十八の瞬間 열여덟의 순간 全16話 ●韓国放送 2019年 7月22日~
第3話視聴率3.169%
えぱたさん |
第3話あらすじ
🌿悲しい日にはいつも雨が降る🌿
ギテが調べたところ、ジュヌの転校は条件付で、もしまた問題を起こせば退学らしいとの情報を得ます。ハンギョルがギテに「ジュヌと席を変わって」と言っても、言うことを聞かず、ハンギョルは教室の外に出て深呼吸します。フィヨンが合図をすると、ギテは席を変わます。人気者のオジェが、学食でひとり飯を食べるジュヌの前に座り、仲が良さそうに食べるのを見て、フィヨンは席を立ち、ギテも続きます。「フィヨンが社長で、他は社員のようだ」とオジェは皮肉。
ハンギョルの英語クラスで、夢というタイトルでフリートーキングをすることに。スビンはジュヌが書いたグリンピースの絵の紙を引いて、同じグループに。それを知って、ひとり嬉しそうなリアクションをするジュヌと、それを見るスビン。ジュヌのバイト先に来て、「フリートーキングの準備を手伝ってやる。スビンがオレの彼女だから」と言うフィヨンに、「お前、不安な時に手首を掻きむしるじゃないか。今、不安なんじゃないか?」と言うジュヌ。
ジュヌと母親、スビンと母親がばったり出会い、母親同士が同じバッグを持っていて、一方はフェイクであったことが恥ずかしく、そそくさと別れた後、お互いに「彼、イケメンね。若いお母さんね」「あのバッグ高いでしょうね。お金持ちなの?」と噂話。
フィヨンと並んで歩くスビンを見て、追い越したジュヌはスビンに「哀れな敗者への助けなら、要らない。パートナーを変えれば」と言い、「じゃあ、なぜグリンピースの絵を描いた?」と聞くスビンに、「いつも習慣のように描いてるけど」と答えて、スビンを怒らせます。「小さい頃からひとりで眠っていて、幽霊が怖くて電気をつけて眠っていたので、明かりを消して眠るのが夢だ」と書いた紙を、授業後にジュヌはスビンに渡します。
ジュンホからの電話でジュヌが行くと、前の高校の生徒らがギテから賄賂をもらって、ジュヌの親友シン・ジュンフに暴行を加えていました。ジュヌが助けに入ると、一緒に暴行をされます。
スビンは母親が自分をソン先生の数学特別強化教室に入れるため、フィヨンの母親に取り入っている姿に腹が立って、雨の中をひとり歩きます。自転車を引いて歩くジュヌにばったり会い、傷だらけの顔に驚きます。ジュヌは「雨の中を歩くな」と言い、2人が微笑み合っていると、雷が鳴って、ジュヌはスビンの頭に手をかざしてあげます。
第3話感想
別々に雨の中を歩いていたジュヌとスビンがばったり出会い、外界と雨によって遮られ、2人の世界に入って行くところ、具体的には言わないけれど悲しかった気持ちを共有し合うシーンが、胸キュンでした。ジュヌは状況によってカーッとなりやすい性格ですが、後で熟考して自分の本当の気持ちを探って、正直になろうとするところが好感が持てます。
ユ・スビン役のキム・ヒャンギは、現在放送中の「新米史官ク・へリョン」に出演しているチャ・ウヌと「復讐ノート1」で共演していたのを初めて見ました。今回のドラマで、4年ぶりにドラマ復帰したそうです。子役から演技していて、まだ十代ですが「安心して見ていられる女優」と評価が高い女優さんです。可愛いらしく、愛嬌があり、表情が豊かで、色々な声色を使っての演技が多彩な印象を与えます。「復讐ノート1」ではまだ幼い感じでしたが、ずいぶん大人っぽくなった気がします。
オ・ハンギョル役のカン・ギヨンは、イ・ジョンソク主演「あなたが眠っている間に」に犯罪者の役で登場しますが、強烈な印象があります。時計を取ったのはジュヌではないと信じると言いながら、自分の臨時担当教師としての立場を守ろうとして、ジュヌに「謝罪文を書け」としつこく追いかけて迫る姿が、コミカルで印象的でした。高校教師にしてはファッショナブルな服装が、チャラく軽い雰囲気を醸し出しています。
嫌味な教頭役に、「教えて!イルスン」で怪しい2人組のクァク・ヨンジェ役パク・ソングンです。
第4話視聴率3.393%
えぱたさん |
第4話あらすじ
🌿幸せと悲しみが瞬時に来て去る🌿
雨が上がって、自転車でジュヌのバイト先へ行くジュヌとスビン。母親が心配しているとフィヨンが現れ、ソン先生の数学強化クラスのレベルテストに合格したと告げます。「奴ら警察が来てビビりやがった。次は上手くやるよ」と学校で話すフィヨンとギテ。
ジュヌの傷だらけの顔がクラスで物議を醸します。ロミ(ハン・ソンミン)はスビンがフィヨンのコネでレベルテストに合格したことを嫉妬して、スビンをなじります。ジュヌが身代わりに強制転校させられたとの、ジョンフからの手紙を受け取り、ハンギョルが校庭を追いかけるのを見て、ジュヌはジョンフを追いかけます。「オレのせいで強制転校させられて、ごめん」とジュンフ。「もしイジメられたら、ヒョン(兄貴)に言え」とジュヌ。ジョンフは長距離バスで去って行きます。
