夕食、一緒に食べませんか？ 저녁 같이 드실래요?
【韓国放送期間】2020年 5月25日から7月14日 2020年放送 MBC
第15話視聴率 2.9％ 3.7％
| えぱたさん |
第15話あらすじ
ヘギョンは肋骨を折るが、軽症で、意識を取り戻す。ジェヒョクの病室に来たヒョヌは言う。
「お前が幸せに自分の人生を生きること。それをドヒも望んでいるはずだ」
颯爽と病院の廊下を歩いて退院して行くジェヒョクは、ドヒの姿に気づきもしない。グヌがジェヒョクに会い、「郊外へ引っ越す」と言う、ジェヒョクの代わりに運転をする。
母が作ってくれた牛骨のスープとお弁当を持って行き、ヘギョンの家でドヒは食事する。
「こういうの、一度も味わったことなかった」
嬉しそうにヘギョンは牛骨のスープを飲む。
2NBOXに来て、ノウルはショーをやめて、グヌと別のショーをやるとアヨンに報告に来る。
アヨンはヒョヌに会い、かつてひとりで餃子を食べていたお店で、ヒョヌのおごりで餃子を食べる。
「ジェヒョクはオレの患者だった。オレについて、医療ミスで患者を死なせたと虚偽の記事を書き、オレは職を失い、家族は去った。もしヘギョンとドヒがいなければ、オレはジェヒョクを殺してるところだった」
道を歩きながら、ヒョヌは言う。
「問題を解決したら、一緒に住もうと言っていたのを覚えているか？ 解決に失敗したから、一緒にいる資格はないんだ。良い男に会ってくれ」
「待ってるわ。この歳だもん。もう遅いなんてこともないし」
悪夢を見て、ドヒは走ってヘギョンの家に行き、ハグする。肋骨の痛みで顔を歪ませるヘギョン。ドヒがヘギョンの傷のテープを交換しているうちに、ヘギョンはドヒにキス。
「朝食を作ってよ。今日はここに泊まって」
第15話感想
もうあと残すところ2話なので、減速している感じが伝わってきます。こういうまとめ方も良いなと思います。日常生活に戻っていくんだなと、しみじみと小道具に見入ってしまったり。
ジェヒョクが車道に飛び出したのは、自分が死ねばドヒが幸せになるから、ドヒのために何でもやると思い込んだからでした。育ての父がお見舞いに来ていて、ビンタされていましたが、愛情に飢えていたんでしょう。愛情のために全てを賭けるタイプです。また素敵な人に出会えるように、願うばかりです。
ヘギョンがジェヒョクをかばって犠牲になった心理は、「もしあの場でジェヒョクが死ねば、ドヒは喪失感のため、自分から離れて行くだろう。それだけは阻止せねばとの自己中心な思い」だったとのこと。なるほどなぁと思いました。
この頃、韓国ドラマの路線が、お金持ちの裕福な生活描写、貧乏人から玉の輿物語、などのブームがありましたが、親子の愛情についてテーマにしたものが多くなってきました。家族に対する思いが強そうなので、生きていく上で、親が子のために自分を犠牲にしたり、病気になったり、臓器を売ったり、借金をしたり。大統領が牢屋に入ってしまう国なので、社会問題も想像を越えるものがあるのでしょう。
近年、韓国のドラマや映画が世界的にも認められてきていますが、韓国の中にまだまだ世に知られていない部分があるようです。
第16話視聴率
| えぱたさん |
第16話あらすじ
「徹底的に振られてしまったみたいだ」
ガッカリして、ドヒ (ソ・ジヘ) に話すアヨン (イェ・ジウォン)。
ジェヒョク (イ・ジフン) は田舎の病院に入院し、ヒョヌ (パク・ホサン) が付き添う。
ヘギョン (ソン・スンホン) はドヒの母に会いに、花束とサムゲタンを買って行く。
「ジェヒョクもヨンドンも、過去の男のことを知っているじゃない？」
母はヘギョンと付き合うのが気に入らない。
1年後…。ヘギョンはドヒが忙しくて、一緒に食事する暇がないのに腹を立てる。ソラはフラワーデリバリーを受け取る。後ろでニコニコする企画チーム長。
チン・ノウル (Apink ソン・ナウン) はプロダクションを設立して代表に。久しぶりにジェヒョクが訪れる。
「体を動かしていれば、精神も病む暇がない」
「一緒に仕事しない？」
ヘギョンとドヒは、しばらく見なかったヒョヌに、コンビニ前で会い、食事する。ドヒはアヨンを連れて来る。感動の再会。ヒョヌとジェヒョクは旅をして歩きながら、アルバイトして生活していた。
ネットでジェイムズチンというニックネームの男性と意気投合。食事に誘ってみたら、職場に花が届いて、メッセージカードが。
「ネットで知り合った人とリアルで会わないのが私のルールです。お幸せに」
実はその正体は、企画チーム長で、ソラにコーヒーを買って来てくれる。
公園で散歩して、ヒョヌはジェヒョクに質問する。
「今ウ・ドヒやヘギョンに会ったら、何を考えると思う？」
「まだ彼らに会えると思えない。彼らのこと、考えもしなかった」
「ずいぶん良くなってきてるぞ」
ヘギョンはヒョヌに、クリニックに戻ってくれるよう頼むが、断られる。
「ジェヒョクがオレの最後の患者だ。アイツの治療をしてると、オレも回復してきてるんだ」
ヘギョンはドヒに結婚を申し込む。アヨンはヒョヌと入籍後、昼食パーティーで結婚発表。ノウルはジェヒョクとスタジオでインスタントラーメンを食べる。
ドヒとヘギョンは、フードトラックの丼物を食べながら、語り合う。
「君と毎日、ご飯が食べたいな」
第16話感想
好きなタイプの良い雰囲気のエンディングでした。ヘギョンとドヒは最初の出会いの時に食べた一食目の、チェジュ島のフードトラックを思い出しながら、海岸のフードトラックでチキンマヨとカルビ丼を食べて、シンプルに終わり。極々、日常生活的描写で、余韻の残る終わり方が一番好きです。
ヘギョンがドヒにしたプロポーズが、2NBOXのドヒのスタッフ全員にランチボックスを持って来て、会社の屋上で、というのも良かったです。「もしかして、プロポーズの贈り物が、このランチボックス⁉︎」のセリフ、笑えました。最後の最後まで、笑いに満ちた日常、嬉しかったです。
ソラは花束が職場に届いて、自分がここで働いていると知っている人？ と考えないのか不思議でした。笑
ひとりでインスタントラーメンを食べるジェヒョクのところに、ノウルが行ってくれて、この粋な配慮にも感心しました。この期に及んでも隙を見せず、落ち着きのなさを演技して、さすがはイ・ジフンと思いました。
このドラマで一番の収穫は、パク・ホサン。まだ『安いです千里馬マート』のクォン専務と同一人物だと、今だに信じられません。この変わりよう！ 欲目か、アヨンが一番幸せそうに見えました。コンビニの前でホームレスにあげた、餃子のテイクアウトで、大物が釣れました。笑
OSTが軽めで陽気で、ドラマにぴったり合っていて、ストーリーを引き立てていました。
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