韓ドラの鬼

ルール通りに愛して! 13話・14話 あらすじと感想

法に則って愛せ


ルール通りに愛して!法に則って愛せ 법대로 사랑하라 The Law Cafe 2022年放送 KBS 2TV 月火 全16話

daisySSさん

第13話視聴率5.5%

第13話あらすじ

キム・ジョンホ(イ・スンギ)とキム・ユリ(イ・セヨン)は秘密恋愛を続け、二人の愛情表現が度を過ぎると、カフェの従業員を含めてムンファビルの住民たちの反論があり、代表でキムチョン宅が二人に声明文を発表します。

皆がいるところでは愛情表現を控えるよう求める内容、、、キム・ユリは二人の秘密恋愛がバレていたことに驚き気を付けると約束します。

その日の夜、プルンアパートに住むイスルが「ローカフェ(Law Café)」を訪れ法律相談を通じて母の状態を伝えます。「お母さんが毎日吐いて私に内緒で泣いているの」と語ると、亡くなったお父さんのように母が亡くなることを恐れ、母を助けて欲しいとお願いします。

娘がいなくなったことから探し回っていたソンファは、イスルをローカフェで発見し、キム・ユリはソンファの話しを聞きます。シングルマザーとして議員の秘書として働くソンファは、1年ほど前からセクハラで悩んでいることを伝えます。

娘を一人で育てるため、仕事を辞めることができず耐えているため、強いストレスを感じていると話すと、彼女を最も悩ませた出来事を語り始めます。ある夜、チェックする案件があると連絡を受けて駆け付けてみると、飲み会状態。。。議員は彼女の服を脱がせようとするだけではなく、暴力まで振るわれるも強く否定するソンファ。その時の体験のせいで精神的に苦しんでいると明かします。

彼女の話しを聞いたキム・ユリは、「私が力になります」と語り、、、後にそのことを聞かされたキム・ジョンホは、反対的な立場。ソンファが法的処置を取らなかった理由、、、飲み会に集まっているメンバーが検事、新聞社の社長と建設会社の社長だったから、、、この建設会社の社長は、イ・ピョンウン(チョ・ハンチョル)。彼らを相手に戦うことの大変さから何もできなかったソンファ。

ソンファの事件を受け持つことに対して、キム・ジョンホが反対をする理由は、再びユリを危険な目に会わせたくないから。しかし、このことで、二人は意見の違いから激しく口論となり、、、絶対にソンファの事件を解決すると強気のユリ。

議員から呼ばれたソンファは、二人の会話、、、セクハラがあったことを証明するため、録音を準備して彼に会います。食事の席でも相変わらずセクハラの発言を堂々とする議員。しかし、彼女が録音をしていることに気づいたのか、ソンファの誘導するような質問を答えず濁らせ。。。

ソンファ持っていた録音機はキム・ユリに渡されますが、何者かが彼女のバックをひったくり、、、録音したデータを失うことになります。そのことをしったジョンホは、予想していた通りにユリの身に危険が及んだと声をあげ、二人は更に激しく口論となる。

ユリが心配になったジョンホは、実家を訪れると長年検事を務めた父にソンファの問題を相談します。「それぞれの利益でつながっている関係だとすれば、害になると判断したらすぐに仲間割れするはすだ」とアドバイスを受け、キム・ユリに協力してソンファのセクハラ事件を解決することを決め、、、ローカフェの従業員たちと共に作戦を立てます。

過去、キム・ユリが弁護した受刑者に助けを求めるユリ、、、違法ではあるが、合法的には奪われた証拠のファイルを取り戻すことができず、金庫を開けて欲しいとお願いします。

女性の権利を守るためのイベントで演説をすることが決まっている議員。ユリとジョンホは、この会場でソンファが録音した内容を流し、議員のセクハラを暴露することに成功。その場にいた記者たちからの質問に大パニックになる議員。

計画通りに進み、ソンファをはじめ、ユリ、ジョンホ、ペ・ジュン(キム・ドフン)とソ・ウンガン(アン・ドング)は成功を祝います。

第13話感想

エンディングに向けてストーリーが進んだイメージ!告白、ラブラブ、激しく口論するユリとジョンホ。長年友人関係にあった時には気づかなかった点、恋人になり新たに発見した点など、それぞれに合わせるための口論というところでしょうか。

ドラマが始まった時から、張り合っていたジョンホとユリ、、、告白して恋人になった今はもっとラブラブな姿を見せてくれても良さそうですが、、、第14話ではラブラブな二人の様子が描かれるのでしょうか。

今話で扱われたソンファのセクハラ事件にまたも、イ・ピョンウン(チョ・ハンチョル)が関わっていました。議員と交流関係があったイ・ピョンウンは、ソンファにとって最も屈辱感を与えた事件の際、その場にいたことが分かり、議員のセクハラ問題が明るみになったことで、この事件はどのような形で終わるのでしょうね。

