椿の花咲く頃 동백꽃필무렵 When the Camellia Blooms
2019年放送 KBS2 全40回(全20話)
【韓国放送】2019年9月18日から 水曜日と木曜日の22:00
第37回視聴率18.1% 第38回視聴率20.4%
えぱたさん |
第37回・第38回(第19話) あらすじ
トンベク (コン・ヒョジン) は母ジョンスク (イ・ジョンウン) に、「ヨンシクと別れた」と言います。
「振られたのか?」
「私から別れてと言った」
ヨンシク (カン・ハヌル) と別れ、トンベクは自分をわざと忙しくし、辛さを忘れようとする日々。ヨンシクも警察官としての忙しい毎日を送っていました。
トンベクとジョンスクは、ヒャンミ (ソン・ダムビ) の墓参りをします。
「ヒャンミがまだ、生きている気がする。ヒャンミはいなくなった。ヨンシクとも別れた。お母さんは私のそばにいてね」
手をつないで歩く2人。
ヨンシクがフンシク (イ・ギュソン) の家に行くと、「引っ越しをする」と荷物を片付けています。
事故に遭い、足を怪我したフンシクの父。辛く厳しい生活の中、オンサンの住民らの冷たいさげすみの仕打ちを受け、密かに復讐を企て、7人を次々と殺していったのでした。取調室で自供を聞くヨンシク。
「なぜ、ヒャンミを殺した?」
「トンベクだと思った。セーターまで同じのを着ていた」
「カン・ジョンリョルの妻は、もう一度結婚していた? なぜ嘘をついたのか」とネットニュースになり、検索ワードトップに。「スマホを渡せ」とジェシカ (チ・イス) のスマホ電源オフにし、「SNSもう見るな」と言うジョンリョル (キム・ジソク)。実は知り合いの記者に電話し、記事を削除してもらったのでした。
腎臓病の主治医に話を聞くトンベク。ジョンスクの腎臓病は50%の確率で娘に同じ症状が現れるという病気でした。それを聞いたジョンスクは、フラっと病院を去り、タクシーを拾います。トンベクが探した時には、もうジョンスクはおらず…。
タクシーで行った先のモーテルで、生命保険の証書と手紙をバッグに入れ、ベッドに横になるジョンスクは、懐かしいトンベクとの思い出にひたります。
ジョンスクの回想…。保育院に幼いトンベクを預けたジョンスクは、一度トンベクに会いに行きます。「ロサンゼルスに行った夫婦に里子に出した」と言われ、怒るジョンスクですが、「怒る権利はない」と言われるのでした。トンベクだと思って探し出し、会ってみると、全くの人違い。ようやくトンベクと息子ピルグを見つけて、物陰で見るジョンスクでした。
「トンベクに会いに来るべきじゃなかった」と泣くジョンスク。実はその前にジョンスクは、ヨンシクに会い、「トンベクは寂しい人間だ。どうか、別れないでほしい」と言い、ヨンシクの手を取って、頼んでいたのでした。
ヨンシクから連絡を受け、ピョン署長 (チョン・ペス) とパトカーで病院へ向かうトンベクは、ジョンスクのバッグを受け取ります。中にあった生命保険の証書と手紙を見ます。
第37回・第38回(第19話)感想
ガブリ (連続殺人犯) は、やはりフンシクの父親でした。捕まった時にマスクをしていたのと、マスコミに叫んだ印象が、フンシクの父親っぽくない感じだったので、一瞬、第三者かなと思いました。事故で怪我をした後の、厳しい生活が、フンシクの父をアウトサイダーにし、7人もの人を殺す動機を養ってしまいました。
殺人事件の謎解きが解説された一方、残り少ないエピソードの中で、撮影スタッフのサービスが満載されていました。
撮影の舞台となってきた、オンサンの美しい風景が、もう一度一シーンずつ振り返って描かれました。
① トンベクがヒャンミをデリバリーに行かせたことを後悔するシーンで、自分がスクーターに乗れるようになって、嬉しそうに海岸線沿いの道路を走る。ゴツゴツした岩が波打ち際に見える美しい光景です。
② ヒャンミの墓参りの後、トンベクと母ジョンスクが、海岸線の見える橋の上で会話するシーン。
③ ジョンスクがヨンシクに、港が見渡せる歴史的建造物の前で、「トンベクをよろしくね」と会話するシーン。
また、トンベクの家の中も、母ジョンスクがいなくなった寂しさを映し出すように、居間や台所が一瞬ですが細かく描写され、素晴らしいサービスに感激しました。
さらに、ヨンシクと別れたトンベクが忙しそうにキムチを作り出したところ、離婚の辛さでカメリアに呑みに来たジャヨンに、トンベクが注文していないご馳走をテーブルに並べてあげるシーン、etc…、素敵なシーンがたくさんありました。
第39回視聴率19.7% 第40回視聴率23.8%
えぱたさん |
第39回・第40回(第20話) あらすじ
ジョンスクは緊急手術を受け、生死の境をさまよいます。ゲームをしているピルグ (キム・ガンフン) に「そんな場合じゃないでしょ」と誘うドクスン (コ・ドゥシム) は、食事を与えます。
