怪しい彼女 キャスト・相関図　あらすじと視聴率

怪しい彼女

수상한 그녀

視聴率

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出典：https://program.kbs.co.kr/

あらすじ

70歳のオ・マルスンがある日突然、20歳のオ・ドゥリに変わった後、若い時に叶えられなかった夢を叶えるため、もう一度歌手に挑戦し、輝く全盛期を迎える恋愛音楽成長ドラマ

相関図

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キャスト

主要人物

出典：KBS

オ・マルスン 役　　　キム・ヘスク
73歳/旧鍾路「オ・マルスン牛頭クッパ」経営者

年の割に敏捷な身のこなし、りんとした声に真っすぐな姿勢。「涙を見せる人は間違いなく負ける」というのが座右の銘らしく、どんなことがあっても涙一滴流さない、尋常でない肝っ魂の持ち主。

始まりは花のような年頃で夫と死別した後、建築現場の雑役夫、市場の雑用などを転々とし、鍾路の有名クッパ屋の女主人に至り、娘を大企業の役員にまで育てあげた、非凡かつたくましい経歴から来たものだ。

「子供を駄目にしたかったら金を与えろ。」宗教もないマルスン自らが決めた十戒の中の一戒として信じてやまない名言であり、世間で彼女が血も涙もないしみったれに見える理由。もしや父がいないという欠乏が母が稼いだお金で満たされてしまわないか、今の生活に満たされたゆえに夢も抱負も持たず、ただ楽に食べていく方法を選ぶかと心配して…。

彼女は娘夫婦に自分の経済状況を伝えたことは一度もない。「お金は使うより働かせるのが重要だ」という理由でどんなにお金を稼いでも、たった10ウォンコイン1枚さえも無駄に使わず、一生小市民程度の生活を維持してきた。

「ジスクはいいね。お母さんのクッパ屋譲りを受けたら、一生食べていく心配はないだろう。」苦労の末、ついに口コミでお客が殺到し始めた後、店の仕事を手伝うためにやって来た大学生のジスクに隣人が投げかけた一言。「将来がある人間にクッパの商売がふさわしいのか」と激怒したマルスン。その日から30年近く、ジスクを店から遠ざけた。

巨額を提示して加盟店を出せという提案に、「自分の手で直接作ったものでなければ、自分の名前をつけることはできない」ときっぱり断っただけでは足りず、お店で最も長くまじめに働いた料理長に、材料の質とクッパの味を維持することだけを条件に、クールに店を譲り渡した。

母親もおらず酔っぱらいの父親の世話をしながら生きてきた自分とは違い、我が子だけは親に縛られないように、素敵に自分の人生を広げてキャリアウーマンになって生きて行くことを願い、その願い通りジスクは大手企業の女性常務となった。

そのように全心を傾けて強く育てた娘。時には厳しく、時には冷酷に見えるほど悪役を全うしたのが、ジスクにとってそれほど大きな傷になるとは。解けない心のしこりになるとは思っていなかった。他の母娘のように親しくしようとせず、ジスクにいつも薄情だと不平を言われていたのも全部自分のせいのだろうし、情けなくもある。

ジスクに申し訳なく思うほど、娘にあげられなかった愛情を孫娘に与えてあげたいだけ。今からでも娘に伝えられなかった私の本心を分かってほしいと願いだったけれど…。親の心子知らず、何度も心寂しいなことを言い放つジスクと、ついに大喧嘩をして腹立ちまぎれに家を出てしまう。

一体どこから間違ったのだろうか。人生の崖っぷちに追い込まれたばかりか、心は重苦しいし虚しいだけなのに…。
そんなマルスンに思いがけない機会、夢のようなプレゼントが贈られる。

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オ・ドゥリ/エミリー 役　　　チョン・ジソ
21歳/ユニス・エンターテインメント 練習生

名実共に自他共に認めるユニス・エンターのエース。
卓越した才能や素質、ビジュアルまで兼ね備えた「エレメント」のメンバーで、ユニスのデビュー組ガールズグループのメインボーカルの座を夢見て、皆の期待を一身に受けていた。ある日突然、跡形もなく行方をくらますまでは。

