一人だけ(韓国ドラマ)　5話・6話　あらすじと感想

nero

3年前

一人だけ　한 사라만　2021年放送　JTBC月火　全16話

neroさん

第5話視聴率1.343％

1 第5話あらすじ
- 1.1 第5話感想
2 第6話あらすじ
- 2.1 第6話感想

第5話あらすじ

自分にとって殺人は、1つの点だったとウチョン。ただ点を消し去るだけ。これまで人を殺すことに罪悪感も何も感じたことのなかったウチョンでしたが、インスクと出会ったことで、初めて自分のしてきた行為を後悔したといいます。

鑑識の結果、凶器がゴルフクラブであることを突き止めた警察。周辺に捨てられたゴルフクラブがなかったか、住民に聞き込みを行うことに。

インスクの救出に成功したウチョンは、ふたたびホスピスへ。部屋に戻ったインスクは、ウチョンと会えたかと尋ねるセヨンらの質問には答えず、布団のなかにこもってしまいます。2人が部屋を出ると、そこにはウチョンの姿が。ミドに連れられて部屋に入ってきたウチョンに向かって、インスクは「殺人者」と言います。インスクが携帯電話の件を口にすると、インスクの家にはなかったと答えるウチョン。ウチョンが本当に携帯を探しに家まで行ったと知り、失望するインスク。

翌日、警察が携帯を探していると知り祖母が心配になったインスクは、ミドが置いてきた携帯を探しに行きます。しかし、そこに携帯電話はなく…。その頃、同じく被害者の携帯電話が持ち去られたと知った警察は、周辺のCCTVを確認。するとそこには、被害者の娘サナの姿が映っていました。警察から携帯について聞かれ、ゴミ置き場に捨てたと話すサナ。

しかし、警察に対するサナの証言は真っ赤な嘘。実はサナは、インスクが父親を殺したことを知っていました。ごめんと謝るインスクに、サナは大丈夫だと答えます。そして、サナに自分がホスピスにいると明かすインスク。インスクが余命わずかだと聞き、サナは泣きながらインスクに抱き着きます。

ホスピスに戻ったインスクに、ウチョンが声をかけます。しかし、自分を心配するウチョンの言葉に、インスクは憤りを隠せず。そして、ウチョンを見る度に、誰かを殺す場面だけが脳裏をめぐると話すインスク。どれだけ殺したか、どう殺したか、殺した後ウチョンが何をしたか、、そんなインスクに、ウチョンはご飯を食べて寝たと答えます。「私も人を殺した。知ってる？人を殺せば何かが失われる。あなたは一体どれだけ失ったの？いや、あなたの中に何かがあったことはある？」

ウチョンとの会話に、思わずめまいを感じるインスク。ふらつくインスクを支えようとするウチョンでしたが、インスクは「私の目の前から消えて」と告げ、その場を後にします。

ホスピスではバザーの準備がすすめられ、患者の1人から青い花瓶をもらうウチョン。すると不眠症による影響か、ウチョンはその場で倒れてしまいます。担架で運ばれていくウチョンの姿を、だまって見つめることしかできないインスク。その後、ウチョンの財布を調べたインスクは、そこに入っていた1万ウォン札を発見。それは他でもない、インスクが紙ヒコーキとして飛ばした1万ウォン札でした。ウチョンのもとへ行き、これはどういうことかと尋ねるインスク。

その日、ウチョンは荷物をまとめてホスピスを出て行きます。バザー当日、セヨンが出品した結婚指輪を見て、思わず顔をしかめるセヨンの夫。退院手続きを済ませたと言ってセヨンを連れて帰ろうとする夫でしたが、インスクとミドがそれを阻止します。その後、他の職員からウチョンがホスピスを辞めたと聞かされるインスク。するとジフが、ウチョンが置いて行った箱をインスクに渡します。その中には、ウチョンの幼い頃の写真が。

写真を見たインスクは、それが自分が救った少年だと気付きます！一方、ホスピスを辞めたウチョンが向かった先は、警察署でした。

第5話感想

ついに、ウチョンと過去に出会っていたことに気付いたインスク！

ウチョンが自分が助けた少年だと知ったインスク。しかしその頃、インスクに自分の代わりに罪を被ればいいと言われたウチョンは、警察署へ向かっていました。果たしてウチョンは、このまま犯人として捕まってしまうのでしょうか。

前回、自分を連れ去ろうとしたテイルからウチョンの正体を聞かされたインスク。あの日、ウチョンが現場にいたのは他でもない、サナの父親を殺そうとしたから。ウチョンが警察で何も語らなかったのは、自分に気があるからだと考えていたインスク。しかし、真実を知ったインスクは、ウチョンを遠ざけようとします。

もちろん、ウチョンのしたことは殺人で、立派な犯罪です。ただ、これまで人を殺すことを何とも思っていなかったウチョンが、インスクと出会ったことで初めて後悔したと語る場面は、なんとも胸が切なくなりました。。

これまで、何の罪の意識もなく人を殺してきたウチョン。そして、突如余命を宣告されたインスク。絶望の淵に立たされた2人が出会ったことで、お互いの生きる意味について再確認する2人。

最初はあまり期待していなかったものの、個人的にかなりのヒット作です。主人公たちの切ない感情の変化がとても美しく表現されていて、思わず見入ってしまいます。ぜひ、多くの人に見てもらいたい作品。

