放送予定
●【日本放送】NETFILXで配信
【韓国放送期間】2020年 12月16日から2月4日まで
ラン・オン それでも僕らは走り続ける 런 온 Run On |
2020年放送 JTBC 全16話 |
視聴率平均視聴率2.998% 시청률 最低視聴率第1回2.145% 最高視聴率第8回3.772% |
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あらすじ同じ言語を使っていてもコミュニケーションが難しい時代、お互い異なる世界に住んでいた人々がそれぞれの言葉でコミュニケーションして、関係を結び、愛に向かって「ラン・オン」する恋愛ドラマ |
相関図
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キャスト
イム・シワン キ・ソンギョム役 短距離陸上国家代表。陸上界の看板選手。サッカーにアン・ジョンファン、バドミントンにイ・ヨンデありとすれば、陸上にはキ・ソンギョムあり。陸上は不人気種目だったが、その上にソンギョムの顔をつけておけば、売れない試合の入場券が買われ、かつてないほど広告界のラブコールを受けた。
シン・セギョン オ・ミジュ役 翻訳家。児童養護施設に保護された児童であることを聞くと、人々の反応はいつも“申し訳ない”だった。「私に家族がいないことが、なぜごめんなさいなのだろうか」。不器用な思いやりで、同情する権利はない。 話の中の言語は、むしろ解釈しやすかった。ところが、120分の映画のセリフより、運命のように近づいてきた人の言葉が難しく感じた。
スヨン ソ・ダナ役 スポーツエージェンシーの代表&ソミョングループ常務。ソミョングループ唯一の本家の人間だが、年子で生まれた後妻の子のために後継序列で排除された。その日、ダナの辞書から人類愛は消えた。ダナは間違いは一切していない。完璧に生まれた以上、完璧である必要があった。元々、すべて私のものだったから、ただ取り戻そうとするだけ。 そのように激しく生きてきた彼女の人生にイ・ヨンファが入ってくる。誰かに申し訳ない気持ちを感じたことがなかったソ・ダナが、初めて忙しくて申し訳ないと思った男性だった。
5urprise カン・テオ イ・ヨンファ役 美大生。幼い時から“天才”という言葉を聞くのが嫌だった。謙虚ではなく、それは呪いのように聞こえた。歴史的にも有名な天才はほとんどが精神病になったりするじゃないか。ヨンファは大学で天才ではなく、平凡なレベルであった。平凡であり、適当であるのはいかに難しいことか、ヨンファは分かっていた。 自分の名前を意味する映画(韓国語ではヨンファ)とクロッキーが好き。スケッチブックを手にして街に出たり、映画を見ながらクロッキーをすることが日常だった。ところがある日、不思議な瞬間、笑顔で風変りな女性がヨンファの隠れた絵を見つけ出し、気に入った。心が揺れ、以来ヨンファの欲望はダナの恋人になること。 ヨンファにとってダナは、誰がいるのか、何をしているのか分からない、高い高いビルの上に一人で下を見下ろすかのごとく、高い塔に閉じ込められて降りられないラプンツェルのように見えた。 周辺人物
イ・ボンリョン パク・メイ役 輸入映画配給会社『五月』代表。ミジュの先輩であり同居人。のんきで、クールな人。通訳・翻訳のシニア入学通訳・翻訳大学院まで終えた、いわゆるエリートコースを踏んだ。映画も面白いが、映画祭は、もっとおもしろく、出世の道はさておき、外国映画翻訳に専念することにした。今では独立して、映画や芸術映画を輸入する小さな映画会社『五月』の代表である。
イ・ジョンハ キム・ウシク役 陸上代表選手。陸上界の有望株。おばあちゃんの手で育ち、年齢にふさわしくない若年寄りのような言い方をする。手は遅いが、足は速い。お金がなくても行うことができる運動である、陸上を選択した。ソンギョムの試合を見て一目惚れし、ソンギョムを目指し走ってきたし、代表になった。
パク・ソンジュン クォン・ヨンイル役 陸上代表選手。韓国の短距離走記録保持者。最高のスプリンターで韓国ランキング1位の選手。私だけの唯一の楽しみ、ソンギョムだけに関心がある。それが嫉妬なのか、そう…でもソンギョムの長年の仲間として、またスポーツマンとして行く道を応援することになる。
キム・ドンヨン コ・イェジュン役 ヨンファの友人であり、ドンギョンの息子。教会幼稚部からヨンファに出会い、その縁が大学まで続いた。「オレはお前で、お前はオレ」の間柄は、もう20年となった。
キム・シウン コ・イェチャン役 イェジュンの妹。ドンギョンの娘。世界で最も貧しい存在である、高3。世界一忙しいドンギョンと、世界一いたずらで悪い兄イェジュンに愛されるコ家の末っ子であり、マスコット…である。おそらく現在の願いは、高校を無事に卒業して大学に行くこと。 キ・ソンギョムの家族
パク・ヨンギュ キ・ジョンド役 4選された国会議員。ソンギョムの父。運動選手出身の政治家。“国民の初恋”だった女優ユク・ジウと、全盛期時代に結婚したおかげで、当時“国民の詐欺師”として有名になった。有名になった彼は、待っていたように政治に出場する意向を表明した。選挙シーズンに市民が認めるに値する家族を設けるのは、長い計画だった。ソンギョムの家がショーウィンドウ家族になったのは、完全にジョンドの意志であった。
