卒業(韓国ドラマ) 1話・2話 あらすじ・感想

卒業


卒業 졸업 The Midnight Romance 2024年放送 tvN 土日 全16話

第1話視聴率5.169

第1話あらすじ

国語講師のソ・ヘジン(チョン・リョウォン)は、ソウルの大峙洞に位置する学習塾・大峙チェイスのエース講師。ある日、会議中に教え子のハユル(キム・ナヨン)が泣いているという呼び出しを受けたヘジンは、急いで講義室へ。

その日、ハユルが通うチャニョン高校では国語の中間試験が行われた。11番の問題を間違えてしまったことを嘆くハユルだったが、ヘジンが見たところ、必ずしも誤答とは思えず…。

ヘジンは今自分に説明したように、学校の先生にも一度抗議してみてはどうかと話す。翌日、職員室で国語教師のピョ・サンソプ(キム・ソンイル)に試験問題について異議を申し立てるハユル。しかし、結果は散々なものだった。

話を聞いたヘジンはサンソプに連絡し、直接会って話をすることに。

本来、塾講師が学校の授業や試験に口出しするのはタブーとされている。ヘジンもそれを十分承知していたが、ここで引き下がるわけにはいかなかった。

目の前に現れたヘジンを見て、驚くサンソプ。いたって冷静に問題の試験問題について説明するサンソプだったが、ヘジンは「他の先生たちも同じ意見でしょうか?」と一言。

これにはサンソプも気を悪くしたようで…。ヘジンが保護者ではなく塾講師だと気づいたサンソプは、「子供たちを使って点数稼ぎなんて恥ずかしくないのか」と悪態をつく。

そんなサンソプに向かって、「先生の問題は時代遅れです」とヘジン。つづけてヘジンは、再試験の実施を求める。

ヘジンが職員室から出て行こうとすると、カッとなったサンソプはその肩につかみかかる。そして、「寄生虫のようなやつめ」とヘジンを罵った。

職員室を後にしたヘジンは、一気に全身の緊張が解けるのを感じる。サンソプにつかまれた肩は、アザになっていた。その上に湿布を貼り、何事もなかったかのように講義に向かうヘジン。

その夜、職場に残ったヘジンが昼間の一件を忘れようとビールを片手に物思いにふけっていると、イ・ジュノ(ウィ・ハジュン)がやってくる。ジュノはヘジンの教え子で、「奇跡の8等級」と呼ばれる大峙チェイスの奨学生1号だ。

ジュノの登場に驚いたヘジンは、「ちょうど今、あなたのことを考えていた」と話す。塾を出て並んで歩くなか、ジュノはヘジンに「今の仕事に対する満足度は?」と聞く。「最高よ、ファンタジーそのもの」とヘジン。

翌日、チャニョン高校で例の国語の試験問題をめぐって会議が行われ、再試験が決定する。ヘジンを呼び出したサンソプは、今の学校に赴任したばかりで、素直にミスを認めることができなかったと謝罪した。

ヘジンが働く大峙チェイスでは、大がかりな新人講師採用オーディションが行われる。筆記試験の会場をのぞいたヘジンは、他の受験者たちとともに試験を受けるジュノの姿を見て驚く。

廊下で待っていたヘジンは、試験が終わるやいなやすぐにジュノに声をかけた。何のつもりかと聞かれ、「就職活動です。進路をちょっと変えて…」と答えるジュノ。

にわかに信じられないヘジンは、仕事終わりにジュノを呼び出す。名門大学を出て誰もがうらやむ大企業に就職したはずのジュノが、なぜ塾の講師なのかと、理解ができないヘジン。しかしジュノは、すでに会社に辞表を提出したという。

ジュノが塾講師を目指す理由が「金」だと知ったヘジンは、ますます納得がいかないといった様子。あの手この手で説得を試みようとするが、ジュノには通用せず。「先生、もう一度僕が人生の名場面を見せてあげます」と言われ、ヘジンは思わず頭を抱えた。

雨が降りしきるなか、店を出る2人。ジュノはヘジンの赤い傘を代わりに持ち、ヘジンに「先生」と呼んでみて欲しいと話す。「気分がいいだろうな」といたずらに笑うジュノ。

第1話感想

「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「ある春の夜に」のアン・パンソク監督が手がける、塾講師と元教え子のロマンスを描いたドラマ!

ドラマの舞台は、韓国で“学習塾のメッカ”と呼ばれるソウル・大峙洞に位置する塾。その第1号奨学生だったジュノと、人気講師のヘジンが贈る、甘くほろ苦いラブストーリーです。

主演のチョン・リョウォンとウィ・ハジュンがとってもお似合いで、第1話から期待が高まるスタートとなりました。

演出を務めるのが「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」などで知られるアン・パンソク監督ということもあって、出だしから「밥누나(밥 잘 사주는 예쁜 누나/よくおごってくれる綺麗なお姉さんの略)」感満載の本作。

とくに劇中で流れる音楽のチョイスが、さすがといった感じ。ちょっと暗めの画面も落ち着いていて、独特の世界観が感じられます。

第1話では、主人公のヘジンが働く塾の採用オーディションに元教え子のジュノが参戦。大企業を辞めて塾講師に転身するというジュノに、猛反対するヘジンの姿が描かれました。

たしかに、韓国の学歴重視の文化や、企業ブランドの重要性などを考えると、ヘジンからしたらどんな手を使ってでも反対したいところでしょう。一方のジュノは、すでに会社に辞表を提出し、後戻りはできない状況。