その後、再び戻ってきたエミリーは自分を「オ・ドゥリ」という新しい名前で自己紹介し、180度変わった姿で現れ皆を混乱に陥れる。顔と声を除けば、似ているところはまるでないエミリーとドゥリ。気難しくて本音が分からなかったエミリーと違って、ドゥリは若々しい20代と老獪な70代の老人を思わせる雰囲気を行き来する、掴みどころのないキャラクター。

彗星のごとく現れ、鐘路（チョンノ）一帯を騒然とさせる忠清道（チュンチョンド）の田舎出身の女性。遠慮を感じないスタイルであり、マルスンの長年の故郷の友人の孫娘ということ以外には家柄、学歴、スペックともにミステリー！探れば探るほどに迷宮入りだ。

興奮すると相手の上下を顧みず、噛みつくぶしつけさが唯一の短所でもあり、床に落ちたパンもほこりをはたいただけで、なに気を遣うこともなく口に入れてしまう大雑把さ。世紀のイケメンの前でも「男らしさという本質が少しでもできていれば、人物の価値、足りなければその価値が下がるもの」として動揺しないクールさまで基本で身に着けている。

過去からタイムマシンに乗ってきたかのような、ダサいスタイルで無視されがちだが、誰がどうして彼女の歌まで無視できるだろうか。最近の歌手たちが真似すらできない、深い感性と切実な人生が込められたドゥリの歌。

全世界のどんな21歳も持つことができないおばあさん感性で人々の心を虜にした彼女は、人生1回目で果たせなかった歌手の夢を叶えるために努力する。

それだけだろうか。 正々堂々真心いっぱいの彼女の魅力は歌だけに終わらない！

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ダニエル・ハン 役　　　ジニョン
33歳/ユニス・エンタテインメント プロデューサー

本名ハン・ジュニョク。旧人気アイドルグループ「イグニス」のリーダーで、現在はユニス・エンタテインメント 責任プロデューサー兼登記取締役。

作曲、プロデュース、アルバムコンセプトはもちろん、グループのイメージマップまで全て担当する天賦の企画者。加えて生まれつきの動物的感覚、長い芸能界生活で培われた老練さ、危機から素早い判断を下せる冷徹さまで。それこそ、完璧なユニスエンターの看板プロデューサー。

かつて、アジア最高のアイドルグループ「イグニス」のメンバーとして最高の全盛期を謳歌していたダニエル。しかし、盗聴、無断侵入、飛行機の先売り先買い、不法追跡などを自由自在に駆使して世間の反感を買った悪質ストーカーが彼と恋人同士だと主張し、ダニエルもこれを認め、あまりにも簡単に王座から退いた。大韓民国芸能界の巨匠であり、叔母であるキム・エシム代表の下で右肩上がりの人気を誇ったため、ファンにとって彼の引退はさらに残念さとして残った。

その後の数年間、大衆に顔を見せなかった彼が、ある日メガヒット級の男性アイドルグループを企画し、ユニス・エンターのプロデューサーとして華麗に復活した。企業の価値が高まり、歌手時代以上の「成功への道」を歩むダニエル。

しかし、彼がどうしても会社を離れたがっているという事実は、エシムと最側近だけが知っている秘密。未婚の身、それも芸能人という立場で甥である彼を実の息子のように面倒を見てくれたエシムに、どこか冷たいダニエル。
ダニエルは、エシムのために彼女の会心プロジェクトであるグローバル・ガールズグループの立ち上げを最後の課題として、韓国での全てのことを整理する計画だ。

しかし、痛みを抱く彼の前に現れた、とてつもない秘密爆弾を抱えたドゥリとエミリー。うりふたつの二人の女に、彼のメンタルはもちろん、人生計画まで根こそぎ揺れてしまうのか！

