三姉弟が勇敢に 삼남매가 용감하게 Siblings 2022年放送 KBS 2TV新週末 全50話
| hg＠さらんさん |
第25話視聴率21.2%
第25話あらすじ
訝しげな表情をしていたサンジュンに対して、馴れ馴れしい態度で言葉を続けるチャンミ。が、やがてサンジュンもチャンミを思い出し、結婚、仕事など他愛ない会話を経て別れるが、サンジュンの背中を目で追い続ける。一方、立ち話をしているサンジュン夫妻を見かけたウンジュ。2人に声をかけようとした時、チャンミの姿を発見して死ぬほど驚く。
チャンミの背後から声をかけるウンジュ。チャンミが再び現れた理由を問ううちに、取っ組み合いのけんかに発展する。互いを殴り合いながらもチャンミは「ヨンシクが自分へのお金を半分かすめ取って、自分の親に送った。」「子供を返してもらう。」と信じられない言葉を口にする。その瞬間、力が抜けてしまったウンジュは隙を取られて、チャンミに叩きつけられてしまう。
ぼろぼろの姿のまま、ヨンシクのスタジオの前を通りかかったチャンミ。つい最近のサンジュンの顔合わせの写真などを飾ってあるウィンドウに石を投じるだけでなく、写真を力いっぱい蹴りつける。何事かと集まって来たひとだかりに追われるように、腹ただし気に立ち去る。その場にちょうど出くわしたヘンボク。一方、やはりぼろぼろの姿で帰ったウンジュは、驚いて心配するスビンとジウをただただ抱きしめる。
ソリムから頬にキスされたことがぐるぐる巡り、上の空のムヨン。完全にムヨンの相手がヒョンジョンだと思い込んでいるジヘはナムスとの結婚を考えていることを伝える。そんなジヘにもっとじっくり考えた方がいいというムヨンが忠告する。いいも悪いもナムスの野心を感じているせいだ。と、ムヨンのスマホにソリムからメッセージ「もう一度10秒だけ図々しくなって。」ムヨンはメールを返すよりもソリムに会いに飛んでいく。
こっそりテジュの部屋で泣いていたヘンボク。そんなヘンボクを抱きしめるソリムとゴヌ。サンジュンの家では幸せそうに身を寄せ合って眠るサンジュンとテジュ。一方、カメラの出張講義に出かけた帰り、惨憺たるスタジオの状態を見て呆然とするヨンシク。そんなヨンシクが仕事をしていると起きて来たウンジュ。チャンミのせいで家族たちがどう変わってしまうのか…。
チャンミの言うことは当たらずしも遠からず。そのお金を全て母親に送ったわけではないし、ほとんどは子供たちの教育費になったという。だが、そのことでチャンミに付け入るスキを与えてしまった。そう責めるウンジュに、ヨンシクは突然激しい感情を露わにする。セランが受け取った父の保険金。ほとんどは借金の返済に使われたものの、その残りはサンジュンの衣装に充てられた。そのお金を返してもらっただけ！ヨンシクの気持ちもわかるが、ウンジュはジウを奪われるかと思うと怖くてたまらない。
体調が戻らないヒョンジョンはガップンに一緒に病院に行こうと勧められ、ゴヌとテジュ、ガップンと出くわした時の最悪の状況を想像してしまう。ゴヌと電話での対策協議を繰り返し、自分たちの関係を強制的に整理するように求める。一方、ムヨンはゴヌに肩の痛みの相談に訪れる。しきりにムヨンの年をいじるゴヌに、ヒョンジョンも自分と似たような年齢だと心の中で嫌味を言う。
ソリムは高鳴る胸の動悸が異常ではないかとテジュに相談に行くが、ただの恋煩い?! その後、一緒に食事に出るところで、ムヨンとばったり会う。ところが、心配げに話しかけるムヨンからそっけなく離れて行ってしまうソリム。一方、テジュはムヨンの印象がよくて、おしゃれだと大いに称賛し、ゴヌ情報でムヨンはソリムの11歳上だと判明。ちょうどいい年齢差だといい気分のソリム。が、できるなら結婚歴はない方がいいと言われ、話題をそらす。
ナムスは2人の接点をなくそうと焼き芋屋台が周囲に迷惑だと通報、取り締まりを要求する。そんなこととは知らないムヨンは友達の話として、ソリムの素っ気ない態度の理由を相談する。ナムスはできるだけソリムの印象が悪くなるような返事をする。浮かない表情を浮かべたムヨンは「今日も焼き芋屋の前で会いましょう。」というソリムのメッセージに、パッと明るくなる。
ヨンシクはセランから謝罪の言葉を受けた際、チャンミが現れたことを伝える。ウンジュとのいざこざや、テジュの診察を受けたことなど。セランが守るべき家族にジウも含まれているのか、セランが自分の子だけを守ろうとしているように見えて、あからさまに不安がるヨンシク。一方、病院でテジュに診察を受けたヒョンジョンの症状はPMSだろうと見当づける。さらに、テジュにゴヌと教師と教え子の関係だったことをを伝え、廊下で出くわしたゴヌにもうカフェには来るなと淡々と接する。2人が一緒にいても何の疑う余地もないテジュ。