ジョンリョルは妻に関する記事の記者会見を開き、「妻に対して誹謗する記事は全て、告訴します」と強気の対応。傾向が変わった記事を読んで、娘を抱っこする涙のジェシカと母。
警察署の取調室で「被害者の喉に黄色い物質をなぜ入れたか?」の質問に答えを渋り、「眼鏡を持って来い」と叫ぶフンシクの父。ヨンシクは眼鏡を渡します。そこから黄色い物質が出てきます。
フンシクは借金の催促に町を回ります。オバちゃんらにイジられるフンシクを見て、トンベクはカメリアへ誘い、食事を出します。
フンシクの父が涙で話し出すと、事件の真犯人は…。カメリアに「トンベク、冗談はやめろ」と落書きした男は、顔を上げると、フンシクなのでした。
「オレを哀れむのか? オレはお前の下か?」とトンベクに言うフンシク。咳をし始め、聞き覚えがある、その咳を聞いて、危険を察知したトンベクは、立ち上がります。フンシクはその手を捕みます。
(回想) ヒャンミを殺したフンシクに「この女のこと、お前は好きじゃなかったのか?」と言うフンシクの父。「アイツは友達もなかった。いつもひとりで…。オレがそう育ててしまったんだ」とヨンシクに言います。「『いつもお前を見ている』という落書きは、フンシクの父ではなく、フンシクだ」と真犯人に思い当たった、ヨンシクは急いで、警察署を出て、カメリアに向かいます。
危機一髪のトンベクに、「今からそっちに行く」とのメッセージが殺到。電話のベルが鳴り響き、フンシクは手を離し、カメリアを去ります。そのフンシクの後を追いかけ、瓶で頭をぶん殴ったのは、トンベク自身でした。ヨンシクはトンベクを守ろうと焦りましたが、トンベクは自分自身を守りました。地域のオバちゃんらも駆けつけ、大乱闘。警察がフンシクを守る事態に。
病院でジョンスクを見舞うドクスンは、トンベクに「安らかに行かせてやれ」と言います。実は、ジョンスクはドクスンに「トンベクの母になってくれ」とお願いしていたのでした。「悲しい母がどうして息子を幸せにできる? ピルグのことは忘れて、自分の人生を生きなさい」と言い、ドクスンはピルグを連れて帰ります。
ジョンスクの移植手術ができることになり、大学病院に移され、トンベクからジョンスクへの腎臓移植手術が行われます。ギュテ (オ・ジョンセ) やオンサン中の地域の人々が、救急車の移動を助けます。手術は成功し、意識を取り戻すジョンスク。
ギュテは酔いつぶれたジャヨン (ヨム・ヘラン) を家まで運び、お互いの付き合い始めた頃、結婚した頃を思い出し、ジャヨンがギュテのズボンのベルトを引っ張って、印象的なキス…。
ヨンシクら警察署の面々が道路に花を散らして、結婚式の準備…。改装され、新しくなったカメリアに、ジョンリョルが通帳を持って現れ、「5百万ウォン入ってる。ピルグをサポートする。使っても、いつでもオレが補填する」と言います。ジョンスクが通帳を取って、ポケットに入れます。
大きくなったピルグ (チョン・ガラム) は、メジャーリーガーとなり、記者会見。テレビの前で仲良く座るトンベクとヨンシク…。
第39回・第40回(第20話)感想
見終わって、実感…、素敵なドラマでした〜。私が韓国ドラマに求める、ほぼ全ての要素が見られて、大満足のドラマでした。
何と言っても、親しみが湧く、人間っぽい、素敵な人々。そして彼らを取り巻く美しい風景。19話で映った橋が、今回は夕焼けのシーンでした。オンサンの泥海岸、紅葉した林のベンチデート。そして、トンベクの丘の上の家の、庭から見た港の風景、etc…。
次に、美味しそうな食べ物。やっぱり基本は、「スープ」です。(ヨム・ヘラン言) ヨンシクの屋台ぎょうざ、ジョンリョルとジェシカのフルーツサンデー。ジェシカの継父の食卓から、オンサンのオバちゃんの集まりの食事風景まで。
最後に謎解き的要素。予想が覆えされ、真犯人はパク・フンシク (イ・ギュソン) で終結しました。ちょっとこれはズルいです。最後の最後で、フンシクの父だった場面がフンシクで入れ替わっていました。
悪あがきをすれば、前の19話を見終わった後、フンシクの父が逮捕され、不審に思った点…。
① CCTVを設置しにカメリアに来たのは、父親ではなく、フンシクだったこと。
② エステシャン殺人事件で、犯人は窓から逃走したとのトンベクの証言があり、フンシク父は治ったにしても、足を事故で怪我していた…。身体的に無理があったこと。
メインの犯人はフンシクで、父親は共犯者ということであるらしいです。
「6人全部は殺していない。中華料理店デリバリーの男は、オレじゃない」と言うフンシクの表情が急変し、犯罪者の不気味な笑いを見せ、「ガブリ (謎の殺人犯) は、どこにでもいる」と言ったイ・ギュソンの演技がうまかったです。
ラストシーンで、「私の人生は奇跡以外の何物でもない」とのトンベクの言葉が感動的でした。
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