チャ・ファヨン ユク・ジウ役 女優。ソンギョムの母。“国民の初恋”。2000年代にはスジ、1980年代にはユク・ジウ。カンヌ映画祭の女王とも呼ばれる完璧な女優だが、仕事を追っているため、素晴らしい母親になるどころか、母のイウンとも距離が遠い、天上の女優。
リュ・アベル キ・ウンビ役 プロゴルファー。ソンギョムの姉。世界ランキング1位のゴルフ女帝。海外遠征が多く、家族と過ごした時間は、一生で1年にもならない。大きな家に一人でいる可哀想な弟ソンギョムを考えると、切なくなる。もう1位であることに疲れ、引退して、色んなことを簡単にしてみようかと思ったら、愛する弟がほろ酔いで事故を起こした。 ソ・ダナの家族
イ・ファンウィ ソ・ミョンピル役 ソミョングループ会長。ダナの父。会社経営より結婚に本気な愛を重んじる人であり、前妻の命日にはクラシックギターを演奏し、悲しみの情を表する吟遊詩人(?)である。3度の結婚でできた子供たちの不満の声と葛藤には、あまり関心がない。ただ皆が貴重で美しい、自分の子である。
イ・シンギ ソ・ミョンミン役 ソミョングループの専務。ダナの半兄。男という理由だけで、後継者の座を占めた。能力がなく、ダナに対して常に自責の念を持っている。
チェ・ジェヒョン ソ・テウン役 アイドル。ダナの半弟。アイドルグループ『アトジュ』のメンバー。先天的に心臓が悪く、インキュベーターを始め、幼年期を完全に病院で過ごした。長くロサンゼルスで過ごし、韓国に帰ってきたが、彼を迎えたのは徹底した無関心だった。少なくともダナはテウンを嫌った。そのため、ずっとダナとの関係が悪い。 ダン・エイジェンシーの人々
ソ・ジェヒ ドンギョン役 エージェンシー『ダン』取締役兼エージェント。人を見定める目が優れているが、肝心の夫は結婚してはならない男を選んだ。不幸中の幸いで、夫を誤って選んだということを早く悟った。平日にはキャリアウーマン、土曜日はキャンプ族、日曜午後は教会の礼拝にまでと、きちんとした執事。その忙しい中で、子供たちまで愛さなければならない母でもある。
ヨン・ジェウク チョン・ジヒョン役 ダナの秘書。テウンの家庭教師として、ソミョングループと縁を結んだ。ダナの目にかなってスカウトされた。こう見えても法学部出身。与えられた仕事に最善を尽くし、時には命じられていないことでも、心に届く配慮をする優しい男性。 その他の人物たち パク・サンウォン ナ・ジフン キム・ヨンホ ソ・ジンウォン イ・ジュウォン ソ・ウンギョン トン・ギョン キム・ジョンホ
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スタッフ /脚本:パク・シヒョン、演出:イ・ジェフン、制作:MACE、コンテンツジウム |
作成:え |
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話数ごとのあらすじと感想
hg@さらんさん |
作品感想
●お互いに育ちも生き方も違う相手だけれど、互いに高め合って成長していく爽やかなドラマ
スポーツ界と映画界という全く違う環境に生きる2人と、財閥の娘として生まれながら殺伐とした戦いの中を生き抜く女性と片や平凡な美大生。登場人物全てがそれぞれが互いに全く違う生き方、愛し方があって、同じ言語を話しているのに、かみ合わない不思議を感じます。
ギ・ソンギョム(イム・シワン扮)は国家代表陸上選手で、国会議員と女優の息子。プロゴルファーの姉ウンビとともにとことん家族をイメージアップに利用する父親を軽蔑しながらも無理に抗うことはせずに生きてきました。しかし、後輩が不条理ないじめに遭っているのには我慢できず暴力問題を起こし、遅ればせながら自己主張を始めることになり、かなりの不器用さで苦戦します。
オ・ミジュ(シン・セギョン扮)は両親を早くに亡くし養護院で育ちますが、奨学金を得て大学を卒業、映画翻訳家として身を立てています。優秀じゃないとできない事なのに、育ちのせいで常に下に見られがちです。しかし、ミジュはこの手の主人公にありがちな悲壮感がありません。例え心の中で葛藤があっても、相手に対して卑屈になることはありません。そこが堂々としていて気持ちがいいなと思いました。
仕事を通して知り合った2人は生き方、感じ方、考え方が違うがゆえに、相手に惹かれながらもなかなか分かり合うことができませんでした。お互いを慰めようと、気持ちを伝えようとするけれど、行き違いを繰り返すのがもどかしいですが、必要な過程だったのかなと思いました。そうこうするうちに、自分を相手に伝える方法や相手を思いやる方法を身に着けて、分かり合うことができるようになっていきます。互いがお互いに学んで成長していくのです。
このドラマを見ていて、社会において生き方は一つじゃなく多様に存在し、その多様な人間たちにはそれぞれの生き方、愛し方がある。どれを否定するのではなく、相手を否定するのではなく、互いを認めながら、互いを補いながら、生きていけばいいのではないかということのように感じました。
主人公たちの恋愛シーンもとても可愛く、ほのぼのとしていて楽しく見れました。シン・セギョンは出演するドラマすべてヒットするヒットメーカーですし、すごく安定感があります。今回はイム・シワンが誰よりもかっこよかったです。個人的にしばらくイム・シワン祭りを開催する予定です(笑)
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