったのだ。

養生院では、ルダに向けたウソクの一世一代のプロポーズが行われる。ウソクは医者を目指す医大生だった。昼間ホームレスのような格好で登場したのは、海外での医療奉仕から帰国した直後だったから。しかしルダは、ウソクとは結婚しないと答える！その後、ヒョンジンに「結婚するべきかな？」と相談するルダ。そんなルダに、ヒョンジンは「自分がしたいようにするべき」とアドバイスする。

ヒョンジンはルダに誘われ、久しぶりに街へとくり出す。しかし、子供がいるママ達にできることは少なく。茫然とする2人の前に、同じく1人の時間を過ごすウンジョンが現れる。

ウンジョンと話すうちに、このままではいけないと感じたヒョンジンは、ドユンに電話を掛ける。すると電話に出たのは、知らない女性…？なんとドユンは今、緊急オペの最中だという！実は、少し前から酷い痔に悩まされていたドユン。ただでさえ出産後で苦しむヒョンジンに、こんな姿は見せられないと、ずっと隠していたのだ。ここ最近ドユンの様子が変だったのは、必死に痛みに耐えていたから。結局、状態が悪化したドユンは病院へ。ドユンのオペを担当したのは、以前養生院で会った先輩パパのジュンソクだった。

誤解が解けたヒョンジンは、ドユンを抱きしめる。そんな2人の姿を見て、そっと病院を後にするウンジョン。養生院に戻ったウンジョンに、小さな箱が届く。それは配達員の男性がウンジョンに贈った、誕生日プレゼント。

そんななか、ヒョンジンのもとへ新しく赴任した理事アレックスから、連絡が入る。

第5話感想

ドユンの様子がおかしかったのは、浮気ではありませんでした！

例の職場の後輩との関係が疑われるなか、実は痔で緊急オペを受けていたとは…。後輩がたびたびドユンを気に掛けていたのは、自分も昨年痔で辛い想いをしたからでした。めちゃくちゃいい子じゃん、後輩(笑)ただでさえ苦しんでるヒョンジンに、これ以上心配をかけたくなかったと話すドユンに感動しました。ドユンはステキな夫で、立派なパパですよね。こんな男性に恵まれたヒョンジンが、羨ましい～。

一方、配達員の男性との間で揺れ動くウンジョン。こちらも浮気とかにはならなさそうですが、そっけない夫とついつい比べてしまうウンジョンの姿が切なかったです。男性がウンジョンに贈ったのは、リップスティックでした。手のかかる双子に悩まされ、育児放棄を仕掛けた時、ウンジョンを救ってくれたのがこの配達員の男性だったのです。ウンジョンの複雑な心境の変化から、目が離せません！

そして、気になっていたルダのお相手も登場。ホームレスの様な出で立ちから一転、スーツ姿が決まっていました。ルダはどうして頑なに結婚を拒むのでしょうか。そして、てっきりルダが院長の娘かと思いましたが、違いました。嫁になるかもしれないと分かり、2人の関係性がよりリアルに見えてきましたね。個人的には、マイペースでズバズバ物事をいうルダの性格がとても好きです。

次回はヒョンジンのライバル(？)、アレックス理事がついに登場しそうです。どんな人物なのか、気になります。

第6話視聴率3.773％

neroさん

第6話あらすじ

ヒョンジンは他のママから、よいベビーシッターを雇うには、妊娠中から選ばないといけないと聞き驚く。ヒョンジンは誰に育児を頼むのかと聞かれ、母親が見てくれる予定だと話す。そんなヒョンジンに、羨望の眼差しを向けるママ達。

アレックス理事からの連絡を受け、仕度をするヒョンジン。談話室へ向かうと、そこに座っていたのは可愛らしい女性だった。てっきり男性だと思い込んでいたヒョンジンは、人当たりのいいアレックス(ソ・ジュヨン)の姿を見て、拍子抜けする。ゾンビ映画が好きだと話すアレックスに、思わず気を許しそうになるヒョンジン。するとアレックスは、「なぜ育児休暇を3か月しか取らなかったんですか？1年間ゆっくり休めばいいのに」と話す。その言葉にハッとしたヒョンジンは、席を立つのだった。

