天気がよければ会いにゆきます 天気が良ければ訪ねて行きます 날씨가 좋으면 찾아가겠어요 2020年放送 JTBC 全16話
第11話視聴率2.277%
えぱたさん |
第11話あらすじ
ブッククラブのメンバー、チェ・スジョンの母親が乳がんで入院します。見舞うへウォンの叔母 (ムン・ジョンヒ) は、サングラスをはずして言います。
「緑内障よ。他人の不幸を見れば、自分の不幸も減るでしょ」
車椅子に乗った彼女の顔にアザのあるのを見て、家庭内暴力の被害者だと察します。
ジャンウ (イ・ジェウク) はカフェでお見合いした後、同僚に冷やかされます。
「お見合いしてたでしょう? 可愛い人だって、噂よ」
「どんな人が好みなの?」
「笑顔が素敵で、よく食べる人…」
初恋の人、ウンシルが焼肉を口にほおばるのを想像するジャンウ。
へウォン (パク・ミニョン) に話しながら、ウンソプ (ソ・ガンジュン) の回想。
「ジノ?お母さんだよ。お前の名前はキム・ジノなんだ。私は病気で、すごく会いたい。アンドンに会いに来てくれる?」
…「でも、行かなかった。今の両親を裏切るような気がして。それにあの日、プラットフォームで君を見た」
編集者チャ氏はレストランで契約した作家と会食。作家はへウォンの叔母との契約を破棄しろと迫ります。なだめたチャ氏が家に送って行くと、作家はチャ氏にキスをします。
「これが君の欲しかったことか?」
電話で家主の娘から立ち退き要求を受けたウンソプは、へウォンと家主を訪問します。
「家賃を払います」
「娘が言ったことは気にするな。全て変わるが、本は変わらない。あのボロ家を本屋にしてくれて嬉しいと思っている」
帰りの車中であの日について、へウォンの回想。
「死のうと思って、列車に乗った。川に入って行ったら、叔母が来て。一緒に死ぬって。それでやめた」
学校でヨンスはフィー (キム・ファンヒ) に話しかけて言います。
「君の本屋でブッククラブがあるだろ。オレも行きたい」
「ダメ」
去りかけて、振り返るフィーは、勝ち誇ったように言います。
「だけど、来ていい。当事者としての責任を果たすなら」
突然ペンションを訪問した編集者チャ氏の誘いに、車に乗り込んだへウォンの叔母、シム・ミョンヨ。別れた時のことを話しながら…。(回想) なぜという理由もなく、「自分に良くしてくれた人だから」結婚したという姉のへウォンの母 (チン・ヒギョン) は、日常的に家庭内暴力を受けていました。ミョンヨはそれを見て、姉の夫を突き飛ばし、階段から落ちた夫は怒ります。へウォンの母は「逃げよう」と車のキーを握って、ミョンヨも車に乗り込みます。エンジンをかけると、ゴルフパターを振り回してフロントガラスを割り始めた夫に向けて車を発車させたのでした。
第11話感想
謎だったへウォンの両親の間に起きた事件について、母親が正当防衛が認められて禁固8年の内容の、詳しい解説がなされました。並列して、家庭内暴力を受けていて、乳がんで亡くなった人の話も出てきて、男性の虐げを受けて苦しむ女性の姿が重ねて描かれました。へウォンの叔母ミョンヨのサングラスの奥の秘密も明かされました。人それぞれ色々な苦悩を抱えて生きているんだなと考えさせられるエピソードでした。
へウォンから告白を受けていたウンソプは、幸せになるのが怖いというトラウマを乗り越えて、へウォンの積極的なアプローチをビビりつつも受け入れています。今回は書店の2階で夜を過ごす2人も描かれました。「今晩、一緒に寝よう」とへウォンに言われて、びっくりして本を落とすウンソプが可愛いです。
ヨンスに「プライドが傷つく」と強硬な姿勢を保っていたフィーでしたが、「ブッククラブに入りたい」と言われ、恋が実るかもです。さらに、お見合いをしたジャンウが、自分の気持ちを確認したので、初恋相手との恋の行方がどうなるかも楽しみになってきました。
イジメを受けて自殺しようとしたへウォンが、いざという時に空腹で、「ご飯食べてからにしよう」とご飯を食べているうちに思いとどまったのがいいなと思いました。出てきた食事も美味しそうでした。
