韓ドラの鬼

ロマンスは別冊付録 9話・10話 あらすじと感想



ロマンスは別冊付録  로맨스는 별책부록 全16話

第9話視聴率5.8%

quetalsurinoさんより

第9話 あらすじ

降る雪を目にすると、チャ・ウノ(イ・ジョンソク)を思い浮かべる、ソン・へリン(チョン・ユジン)。。。

「私のことが好き?」と尋ねるカン・ダニ(イ・ナヨン)の言葉に、チャ・ウノ(イ・ジョンソク)は何も語れずその場を急いで離れる。突然の状況に緊張したウノができることは、逃げること。告白する準備もできていない状況で、告白していますと断れてしまう!と心配になったウノは、沈黙する一方で、ダニはウノの行動で困惑した様子。その後、「もしも告白したら受け入れたくれる?愛してる・・・」のウノの発言を冗談として受け止めたダニに頭突きされてしまいます。

出版社「ギョル」では、オ・ジユルが大きなミスを起こし、ソン・へリン(チョン・ユジン)を怒らせてしまいます。1年間準備した新刊に載せる作家の履歴の紹介を間違えてしまったことで、すべてを破棄するし、再出版するか、5000冊のすべてに直接修正した内容のシールを貼るかの状況、へリンはシールを貼るよう命じます。一方、ダニの出したアイディアが的中し、プロモーション中の作品が完売となり、初めて出した成果にダニは満足そうな微笑みを見せます。

コ・ユソン(キム・ユミ)の命令でデパートに向かったダニをウノが追います。ウノはプレゼントした女性がいると語ると、その女性の特徴を知らせ、ネックレスを選んでもらう。もしかしたらと思っていたダニは、ネックレスが自分のプレゼントじゃないと知ると、少しガッカリした様子。しかし、ウノは、ダニが選んだネックレスと花束を準備して彼女の帰りを待ちます

しかし、ウノが待っていたダニは帰らず、ソン・へリンがウノ宅を訪れる。ウノは、へリンが残して帰った本を持ち帰るよう伝え、へリンはウノが本の間に残した手紙に気づかないことを悲しむ。へリンが回収した本の間から落ちた一通の手紙は・・・ウノからの返事でした。

へリンがウノ宅にいることを知ったダニは帰ることができず、チ・ソジュン(ウィ・ハジュン)と一緒に時間を過ごします。ずっと好きだった古い本が存在することをチ・ソジュンに話すダニ。何度も何度も読み返した本で、隅々まで詳しいと思っていたものが、最近になって見慣れない文章が目立つと語り、慣れていたはずの本が新鮮に感じると話し、ソジュンは素敵なアドバイスをします。

一方、ダニを待っていたウノは加平(カピョン)からの連絡に慌てて、駆け付けます。自由に動けないようベッドに束縛された状態の男性を見つめると、号泣します。

第9話感想

ウノがダニに本気で告白するのかと、ドキドキ!

もしもの仮定で気持ちを伝えてみるウノでしたが、ダニは冗談として受け止めました。冗談のような会話の中にウノの本心が隠されていることには気づかず。。。ウノの気持ちはいつになったらダニに伝わるのでしょうかね。

今話も、登場する度にオシャレで、カッコイイ姿のイ・ジョンソクですが、へリンが残して手紙に返事を書くシーンに登場するメガネをかけたイ・ジョンソクは知的で、少年のような雰囲気はなく、素敵です。へリンへの手紙の内容は、気持ちを受け入れることができないとの内容ですが、その断り方が丁寧で、誠実。。。でも結論は、へリンの気持ちを断る内容でした。何をしても様になる姿がさすが!

9話を観て感じたのは、ジャンルは問わず「本」に対する愛情が感じられるドラマです。ダニが語った大好きな古い本は、ウノの作品の一つ。書かれている文章まで覚えてしまうほど好きだったダニにとって、これまでに感じたことのない距離感?を感じた理由は、本の内容が変わったのではなく、読み手の気持ちが変わってしまったからと、アドバイスするチ・ソジュンの言葉に、納得しました。

可愛い弟のような存在だったウノへのダニの気持ちの変化を意味しているのでしょうか。ソジュンに指先から伝わった感触を確かめようとするダニの行動からも、これまでとは違い、ウノを弟のような存在から恋愛対象となる「男性」として見始めているようです。彼女の気持ちの変化が恋なのか否かは、ちょっとしたきっかけで明らかになりそうで、ウノとダニの気持ちを確認し合う時がそれほど遠くない気がします。

花束とネックレスまで準備したウノは、ついにダニへの気持ちを告白する決心がついたのでしょうか。

連絡を受けて向かった加平(カピョン)でウノが目にして涙を流した理由は、男性がカン・ビョンジュン作家だったから?自害する行為を辞めさせるためにベッドに拘束されているようで、カン・ビョンジュン作家に何があったのか、そろそろ描かれる時が来たようです。カン・ビョンジュン作家に特別な思いを抱くチ・ソジュンですが、もしかして、ウノとソジュンは兄弟?「冬のソナタ」のような設定ではないことを願って。。。 

胸キュン!また胸キュン!

