無駄なウソ 無駄だ嘘 소용없어 거짓말 2023年放送 tvNの新月火 全16話
| neroさん |
第7話視聴率2.863
第7話あらすじ
キム・ドハ（ファン・ミニョン）に向かって、自分には嘘を聞き分ける能力があると告白したモク・ソルヒ（キム・ソヨン）。過去、ソルヒは母ヒャンスク（チン・ギョン）に、この特別な能力については、誰にも口外しないようにといわれていた。秘密を知れば、皆がソルヒのもとを去って行くとヒャンスク。
ヒャンスクが言ったようにドハも自分から去って行くと考えるソルヒだったが、翌朝、店の片づけに向かったソルヒの前に現れたのは、昨夜の件などまったく気にも留めていない様子のドハだった。驚いたソルヒは、なぜ何も聞こうとしないのかと尋ねる。すると、むしろこれまでのソルヒの行動に妙に納得がいったと話すドハ。
店の片づけを終えたドハとソルヒは、いつも行列の近くのパン屋へ向かった。相変わらず人気なソ・ボロ（チョ・ジンセ）のパン屋だったが、そこへクレーム客が。なんとSNS上で、ボロのパン屋で買ったパンに虫が混入していたという記事が上がったというのだ。
クレーム客の話を聞いた他の客もまた、ぞろぞろと店を出て行く。同じく店を後にした2人は、カップル客でにぎわうブランチカフェへやってきた。すると隣の席には、後輩の刑事と一緒に食事をするソルヒの元カレ、ガンミン（ソ・ジフン）が座っていた。
お互いの存在に気づき、気まずそうにするソルヒとガンミン。同じくその気配を察したドハは、別の店に行こうかと聞く。しかし、「どうして私が？」と答えるソルヒ。そんななか、ドハがソルヒの苦手なナスの入ったグラタンを頼むのを見て、ガンミンは2人が本物の恋人同士でないことに気づく。その上で嘘をついてまで自分を遠ざけようとしたのかと、ガンミンはショックを隠せない。
ガンミンらが出て行った後、ソルヒはガンミンが2人が付き合っていないことに気づいたとドハに明かす。ソルヒがナスが嫌いだと知り、驚くドハ。今度は間違えないようにと、ドハは繰り返しソルヒの嫌いな食べ物を復唱した。
一方、虫騒動の勢いは止まることを知らず、連日行列だったボロのパン屋は閑古鳥が鳴いていた。心配したドハは、以前ボロがくれたクリームパンを買いに店を訪れる。するとそこへ、パーマヘアの小太りな男が現れる。
男は例のSNSに載せられたパンと同じ物を手に取り、「これが噂の虫入りのパンか」と一言。男の態度にカッとなったドハは、その場にあったパンを1つ残らず買い占めるのだった。
次の日、ソルヒのタロットカフェにやってきたドハは、客として相談に訪れた小太りの男を見て、それが昨日のパン屋で会った男だと気づく。SNSの件を知りながらもパン屋に足を運んだことを不審に思ったドハとソルヒは、男と何らかの関係がありそうな不動産屋へ向かった。
ふとパソコンの待ち受け画面を覗き込んだドハは、嘘の記事をアップしたのが不動産屋の社長だと知る。実はパーマヘアの男はこの社長の息子で、人気のボロの店を安値で売りに出して、息子に店を継がせようと考えていたのだ。ドハとソルヒのおかげで汚名を晴らすことに成功したボロは、2人を誘って同じく商店街でビールバーを経営するオベク（キム・ウォンフン）の店へ。
すっかりほろ酔い気分で帰るなか、ドハはコンビニでソルヒが好きなアイスクリームを買ってあげる。以前ソルヒが一度だけドハの嘘を聞いたことがあるというのを思い出したドハは、それは何かと聞く。すると、カンヌンからの帰り道に、寝言で「俺は殺していない」というドハの嘘を聞いたと明かすソルヒ。
悪い夢でも見ていたのだろうと一蹴するソルヒだったが、ドハは内心気が気ではない。そんななか、ソルヒの店に偶然やってきたシャオン（イ・シウ）。ソルヒからドハとは付き合ってはいないが、たまに一緒にご飯を食べる仲だと聞いたシャオンは、動揺を隠せない。
すぐにでも引っ越して欲しいとすがるシャオンだったが、ソルヒにその気はなく。するとシャオンは、ドハには人を殺した過去があると明かし…。
第7話感想
またしても浮上したドハの殺人者疑惑。第7話のエンディングでは、ドハに直接事実を確認しようとするソルヒの姿が登場しました。
ソルヒに事実かと聞かれ、かつて殺人の容疑者として捕まったことがあると明かすドハ。しかし、それは事実ではないと話すドハの言葉にソルヒは安心します。ところが、つづいてソルヒの耳に聞こえてきたのは、またもや嘘を告げる鐘の音。。
やはり恋人のオムジを殺したのは、ドハなのでしょうか。もちろんドハが人を殺したなんて信じられませんが、立て続けにソルヒの耳に聞こえてくる嘘の音が気になりますね。
前半はドハとソルヒの距離がグッと近づき、さらには商店街の人々との交流も深まってほっこりした雰囲気だったのが一転。ラストはまるでサスペンス？さながらの緊張感でした。1話のなかに色んなジャンルの要素が入っていて、面白いです。
また、いまもソルヒに想いを寄せる元カレ・ガンミンの存在も気になります。過去、なぜガンミンはソルヒに嘘をついたのか。そこら辺の事情も見逃せません。
第8話視聴率2.879
