天気がよければ会いにゆきます 天気が良ければ訪ねて行きます 날씨가 좋으면 찾아가겠어요 2020年放送 JTBC 全16話
第7話視聴率2.255％
| えぱたさん |
第7話あらすじ
「あなたが好き、ウンソプ (ソ・ガンジュン)」
呟くように言ったへウォン (パク・ミニョン)。イベント主催者のジャンウが電気を消させて、向かい合う2人を囲む世界は真っ暗になります。
「そうか」
皆が心の中でお願いをすると、パッと電気が戻ります。
「今の、何だったの？ もしかして、告白してふられたの？」
思い出しては、自分の感情を告白したことを後悔するへウォン。
それを見ていた、ウンソプの妹フィー (キム・ファンヒ) は、へウォンを慰めて言います。
「オンニ (お姉さん)、ラッキーよ。私は告白してフラれるプロだから、こういう時どうしたらいいか、教えてあげる」
へウォンを見かけたジャンウ (イ・ジェウク) が車で通りかかり、声をかけると、へウォンは同じく昔の同級生がジャンウの車に乗っているのを見ます。イベントの片づけを手伝いながら、話す3人。
「ウンソプって、卒業写真がないんじゃんない？」
「そう言えば、よく学校を欠席していたね。3年間見なかった」
ジャンウらの会話を聞くへウォンは、当時のことを思い出します。
「ウンソプって、今は別人に見える。行方不明になって帰還した人みたいな」
「うん、帰って来たら、すぐ入隊して、その後、本屋を開けたんだ」
(回想) 高校時代の授業で、先生にさされ、立って質問に答えるウンソプ。
「大事な物は、…ありません」
そう言えば、あのキーホルダー、車にぶら下がってる、月の形の。ウンソプが一度失くして毎日学校に持って来ていたやつ。工作の授業で作った自分が作ってウンソプにあげたた物だと思い出します。あれは、それぞれが作って、隣の席の人にあげることになっていた物でした。あの時は、叔母からメッセージがあり、刑務所の母親に手紙を送っていたのを、やめてほしいと言われて、傷ついた頃でした。
「アイリーンって、もしかして、私？」
走ってウンソプに聞きに行くへウォン。
「あの、キーホルダー、私があげたやつかな？」
「違うよ」
「私たち、隣の席だったじゃない？」
「そうだけど、オレのもあげたことない。あれはオレが作ったんだ」
花束持ってボヨンがウンソプの本屋に来ます。へウォンは去り、ボヨン (イム・セミ) はオーダーしてあった本を読み始めます。
へウォンとの会話を思い出して、ため息が出るウンソプ。翌日目を覚ますと、風邪を引いて咳き込んでいて、予定されていたブッククラブの集まりをキャンセルする連絡をメンバーにします。
様子を見に来たウンソプの母 (ナム・ギエ) が、息子が病気であるのを知って、自分の家に連れて行き、漢方薬を作ります。
「あの時を思い出す。しばらく帰って来なかった時。薬も飲まないし、病院にも行かない」
呟くウンソプの母。
ウンソプは女性の姿を見かけ、後を追いかけ行方不明になり、母は狂ったように手当たり次第に行方を探して電話をかけます。
「山小屋に行ったんでしょ？ 心配ないって」
フィーは言います。意を決してへウォンは山小屋に行きますが、ウンソプは見当たりません。
第7話感想
ウンソプが追いかけて行った、あの謎の女性はいったい誰だったんでしょうか。空耳でなければ、「ジノ」？ とか呼んでいましたが…。ジノではなく、ウンソプなんですけど。女性の影が薄くて、幽霊か幻覚か？ ウンソプがコーヒーを淹れる音が、トプトプと良い音を立てて、静かなのんびりした時が過ぎていたのに、突然ホラーか、サスペンスになってきてしまいました。へウォンはあんな暗がりで、フィーが「雨が降ってきたら、死ぬかもよ」と言っていたのに、ウンソプを探しに山小屋へ向かうとは、すごい勇気です。
ウンソプは、何か女性問題がありそうです。へウォン、ボヨン、そしてこの謎の女性。へウォンが「好き」と告白したのに、「そうか」とサラっと言ったので、へウォンがフラれたかと錯覚してしまって、後悔したり。ボヨンが迫って来るのも、放っておくし。へウォンが月のキーホルダーのことを自分が作ってあげたものではないかと聞いた時も、違うと否定するし。アイリーンが誰かについても、ゴニョゴニョよく分からないし。お母さんの愛情が受けられなかったのかなと考えましたが、息子思いの献身的母親がそばにいますから、違うようです。