マルスンの家

出典：KBS

パン・ジスク 役　　　ソ・ヨンヒ
46歳/大企業役員、常務

大韓民国で最も大きくて立派な会社に公開採用で入社。出産直前まで出勤して、出産2週間後に復帰したというとんでもない逸話を持っている。20年目の会社員であり、新常務に発令された一年生役員。

女性が役員どころか長期勤続すら困難な時代に、あらゆる不当さと差別を黙々と体験しながら今の地位に上がってきた。前世代のパワハラと後世代の無礼さに耐えながら、黙々とサンドウィッチマンのように生きていく。彼女の途方もない根性と生存力は、言葉を覚えた瞬間から始まった母親マルスンの早期教育、「女性も自分の力で生きていく能力を育てるべきだ」という強要のためだったのだろう。

「拾い子じゃないのか」と囁かれるほど、冷静に彼女を強く育てたマルスン。 叩かれたら泣かない方法を、転んだら立ち上がる方法を教えながら、失敗を二度と繰り返さないように導いた。しかし、彼女に必要なのは母親であり、先生ではなかった。

殴られてきた時は「痛くないか？」という慰めを、転んだ時は「怪我はないか」と手を差し伸べてくれる心配を、失敗と挫折の瞬間には 「大丈夫だ」という激励を聞きたかったし、自分が存在しているだけで十分に大切な人だということを感じたかった。

幼い頃、夫を失って死ぬほど苦労していたマルスンのそばで、人々はひそひそ話した。「あの子さえいなかったら… こぶ付きでさえなかったら、いくらでも楽に生きていけたのに…。」人々が何気なく放った一言は、幼い少女の心を底の底から揺さぶった。悲劇の映画の主人公マルスン。そして、そのマルスンを見つめる脇役であり、もしかしたらマルスンを不幸に陥れてしまうかもしれない自分。ジスクが勉強を熱心にするのはあまりにも当然のことだった。

過去、親の慰めと共感、その小さな愛に飢えていた幼い頃のジスク。母が自分のために一生秘めてきた秘密を夢にも知らないまま、過去とは違って、母が孫娘に必要以上に溢れる愛情を注ぐのに混乱を感じる。

母を理解したい気持ちと、ああしているうちに娘をダメにしないかと思う心配に考えがぐるぐる回る。そんな最中、ハナの大学受験放棄宣言に怒りが込み上げるあまり、積年の恨みつらみが加わり、マルスンに大きな傷を与えてしまう。

ジスクは依然として家の中でも、組織でも生きるのが難しい。

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チェ・ミンソク 役　　　イン・ギョジン
45歳/ジスクの夫で旧町内の補習塾 塾長

自由な人。冗談好き、コスパを気にしない、融通が利いて、包容力がある。大学生時代、恋愛を決心したジスクは母親と全く反対の男を選びに選んだのがミンソクである。普通のキャンパスカップルのように燃え上がるほど熱くはなかったが、マルスンに疲れたジスクの心を適当に暖めることができるほど、暖かい温度の恋愛だった。

卒業後、安定した職場に欠かせない外見、堅実な金持ちの母親まで持つ、お見合い市場1位花嫁候補のジスクがよそ見をする暇もなく、自分から結婚しようと言った時、「この女、僕に隠した欠点があるのか？」と思うほど 困惑したけれど、結婚して妻の実家暮らしをするうちに、その本音を理解できるように。

もちろん、彼も大きな損をする条件ではなかった。特戦司出身で優良な身体。まともな待遇で職場もあった。明日の保障が難しい営業職というのが落とし穴だったが。与えられた退屈な仕事をするよりか、達成感を感じたかった名門大学出の彼は定年が保障された職業、名刺だけでも職場を通過できる数多くの職業を放棄し、製薬会社の営業職として社会の最初のテープを切った。

新入社員の通過儀礼で、取引先の薬剤師にパワハラと侮辱を受け、薬袋で殴られた。そんなことがあっても、本当ならかなりな自負心を持って役員まで挑戦してみたと思う。が、よりによって、その姿をマルスンに見られてしまい、「ジスクに無視されて、見下すような姿を見せるのは私一人で十分」という一言で営業職を直ちに辞めた。

