内科パク院長 2022年放送 TVINGオリジナル 全12話
daisySSさん |
第7話あらすじ
クリニックを訪れる人々に上がりそうだと予想する株を教えるチャ・ジフン(ソ・ボムジュン)。毎朝、彼から情報を得るために集まる人々にパク・ウォンジャン院長(イ・ソジン)は不満そうに見つめる。一日で100万ウォンの利益を得たと語る看護師チャ・ミヨン(チャ・ジョンファ)の言葉に、院長室に入ったパク院長は経営難にあることから、株でお金を稼いでいるチャ・ジフンが少し羨ましい。
付き合っている恋人と運動を兼ねてバトミントンを楽しんでいるチャ・ジフンは、野球のボールを打つように強く打ったことで、シャトルを拾いに行き、近くに飛び舞う鳥を見ると、川の上を飛ぶ鳥の意味にひらめき「セガン電気!」の言葉が脳裏をよぎる。
診療の後自宅に帰ったパク・ウォンジャンは、家の中を見ると驚きます。健康のためにグリーンベルトを目指して家の内装をすべてグリーンに変えると明るく語る妻サ・モリム(ラ・ミラン)。ゲルマニウムのブレスレットを共同購入で安く買ったと喜び、パク院長に見せます。
ゲルマニウムの力で血液をアルカリ性に変えることができると語る妻の発言に、医師として間違いを指摘する。しかし、全く気にする様子のないサ・モリムは、長男パク・ミング(チュ・ウヨン)がプレゼントされたゲルマニウムのブレスレットを付けた直後、腕立て伏せをこなす姿を見ると、ゲルマニウムの力のおかげだと語り、あきれるパク院長。
翌日、クリニックに集まった人々は、次に上がる株はセガン電気だと予測するチャ・ジフンの言葉を信じて、セガン電気の株を購入します。食欲がないパク院長を心配してクリニックを訪れたサ・モリムから渡されたお弁当箱、、、妻が自分を気遣ってお弁当を準備したと喜ぶパク院長は、ふたを開けると言葉が出ない。お弁当箱は空の状態で、お守りが裏を返すとお守りが貼られている。特別に手に入れたお守りだと語ると、次に、風水に詳しい先生から聞いたことを語り始めます。「病院の繁盛のために、ここに女性の絵画があると良いらしいよ」と語ると、壁にかかった大きな絵画を見せます。確かに女性が描かれた絵画、、、しかし、それはサ・モリムの肖像画でした。
看護師チャ・ミヨンとスタッフのチャ・ジフンにゲルマニウムの力を説明すると、購入を希望する二人。一方、お得な情報があると語るチャ・ジフンは、セガン電気の株を買うことをすすめます。彼のアドバイス通りに株を購入したサ・モリム。
しかし、チャ・ジフンの予想は外れ、株価は暴落。損失を出した人々が病院に押し寄せ、チャ。ジフンは病院を休む。妻も彼のアドバイスでセガン電気の株を買ったことに焦りを見せるパク院長の言葉に、冷静に右肩上がりで株が上がっていると返事する妻。彼女が購入したのはセガン電気ではなく、セガン電子の株でした。
一方、家の中が完全にグリーン色に変えられ、食事に出されたすべてがグリーン物。パク・ウォンジャン(イ・ソジン)は「そんなにグリーンが大事なら森に行け!」と怒りをぶつけ、その日が妻サ・モリムの母の誕生日だと知らされると、怒ったことを後悔するパク院長。義理の母に電話をすると、「誕生日おめでとうございます。ゲルマニウムのブレスレットはいくつ残っていますか?」と質問し、義理の母がベトナムから特価で購入し販売していたすべてのブレスレットを購入すると語るパク院長。
翌日、大量に手に入れたゲルマニウムのブレスレットを付けて出勤すると、両手の重さに疲れ果てた様子。通された患者は、「チャ・ジフンはどこにいますか?」とパク院長を脅します。彼もチャ・ジフンのアドバイスを聞いて暴落した株を購入した人の一人、、、大量のゲルマニウムのブレスレットを付けているせいで、電気を発していると気づかないパク院長、、、患者に触れと静電気のように刺激を与える。
第7話感想
非科学的なことを言わないよう妻に注意するパク院長。。。しかし、今話のエンディング、、、パク院長は気づいていないようですが、大量のゲルマニウムのブレスレットを付けた効果なのか、彼が触れると相手に伝わる電気!