川のほとりのベンチで、ジュヌとスビンはフリートーキングの練習をします。「あなたの夢は? ママから逃げること?」と聞くジュヌ。スビンの母は強制転校させられた生徒が、娘のフリートーキングのパートナーであることに不満を示します。バイト先に来て、顔の傷を見て泣くジュヌの母。
スビンは「強化クラスを辞める。彼女だっていうの、辞めてほしい」とフィヨンに言います。フィヨンは母に、「スビンのせいで勉強に身が入らないんじゃない?」と言われます。
明かりをつけっぱなしで眠ってみようとするスビン。その頃、ジュヌは「幽霊が怖いからじゃない。孤独を感じなくなるからだ…」と呟きます。
教頭に反対されながら、フリートーキングを強行するハンギョル。一組目、クォン・ダェイン(キム・ボユン)とチョン・オジェ組。ダェインのメイクアップアーティストの夢について。ダェインが公開告白するサプライズも。教頭が来て、中止され、ハンギョルは3組の担当教師を辞めさせられるハメに。校庭でハンギョルの前でフリートーキングを披露するジュヌとスビン。
知らせを受けジュヌは病院へ。ジュンフがベッドで処置を受けていて…。葬式には家族は誰もおらず、ジュヌのみ。スビンとフィヨン、オジェを連れて来たハンギョルは「父親がいるけど、連絡がつかなかった。祖母はアルツハイマーで…」と言います。ジュンフを暴行していた生徒らが来て、ジュヌに「ギテは来てないな。お前を追い出すために金を払った」と言うと、ジュヌはフィヨンに食ってかかります。
第4話感想
ジュヌの親友ジョンフが、登場早々にあまりにあっけなく亡くなってしまって、残念でした。最初のうち転校生ジュヌの素性が分からないことがミステリアスで、孤独な環境でも優しそうな人柄が浮かび上がって、ストーリー展開はいいと思いましたが、これだとフィヨンがものすごく悪者になってしまったことが、少しガッカリという気はします。
スビンがレベルテストに合格して、初めて数学強化クラスに出た後、帰宅して母を探すと、疲れ果てベッドで寝ていました。スビンに気づいてゴニョゴニョと喋りながら、唯ひとりの家族である自分の娘が「いい旦那に出会えるか、いい生活ができるか」と不安なんだという面を見せる場面の演技が上手いなと思いました。スビンの母ソンヒは社会的にも立場のある仕事をしているようで、女性がひとりで社会に出て行けるように教育のためなら何でもやる熱意に燃えていて、気を張って娘を焚き付けて勉強に向かわせている強い女の、弱い反面が表現されています。
スビンもジュヌも、家族が母親だけという点で共通点があります。韓国は家族愛が強く、家族を頼りにするところがあります。その中で一部が欠けていることにより、いかに社会的に困難を強いられるか、高校生の視点からの作者の主張が見えると思います。
キム・ヒャンギ 김 향 기 ユ・スビン役 |
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生年月日: 2000年8月9日 身長: 155 cm 2歳から乳児雑誌モデル活動を開始、 2006年、200倍の高い競争率を勝ち抜いて映画「マウミ」に出演 |
主な出演歴 十八の瞬間 (2019/JTBC) ユ・スビン役 チョンボン高校2年3組の優等生 復讐ノート (2017/WEB) ホ・グヒ 復讐ノートを手に入れた高校生 女王の教室(2013/MBC) シム・ハナ 6年3組生徒 ヒーロー(2009/MBC) ジン・ソル ドヒの娘 ラブ・トレジャー~夜になればわかること~(2008/MBC)、 カン・ジユン カン班長の娘 BAD LOVE~愛に溺れて~(2007/KBS) イ・ミソ スファン夫婦の養女 塩人形(2007/SBS) ミン・ハナ ヒョンスの娘 不良カップル(2007/SBS) チョ・ヨンドゥ ドルスンの娘 |
主な受賞歴 2013 第2回APANスター賞 最優秀若手女優 女王の教室 2013 MBCドラマ賞 最優秀若手女優 女王の教室 2014 第50回ベクサン芸術賞 Best New Actress(映画) 嘘の糸 2014 第16回ソウル国際青少年映画祭 最優秀若手女優 女王の教室、嘘の糸 2015 KBSドラマ賞 最優秀若手女優 雪道 2018年 第27回ビル映画賞 人気スター賞 2018年 第39回ブルードラゴン映画賞 助演女優賞 人気スター賞 2018年 第18回韓国世界青少年映画祭 人気女優賞 2019年 第39回ゴールデンシネマ映画祭 主演女優 無実の証人 |
十八の瞬間 5話・6話 あらすじと感想 シン・スンホ マ・フィヨン役
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