明日 내일 Tomorrow 2022年放送 MBC金土 全16話
daisySSさん |
第5話視聴率3.5%
第5話あらすじ
交通事故で死亡したホ・ナヨンは迎えにきた死神から逃げ、恋人カン・ウジンを心配し、彼が自殺を図らないようにして欲しいと危機管理チームに助けを求めている状態。そのことで、自殺者の命を救うことを真っ向から反対する死神パク・ジュンギル(イ・スヒョク)が強く対立。
ホ・ナヨンを自分が殺したと語るカン・ウジンの言葉にク・リョン(キム・ヒソン)は疑問を持ち始めます。何としても自殺を図ろうとする彼には事情があるはず、、、ホ・ナヨンを通じて二人の出会いからこれまでを聞かされた危機管理チームのク・リョン、イム・リュング代理(ユン・ジオン)とチェ・ジュヌン(ロウン)。
出産後死亡したカン・ウジンの母。彼の父は妻を亡くした理由が息子にあると、幼い頃からひどい人場を浴びせた挙句、自殺を図ります。幼くして一人残された彼を引き取ったのは、父の兄でカン・ウジンの伯父の家族。伯父の家族と幸せな生活を送っていた彼の幸せは高校生になったある日、伯父の家族が雨の中交通事故を起こし全員死亡したことで、再び一人残される。自殺を図ろうとした時、ラジオで流れる曲を耳にしたカン・ウジンは勇気をもらい生きることを選択。その後、ミュージシャンとなり頑張る中、ホ・ナヨンと出会い恋に落ちます。
積極的にカン・ウジンに寄りそうホ・ナヨン、、、彼女の両親から無名のミュージシャンであることを理由に結婚を反対されるも、ホ・ナヨンは彼との恋を諦めることなく、、、将来を誓った二人に起きた交通事故。
再び一人で残されたことに死を選ぶ決意を固めた彼を残さてあの世に行けず、、、ホ・ナヨンを迎えにきた死神パク・ジュンギル(イ・スヒョク)に、カン・ウジンの命を助けるまで時間が欲しいと願うク・リョン(キム・ヒソン)は、死神取って致命的ともいえる契約をパク・ジュンギルと結びます。
その契約とは死神同士の間で交わすもので、お願いを受けた死神の望みを、すべてを受け入れないといけないもの。パク・ハンギルがどんなことを彼女に要求するのか分からず、ク・リョンへの反感を持つパク・ジュンギがどのような要求をすることになるのか、警戒するのはク・リョンではなく、部下のイム・リュング代理(ユン・ジオン)
カン・ウジンを説得する時間をもらえたことから、彼を説得して自殺をとどまらせるだけの状況。ウジンを心配するホ・ナヨンが彼の前に現れますが、魂の状態で彼女はなにもできることなく、転落死しようとするカン・ウジンを発見したク・リョンは、説得に失敗して。。。飛び降りたカン・ウジンに手を伸ばし彼の命を助けた時、心配するナヨンの魂が現れ、ク・リョンは二人を会わせます。
自分の分まで生きて欲しいと語るナヨン。ク・リョンから事故の時、ウジンを助けるためにハンドルを彼の方にきったことを伝えられたウジンは、人生をまっとうすることを約束し、ナヨンはあの世に、、、いつか再会する日を胸にひめて。
始末書を書いていうとチェ・ジュヌン(ロウン)はク・リョンに死神の仕事に対する考えた変わったことを伝えます。ただ、リストのある人をあの世に送り出す役割だと考えていたチェ・ジュヌンは、死神に仕事の深さに気づいていく。。。
玉皇大帝(キム・ヘスク)と面談中のパク・ジュンギル(イ・スヒョク)は、最後までク・リョンの任務を邪魔したことに対して、、、「やはり、自殺を図ろうとする人の命を助ける必要があるのか、、、いくつかの言葉で決心を変えられる程、死を簡単に考えているような・・・」と語ると、玉皇は、「死を簡単に考える人はいない」と断言。
第5話感想
死をこえた深い愛が伝わるエピソードでした。
赤い糸で結ばれた二人は、生まれ変わっても必ず巡り合う。ただし、自殺を図ってしまうとその赤い糸が切れて、運命の相手と生まれかわり巡り合うことはないのでしょうか。
ホ・ナヨンとカン・ウジンのエピソードを通じて、ク・リョンが赤い糸で結ばれた二人の縁を続けさせたく、ウジンの自殺を何とかしてとめた理由は、ク・リョンの過去と関係があるのでしょうか。今話、数百年前の、朝鮮時代に生きた若き頃のク・リョンと彼女の夫が登場しました。
まだ、彼女がなぜ地獄に落ちたのか、玉皇大帝(キム・ヘスク)はなぜ彼女を死神に抜擢したのか、ク・リョンの過去に対して知りたいと思う気持ちを刺激する内容。
今後、恋人を結ぶ赤い糸の存在が、今後の展開を理解し予想する上で重要な役割を果たしそうですね。ク・リョンの神がなぜパープルに染められているのかも分かる第5話でした。
エピローグでは、亡き恋人ホ・ナヨンへの気持ちを込めた曲を作り終えたカン・ウジンが曲を披露するシーンが登場しました。切なかったけど、心が温かくなるエピソードでした。
第6話視聴率2.7%
第6話あらすじ