株で損を出した男から脅されそうになった時、パク・ウォンジャン院長は気づいていないけど、電気を発していたため男を追い払うことができるといったちょっとしたオチがありましたね。
迷信や科学的に証明されていない噂を強く信じる傾向の妻サ・モリム。天然のキャラクターなので、彼女の行動がおかしくも面白いです。なんだかんだ言っても、妻を愛する愛妻家のパク院長でした。グリーンベルトの意味を誤解して、家の中をすべてグリーンの色に変えてしまった極端さが個人的には嫌いではなかったです。
原作のウェブトゥーンも面白そうで、興味がわきます。各話独立したストーリー展開となるので、読み切り感覚の漫画のような感覚で楽しむことができます。
第8話あらすじ
久々に医師の仲間たちと集まったパク・ウォンジャン院長(イ・ソジン)。
先輩のソ・テグァンが参加しなかったことをから、彼の近況を知らされると、診療中の彼に電話をして「元気ですか?久々に一緒に飲みたかったのに・・・」と語り、365日診療を行う関係で、付き合いに出席できないと事情を説明し始めますが、訪れた患者がいたことからすぐに電話を切るソ・テグァン。
救命救急センターで暴れる患者を阻止した医師のソ・テグァンは、後日彼に復讐するために現れたその患者が斧で攻撃。致命傷はなかったけど心を痛め、トラウマが残ります。その後、命を再び狙われる恐怖から務めていた医局を辞め、地元に戻り開業した。夜間の診療をする関係で全く自由のないソ・テグァンを心配するパク・ウォンジャン院長。
一方、テレビでは「塩分を取ることは血管を・・・」と語るショードクターの姿が流れ、落ち込むパク院長。運転代行サービスを受けて帰宅する途中、代理で運転する運転手に医師の厳しい現実を語ります。毎年医学部を卒業し医師免許を取得する医師の数、、、患者が集中する病院もある中、多くの開業医は厳しいビジネスの世界で生き残るための苦悩があると語り、「運転代行だと稼ぎはどうですか?」と質問した時、急停止する車。
道路の上に倒れている男性を発見するも、お酒を飲んでいるせいで応急処置ができないパク院長、、、その時、パク院長の車を運転していた運転手が応急処置を行い、パク院長に救急車を呼ぶよう求めます。
男性は到着した救急車に無事運ばれ、パク院長の車を運転代行している運転手が、16年目の外科医だと明かす。信じられないパク院長、、、運転手は次男が昨年中学に入学したこと、退職又は辞める教授がいない限り、教授選が開かれることもにない医局の事情で、医局を辞めて出たことを語り、現実は夜間の当直医としてのアルバイトか、老人ホームでの医師のアルバイトしかない現実から、子供たちのために職を選ばすに働いていると語る運転手。
話しを聞いていたパク院長は、364日患者を受け入れる夜間診療を始めることを決め、その後全く休みのない日々を過ごす。そんな中、ソ・テグァンが持病の悪化で過労死したことを知ると強いショックを受けるパク院長。
出席したお通夜、同じ大学病院に勤めていた先輩医師から、ソ・テグァンに関する詳細を聞かされます。彼が開業をした場所は妻の地元、小さな町で既にクリニックは二つもあることから、新たに開業したソ・テグァンをターゲットに自費診療を割引、クリニックの生き残りをかけて、夜間診療を始めたソ・テグァンは、休みが全く取れない日が続くも、ライバルのクリニックの流した嘘の噂のせいで、受診する患者もいない状況が続き、経営難。
老人病院でのアルバイトを頼むため、電話をしている最中、心臓の痛みを感じ、急いで薬を飲もうとしますが、薬を落としてしまい、、、そのまま息を引き取ったと語るソ・ソ・テグァンの同僚。
その時、「ソ・テグァンは誰よりも家族のために一生懸命で、患者のためにも一生懸命だった」と語るのは、以前パク院長の車を代行で運転した外科医。
この外科医との再会で、医師としての生き方に関して改めて考えるきっかけとなったパク・ウォンジャン院長。
第8話感想
実話に基づき描かれたエピソード!
開業医の厳しい現実を描いたエピソードがもたらす切なさと感動!!
今話はこれまでにない感動が伝わる展開に心が温かくなりました。医師として、家族を守る父として一生懸命に生きたソ・テグァンのストーリーは切なかったです。今話登場したエピソードは実際にあった実話をもとにしているようで、伝えようとするメッセージがしっかりと伝わった一話でした。
ただ笑える軽いタッチのコメディドラマだと思っていたら、突然こんな展開が描かれ、パンチを食らった感覚です。
スティックコーヒーにこだわっていたパク院長のエピソードとは全く違い、今話も人間味ある展開が描かれ、ホッとさせられた部分もありました。15年間教授の席が空かないと、確かにそのまま医局に残るべきか否かを悩むと思います。医局に残るのも辛い現実で、医局を辞めてどこかに所属することに医師を続けることも厳しい、、、16年目の外科医。外科医でありながら、家族のために職を選ばず働く姿にも感動。
全く笑うポイントのない展開ではなく、テレビに出演して塩を取ることは血管を破壊し、自分の寿命を縮めることだと語る医師の言葉を信じ、料理に塩を一切使わなくなったサ・モリム。パク院長と次男のパク・ドングが葬儀から戻ると、長男が塩を買ってまで家にいれないつもり、、、トイレに行きたいとお願いする次男も、疲れたから早く休みたいと語るパク院長の話しにも耳を向けず、、、塩を買って戻った長男が楽しそうに後ろから塩をまく姿は、笑いを誘いました。
最後は、病院にはった364日夜間診療とはり出した紙をはがし、微笑むパク院長の姿が登場!
【なにもしたくない~立ち止まって、恋をして~】
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