一方、ウンジョンは新しいベビーシッターを手配するのに苦戦していた。そんななか、ヒョンジンは母親から、急に手術を受けることになったと言われる。母親の心配をする前に、職場復帰を心配する自分に嫌気がさすヒョンジン。

事情を知ったドユンが、自分の親に息子の世話を頼もうとするが、既に実家には身重の妹の姿が。もうすぐ出産を迎える妹の上の子を、ドユンの両親が見ることになっていたのだ。

ヒョンジンはウンジョンに、ベビーシッターを雇う為のアドバイスを受けることに。そこでヒョンジンは、シッターにも幾つか種類があることを知らされる。そんな2人のもとへ、院長のヘスクが伝説のシッターが現れたと話す。なんとか優秀なシッターを雇いたいヒョンジンは、ウンジョンと共に面接に参加したいと手を挙げる。アドバイスを受けただけでなく、面接にまで現れたヒョンジンに呆れるウンジョン。

伝説のベビーシッターと呼ばれる女性を前に、ヒョンジンとウンジョンはし烈な神経戦を繰り広げる。しかし、ウンジョンの育児の知識を前に、ヒョンジンはなすすべもなく。面接後、ヒョンジンのもとへ断りのメールが届く。

養生院に戻ったヒョンジンは、別のママからへその緒を使った記念品を作る為、タップルのへその緒を持ってきて欲しいと言われる。部屋でへその緒が入った箱を探すヒョンジンだったが、いくら探しても見つからず。困ったヒョンジンのもとへ、母親から電話が掛かってくる。面接の結果を聞かれ、思わず心ない言葉をぶつけてしまうヒョンジン。

看護師に連れられ、タップルが部屋にやってくる。しかし急に泣き出したタップルにヒョンジンは動揺するばかり。するとそこへユンジが現れ、タップルを代わりに抱っこすると、あっという間に泣き止むのだった。ユンジにシッターの件を話すと、「タップルママが育てればいいじゃないですか。自分の子供を自分が育てられないなんて、そんな悲しいことはない」とユンジ。

その後、ヒョンジンの母親が面会に来る。涙を流すヒョンジンに、「母さんがなんとかするから」と母は言う。いつまでも母親の前では子供な自分に嫌気がさしながらも、母の一言に救われるヒョンジン。そんなヒョンジンの前に、外出用の服に着替えたユンジが現れる。ヒョンジンは「子供に会いに行く」と話すユンジを、笑顔で見送るのだった。ドユンはシッターが見つからなかったら、「俺がタップルを見るよ」と話す。そんなドユンの優しさに、ヒョンジンは感謝する。

病院にやってきたユンジは、「私には無理」と出て行ってしまう。ユンジと夫が立っていたのは、病室ではなく霊安室の前だった。

第6話感想

病気で入院していると言っていたユンジの子供ですが、亡くなっていたようです…。衝撃の展開に驚きました。これまでユンジは、どんな気持ちで他のママ達の赤ちゃんを見ていたのでしょうか。考えただけで胸が締め付けられます。

そして、度々登場するタップルを狙う怪しい人影、実はこれユンジだったりして？と思ってしまいました。自分の子供とタップルを重ねているとすれば、辻褄が合いますよね。

育てたくても育てられなかった我が子。なのにヒョンジンは、育てる子供がいるのに仕事に復帰したいという。これってユンジにとっては、とても残酷な話ですよね。これまで、ワーキングママとして苦労するヒョンジンを応援する気持ちが強かったものの、今回ちょっとワガママ過ぎるな～と感じる部分も。そんなに仕事がしたいなら、どうして子供を作ったのか。正直理解に苦しみました。

もちろん、子育てだけが女性の生きる道では決してないし、働くママは凄いと思います。ただ、やはりどこかで子供を産んだからには、色んなことを諦める選択も必要なのかと。

私はまだ子供がいないので、そんなキレイごとが言えるのかもしれません。なんにしろ、同じ女性として色々考えさせられることが多いドラマだと感じました。出産や子育てを経験したママ達は、どんな気持ちでこの作品を見ているのか、そちらも気になります。残り2話で終わってしまうのが本当に惜しいほど、面白いドラマです。

次回の展開も楽しみです！！

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