一人だけ 한 사라만 2021年放送 JTBC月火 全16話
neroさん |
第15話視聴率0.664%
第15話あらすじ
ホスピスで身柄を拘束されたインスクとウチョン。その頃、警察署には自首する為にやってきたサナの母親の姿が。署でサナの母親と顔を合わせたインスクは、一体どういうことかと尋ねます。サナが事実を知った以上、サナのためにもこれ以上嘘はつけないと母親。自分が罪を償う間、インスクの祖母がサナを預かってくれるとサナの母親は話します。
一方、ジピョは自らのSNSでミドとの結婚を発表。これに驚きを隠せないミドでしたが、ジピョは変わらぬ笑顔でミドに接します。そんなジピョを前に、ひとまず見て見ぬふりを貫くことにするミド。
サナの父ヨングンの殺害に関して無実が証明されたインスクとウチョンは、翌日すぐに釈放されます。しかし、ジピョの容疑を証明するにはテイルの証言が必要で、そうなるとウチョンがこれまで殺人を請け負ってきたことに対する容疑は免れないとマジン。これに不安を隠せないインスクでしたが、ウチョンは構わないと言います。
その日、母親のために新しい家を買ったと話すセヨンを家まで送って行くミド。そこで最後の別れを交わすセヨンと母親の姿を見て、ミドは音信不通の母親のことを思い出します。一方、ホスピスに戻ったインスクは祖母と再会。先日の一件を謝るインスク。そんなインスクに、祖母は大丈夫だと声をかけます。
そんななか、急激な体調の悪化によって、寝たきりになってしまうセヨン。自分たちもいずれこうなると不安を口にするミド。すると、目を覚ましたセヨンは、ミドに「重いと感じたら、いっそのこと手放した方がいい。手放してみれば、本当にそれが重いのか軽いのかがわかる。」と伝えます。その頃、ホスピスに現れたインスクの父ガンソンは、ウチョンに向かってすべてお前のせいだと激高。そんなガンソンを見て、インスクは父親ぶらないでと憤ります。その日、ガンソンはインスクとウチョンを誘って食事へ。家族みんなで集まって、こうして食事をするのは初めてだとウチョン。
夫を殺害した罪で警察に捕まったサナの母親は、これまで夫による家庭内暴力に怯えてきた過去が明らかとなり、情状酌量が適用されることに。そんななか、ホスピスでは関係者が集まって記念撮影が行われます。そこへ現れたウチョンの手には、カップルTシャツが。お揃いのTシャツを着て、カメラの前に座るウチョンとインスク。一方、インスクの家の前で張り込みを行っていた警察のドライブレコーダーのおかげで、インスクの祖母を騙した詐欺犯の捜査が行われることに。
その日、ミドが死ぬ前に一度でいいから会いたいと願っていた母親がホスピスへ。母親との再会を喜ぶミドでしたが、母親はそんなミドに金を催促します。さらには、いつも嘘ばかりついていたミドに、余命宣告も嘘ではないかと疑いの言葉をぶつける母親。そんな母親の姿に、心から失望するミド…。
いよいよ別れの日が近づいたセヨンは、最後に海へ行って緑閃光(りょくせんこう)が見たいと話します。緑閃光とは、日が沈む直前に見られる緑色の光のこと。そんなセヨンの願いを叶えるため、ミドとインスクはセヨンを連れて海へ。ホスピスを出発する前、院長のマグダレナをはじめ、ホスピスの患者や関係者たちが次々にセヨンと挨拶を交わします。元気な姿で戻ってくると話すセヨンでしたが、皆はそれがセヨンとの最後になると知っていました。
海辺に並んで座った3人は、遠くに見える水平線をじっと眺めます。そんななか、隣に座るインスクの肩にもたれかかるセヨン。するとセヨンは、「見えた、緑閃光。」と呟きます。しかし、インスクとミドにはその光が見えず…。次の瞬間、セヨンはゆっくりと目をつむります。
第15話感想
インスクとミドに囲まれ、海辺でその一生を終えるセヨン・・・
セヨンが最後に見たいと言った緑閃光は、ドラマの節々に登場し、インスクはその光を「天国の色」と呼びました。グリーンフラッシュとも呼ばれるこの現象は、様々な条件が重なった時にしか起こらず、一生の内に目に出来る人はそう多くないといいます。そんな緑閃光を見る為、海へ向かったセヨン。
そこでセヨンは、最後に沈みゆく太陽の隙間から緑の光を目にします。しかしそれは、セヨンにだけ見えた幻。。セヨンの死期が近づいたと知り、インスクとミドはそれぞれに話を合わせます。大好きな2人に囲まれて人生の幕を閉じたセヨン。セヨンの最期は、きっと幸せな終わり方だったと思います。
次々にその一生を終えていく人々。ホスピスが舞台ということで、このドラマと「死」は常に隣り合わせということを痛感させられました。最後の最後で、長い間連れ添ってきた夫と離婚し、1人残された母親に家と金を工面してあげたセヨン。本当に天国があるならば、セヨンには天国でゆっくりとした時間を過ごして欲しいと思いました。
さて、物語はいよいよクライマックスへ。残されたミドとインスクが、どのようなラストを迎えるのか。最終回の行方に注目です。
第16話視聴率0.6%
第16話(最終回)あらすじ