第12話視聴率2.588%
えぱたさん |
第12話あらすじ
友人が乳がんで亡くなり、葬式に出るへウォンの叔母ミョンヨ。(回想) へウォンの母親で姉のミョンジョは、幸せそうに暮らしていましたが、体にアザができるようになり、ある日夫ホンジュからの暴力を受けるのを見たミョンヨは、姉と逃げようと車に乗り込みます。フロントガラスを割ろうとしたホンジュに向けて車を発車させ、ホンジュは死んだのでした。
「逃げて。私が捕まれば正当防衛で罰は軽くなる。もしあなただったら、終身刑だから」
思い出して大声で泣くミョンヨを、けげんな顔で見る周囲の人々。
「へウォンをお願い」
刑務所に面会して、姉に言われ、今まで面倒を見続けてきたミョンヨ。本屋で夜を過ごし、朝帰りのへウォンに言います。
「もうお前も、大人になったんだから、何も言わない」
ブッククラブに学年トップのヨンスを連れて行ったフィー。得意げにヨンスを紹介します。みんなに詮索されて、フィーが「昔、ヨンスが好きだった」と、「過去形だ」と強調します。フィーが話すのを見ながら笑顔になるヨンスを見たメンバーに、「ヨンスもフィーが好きなんじゃない?」と言われます。
「ユニコーンだ。女性には興味がない」ことを売りにするジャンウは、お見合いをして可愛い女性とデートしても心が動かず、初恋のジ・ウンシルへの思いを確認します。初めて、そのウンシルから電話がかかって来て、写真を見ながらニンマリ、ウンシルの名前を登録します。
「義理の兄を殺したことをどうして知っている?」
ミョンヨからファックスを受け取り、驚き電話してくるチャ編集者。
「フィクションじゃない。それを言いに何度も電話してきたの?」
キム・ボヨンは「別れの後の旅路」の本を返しに本屋へ来ます。
「私、ずっと前から、あなたが好きでした」
「知らなかった」
「もし知っていたら」
「何も変わらない」
夜に山に入り、崖の上から下を見下ろすボヨンは、ウンソプに電話をかけます。へウォンとジャレ合っていたウンソプは全く気づかず…。
第12話感想
久しぶりにウンソプに片思いのキム・ボヨンが登場しました。ウンソプのことが諦められないボヨンは、自分が山に遭難して捜索しに来てもらう作戦のようです。いくら好きでも、あまりにも怖すぎる…。本当に遭難しちゃったら、どうするのでしょう?
へウォンのことが好きだったバリスタさん、もう出て来ないなぁと思っていたら、今回ジャンウの初恋相手のウンシルがコーヒーのイベントを企画して「バリスタを紹介して」と言っていたので、また登場するかなと期待しました。
今回はへウォンの両親に関わる事件の真相が詳しく描かれました。なんと、へウォンの父親ホンジュを殺害した真犯人は、へウォンの叔母ミョンヨだったと。姉であり、へウォンの母親のミョンジョは、妹をかばって現場をつくり、自分がしたことにして、妹を逃がしたのでした。タイトルが「告白」となっていたので、もしやと思いましたが、そういう展開はありませんでした。
「告白」と言えば、もう一つ新たな事実が視聴者に伝えられました。学生時代のウンソプは、駅で思い詰めた表情のへウォンを見て、「後をつけた」と。自殺しそうになって川のほとりに立っていたのも、「死ぬ前に腹を満たそう」と食事をしていたのも、全部見ていたと。なるほど、叔母があまりにもタイミング良すぎで現れたなぁとは思いましたが、ウンソプが電話していたとは。ウンソプはそれを「初めてのラブレター」としてへウォン宛に書きますが、結局へウォンが「何やってるの、見せて」としつこく言っても見せてくれませんでした。
へウォンがウンソプに雪を丸めて投げて遊んでいるシーン、へウォンの表情が子供のように無邪気に嬉しそうで、それを穏やかに受け止めるウンソプが頼もしい雰囲気をかもし出しています。
天気がよければ会いにゆきます 13話・14話 あらすじと感想
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