第8話あらすじ
ドハの言葉が嘘だと知ったソルヒは、何も言えなくなってしまう。ドハが言葉をつづけようとした瞬間、そこへドハの兄貴分で事務所の代表チョ・ドゥクチャン（ユン・ジオン）が。どうやらドゥクチャンは、シャオンから例の事件についてソルヒに明かしたと聞き、慌てて駆けつけたようだ。
その場からドハを連れ出したドゥクチャンは、今すぐヨンソ洞から出るよう告げる。ソルヒが誰かに話したりでもしたらと心配するドゥクチャンだったが、ドハは「彼女はそんな人じゃない」と一言。さらにはアパートからも出て行くつもりもないと話した。
その頃、自宅に戻ったソルヒは、ドハの本名“キム・スンジュ”の名前で過去の記事を検索。するとそこには、恋人を殺した疑いで拘束されたドハと思われる写真の数々が…。そんななか、ドハから電話がかかってくるも、ソルヒは出ようとしない。
次の日、ドハから昨日のつづきを話そうと言われ、店でドハを待つソルヒ。ソルヒに会いに行く前、ドハは過去のオムジ（ソン・ジヒョン）との出来事を思い出していた。過去、ドハに病的に執着していたオムジは、ドハの前で自殺をはかった。何度も死んでやると口にするオムジに向かって、「そんなに死にたいなら死ね！」と心にもない言葉を浴びせてしまったドハ。
店にやってきたドハに、改めて本当に人を殺したのかと聞くソルヒ。ドハは昨夜、自分の放った言葉がソルヒには嘘だと聞こえていたことに気付いていた。きっと自分の聞き間違いだと話すソルヒに向かって、改めて自分ではないと答えるドハ。しかし、またしてもソルヒの耳には嘘に聞こえ…。
その瞬間、手に持っていた氷を床にぶちまけてしまうソルヒ。ソルヒの反応を見た瞬間、ドハも言葉に詰まってしまう。結局、2人の会話はそこまでとなり、一人店を後にするドハ。
深夜を過ぎても帰ってこないソルヒを心配するドハのもとへ、ソルヒから電話がかかってくる。酔っ払った口調で、真実を話して欲しいと告げるソルヒ。会って話そうというドハだったが、ソルヒには直接ドハと顔を合わせる自信がなかった。
しばらくして、道で喧嘩中のカップルと言い合いになるソルヒの前に、駆けつけたドハ。アパートに着くと、ソルヒは何もなかった風を装って次の日のランチにドハを誘った。しかし、「自分の嘘は聞こえないのか？」とドハ。その日、ドハはアパートを出て以前住んでいたマンションへと戻る。
翌日、いつものように依頼人のもとへ向かったソルヒは、医者や家族の言う言葉はすべて嘘だったと報告。ところが、これからどうするつもりかと聞くソルヒに向かって、依頼人の男性は騙されたフリをするだけだと答えた。
その後、病院で検査のために訪れたガンミンと顔を合わせたソルヒは、ガンミンが胃がんを患っていたことを知る。ガンミンに誘われてレストランへ向かうソルヒ。そこでソルヒは、いつから病気だったのかと聞く。正直にソルヒと付き合っていたときに胃がんのステージ3だと診断されたと明かすガンミン。これにはソルヒの目から、涙があふれだす。
改めてガンミンから告白を受けたソルヒだったが、その瞬間ソルヒの脳裏に浮かんだのは別の男性だった。ソルヒには嘘を見抜く力はあるものの、その背景に潜んだ感情や事情を察する力はなかった。ガンミンに背中を押され、ドハに会いに行くソルヒ。
ソルヒからマンションの前にいると連絡を受けたドハは、驚きを隠せない。そんななか、電話越しに聞こえる怪しげな男の声。それは警備員のフリをしたオムジの兄、オムホ（クォン・ドンホ）の声だった。
オムホを不審に思ったソルヒは車を寄せ、すぐにドハのもとへ向かう。間一髪、オムホの追跡を逃れた2人。ドハはソルヒにすべてを明かすと話したが、ソルヒは「私はドハさんの言うことを信じます」とそれをさえぎる。
第8話感想
最後はサスペンスを通り越して、スリラーさながらの展開！オムホが怖すぎます。。
なんとかオムホの追跡を逃れた2人でしたが、もちろんこんなことで諦めるオムホではないわけで、、過去にはドハを恨むあまりに、傷害事件にまで発展。被害者の兄として、もちろんその感情もわからなくはないですが。どちらかというと、いまだに遺体すら見つかっていない妹に対する悲しみを、ドハで解消しようとしている感じが否めないですね。
そして、序盤では「俺は殺していない」と嘘をつくドハに不信感を抱いたソルヒの姿が。嘘を聞き分ける力を持つソルヒにとっては、これほど恐怖なことはないでしょう。
そんななか、元カレ・ガンミンの闘病の事実や余命わずかの依頼人の男性の言葉などを聞き、自らのドハに対する想いに気づかされていくソルヒ。おそらくドハの言葉がソルヒには嘘に聞こえる現象は、ドハの罪悪感から来ているのではないでしょうか。別れ際に「死にたいなら死ね！」といってしまったドハ。本当にその言葉が原因でオムジが死んでしまったのでは？と考えているのかもしれません。
さて、ドラマも折り返し地点に差し掛かり、ますます面白くなってきました。オムジ事件の真相とは。つづきも気になります。
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