ジュノの自信満々な態度から、塾講師としてもうまくやっていけそうな気もしますけどね。果たして、ジュノはヘジンの同僚となれるのか。楽しみです。

第2話視聴率5.150

第2話あらすじ

過去、大学を休学したヘジンは、学費と生活費を稼ぐためにジュノの先生となった。ヘジンが学生だと知り、「お姉さんと呼んでも?」とジュノはからかう。

そんなジュノに「文字を知っているからといって文章を読めるわけではない。今日からあなたは、文章を読む練習をするの。そして、私のことは先生と呼びなさい」とヘジンは厳しく告げた。

教え子のジュノが塾講師になると聞き、動揺を隠せないヘジン。ジュノの筆記試験の成績を確認したヘジンは、同僚のユン・ジソク(チャン・インソプ)に実技試験でジュノを不合格にして欲しいと頼む。

その頃、筆記試験の合格通知を受け取ったジュノは、友人のスンギュ(シン・ジュヒョプ)に頼んで大学の講義室を借り、実技試験の練習に取り組んでいた。

実技試験当日、ジュノは控え室で筆記試験のときに声をかけられた同じく国語講師志望のチョンミ(ソ・ジュヨン)と再会。チョンミは現役の塾講師で、高1の2等級以上向けの古典文学の授業を準備したという。

ジュノが用意した授業内容は、5等級以下向けの現代文学だった。

ジュノは面接官をぐるっと見渡した後、ヘジンの前に立つ。そして、ヘジンの机を大きくバンッと叩き、「授業を聞く気がないなら出て行け!」とジュノ。つづいて教壇に立ったジュノは、ヘジンがかつて教えた通りに自分なりの授業をすすめていく。

試験が終わり、他の先生方のジュノに対する評価は上々。

ヘジンにジュノを落とすよう頼まれていたジソクは、経験不足を理由にジュノの採用に反対の姿勢をしめす。同じくヘジンもまた、「会社を3年も経たずに辞めたことからも、講師として長くつづくかどうか…」と指摘。

ところが、ジュノの採用を前向きに考える学長のヒョンタク(キム・ジョンテ)は、時間をかけて再考しようとジュノの合否を保留にした。

採用試験を終えたジュノは、両親に塾の講師になりたいと明かす。しかし、ヘジン同様、息子の唐突な告白を当然ながら受け入れることができないジュノの両親。

そんななか、ヘジンはジュノをかつてよく一緒に通っていた図書館へ呼び出す。大峙チェイスがジュノを採用することはないと告げたヘジンは、「私はあなたに、もっと広い視野で世界を見つめて欲しい」と話した。

そして、以前ジュノに塾講師の仕事が最高だと話したこと、ジュノが大学に合格したときが人生のハイライトだと言ったこと、それらがすべてただの嘘だったとヘジン。

そんなヘジンに、ジュノは「僕は正式に試験を通して実力で評価されようとした志願者です。それなのに、こんな風に圧迫するなんて…。僕に辞退させようとしたことを塾側に話しても?」と不平をもらす。

一方、ヘジンのおかげで覚醒(?)したサンソプは、試験問題はすべて教科書から出題すること、そして記述式の割合を増やすことを生徒たちに伝えた。

その日、改めて父テクヨル(オ・マンソク)に塾講師として成功したいと告げるジュノだったが、これまで息子たちの成功だけを生きがいにしてきたテクヨルには、到底理解ができず…。

夜遅くまで残って講義の準備をすすめるヘジンのもとへ、学長のヒョンタクがビールを片手にやってくる。かつて映画監督を目指していたヒョンタクだが、借金の返済のためにはじめたのが塾事業だった。昔話に花を咲かせながら、ヒョンタクはふと、「いつまでジュノの師匠でいるつもりだ?」とヘジンに問う。

ヒョンタクの言葉に、自分がいまもジュノを8等級の生徒だと思っていることに気づかされたヘジン。その後、ヘジンはジュノの採用に賛成する。

ジュノを呼び出したヘジンは、先日の一件について出過ぎた真似だったと謝罪。そして、この業界に入るからには相当な覚悟が必要だと警告した。

初出勤の日、ヒョンタクに呼ばれたジュノは、ヘジンに代わってジュノを大峙チェイスの顔にしたいというヒョンタクの言葉に気をよくする。そして、いっそのこと“奇跡の師匠と弟子”として「師弟出撃」はどうかと話し…。

第2話感想

ついに国語講師として大峙チェイスに採用されたジュノ。

ヘジンが心配するのも無理はないですが、たしかに塾を出た以上、ジュノは自分の人生を自分で選ぶ権利があるわけですからね。今後のジュノの活躍に期待です。

そして、ジュノと共に国語講師として採用されたのは、ソ・ジュヨン演じるチョンミ。チョンミの実技試験もなかなか印象的でした。ソ・ジュヨンといえば「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズで見せたキュートな演技が魅力的でしたが、本作ではどんな演技を見せてくれるのか、楽しみです。

一方、ヘジンとの討論の末、すっかり覚醒した様子のサンソプ。公教育VS私教育、負けられない戦いがそこにはある、といった感じです。もちろん公教育あっての私教育ですが、、サンソプの決意がどのような結末をもたらすことになるのか、注目です。

次回予告では、より一層距離を近づけたヘジンとジュノの姿が登場し、はやくもドキドキの予感。週末が待ち遠しいです。

卒業(韓国ドラマ) 3話・4話 あらすじ・感想

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