ジスクに誇らしい夫になろうとあれこれ事業をしてみたが、全部つぶれて借金まで抱え込む羽目に。そして、最後に挑戦した町の補習塾。建物主である義母に家賃を支払えることが唯一の目標だったが、それさえも他の先生に生徒を全て奪われて、ジスクに内緒でやめることになった。

どこを出しても堂々とユーモラスさを失わなかったミンソクだったが、更年期うつ病になったのか、しきりに涙が出る。 人生はただただ虚しく悲しい。 「あの時、お母さんの言うことを聞くべきだった…」 数日、酒を飲んだミンソクに向けたジスクの鋭い一言の影響がどうも大きいようだ。
その上、唯一自分が無職であることを知っていた頼みの義母が家を出てから、心がさらに落ち着かない。

出典：KBS

チェ・ハナ / チェ・ウォンビン
20歳/ユニス・エンタテインメント 練習生

全校一位を毎日のようにする模範生。しかし、人知れぬ夢のために修学能力試験（日本のセンター試験に該当）の直前になって、「修学能力試験を受けない」と宣言したとてつもない度胸の持ち主。

皆が大手企業の役員である母親を羨ましがるが、ハナはそう思わない。すべてを成し遂げたように見える母は、全然幸せそうに見えなかったし、ただ祖母マルスンの言うとおりにして育った、お母さんの轍（わだち）をそのまま踏めば自分も幸せではなくなりそうに思える。だから、手遅れになる前に果敢に自分が望むことを探すことにした。

ハナは昔から音楽が好きだった。祖母が毎日聞いている時代遅れの歌も好きだったし、学校で昼休みに流れる楽しいアイドルの歌も好きだった。そうして、自分がやりたいことが音楽であることを知った。

うんざりな試験も、塾も、もうさようなら！ 受験書いっぱいの重いカバンの代わりにアコースティックギターをぶら下げたまま、180度変身した姿でオーディション会場を訪れる。自分より一歩先に自分の夢を見つけたライバルたちに追いつくために、シンガーソングライターとしての将来だけに集中することを誓う。

しかし、ハナの決心を聞いた母親のジスクは、「あなたは正気なの？」と激しく反対し、ハナの夢を応援すると間に入った祖母マルスンがジスクの鋭い言葉に傷つき、家を出てそのまま帰ってこない。

そんな中、不幸中の幸いか。オーディションを受けたユニス・エンターテインメントから「来週から練習生として、練習を受けてください。」と連絡が。信じられない結果に自分の頬をつねってみる。し、しかし、これは夢ではない。さぁ、堂々と私の夢の翼を広げる時が来た！

ユニス・エンタテインメント

出典：KBS

キム・エシム 役　　　チャ・ファヨン
70歳/国民歌手

現在、ユニス・エンターの代表であり、国民的歌手。
誰でも年を取れば驚くほど若く見せようとするが、歌手としての貫禄は格別。約50年前、夭折（ようせつ）した天才作曲家キム・チュノが作った曲で、その年の新人歌手賞、人気賞、ゴールデングローブ賞など、受賞できる賞ならすべて独占する快進撃を続けて、驚くべきキャリアを作りあげた。

現在は自分の甥であるダニエルを右腕に据え、国内最高のエンターテインメント「ユニス」を率いて世界進出を目標とする。そうしたなか偶然に、過去に縁があったマルスンを目撃してから、すべてが不安になった。さらにはダニエルとの関係までも。

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リナ 役　　　イ・ファギョム
ユニス・エンターテインメント パフォーマンスディレクター 兼 マーケティングチーム

あれほど気難しいダニエルが唯一信頼するパートナー。
専門ダンサーとしてスタートし、現在はパフォーマンス ディレクションからマーケティングまで完璧にこなす。ユニス・エンターになくてはならない、しっかりした万能キャラクター。

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ホイ 役　　　イ・ダル
ユニス・エンターテインメント 振付師 兼 インフルエンサー