議員のセクハラを告白した状態で今話が終わりましたが、このセクハラ事件はまだ決着しておらず、次の話でも続くことになりそうです。

これまで父との関係を立っていたジョンホがこのセクハラ問題を相談するため父を訪ねたことで、父との関係改善につながりそうです。

超胸キュンするラブコメを期待していたので、少し期待に及ばないところがある第13話でした。

第14話視聴率5.8%

第14話あらすじ

チェ・ヨファン議員が秘書のソンファをセクハラする内容が公開されると、イ・ピョンウン(チョ・ハンチョル)は金庫から録音機が消えたことに気づき、、、翌日、ニュースではセクハラではなく、お互い合意をした関係だったとの報道が流れると、怒りを見せるキム・ユリ(イ・セヨン)。

一方、母ソンファの悪口をいう幼稚園のクラスメイトに暴力を振るってしまった娘のイスル。暴力をふられた子の母がマスコミで報道された通り、セクハラの被害者ではなく、不適切な関係を持った女性としてソンファを攻撃することから、キム・ユリは名誉棄損に当たると注意。

セクハラ事件を担当することになったのは、キム・ユリの元恋人。元恋人の浮気が原因で別れたキム・ユリは、セクハラを立証する証拠が不十分だとの言葉に、証拠を集め始めます。ソンファ以外にも同じ被害に遭遇した女性がいると知ると、カフェの従業員であるソ・ウンガン(アン・ドング)とペ・ジュン(キム・ドフン)が女性を説得し、同じ被害にあったソンファに協力することを約束され、、、セクハラ問題には少し進展が。。。

祖父から呼び出されたキム・ジョンホ(イ・スンギ)は、無理やりお見合いをすすめられ、結婚するよう圧力を掛けられると、指輪を購入してキム・ユリへのプロポーズを計画します。

チェ・ヨファン議員と彼に協力する権力者たちとのコネクションを切り離す必要があるため、キム・ユリの元恋人の政界への進出の際に、チョ・ヨファン事件を解決することがプラスになると説得し、動き出した検事。

自分の立場が危険に追い込まれたチェ・ヨファン議員は、ドハングループの会長と直談判。これまで便宜を図ったことを口にするチェ・ヨファンに、、、1,2年程刑務所で過ごして戻ると必ず今よりも更なるサポートをすると語るドハングループの会長。チェ・ヨファンが逮捕される際、息子イ・ピョンウン(チョ・ハンチョル)の不正を明かし、イ・ピョンウンを巻き込んで逮捕されることを要求すると、イ・ピョンウンがこれまで賄賂を渡してきた証拠をチェ・ヨファンに渡します。

チェ・ヨファンは受け取った賄賂が記録されたデータを渡し、、、ドハン建設は家宅捜索を受けることになります。チェ・ヨファンに賄賂に関する証拠を手渡ししたのが父だと気づいたイ・ピョンウンは、深夜、父の部屋に入ると父をにらみつける。。。

キム・ユリへのプロポーズを準備するキム・ジョンホは、車のトランクにお花を準備し、素敵なレストランでユリと食事。クラシック音楽が流れ、デザートが準備され、、、いよいよプロポーズの言葉を伝えようとした時、過去、恋人から突然プロポーズされたことを語ると、ジョンホとは今まで通りの関係が理想だと語り始めるユリ。

彼女の言葉にジョンホは準備したプロポーズを諦めます。しかし、食事の後、自宅に戻ってもプロポーズのことが気になり、正直に気持ちを伝えるジョンホ。ユリもジョンホに考えていることや思っていることを正直に話す、、、彼女の言葉に、ジョンホは指輪を見せると、ユリにプロポーズします。

第14話感想

今話は、前話に登場したセクハラ問題とキム・ジョンホのユリへのプロポーズがメインに描かれました。

まさかの展開があったのは、イ・ピョンウンの父の行動でした。息子の不正の証拠を渡して、イ・ピョンウンを攻撃するとは予想外でした。イ・ピョンウンが不安定で危険な人物であることはこれまで様々なエピソードを通じて紹介されましたが、父が息子を攻撃する展開に発展するとは、、、親子関係に終止符を打つことになるのでしょうか。

率直な感想としては、今話で十分エンディングを迎えられるような展開でした。残された2話ではユリとジョンホの話しがどのような展開を迎えることになるのでしょう。少し変わった法廷ドラマ、、、法律相談をしてくれるカフェに持ち込まれた事件を解決していく内容と期待しましたが、中後半端なロマンスと中途半端な法廷ドラマという印象。

しかし、ドラマ全体の流れや紹介される法律の解釈や解決方法などは興味深く面白かったと思います。法律に基づき事件を解決していくはずが、金庫を勝手に開けたりする合法的ではない部分もありましたが、そこまで敏感に反応するタイプのドラマではなく、あくまでもラブコメであることを忘れないで視聴する姿勢が大事だと感じた作品。

キム・ユリを演じるイ・セヨンとキム・ジョンホを演じるイ・スンギの息がピッタリで、果たしてユリはジョンホのプロポーズを受け入れたのでしょうか。第15話ではイ・ピョンウンがユリの母を拉致するようで暴走するイ・ピョンウンの姿が登場するようです。



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