卒業 졸업 The Midnight Romance 2024年放送 tvN 土日 全16話
第11話視聴率3.369
第11話あらすじ
突然訪問してきた母ジョンファ(ユン・ボクイン)に、動揺を隠せないジュノ(ウィ・ハジュン)。ジュノの家で一夜を明かしたヘジン(チョン・リョウォン)は、慌ててクローゼットに身を隠す。
ジョンファがトイレに入った隙を見計らって、急いで外に出るヘジン。一方ジョンファは、洗面台に置かれたペアの歯ブラシと女性物のスキンケア用品に気づく。
ジュノを食卓に座らせると、本題を切り出すジョンファ。ジュノの父テクヨル(オ・マンソク)の知り合いに、業界大手のオンライン塾の人事担当がいるというのだ。メールアドレスを聞いたから、すぐにでも履歴書を送ってみろという。
独立してもなおつづく両親の干渉に、嫌気がさすジュノ。思わず語気を荒げるジュノを見て、ジョンファはショックを受ける。
半ば強引にジョンファをタクシーに乗せたジュノは、急いでヘジンのもとへ行く準備をする。家を出る前、ジュノはやっとの思いで完成させた教材の原本を削除した。
大峙チェイスの塾長ヒョンタク(キム・ジョンテ)は、副塾長のスンヒ(キム・ジニョン)に、ライバル校のチェソン国語がどういうつもりでチャニョン高の教師をスカウトしたのか、その理由を調べろという。あわよくばサンソプ(キム・ソンイル)を、大峙チェイスに引き抜きたいとヒョンタク。
少し考えたのち、スンヒはサンソプではなく、チェソン国語の塾長ヒョンソン(ソ・ジョンヨン)に連絡を入れる。
その頃、サンソプは教え子のハユル(キム・ナヨン)から、読書ノートを受け取る。それは以前、サンソプが放課後の講習で生徒たちに1学期に1冊、本を読めと勧めていたものだった。
ヒョンソンが秘密裏に運営する個人塾で彼女と対面したスンヒは、大峙チェイスのエース・ヘジンに関する10年分の資料が入ったUSBを差し出す。そして、この資料をサンソプに見せる代わりに、ヘジンを負かして欲しいとスンヒ。スンヒの最終目標はヒョンタクから塾を取り返すこと。そのためには、ヘジンを潰すことが先決だとスンヒは語る。
その夜、さっそくサンソプを呼び出し、昼間のスンヒとの一件について伝えるヒョンソン。どうも乗り気ではないサンソプに向かって、ヒョンソンは「副塾長のすべきことは勝つこと。99%の確率でもダメ、100%勝たなければならない」と厳しい口調で諭した。
一方、ジュノは出来上がった教材のサンプルをシュレッダーにかけて処分してしまう。それを見たヘジンは慌てて止めに入るが、ジュノの決意は変わらない。
ジュノは試験に出そうな問題をピックアップするのではなく、国語の本質、つまり文書を読むということから教えたいという。試験の問題を前にしても、堂々と答えを導く術を教えたいというのだ。それは他でもない、かつてヘジンがジュノに教えたことだった。
しかし、そんなのはただの理想論でしかないとヘジン。さらにジュノが教材の原本ごと削除したと聞き、ヘジンは思わず天を仰いだ。
これ以上話しても意味がないと感じたヘジンは、帰り支度をする。ヘジンを心配して声をかけるジソク(チャン・インソプ)だが、「1人になりたい」とヘジン。しばらくして、冷静さを取り戻したジュノがヘジンに連絡を入れるも、電話は繋がらない。
1人で行くあてもなく歩きつづけるヘジン。そんななか、ヘジンのもとへサンソプから連絡が。
行きつけの店・夜間飛行でサンソプと会ったヘジンは、スンヒが自分の資料をネタにヒョンソンに交渉を持ちかけたと聞いて驚く。
正直心が揺れなかったわけではないが、これ以上教師として恥ずかしい真似はできないと思ったとサンソプ。そしてサンソプは、ハユルが書いた読書ノートをヘジンに見せた。
「ソ・ヘジン先生の資料なしに、一生懸命勉強して、もし生徒が1人でも私のもとへ来てくれるというなら、誠心誠意教えるつもりです」サンソプの言葉に、ヘジンは先ほどのジュノの姿を重ねる。
ふと窓の外に目をやると、そこにはジュノが立っていた。
第11話感想
授業の方向性の違いで、真っ向から対立するヘジンとジュノ。確かに、これまで長い時間を塾講師として過ごし、1人でも多くの合格者を出すことが仕事だったヘジンにとって、ジュノが語る考えは理想論に聞こえるのもしょうがないかなと思いました。
ただ、ジュノが言っているのは自分自身がヘジンからかつて教えてもらったこと。だからこそ、ジュノはこの方法に自信を持っているんですよね。そう考えると、決してただの夢物語でもないような。。正直、ジュノの理想が現実になれば、それほどすばらしいことはないと思います。
そんななか、副塾長の裏切りにショックを隠せないヘジン。10年分の資料って、、塾講師としてヘジンが生きた証そのもの。それを他校に流出するなんて、あってはならないことのはず。本当に怖いのは副塾長だったなんて。。ヘジンはどう対応するのでしょう。
11話は、サンソプに対する印象が180度変わった回でした。若干の꼰대(コンデ/若者に対して自分の考えを押し付けてくる人)感はありますが、生徒想いで素敵な先生だと思います。
