天気がよければ会いにゆきます 天気が良ければ訪ねて行きます 날씨가 좋으면 찾아가겠어요 2020年放送 JTBC 全16話
第3話視聴率2.46%
えぱたさん |
第3話あらすじ
(これまでのあらすじ) 木々は枯れ葉落ちる山肌に雪残る山間部プクヒョンリで、イム・ウンソプ (ソ・ガンジュン) は小さな一軒家で「おやすみ書店」を経営して、人々を待つ生活。彼が待つ人の中に、高校時代から片思いだった、モク・へウォン (パク・ミニョン) がいました。ソウルで音楽塾講師をして生計を立てるへウォンは、冬になるとペンションを経営する叔母を頼って、故郷に戻って来るのでした。親友だと思っていたのに、へウォンを裏切って噂話を立てた、同級生のキム・ボヨン (イム・セミ) もへウォンを待っていて…。
黄色い傘をさして「おやすみ書店」を訪れたキム・ボヨンとウンソプを残して、へウォンはムッとした表情で去って行きます。
(回想…) 大きなチェロを背負って帰宅したへウォンは、家の車庫に異変があり、警察官らが張っているのを見ます。逮捕されたへウォンの母親シン・ミョンジュ (チン・ヒギョン) は、夫つまりへウォンの父親を殺害した容疑で裁判にかけられます。
「7年の禁固刑を命じる」
ボヨンにだけはその話をしたへウォンでしたが、「ボヨンがバラした」ことで、校内のいじめに遭い、入水自殺未遂までおかすことに。
ペンションの暖房設備が老朽化と寒さのために、夜中に凍結してしまい、寒さに凍えるへウォンと叔母 (ムン・ジョンヒ) は、隣の「おやすみ書店」に逃げ込んできます。修理には1週間ぐらいかかると予想される状況に、ウンソプは2人を受け入れます。
サッサと友人に迎えを頼み、1人手ぶらで車に乗り込む、へウォンの叔母は言います。
「そのうち、パイプが爆発するよ。逃げるしかない。お前はもう大人。何とかしなさい。姪っ子よ、さらば」
ウンソプの車で移動するへウォンは、ウンソプが書店オーナーの集まりに参加する間、カフェでウンソプを待つことにします。スマホを「捨てた」と言うへウォンに、自分のスマホを貸してあげるウンソプ。彼にかかって来た電話は、キム・ボヨンからでした。声を聞いて、へウォンだと分かったボヨン。
「会って話したい。あれは、誤解だった」
「天気が良くなったら…、会いましょう」
山小屋に行ったらしいウンソプを追いかけて、夜の山道を行くへウォンは、道に迷い、物陰におびえ、走り回って、気づくと、そこにウンソプがいて、抱きつくのでした。
第3話感想
へウォンが秘密にしてほしかった、親友ボヨンしか知らないはずの話が広まってしまい、ボヨンを疑うへウォンの高校時代の過去が描かれました。
キム・ボヨンとの対面を避けて、へウォンが無言で家に帰ってしまった後、ウンソプが透明なきゅうすにお茶を淹れてくれて、その湯気にホッコリしました。誰でもへウォンが体験したような思い出したくない過去があるでしょう。そんな時に、やはり一息つくのは効果大だなと実感します。
ボヨン役イム・セミ、笑顔でサラっと意地悪する性格悪そうな女のキャラクターをうまく演じています。ボヨンは「おやすみ書店」によく来るようですし、ウンソプの電話番号を知っていたり、もちろん高校時代の幼馴染みとはいえ、何か特別な感情をウンソプに抱いていたとしてもおかしくない雰囲気です。
回想の中で、へウォンの家の事件の現場近くに落ちていた、手袋のような、布が巻いてあったようなもの、一瞬カメラが注目していましたが、何だったんでしょうか。もしかして、あの事件は犯人は別にいて…、証拠だったとかサスペンス物に発展していくとか?! もちろん、全然関係ないかもしれません。
ウンソプ勤務のスケートリンクは、今回「駐車場へ150m」の看板だけ映って、主演しませんでした。残念。
ちなみに、ドラマの舞台とされるプクヒョンリを検索しても、実際はどこなのか出てこないのですが…、いったいどこでしょう?