オヌルカレーの前で待ち合わせたムヨンとソリム。焼き芋屋の屋台は消え、代わりに路上販売禁止の横断幕を見つけて、2人は本当に残念に思う。ソリムの昼間の行動はテジュの興味の視線からムヨンを守ろうとしてのこと。ナムスのせいで自分がソリムの恥になったか…と心配するムヨンに、ソリムはハッキリ否定をする。自分に対するソリムの愛を感じ「先生がとても好きです。」と勇気を出したムヨン。嬉しくなってそっとムヨンに身を寄せるソリム。その2人の様子を信じられない様子で見ていたナムス。
ユノの新しい番組では、出演拒否のヘンボクに代わり、俳優を使って再現ドラマを作るためのオーディションをすること。家族全員の前で「俳優になる」決意を発表したサンミンは、ジウに頼んで無理やりオーディションに参加するが、もちろん全くの圏外だ。サンミンが迷惑をかけたと陣中見舞いに訪れたセラン。ちょうどその時、同じく事務所を訪ねて来たチャンミと遭遇する。
セランと目が合うなりすぐさま部屋を退出し、セランが出て来るのを待ち伏せるチャンミ。冷たい表情を浮かべたセランがいざチャンミに声をかけようとして…。
第25話感想
チャンミがとうとう積極的に姿を現し、しかも、今までわからなかった事実を明らかにしました。こっそりと不気味な手紙を回りくどく送って来たかと思えば、ストレートに姿を見せて、アピールする。ウンジュに対しても強い態度でゆさぶりをかけてみたり、彼女自体なんとも不気味な人物に見えます。
「ヨンシクはお金を半分しか送らなかった、その金をヨンシクの実母と義父に渡した。」こんな話を聞いたらウンジュがヨンシクを信用しなくなってしまうかと心配しましたが、ウンジュは直接確かめました。恐る恐るでも確かめることができたのは、それだけヨンシクとウンジュの絆が強いと感じました。
ソリムとムヨンは愛の道のりを歩き始めました。ムヨンの恥ずかしがりぶりが本当に可愛らしい。しかし、ナームースーーーー(-_-;) ナムスは2人の接近を止めようと焼き芋の屋台まで排除しましたが、そもそもそれがきっかけではなく言い訳だということに気づかれてしまいました。これから彼の姑息ぶりがいったいどのように発揮されるのか…。
第26話視聴率22.5%
第26話あらすじ
セランはできるだけ自然に、できるだけ急いで事務所を出る。エントランスで辺りを見回した時、声をかけられた。声に振り返ったセランはそれがチャンミだとわかった。チャンミの方もセランを待ち構えていたようだ。セランが息を整え、一歩を踏み出した時。サンジュンとジョンスクが現れる。
サンジュンはジョンスクを事務所見学に連れて来たところ。セランは表情を作り直し、チャンミは横からサンジュンに声をかける。セランのこともよく知っているとアピールに目の前が暗く成る思い。名刺を手渡されたチャンミは図々しくも家に訪ねて行ってもいいかと聞いてくる。サンジュン、ジョンスクと昼食を共にするが、浮かない表情のセランに、チャンミが原因に思えるジョンスク。
ウンジュは不安症で眠れなくなり、テジュに睡眠導入剤を処方してもらう。ジウにだけはこの事実を知ってほしくない。そのためなら、あの女を殺したいくらいだ。どうせできっこないけれど。ヨンシクは今回ばかりはセランの勝手にさせないとウンジュを力づける。しかし、ウンジュがそれほどまでに隠したい事実を、なんとユノから聞かされてしまうジウ。
ソリムはヘンボクと相談して、焼き芋屋台の復活運動を立ち上げる。さっそくムヨンに電話して、署名活動に協力を要請。二つ返事で引き受けたムヨンはソリムにプレゼントを持って駆けつける。ドキドキ胸が高鳴る時間を共に過ごす2人。一方、ナムスはソリムにスパイの濡れ衣を着せるため、なりすましでライバル企業の公募に応募する。さらにムヨンの恋を応援しようとするジヘに、言葉巧みに実母との復縁を誘導する。ご機嫌な笑顔で帰宅したムヨンの前で電話を受け、深刻な事態が生じたように演技する。
セランは落ち着いた態度でチャンミに対峙。「ヨンシクがお金を横取りした。」「サンジュンの妻の場所を取り戻す。」チャンミはあの手この手でセランを揺るがせようとするが、全く揺るがないセラン。だが、チャンミが「ジウの留学先に母としてついて行く。」と言った時だけは厳しい口調で咎めた。とりあえずの一時金を渡してチャンミを追い払う。