玉皇大帝(キム・ヘスク)から余命1日を残した人を自殺から救うよう命じられたク・リョン(キム・ヒソン)。「数十年間、克服することが出来なかった心の痛みを一日で癒せと?」と質問すると、「あなたの人生は大切な意味があったと気づかせてあげて」と返事する玉皇。
自殺予定者であるイ・ヨンチョンの自宅を訪れた危機管理チームのメンバーたち。再開発が進められるエリアに、行く当てがなく一人取り残された老人イ・ヨンチョン。まずは彼の住む部屋を掃除することになり、掃除道具を買いに向かったチェ・ジュヌン(ロウン)は、偶然、対象者のイ・ヨンチョンに出会います。
「イ・ヨンチョンさんですか?私たちは死神です。あなたは明日亡くなります」と語るイム・リュング代理(ユン・ジオン)。ク・リョン(キム・ヒソン)はあと一日で命が尽きることを伝えると、残された1日を意味のある一日にするのはいかがかと尋ね、「あなたの最期を私たちがご一緒します。安心してください」と伝える。
いつものような日常を過ごしたいと語るイ・ヨンチョン。通常の日常を送り、夕暮れを眺めていると「未練が残らないと言っても、あの日の選択を後悔します」と語る彼の言葉に、過去の彼になのがあったのかを聞かされる。6.25韓国戦争の時、止める母を説得し戦場に向かったイ・ヨンチョン。多くの戦友を亡くし、予想以上に激しく厳しい戦争を経験するうちに、誰にも心を開くことが出来なかった。
そんな中、同じ部隊に配属されたドンチルに心を開きます。戦闘機による攻撃を受け、怪我をしたドンチルを必死に助けたイ・ヨンチョン。命は助かったものの、片足を失くしたことに「死んだ方がましだ」と命を助けたことを責められ落ち込みます。戦争の後、母のいる実家に戻るも爆発で母はいない。。。
その夜、戦争が終わった後のイ・ヨンチョンの人生に関して尋ねるチェ・ジュヌン(ロウン)の言葉に、戦争が終わった後、再び勉強を始めるも、戦争での経験が悪夢のようなトラウマとして残り、勉学を諦めた。その後、仕事をするうえでも支障があり、日雇いの生活しかできなかったと語ると、自由で恵まれた時代に生まれ生きるチェ・ジュヌンを羨ましいと本音を語ります。
彼の話しを聞いたク・リョンは、指をならすと彼をソウル市内が一望できるビルの上に彼と共に空間移動。「ご覧になってください。あなたの人生は決して惨めなものではないです。これはあなたが守った国ですから」と語り、彼を慰めます。
戦友のドンチルのことが気になったチェ・ジュヌンはSNSを通じてドンチルを探し、イ・ヨンチョンのおかげでドンチルが生き残ったことを感謝し生きてきたことを伝えます。そのことに笑顔を見せるイ・ヨンチョン。
一方、パク・ジュンギル(イ・スヒョク)を訪ねたク・リョンは、最大の礼遇でイ・ヨンチョンをあの世に導いて欲しいとお願いします。彼女のお願いに冷たいパク・ジュンギル。その後、玉皇大帝(キム・ヘスク)にイ・ヨンチョンの最期は苦しみがなく、安らげるよう力を使って欲しいとお願いすると、「死の前で皆公平よ。ルール通りに行います」と返事する玉皇に、「私たちにできることをやらないだけではないですか?」と質問を残し、最期を迎えるイ・ヨンチョンのもとに戻ります。
その時が近づき、魂を見送るために直接現れたパク・ジュンギル(イ・スヒョク)は、イ・ヨンチョンに「あの時、あなたの後ろ姿をみました」と語り敬意をあらわします。その後、「走馬灯で働く死神の全員が集まり、玉皇大帝(キム・ヘスク)まで姿を見せ、「多くの命を守り、これまでご苦労様でした」と語るとイ・ヨンチョンが安らかに最期を迎えられるよう力を使う。
死後、亡き母と再会した若いイ・ヨンチョン。。。
第6話感想
国を守るために死を覚悟して戦場に向かった青年。戦争で母は犠牲となり、戦争で経験したことがトラウマとして残り、辛い人生を送った彼は安らかな死を迎えることができる感動的なエピソードでした。
厳しく凛々しいク・リョンと彼女に絶大的な信頼をもつ少し変わった死神のイム・リュング代理(ユン・ジオン)とは違い、ユーモラスで明るく、頭で考えるより先に、思ったことを行動に移してしまうロウンが演じるチェ・ジュヌンがすごくいいキャラクターです。これまでイケメンのイメージが強かったロウンですが、真面目だけど明るい性格。アイドルとして活動する際は、カッコよいだけではなく、突然投げる冗談が面白く意外にもユーモラスなタイプです。
このドラマではそんなロウンの良さがキャラクターにもにじみでており、人間味あふれるキャラクターを演じています。SNSを通じてイ・ヨンチョンの戦友を探したり、エピローグに登場するように、亡くなる前に生前の姿を写真で残す等、今話は多くの感動があった一話でした。
次の話では新たな自殺管理対象者が登場することになるようで、死神が主人公でも全くどんより暗い内容ではないので、見やすいです。
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