際立つダンスの実力で名を馳せた振付師。
憎めない個性的なキャラクターで、性別を超えた正反対の魅力の持ち主。良く言えば顔が広く、悪く言えばおせっかい焼き、生まれつきの気配りと観察力のおかげか、ユニス・エンター内では彼が知らないことがないほど。
リナのように歌とダンスがうまいだけでなく、何でもこなす万能エンターテイナーを発掘するのが彼の目標。副業は個性あふれるファッションセンスと眼識を売りにした有名なインフルエンサーで、遠い将来には自分だけのブランドを立ち上げたいという欲望も抱いている。

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チャン・ミ 役　　　キム・ソウォン
ユニス・エンタテインメント ボーカルディレクター

50年の経歴を持つエシムさえも認める、ボーカルディレクター。
原石だったエミリーをきらめく宝石に作り上げた人物で、エミリーの長所から短所まですべて把握している。自分の言葉をすべて吸収したエミリーと違って、そっくりのドゥリは毎回自分の意見をアピールしてくるので非常に戸惑いがある。しかも、それがかなりな確率で一理あるという点までも。

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ジュニ 役　　　オ・ジヨン
ユニス・エンタテインメント 作曲家 兼 プロデューサー

トレンディな音楽を作り出す大韓民国最高の作曲家。
ダニエルと共に「エレメント」のアルバムプロデュースを担当している。音楽を作ること自体も好きだが、最近は練習生たちに作曲を教える時により大きなやりがいを感じる。特に作曲の才能を見せるハナのように、驚くべき可能性を持った子たちを最初に見い出す時には、なおさらである。

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スジン 　役　　　ヒョン・ジェヨン
ユニス・エンタテインメント 練習生

ユニス・エンターの練習生の代表ビジュアルであり、グループ「エレメント」の実質的なリーダー。
デビュー前にもかかわらず、優れた容貌でジェイ、ミナと共にすでにファンクラブが形成されている。総練習生期間が最も長く、宿舎生活もまた最も長い。サバイバル番組でデビュー直前まで行って、最終脱落した経験があるせいか、デビュー自体が誰よりも切実な面を見せる。責任感、プロ意識が強い方なために、しきりに個別行動をするエミリーが目の上のたんこぶのように気になる。

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ミナ 役　　　イ・ジヒョン
ユニス・エンタテインメント練習生

グループ「エレメント」の唯一の街頭スカウト・メンバーで、以前からSNSで有名だった。メンバー同士の神経戦よりは会社の役員たちに気に入られてデビューすることをもっと重要視しているが、対外的にはデビューが確定だと考えるスジンの側に立っている。裕福な家で育って苦労のない練習生のせいか、たまに小生意気な面も見せるが、憎めない、かわいい魅力を持っている。

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オラ 役　　ユエ
ユニス・エンタテインメント 練習生

グループ「エレメント」の唯一の外国人メンバーであり、最年長。
3年前、ユニス・エンター アジア・グローバル・オーディションで堂々と1位を獲得し、一人韓国行きの飛行機に乗った。一番好きな食べ物はカンジャンケジャン、趣味は韓国の恋愛プログラム及びドラマを見ること。
完璧にKパッチ完了した儒教ガールで、たまに外国人らしくない卑俗語、故事成語を駆使して周囲の人々を当惑させる。メンバーの中で唯一英語でコミュニケーションが可能だったエミリーを気楽に思っていたが、行方をくらまし再び現れた後から、妙に生意気なタメ口を使うドゥリに、少々心象が悪くなりつつある。

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ジェイ 役　　　ソウォン
ユニス・エンタテインメント 練習生

グループ「エレメント」の最年少。
青少年ヒップホップ コンテストで選抜され、練習生生活を始めた。まだ若いせいかよく眠り、練習室や宿舎の隅で寝ているのが日常。上の子たちの言うことをよく聞く方ではあるが、食い意地が強く食べることでは譲らない。
表面上はひやひやする危うい面があっても、学年首席に地域アカデミーの実力者である上、舞台に上がると目つきから急変、カリスマあふれるパフォーマンスを見せてくれる意外な魅力の持ち主である。