第10話視聴率5.822%

quetalsurinoさんより

第10話 あらすじ

カン・ダニ(イ・ナヨン)とのデートの後、別れ際にダニの手をつないだチ・ソジュン(ウィ・ハジュン)は、翌朝の出勤バスでのデートを約束します。告白の手紙の返事をチャ・ウノ(イ・ジョンソク)からもらったソン・へリン(チョン・ユジン)は、終わった片思いに涙を見せる。。。

その頃、カピョンで一生懸命に看病を続けるウノも、むなしさに涙を見せる。。。ウノは作家カン・ビョンジュンの息子ではなく、特別な教え子でした。会社を休んでカン作家の看病を続けるウノは、側で本を朗読するなど、ずっとそばを守ります。

ダニは家に置いてある花束とネックレスを発見するとウノを捜します。しかし、ウノは会社も休んで送ったメッセージに全く返事がない。どんな時でもメッセージのやり取りはできたウノが、全く連絡が取れず、ダニが知る限り、外部での仕事も予定されていないことから、ウノを心配し表情がかたくなります。間もなくして、ウノからのメッセージを受信すると、ダニの表情が明るく変わります。

連絡が全く取れなかったことに不満をぶつけようと急いで家に戻ったダニは、熱を出して体調を崩したウノを発見すると心配そうに見つめ、ウノは眠るまで一緒に居て欲しいとお願いする。休んで回復したウノのために食事を準備したダニは、いつから自分を好きになったのかを尋ねます。ダニから突然、「もしかして私のこと好き?」と質問されるまで、ダニへの気持ちは一生伝えずにいる予定だったことを話し、これまでの気持ちを伝えます。

一方的に気持ちを押し付けるつもりはないことを明らかにすると、これまで通りのダニで居て欲しいと伝えます。ウノは自分の気持ちがダニの心の負担にならないようにと願います。

出版社「ギョル」では、新刊の作家紹介文の修正シールをはり終えたオ・ジユルに、1冊の本を書き上げるまでの作家の努力と、編集・校正などの段階を経て出版されることになることを、ウノのアドバイスを聞いて改めて本を出版する大変さを感じます。ブックデザイナーとして「ギョル」で働くことになったチ・ソジュンのための歓迎会をひらくことを提案するウノ。結局、初めての歓迎会は、ダニ、ウノ、へリンとソジュンの四人で。

4人が集まって開いた歓迎会のはずが、ソジュンがダニのために準備した食事に、へリンとウノがお邪魔をする形となり、ダニは彼女のためにソジュンが貸し切ったレストランと準備された食事にドキドキしながらも、気まずい表情。。。料理を準備中、ソジュンが指を怪我したことを知ったダニ。ウノがダニをじっと見つめます。ダニのバックの中にバンドエイドが常に入っていることを知るウノは、ダニが思わず微笑みます。

家に戻ったウノは、ダニが自分を意識し始めたことが嬉しい様子で、「我慢、我慢と言い聞かせても、今日みたいに我慢が難しい日があるよ」と語ると。。。

第10話感想

今話のエンディングは、ウノの突然のキス!

ダニのウノへの気持ちは、相変わらず、仲良しの弟みたいな存在なのでしょうか。ウノと連絡が取れない間、心配でソワソワするダニの姿が気になりました。気が付けば、ウノに振りまわされているような年上女子のダニ。突然のウノのキスにダニの気持ちが動くことになるのが、気になりますね。

告白後、チ・ソジュンとの自由に恋愛してもよいとか、僕は気にしないでとか、ウノの言葉には全然嫌味がなく、説得力がある!と思いながら観ていました。あんな風に言われたら、私がダニだったらますますウノが気になりそうですが、ダニは冷静なふりをしているのか、まだウノへの気持ちに確信ができないのか、悩ましい状況。。。

二人のロマンスの行方も気になるところですが、出版社で働く人々の気持ちや、一冊の本が出版されるまでの時間や努力などが伝わり、これまで忘れていた気持ちをよみがえらせてくれるので、こんな感じのドラマって心に優しくて、見ていてホットします。会社への不満ばかりを語るのではなく、逆に会社にとって自分は本当に必要な存在なのかを、考えるきっかけになりました。でも、一晩中、訂正シールをはり続けたオ・ジユルとパク・フンが会議室のテーブルの上で眠ってしまったエピソードは面白くて、久々に声を出して笑っちゃいました。

チャ・ウノも素敵だけど、全く正反対の魅力を持つチ・ソジュンも負けないほどカッコよくて、正直驚きました。絶対的な魅力を持つイ・ジョンソクが主人公を演じるので、恋敵を誰が演じても絶対にドキドキすることはないと思っていましたが、間違っていました。ダニのために料理を作るソジュンの姿に感動!誰が見てもソジュンはダニのことしか見ていないと分かるので、ダニは、今後難しい選択に迫られることになりそう。

ウィ・ハジュンは「黄金色の私の人生」では、パク・シフの妹ソヒョンの運転手兼ボディーカードを演じ、ツンデレなソヒョンとのロマンスにドキドキさせられ記憶がありますが、ちょっと悪い男を演じたので、そのイメージがもしかしたら強く残っていたのかも。初めは、カッコいいと思わなかったですが、ドラマの進行と共にチ・ソジュンへのイメージがどんどんと変わります。

ウノとダニの初キスにドキドキ!

【豆知識】歌手のチョ・ジョンチが特別出演しています。

 

ロマンスは別冊付録 11話・12話 あらすじと感想

 

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