新型コロナウイルス感染症の拡散により、安全な撮影状況を確保するため、1週間撮影が中止になり、9日放送予定の第5話は、16日放送予定に変更になりました。
第4話視聴率2.533%
えぱたさん |
第4話あらすじ
「山道に夜に入らないで。遭難する危険がある」
へウォンを戒めるウンソプは、へウォンが抱きついてきたことを思い出しながら、動揺を隠せません。
ウンソプの妹フィー (キム・ファンヒ) は、同じ学校のキム・ミンスに片思い。ミンスが本が好きで、将来は小説家になりたいと思っていると、情報を得ます。
ウンソプの車にへウォンが乗っているのを、ボヨンが見つけ、後をつけ、へウォンをカフェへ誘います。
「誤解なのよ。友達を信用した。絶対に秘密にすると言ったのに」
「私はあなたを信用したのに。絶対に秘密にすると、約束したわね」
ムッとして、カフェを出るへウォンを追いかけて、ボヨンは言います。
「ゆるしてくれないの?」
ジャンウ (イ・ジェウク) の市役所勤務の同僚らのハイキングで、女性が1人行方不明になり、捜索が続けられます。ウンソプは他の誰も知らない道を通って、女性の靴を見つけ、女性が石で石を叩きながら送り続けたSOS信号を聞きつけて、助け出したのでした。
「ウンソプが怪我したら、どうする? もう絶対にそんなことしちゃいけない」
腹を立てるウンソプの母親。
週一恒例の本読みクラブが終わって、ジャンウはウンソプに言います。
「ミンジョン (ウンソプに山で助けられた女性) が会いたいって、言ってる」
「どうして?」
ウンソプが返事をする前に、食ってかかるへウォン。
山歩きをする危険について悟ったウンソプは、へウォンに暖かく丈夫な靴をプレゼントします。
うたた寝するウンソプの寝顔を見ながら、へウォンは言います。
「あなたがうらやましい。あなたの家族は温かい。愛してくれる人がたくさんいる」
ウンソプの前髪を上げて、額の傷を見ながら…。
ジャンウが出勤すると、ミンジョンが声をかけて言います。
「あの友達に会いたいって、伝えてくれた?」
「うん」
「何だって?」
へウォンの様子を思い出したジャンウは、一瞬ためらいます。
「食事は一緒にしてくれるよ、… たぶん」
「そう、良かった。ありがとう」
いつもサングラスをした謎の、へウォンの叔母シム・ミョンヨがプクヒョンリに着き、バスから降りて、市場で買い物をして来たへウォンと会います。
第4話感想
人々が本を読みに来て、(買うんではなく!) それぞれの本にブックマークが刺してあるという本屋のオーナーで、人を避けて山小屋に居場所を見出し、「野獣のようだ」と言われ、道に迷った女性を助けて、「狼みたい」という、良いのか悪いのか、評価を受けているウンソプ。そうなってしまったのは、何かの理由があるのでしょうか。ウンソプがへウォンに話した物語の中の「男の子」とウンソプが重なり合って、優しくしてあげたいと、ウンソプへの感情が芽生えるへウォンでした。
道に迷った女性が助け出され、ウンソプの周りに人々が集まって来た時に、へウォンも行こうとして、ウンソプが家族に取り囲まれるのを見て、あとずさりしてました。へウォンは家族がいないので、自分も家族の温かみが欲しいという欲求を心の奥に感じて、近づくのをためらってしまったのかなと思いました。
へウォンは好奇心旺盛で、積極的に自分から動くタイプで、ウンソプは来る者は拒まず、去る者は追わずというタイプ。互いに異なる性質が、惹かれ合うものがあるのかもしれません。
今回は、プクヒョンリの街中の風景が映っていて、山を降りれば、かなり大きな街があることが分かりました。スケートリンクには街から来る人もたくさんいるのでしょう。
本屋の中に、ごちゃごちゃと色々置いてあるインテリアが興味深いです。
OST No2 は、Brown Eyed Soul ジョンヨプの「Doors of Time」です。
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