セヨンがこの世を去ってまもなく、インスクらの部屋からはセヨンの名札が抜かれます。これに憤りを隠せないミドは、マグダレナの部屋へ。まだ気持ちの整理がついていないと嘆くミドに、マグダレナはこれまでホスピスを去っていった人々のアルバムを差し出します。「ここにはいないけれど、私の記憶の中に残っています。」アルバムの最後のページには、セヨンの写真と名札が。
親しかったセヨンの死を経て、悲しみに暮れるインスク。そしてインスクは、もし自分が去ったら、ウチョンはどうやってこの悲しみに耐えるのかと不安になります。
そんななか、ネット上に公開されたジピョの動画。すぐにミドを心配するインスクでしたが、動画をネットにあげたのは他でもなくミド本人でした。ジピョの携帯から動画を持ち出したミドは、自らジピョの正体を公開することを選んだのです。セヨンに言われた通り、すべてを手放したミド。実際に手放してみると、その軽さにあきれたとミドは話します。さらにミドは、ホスピスへやってきたマジンにスンソンが生きていると明かし、ふたたび捜査が行われることに。
ジピョが警察に捕まれば、いずれは自分も罪を問われることになるとウチョン。不安がるインスクに、ウチョンは「お前と会ったおかげで新たにやり直すチャンスを得た」と伝えます。
その日、インスクは祖母の白髪を染めてあげることに。すると祖母はインスクに、ウチョンのためにも一生懸命生きて欲しいと言います。手術もして抗がん剤治療も受けて、なんとしても生きてくれとインスクの祖母。
そんななか、これまで行方の掴めなかったテイルが警察に出頭。しかし、自分が口を開くまではウチョンの罪を問えないだろうと、黙秘を貫くテイル。その頃、ウチョンは自分の家にインスクを招待しました。以前、アジトにあった椅子もそこに。椅子に腰かけたインスクは、料理を作るウチョンの姿を携帯のカメラで撮影します。その夜、ポケットから前に予約したベニス行きのチケットを取り出すウチョン。一緒に行こうか?というウチョンの言葉に、インスクは涙を流します。そしてウチョンは、「お前が俺を待ってくれないか?」と尋ねます。怖いと話すインスクでしたが、インスクの祖母が言ったように、手術をして少しでも長く生きて欲しいとウチョン。そんなウチョンに、インスクはなんとしても待つと答えます。
3か月後、インスクの手術は無事に成功したものの、手術によって記憶に関する細胞の一部が傷つき、記憶障害を患うことに。インスクの手術代を工面してくれたのは、ミドのおかげで一躍インフルエンサーとなったオ・チョンドク(ソン・ビョンスク)でした。息子のいるアメリカに渡ることになったチョンドクは、ミドに向かって「死ぬその瞬間まで、死ぬわけじゃない」と伝えます。
自分の記憶がだんだんと薄れていくのを感じたインスクは、ウチョンに対する想いを日記に記すことに。その頃、ウチョンは自らの罪を償うために刑務所にいました。
一方、最後の瞬間まで、SNSで自分の状態を公開し続けたミド。ついに思うように動けなくなったミドは、ベッドでその最後を迎えます。インスクに見守られながら、ゆっくりと目を閉じるミド。そんなミドの前に幼い頃に死んでしまった弟が現れます。弟の名前を呼び、力いっぱい抱きしめるミド。
その後、刑期を終えて出所したウチョン。その足でウチョンが向かった先は、インスクの家の近くにある橋でした。橋の上でウチョンと再会を果たしたインスク。ウチョンの顔を見たインスクは、笑顔を浮かべます。
第16話(最終回)感想
一度は死を覚悟したインスクでしたが、ふたたび立ち上がることに!
手術を受けたインスクは、一命を取り留めます。罪を償ってウチョンが出所するまで、生きて待つと決意したインスク。無事に手術は成功したものの、インスクは記憶障害を患ってしまいます。インスクから送られてきた日記を見て、同じくインスクの状態を知ったウチョン。
しかし、最後に橋の上でウチョンと再会したインスクには、笑顔が。恐らくインスクは、ウチョンと過ごした記憶を取り戻したのでしょう。もし記憶が消えてしまっても、また一から作り直して見せると言っていたインスク。華やかなラストではなかったものの、2人の再会に心が温まるエンディングでした。
なんとか病気に打ち勝ったインスクとは対照的に、ベッドの上でその一生を終えたミド。できればミドにも生きて欲しかったのですが、結局セヨンにつづいてミドまでも…。最後の最後で自らジピョの動画をネットに公開したミドの行為に、胸がスカッとしました。セヨンが言っていた、「手放した時に初めてその本当の重さに気付く」という言葉。ミドは母親への未練とジピョとの結婚を手放しましたが、実際に手放してみて、意外と軽かったと一言。なんだかんだ、ミドが一番、人間味あふれるキャラクターだったと思います。
全体を通して、人間の「生」と「死」に関して、色々と考えさせられた作品。派手さはないものの、美しく繊細なストーリー展開に、思わず夢中になってしまいました。見終わった後どこか大切な人に会いたくなる、そんなドラマでした。
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