梨泰院(イテウォン)クラス 이태원 클라쓰 2020年放送 JTBC 全16話
第1話視聴率4.983%
えぱたさん |
第1話あらすじ
精神科のカウンセリングを受ける女性… (キム・ダミ)。
「世界が終っちゃえばいいのにって。全てが面倒くさい。あ〜、本音引き出すのって、酒呑んでなきゃ」
15年前、女子学生は3年間片思いだったパク・セロイ (パク・ソジュン) に、勇気を奮い起こしてチョコレートを差し出して、言います。
「明日警察官試験でしょ? がんばって」
セロイはチョコレートを受け取らず、無言で去ります。
警察官の試験のためパジン市に向かうセロイは、駅構内で物乞いがオ・スア (クォン・ナラ) の腕をつかみ、スアがその腕を振り払って去るのを見ます。途中転んで足を怪我をしたため思うように走れないセロイでしたが、警察官試験の体力テストに合格します。
父親と孤児院にボランティアに行くセロイは、そこでスアと再会します。冷たい対応で黙々と洗濯物を干すセロイ。翌日高校へ行こうとしてバス停に向かうセロイは、スアが金髪の外車に乗った高校生 (アン・ボヒョン) と話すのを見ます。スアは「乗れ」と言われますが、乗らずにバスに乗り込みます。
セロイは登校初日の挨拶の後、例の金髪男が同級生をいじめていて、入って来た教師も見て見ぬフリをするのを見て、金髪男をぶん殴ります。その学生は、セロイの父親 (ソン・ヒョンジュ) の20年勤続する会社の会長の息子、チャン・グンウォンでした。会長 (ユ・ジェミョン) に呼び出され、土下座して謝罪するよう要求されたセロイは、断ります。
「悪いとは思っていません。自分の信念に従い、やったことに責任を持つように、父に教えられました」
見ていた父親は、頭を下げて言います。
「辞職させていただきます」
スアのバイト先のコンビニに顔を出すセロイの父親。
「大学の費用を出すよ」
「借りたことにしてほしい。3倍にして返します」
大学の入試会場に行く途中、家にIDカードを忘れて走るスアを見て、セロイは一緒にリュックを持ち上げながら3キロ走り、「がんばって」と声をかけます。
インタビューを終えたスアを待っていたセロイは、スアの電話番号を聞きます。
「私のこと、好きにならないでね」
「さあね、先のことは分からない。君はとてもクールで、可愛いよ」
走り去るセロイ。
「電話番号消せ〜」
月日はたち、セロイと父親は居酒屋をオープン、スアも来て、一緒に呑み、平穏な日々が続きます。
セロイの父親はバイクに乗っていて、乗用車に後ろから追突され…。葬式で喪主のセロイを刑事が訪ねて来て、容疑者が自首してきたと伝えます。スアが写真を見ると、見覚えのある車。ナンバーが7777の限定版の車で、セロイの父親の元会長の息子グンウォンのものであると知ります。スアに喪主をやってくれと言い、去るセロイはグンウォンの入院している病院へ。
突然の雷雨の中、ずぶ濡れになりながらタバコをふかしているグンウォンをぶん殴り、セロイは叫びます。
「どうしてオヤジを殺した⁉︎」
第1話感想
「サムマイウェイ」「キム秘書がなぜ?」のラブコメでヒットし、安定した演技で独特のキャラクターをつくり、存在感を現しているパク・ソジュンの、主演ドラマが始まりました。梨泰院という、チャンスを狙う若者たちの活気で満ちた街で商売に挑む、ドリーム系ドラマのようです。
ウェブ漫画の実写版で、原作の日本語版は「六本木クラス」というタイトルで、ピッコマで最初の3話分 (ドラマの1話弱) は無料で読めます。一定の時間経つと、「待てば¥0」でかなり読めます。パク・ソジュンの髪型がそっくりシンクロしていて、似合わないようで可愛いくて笑えます。日本語のサブタイトルが「信念を貫いた一発逆転物語」というのが興味を引きます。
オープニングで現れていた共演女優のキム・ダミは、ドラマ出演は初めてですが、かなり映画に出演していて、演技を認められた女優のようです。
パク・ソジュンの初恋相手オ・スア役の女優、クォン・ナラは、イ・ジョンソクとの噂があったと記憶していますが、イ・ジョンソク自身が「理想の女性」と公表して、「ロマンスは別冊付録」で共演したイ・ナヨンと雰囲気が似ているので、噂もまんざらではなかったのではと想像しました。
セロイは父親と2人暮らしで母親は現れません。セロイは孤児になってしまいました。
ネットフリックスで3月28日から、日本放送されます。
第2話視聴率5.330%
えぱたさん |
第2話あらすじ
グンウォンに向かって石を振り上げるセロイに、銃口を向け、叫んだのは刑事でした。
「やめろ!」
スアがそばに立って言います。