第6話視聴率0.580％

第6話あらすじ

ウチョンが残した箱の中から、ウチョンの幼い頃の写真を目にしたインスク。それはインスクが森の中で救出した少年でした。その頃、ウチョンは自らの罪を明かそうと警察へ。

取調室でウチョンは、自分がサナの父親をゴルフクラブで殴って殺したと供述します。凶器のゴルフクラブは現場に捨ててきたと話すウチョン。しかしそこで、ウチョンは警察から驚くべき真実を聞かされます。なんとサナの父親の死因は撲殺ではなく、首を絞められたことによる窒息死だったというのです！これには動揺を隠せないウチョン。結局、死因が窒息死であることを知らなかったウチョンの証言は信憑性がないとわかり、ひとまず釈放されることに。

署を後にしたウチョンは、そこに駆け付けたインスクを見て驚きます。慌ててインスクを連れてその場を離れるウチョン。自首しに来たというインスクに、ウチョンは自分にも少しだけ時間をくれと頼みます。そんなウチョンに、幼い頃に自分が助けたことを思い出したと話すインスク。「私に後悔させないで」そう言って、ウチョンの手を優しく握るインスク。

その日、インスクはウチョンとデートを楽しみます。死ぬ前にしたいバケットリストが、すべて叶ったと話すインスク。そんななか、ウチョンはふと昼間の警察での一件を思い出します。サナの父親の死因が窒息死だと聞き、インスクも驚きを隠せません。てっきりインスクが首を絞めて殺害したと思っていたウチョンは、自分たちの外に第三者の存在を確信します。

その頃、警察はふたたび携帯の発信信号をキャッチ。辺りを捜索するパトカーを目にしたウチョンは、牽引車をつかって逃走をはかります。ウチョンのおかげで、無事にホスピスに戻ったインスク。そこでインスクは、サナから父親の時計について聞くことに。インスクがゴルフクラブでサナの父親を攻撃した時、確かにその腕に時計が。しかし、その時計がサナの家に置いてあったと聞き、インスクはサナの母親が現場にいたと知ることに。サナの父親の首を絞めて殺害したのは、他でもないサナの母親でした。

一方、今回の事件がニュースになると、上から圧力をかけられるスンソン。逃げ場を失くしたスンソンは、テイルのもとへ。テイルから真犯人が別にいると聞き、インスクに対する資料を受け取るスンソン。

サナの母親が犯人だと気付いたインスクは、それをウチョンに伝えます。もしサナの母親が警察に捕まれば、サナは1人になってしまうとインスク。サナの母親の代わりに自分が自首するというインスクでしたが、ウチョンは猛反対。代わりに警察へ出頭しようとするウチョンを止めようとして、インスクはふたたび倒れてしまいます。

インスクの容態が深刻だと知ったウチョンは、医師に治療をすれば長く生きられるのかと尋ねます。そんななか、ホスピスにまたしても警察の姿が。被害者の身体から犯人と思われる人物のDNAが検出され、警察はインスクのDNAを調べることに。同じく祖母もDNAを提出したと聞き、警察に口止めを頼むインスク。

警察が去った後、サナにもらった日記帳に何かを書こうとするインスクでしたが、何を書いていいかわかりません。そんなインスクのもとへ、ウチョンがやってきます。すると、インスクの携帯へ数枚の写真が。それはインスクの祖母を隠し撮りしたものでした。つづけて掛かってきた見慣れない番号からの電話。電話の相手は他でもない、スンソンでした。

祖母が危ないと知り不安になるインスクでしたが、ふとカバンの中にしまっておいたサナの父親の携帯に気付きます。するとそこへ、“1”と書かれた人物から電話が…。

第6話感想

つぎつぎと明らかになる事件の真相！

なんとサナの父親を殺害したのは、インスクでもウチョンでもなく、サナの母親でした。これまで、夫から酷い暴力を振るわれていたサナの母親。母親が家を飛び出したのも、このままでは自分と娘サナの命が危ないと感じたからでした。サナが心配になって家に戻った母親は、そこで雨の中倒れる夫の姿を発見。恐る恐る近づいた母親はまだ息があると知り、思わず夫の首に掴みかかります。

サナの母親が捕まってしまえば、サナが1人になってしまうと心配するインスク。結局、インスクは自分が犯人だと嘘の供述をしようと考えます。そんななか、インスクのもとへ掛かってきた1本の電話。テイルからインスクの件を聞いたスンソンが、インスクの祖母を人質にとって脅しにかかったのです。

様々な条件が重なり合い、なんとも複雑な状況に。それにしても、スンソンに殺害を命じた“1”とは一体…。せっかくインスクとウチョンの関係が修復されたというのに、問題は山積みです。

一方、本格的にミドとの交際を公表したジピョ。いまいちこのジピョの行動も読めません。実はジピョが例の“1”だったりして？と思ったのですが、それだとあまりにもマクチャン過ぎますね。。

そして、夫に離婚を切り出したセヨン。警察が必死に探しているゴルフクラブの持ち主がこの夫ということもあって、こちらもなんだか嫌な予感。サスペンス的な要素も加わって、ますます目が離せない展開となってきました！

一人だけ(韓国ドラマ)　7話・8話　あらすじと感想

一人だけ(韓国ドラマ)　キャスト・相関図　全話あらすじと感想　視聴率

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