村の人々

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パク・ガビョン 役　　　チョン・ボソク
ゲストハウスのオーナー

ソウルに数少ないオールド スクール ゲストハウスのオーナーであり、永遠のマルスンを望む。忠清道（チュンチョンド）で生まれた韓国人男性だが、マナーだけはイギリスの紳士顔負けの珍しいアラ爺で、往年の相撲チャンピオンとしての固い愚直さまで持ち合わせている。ずっと前に妻と死別してから、ずっとシングルなのがミステリーなくらい魅力的な男であるが、彼が長い間純情を守っているのにはすべからく理由がある。

昔、マルスンの隣の家に住み、貧しい家系に生まれ育った彼は、マルスンのそのたくましさに惚れて、一生マルスンを胸に抱いて生きてきた。戦乱時の死線を超えて越南後、孤児になったマルスンと再会したが、自分の境遇のせいで眺めるのが精いっぱい、遠くでマルスンの幸せを黙々と祈りながらもただただ幸せだった。

今はマルスンと目を合わせるだけでも話が通じる、この上なく息の合う仲良しとして、こうして一生マルスンのそばにいられたら、他に言うことなんかないと思ってきたのだが…。・

一体これはどういうことだろうか。何も言わず急に消えたマルスンのせいで混乱するだけではこと足りず、突然現れた二十歳の少女から自分があれほど慕っていた初恋の香りがする！

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パク・ジャヨン 役　　　キム・ソンウォン
ニート、ガビョンの息子

独身男性として耐えていたガビョンが、かなり遅れてお見合い結婚し、苦労して授かった末っ子。
奥さんと早くに死別し、幼い頃より母の情を知らずに育ったと思われるパク氏（ガビョン）のアキレス腱であり、目に入れても痛くない存在。
祖父とも見えるほど年老いた父、母のいない子と言われるのが痛ましく「よしよし、してほしい」ことを全部聞いてやり育てたせいか、同年代に比べて概念不足、知識不足、学力不足、足りていないことの方が多い、分別なしの問題児。
いつも予測できない突発行動とトリッキーさで皆を緊張させるが、「ちょっと足りないだけだよ。 根は優しい。」というマルスンの言葉のとおり、決定的な瞬間には人間愛を発揮する。
趣味かつ特技は事業構想。あらゆるショッキングな事業アイテムで、パク氏の白髪の原因の大多数を占めているジャヨン。今度はまたどんな問題でショックを与えるのかと思ったら、ドゥリに一目ぼれしてしまったという。

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パク・ヨンジュン 役　　　パク・ヨンス
鍾路「オ・マルスン牛頭クッパ」代表

田舎の村から一人で上京し、鍾路市場の路地で食材を配達していた縁でマルスンに出会った。稼ぐたびに老母と年老いて生まれた弟に生活費を送っていたヨンジュンが気の毒と、マルスン自身も半坪ほどの小部屋に住みながら、ヨンジュンが配達に来る時間に合わせて適当に冷やしたクッパを出してあげて、しまいには店に入れた。
マルスンに誠実さ、気さくさ、質素さを認められ、堂々と後継ぎ候補にまで名を連ねたヨンジュン。

そのように節約して田舎に送ったお金を、幼い弟が遊興とゲームに使い果たしたという事実を知った時も、ただ気の毒に思った。3年前、クッパ屋の買収に関する大きな構想を描き、マルスンの許可を得てヨンソクをソウルに連れてくるが、もはやヨンソクは失敗して兄のズボンを握り締めて泣いた幼子ではなかった。

虚栄心に満ちた一発だけを狙うヨンソクをなだめていたら、急に後継ぎ候補に飛び込んできたミンソクを警戒、気苦労をたっぷりした末にやっと店を買収できた。ミンソクがスープを習う度にいつも台無しにしておいて、決定的な瞬間にミンソクに仕事を作って、マルスンの目の前に立たせたのがヨンジュンという事実は、ヨンソクしか知らない秘密。

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パク・ヨンソク 役　　　ソジュン
鍾路「オ・マルスン牛頭クッパ」シェフ