のんびりしたプクヒョンリの日常を楽しんでいたら、背筋の寒くなるエピソードでした。
第8話視聴率2.598％
| えぱたさん |
第8話あらすじ
「お母さん！」
女性を追いかけて、崖から転がり落ちるウンソプ。(回想) 小学生時代に家族の絵を描いていて、怒りで絵をグチャグチャに線で消すウンソプでした。起き上がって山小屋へ行くと、探しに来たへウォンと会います。見つめ合う2人ですが、なぜかウンソプは冷たい態度。
「来るなと言っただろ。二度と来るな」
山小屋で休憩し、暗がりを無言で下山する2人。
ウンソプを心配した母は言います。
「病気なのにどうして行った？ 家にいなきゃだめでしょ」
「ごめんよ、お母さん。あの人、見たんだ。幻覚を見て、山に登った。もう、お母さんの許可なく山に登らない。山小屋にも行かない」
翌日からへウォンに、くしゃみと咳の風邪の症状が出始めます。おやすみ書店でバイトするへウォンに、ブッククラブによく来る男の子が、麦入りのお粥を持ってきてくれます。テーブルで突っ伏して居眠りするへウォンを見て、ウンソプはフィーに電話し、風邪薬を持って来てほしいと頼みます。
恒例のブッククラブの集会で、「幸せの青い鳥」の話をフィーが話題にします。
「旅に出て、青い鳥を見つけられなかったけど、家に帰って見つけたんだって」
「その話、好きじゃない。幸せを得るのが難しいから、言い訳じゃない？」
持論を展開するへウォン。
風邪の姪っ子を置いて、高速バスでソウルへ向かうへウォンの叔母は、本を読みながら、若い頃に別れた男の子のことを思い出します。ソウルに着いて、ある家の前で幸せそうなカップルを遠くから見つめます。
ブッククラブの後、風邪薬を差し出すウンソプですが、へウォンは受け取らず、去ろうとします。
「飲むのイヤだってば。じゃあ、お返しに何してくれる？ たとえば、私の告白の答えをくれる？」
…帰宅して、薬をテーブルの上に置くへウォンは、回想します。
「ごめん、本当にごめん」
下を向いて、ただ謝るウンソプの手から薬の袋をもぎ取り去ったへウォンは、ひとり号泣するのでした。
学校に持って行かなければいけない本を探すフィーは、ウンソプに貸したことを思い出します。本はウンソプが山小屋に置き忘れたリュックサックの中に入っていたのでした。ウンソプを山に行かせたくない母は、へウォンに同行を頼みます。山頂で湖を眺めるへウォンは、ウンソプに言います。
「あなたの目をまっすぐ見れない。私を好きじゃないこと、受け入れなきゃ」
山を降りようとするへウォンの腕をつかみ、キスするウンソプ。へウォンは幼い頃、母が話した奇跡についての話を思い出していました。
第8話感想
エンディングでウンソプがへウォンに突然キスしたのには驚きました。一瞬、反則じゃないかと思ってしまいましたが、へウォンが受け入れていたので、ハッピーな展開でした。2人で山頂に登る途中の、ウンソプが言った、あの「墓の前で疑いが本当になる」？云々は、縁起かつぎみたいでよく意味が分かりません。せっかく2人がいい雰囲気なのに、意味不明な小道具は興ざめするのでやめてほしかったです。
口数が少ないので、ウンソプの気持ちがよく分かりませんでしたが、へウォンが「私の告白に対しての答えがほしい」と言った時に、「ごめん」と言ったのは、何だったのか？ 「ごめん、あなたの気持ちは受け取れません」の意味だと思っていましたし、へウォンもそう受け取っていたので、あの会話の後で号泣したのだと思います。しかし、実際のウンソプの気持ちは、「うん、オレもへウォンが好き」だったと取れます。キスをしたという行動から判断する場合、ですが…。ウンソプの裏表がなさそうな人柄を見ると、言葉より行動を信じていい気はします。
とすると、あの「ごめん」の意味は？ 「ごめん、自分の気持ちをへウォンにはっきりさせられなくて、すまないと思ってる」の意味だったのか？ 優しいを裏返すと優柔不断、ボヨンにもはっきり意思表示をしたほうが彼女のためだと思います。
あの幽霊かと思った女性は、今回顔がはっきり出てましたが、ウンソプの実の母親らしいです。今の母親は実父の再婚相手ということになるのでしょうか。ジノはウンソプの前の名前？ 韓国では名前をそんなに簡単に変えられるのでしょうか。
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