ジウを渡さないでほしいと頼んだウンジュに、返答もなく出て行ったセラン。不安でセランの事務所に向かったウンジュはちょうど出くわしたチャンミを引きずり、非常階段へ。チャンミは「ジウの留学について行け」と言われたとウンジュの不安を掻き立てる。逆上したウンジュと再び取っ組み合いの喧嘩になる。争いの末、階段下に転落するチャンミ。
チャンミは倒れたままピクリとも動かず、別の不安に襲われるウンジュ。恐ろしくてなって声をあげて泣き始める。と、チャンミはグイっとウンジュの腕をつかみ「息子に言ってやる。育ての親のおばさんが殺そうとしたって。」泣き崩れるウンジュ。一方、セランはカフェに寄った帰りがけ、ドンチャンを見かけてサンミンに再び会った理由を問いただす。ヨンシクが自分を恨んでいるというのだろうか。
サンジュンとテジュは週末、キム家に出かける。感動の再会をする三姉弟、料理の腕を披露しようとするサンジュン。そんななか、セランのお使いでいやいやながらキム家を訪問したヒョンジョン。ゴヌが困惑しないよう事前に連絡を入れる。セランが用意したたくさんの贈り物を持ってきたヒョンジョン、歓迎するキム家の面々。ゴヌだけが笑顔もなく、緊張の面持ち。それはヒョンジョンも同じこと。
ヒョンジョンがゴヌの学生時代の恩師だったことを聞いて、テジュとサンジュンには本当に縁があるとうなずく面々。過去に撮った写真を見るという口実で、ゴヌの部屋に案内されるヒョンジョン。家族の目から離れるなり、2人同時に深い安堵の息をつく。そんなとき、お茶の用意ができたことを知らせにドアを開けたサンジュンは、2人の雰囲気に一瞬言葉を失う。
贈り物のオープンセレモニー。その中にマフラーをみつけたサンジュンは、ゴヌに駆け寄ってそれを巻いてやる。その瞬間、2人は再び過去の思い出のあの時に立ち戻る。いつもと違っておしゃべりを封印したゴヌ、ただのお使いなのにまるで婚家に初めてきたように緊張の面持ちのヒョンジョン。息が詰まったゴヌはその場を離れるが、帰宅するヒョンジョンを待ち伏せて車で送っていく。
ゴヌはヒョンジョンに別れの決心を告げる。「僕は一生結婚しない。だから、あなたも結婚しないで。」ヒョンジョンはそんなゴヌの言葉になぜか心を揺さぶられる。一方、たくさんの買い物を持って、週末休業を知らずにオヌルカレーを訪れたチャンミ。腹立ちまぎれに飾ってあったツリーを倒そうとして、テジュに見つかってしまう。買い物袋を放置して逃げ出すチャンミ。
ソリムは身に覚えのない疑いをかけられ、ナムスから追及を受ける。ジヘも同僚たちも信じがたい思いだが、意気揚々とソリムを追い詰めるナムス。ソリムは無実を証明しようと送信メールを確かめると、なぜか送っていないはずのメールが存在しているのに、混乱を隠せない。ソリムは陰謀だと訴えるが、ただの契約社員を誰が陥れようとするのかときつく言い放つ。
ソリムが元気がないのを見てムヨンはドライブに誘う。が、詳しい話はせずに夕方また会社に行かなくてはならないソリムのため、川辺の公園の散歩に留める。並んで歩きながら手が触れて、恥ずかしがるムヨン。ソリムは勇気が必要だとムヨンの小指と自分の小指をからませる。すると、ムヨンは悔しい思いを全部言えるように、とソリムの手をしっかりと握りしめる。
懲罰委員会が開かれる会議室。会議など開かなくても「たかが契約社員をクビにしてしまえば。」と憤るナムス。が、ナムスがどうしてそこまで怒るのか不思議に感じる委員。会議を始めようとしたナムスは、ジヘがムヨンを呼んだことをこの時知る。縮こまるソリムは聞き覚えのある声を聞いて顔を上げ…。
第26話感想
かつてチャンミが初めてスタジオを訪れた頃、ウンジュは2人目の妊娠中で切迫早産の気配があったようです。サンジュンの世話で忙しいセランを手伝うことがよくあったらしく。ウンジュは自ら進んで手伝っていたのですが、ヨンシクはあんまりよく思っていなかったのでしょう。
20年前、チャンミは「サンジュンの子供を妊娠した」証拠に、一緒のベッドで眠るサンジュンとの写真を差し出しました。単なるファンとの写真以上の状況に、ヨンシクやセランもその当時はきっと信じてしまう状況だったと思います。今となってはどこまでも怪しい限りですが。
それにしても、その時のウンジュのお腹の子がいないのが気になります。もしやその子に何かあって、その代わりの子供がジウなのかも知れないですね。だから、ジウがみにくいアヒルの子だとしても、守り抜きたい存在なのかも知れません。
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