田舎の町からソウルに出稼ぎに行った兄を待つことだけが楽しみだった末っ子。幼少時代、ヨンソクの老いた母のことをおばあちゃんだとからかう友達と小心な性格のせいで、いつも一人ぼっちだった。だから、彼はみすぼらしく陳腐な田舎を抜け出すのが夢だったし、ソウルに住み着いて大金を仕送りしてくる兄はロマンそのものだった。

そして、ついに18歳で初めて踏んだソウルの地。その華やかさに酔いしれた。そんな彼にはクッパ屋で主人の顔色をうかがい、お客さんにこき使われ走り回る兄の姿は、裏切りさえ感じられるほど衝撃だった。兄に対する期待と希望が消えた後、一攫千金に没頭し始め、ヨンジュンが送ってきたお金をコイン、スポーツTOTO、株式などに投入した。その都度、SNSにはブランド品、ホカンスなど虚栄に満ちた写真を掲載する。

浅知恵の鬼才で、兄の脅迫と哀願の末に、クッパ屋が金になるという事実を知った後、仕方なくスープを習うことにするが、そんなに長くやるつもりはない。

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シン・スネ 役　　　シン・シネ
スネのスーパー 経営

マルスンの最側近であり、依然として純粋な心を持っている鍾路区文化センターのお子様。マルスンに対するあらゆるうわさを付け加えるグィレ、チュンブンとは違って、いつもマルスンを心配して恋しがる。
そのため、時には「マルスンの子分か？」という嫌味な言葉を言われる時もあるが、意に関せずみんなと仲良くしたい天使印。
最近は70代の紳士であるボンシクに夢中になり、肝臓も胆嚢も与える準備ができているが、マルスンの幼い友人が現れ、しきりにこれを防衛しようとする。

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チャン・グィレ 役　　　イ・ヨンイ
町の不動産運営

自称「鍾路区文化センター」の顔。
鐘路一帯の不動産の流れとともに資金事情に詳しい消息通として、誰の家の財産がいくらなのか、誰の家の子供がいくら食いつぶしたのかを座っていながら知り尽くす。
不動産として入ってくるあらゆるプライバシーと無料情報をもとに、風の噂や陰口を広める温床かつ発信源でもある。しかし、この「止められないおしゃべり」の実体は、実は人々の関心を集めたい孤独なかまってちゃん。
「子供を産めない」という理由で追い出されるように離婚してから、ずっと一人で暮して来た彼女は、独居老人としての自分の将来に対する不安と心配をしない日はない。

出典：KBS

オ・チュンブン 役　　　シン・ヨンスク
町内会長

全羅道康津（チョルラド・カンジン）から上京し、有名な反物店を引退、今は町内会長。耳ざとくて口が軽いため、グィレとともに町の人々のうわさを駆り立てる。

出典：KBS

ピョン・ガンソク 役　　　チェ・ジョンウ
町内のナンバー2

しばらく前に、教頭として定年退職を迎えた。
学校でもナンバー2だったが、町内でもパク氏（ガビョン）のカリスマにいつも押されて永遠にナンバー2で胸が痛む。上品なふりをして言いたいことは言うキャラクターである。パク氏の真似をしてバイクを購入したが、一日目で事故を起こし、本来の趣味である草花の栽培に邁進している。

その他

出典：KBS

タクシードライバー 役　　　キム・ビョンオク
疑問のタクシー運転手

まるで死神のようなタクシーの陰険な雰囲気が、今乗ったのにすぐ降りたくなる第一印象。しかし、優しいウィンクとほほ笑み、巧みな話術で一気にすべての境界を崩す、掴み所のないオーラを持つ。八道（韓国の8つの地域）方言はもちろん、英語、日本語、中国語、アラビア語、ラテン語まで操る。
ナビゲーションなしに全世界の走るお茶の間のような存在自体がミステリアス。悩みのある人たちが乗った彼のタクシーは、彼らにいつも新しい人生をプレゼント（？）してくれるある写真館に向かう。

出典：KBS