「お父さんはそんなこと喜ばない。やめて!」
石を放り出し、崩れ落ち泣き叫ぶセロイでした。
裁判でセロイに懲役3年の判決が出ます。収監されるセロイに、囚人らはひざまずけと言います。反抗するセロイはボコボコにされます。
出所するセロイは、呑み屋で父親に向かって酒をつぎつつ、刑務所内で読んでいたチャン会長の本を取り出します。本を置いて去ろうとするセロイ。
「お客さん、忘れ物です〜」
「捨ててください。暗記しましたから」
チャン会長の顔に、いたずら書きをしたセロイでした。
収監中にスアから来た手紙の住所を頼りに、セロイは梨泰院へ行きます。ハロウィンの仮装パーティーが開催中で、街中にコスプレの若者らがねり歩き、負傷した血だらけのバニーガールのコスプレで突然セロイに抱きついたのは、仮面を取ると、スアでした。
バーに入ると、スアをモデルとしてデビューさせると言う、テレビでも顔馴染みのプロデューサーと会います。
「梨泰院、気に入った」
「お店を開きたいって言ってたわね。梨泰院は家賃が高いし、商売を始めるには難しいかも」
「潜りの猟師をやって稼いで、8年後にスタートさせる」
セロイの顔にお酒をプハーっと吐き出して驚くスア。
酔っ払ったスアを背負って坂道を行くセロイ。
「家は古くて寒いし、毛布が一枚しかないけど、泊まって行く?」
「まだ金持ちじゃないから…」
去るセロイをずっと見守るスア。セロイは漁船に乗り込んで行きます。
7年後…。チャンガ株式会社で働くスアは、新しいビジネスについてプレゼンをし、評価を得ます。29歳になったスアにとって、もうセロイの記憶は薄れ始めていました。街角にあった馴染みの店が売られたなと前を通り過ぎようとしていたスアを、呼ぶ声がします。セロイでした。店を始めると…。
「梨泰院の店は2千万はする…。7年前の22歳の青年の言ったこと、気違いじみて聞こえたけど、この人はその通りにやったんだ」
スアは心の中で呟いていました。
第2話感想
セロイとスアが7年ぶりに出会えて、やっぱり幼なじみはいいな、この先どんなロマンスの展開があるのかなとウキウキしました。
7年前にセロイがスアの梨泰院の自宅まで坂道を登って背負って行き、玄関の前で別れたシーンが、OSTも素敵で印象的でした。
お互いに好意を持ち合っているのに、一緒になれないセロイとスア。2人を取り巻く不可抗力に抵抗するつもりはないらしく、「泊まって行く?」とスアの誘いに当然のように「お金持ちじゃない」と断ってしまいました。「お金持ちになったら戻って来る」という余裕も感じられます。
セロイが正義感が強すぎて、気性の荒い性格で、カッとなると手が出てしまうのは、困ったものだと思いました。どんなに素晴らしい愛のこもった教育を受けていても、それが暴力につながってしまっては、何もなりません。たとえ、そそのかされたとしても、暴力の責任は自分が取らなくてはならないことを思い知った時となってしまいました。
チャン会長の親戚で、財閥の娘の役の方、どこかで見たような気がすると思ったら、「とにかく熱く掃除せよ」のソンギョルの母親役で、キム・ヘウンでした。「ボーイフレンド」「ラジオロマンス」にも出演されているベテラン女優です。
OST No1は、イ・チャンソルの「Still Fighting it」です。
梨泰院クラス 3話・4話 あらすじと感想
梨泰院クラス 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率 |
【宮廷女官チャングムの誓い】
●テレビ大阪 2025/1/27 17:25~
【不滅の恋人】
●BS日テレ 全51話(2025/1/30から)月~金曜日13時から 字幕
不滅の恋人 全話あらすじと感想 相関図と視聴率 ※外部リンク
【ガウス電子】
●BS12 トゥエルビ 全12話(2025/1/30から)月~金曜日深夜27:30から 字幕
ガウス電子 (韓国ドラマ) キャスト あらすじと感想 視聴率
【御史(オサ)とジョイ】
●テレビ大阪 2025/1/31 8:00~
御史(オサ)とジョイ 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率
【その男の記憶法】
●BS松竹東急(2025/1/31から)月~金曜日9:59から 字幕
その男の記憶法 キャスト・相関図 全話感想とあらすじ 視聴率
【7人の脱出】
●WOWOWプライム 全17話(2025/1/31から)金曜日20時から2話連続放送 字幕
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