第12話視聴率4.790
第12話あらすじ
店の中に入ったジュノは、電話に出ないヘジンが、よりによってサンソプと一緒にいることに不信感をあらわにする。「どっちから会おうと言ったんですか?」席に着くなり、多少無礼な態度でサンソプに噛みつくジュノ。
見兼ねたヘジンは、副塾長のスンヒが自分の資料を流出しようとしたこと、それをサンソプが教えてくれたことを明かす。
これからどうするつもりかと聞かれ、ヘジンは自分ができる範囲で一番悪い方法は訴訟だと話す。しかし、法廷で勝訴するまでには、あまりにも多くの労力と時間が必要だとヘジン。そんなヘジンに、ジュノはむしろ良かったのかもしれないという。また一から、本当に生徒にとって必要な教材を作ればいいとジュノ。その後も、2人の口論は平行線のまま。
そんななか、「全国1位を輩出してみせる」というジュノの言葉に興味を示すサンソプ。ジュノの話を聞いたサンソプは、「きっと、それはすべての教師にとっての夢だろう」と告げ、店を後にした。
その日、ジュノはヘジンを連れて海を見に行く。海を見て冷静になったヘジンは、好きなように教えてみなさいとジュノの授業を許可する。
ところが、やっとの思いでヘジンの説得に成功したジュノだったが、副塾長のスンヒがそれを許さなかった。改めてヒョンソンに会いに行ったスンヒは、今回の提案はなかったことにすると伝える。そんなスンヒに、ヘジンを負かすのではなく、ヘジンを連れてチェソン国語へ来るのはどうかとヒョンソン。
ソウルに戻ったヘジンは、スンヒに呼ばれて待ち合わせの場所へと向かう。例のUSBを差し出し、中身を流出されたくなければ、自分と共にチェソン国語へ移ろうとスンヒは話す。考える時間が欲しいと伝えたヘジンは、ジュノを連れていくかどうか判断するため、ジュノが望む授業を許可して欲しいと伝えた。
ひとまずヘジンの提案を受け入れることにしたスンヒ。さっそくジュノは、無料講義のとき唯一参加したシウ(チャ・ガンユン)に声をかける。二つ返事で参加すると答えるシウ。
一方、ヘジンはチャニョン高の生徒に声をかけ、サンソプの無料講義に参加して見てはどうかと話した。
無料講義当日、教室にはハユルとその親友のイェウン(チン・ガウン)の他、ヘジンの姿も。授業が始まると、塾長のヒョンソンも教室にやってきた。しばらくして、教室を出ようとしたヒョンソンは、一番後ろの席に座るヘジンの姿に気づく。
1時間半にわたる講義が終わり、サンソプに「たくさんのことを学ばせてもらいました」と挨拶するヘジン。帰り道、ヘジンは夜間飛行でジュノの話を聞いたサンソプが、それを“戯言”ではなく、“ロマン”と呼んでいたことを思い出す。
そんななか、受講生5人のジュノの授業が開講前日となり、ヘジンは模擬授業に参加する。授業が始まるなり、ジュノは教室の電気を消す。一瞬戸惑いつつも、前方のスクリーンに目をこらすヘジン。
ジュノは緊張した状況の中で、人間の感覚が研ぎ澄まされるという感覚について説明。それを聞いたヘジンは、ジュノがオーディションで見せた最初の授業、そして生徒1人のために全力を尽くした無料講義の風景を振り返った。
暗闇の中でジュノの名前を呼んだヘジンは、「あなたの勝ちよ」と告げる。
その後、改めてスンヒと食事に出かけたヘジンは、返事を迫るスンヒに向かって、「もう少し待ってください。もう1人来るので…」と言う。そこへ現れたのは、ヒョンソン。
動揺した様子のスンヒとヒョンソンに対し、2人でゆっくり食事を楽しんでほしいとヘジン。さらにヘジンは、「もう私にとっては宝物でもなんでもないので」と言って、例のUSBを返した。
第12話感想
ついにジュノの説得に負けたヘジン。やはりジュノが言っていたことが、ヘジンも認めざるを得ない、誰もが夢に描く“ロマン”だったんですね~。
前半のヘジンとジュノの口論、そしてそれを向かいでじっと見守るサンソプという構図がなんとも面白かったです。サンソプのキャラがとってもユニークで、ついつい応援してしまいたくなってしまいます。無料講義のシーンでは、まさにサンソプの独壇場といった感じで、本当に授業を受けているような感覚に陥りました。
最初はジュノの主張に耳を傾けようともせず、ただの理想論だと一点張りだったヘジン。でもなんだかんだ、ヘジンはジュノに甘いんです。ジュノの説得に負け、ついには講義を容認することに。
そんななか、サンソプへの交渉が失敗に終わったと知ったスンヒとヒョンソンは、別の方法でヘジンを出し抜こうと考えます。それにしても、料亭でのスンヒの不気味さにはゾッとしました。
サンソプの無料講義とジュノのデモンストレーションを見て、自分の考えを変えることになったヘジン。最後のシーンで、ヘジンが過去10年間の軌跡がもう自分にとっては宝物ではないと言い切る場面が、なんとも爽快でした。少しずつ成長していくヘジンの姿に、見ているこちらまで活力がもらえるような気がします。
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