ユ･ビョルナ！ムンシェフ　1話・2話　あらすじと感想

えぱた

5年前

ユ･ビョルナ！ムンシェフ　유별나! 문셰프　全16話　チャンネルA

【韓国放送期間】2020年3月27日~5月16日

第1話視聴率0.856%

えぱたさん

1 第1話あらすじ
- 1.1 第1話感想
2 第2話あらすじ
- 2.1 第2話感想

第1話あらすじ

ファッションデザイナーのベラこと、ユ・ユジン (コ・ウォニ) は仕事が忙しく、食事をジュースで済ますなど、不摂生な生活をしていました。Ombre代表でユジンの代理人のチャン・ソニョン (キル・ヘヨン) は、ユジンと、ファッションショーのためオーストラリアへ向かいます。ホテルに荷物を置いて、ラフに着替えたユジンは、カメラを持ってビーチへ出かけ、気に入った風景の写真を撮りながら、散歩します。

成功したシェフのムン・スンモ (エリック) は実家へ帰ると、写真を持って、女の子が訪ねて言います。
「この人は私のお父さんです」
必死に否定し、女の子を両親に押し付けて、オーストラリアへ出かけて行きます。

スンモのスーツケースがひとりでに転がり、電柱にぶつかって、中味が出てしまいます。遠くから様子を見ていたユジンは、スーツケースの中に種々の出刃庖丁が見え、警察に通報します。スンモのビジネスパートナーのチェ・ゴヌ (チュ・ジョンヒョク) が懸命に警官に説明。

オーストラリアでのユジンのショーは成功し、メディアに報道され、正体を明かさないこの「『ベラ』とはいったい誰か？」と記事になります。

ホッとして現地の韓国レストランを訪れた、ユジンとソニョン。体調不良のユジンのために、ソニョンはお粥を頼みます。出て来た支配人は、先ほど道で会った韓国人…。会いたくないのに会ってしまい、ユジンは顔を背けます。

栄養失調のため卒倒したユジンは、現地の病院に搬送されます。別件で病院にいたスンモとゴヌは、ベッドのユジンに気づき、身なりを見て、スンモはゴヌに言います。
「あの路上の孤児じゃないか？」
スンモはお粥を作って、ユジンの枕元に置きます。

東漢 (ドンハン) グループで話す、会長ハン・ドンギル (イ・スンチョン) と、東漢インターナショナル代表のイム・チョルヨン (アン・ネサン)。ハン会長は後継者選びに、チョルヨンの妻の元夫との間の息子で、孫のカン・ジュンス (チャン・ジェホ) を選び、重要なポストにつけます。

スンモの両親の家に電気屋を名乗る2人組が来て、電気配線に細工を仕掛け、夜中に火を吹いた配線によって、実家は焼失します。

ユジンに連絡があり、韓国へ帰国します。チョルヨンはユジンにビジネスのオファーをしますが、ユジンは断ります。チョルヨンの娘でデザイナーを目指すヒョナ (チャ・ジョンウォン) がユジンを路上で見かけ、車を強引に留めて執拗に頼み込みます。後ろから車の運転手らがブーイングし、ユジンは車に乗り込みます。デザインブックを見ながら、ユジンは言います。
「これは、デザインじゃない。パクりだ」
ヒョナは動揺して車の運転を誤り、壁に激突して、弾みで車はガードレールに突進。ユジンが崖下へ投げ出されてしまいます。

第1話感想

「ユビョルナ！ムンシェフ」は、コ・ウォニが出ているので、見始めたドラマです。「シェフ」といタイトルから想像して、食べ物系ドラマかなと期待しました。ドラマ紹介のポスターでは、風流な歴史的建造物の庭先らしき軒下で、コ・ウォニがコーヒーカップを持っていて、エリックとスプーンを持った女の子が写っていて、ワクワク感があります。

コ・ウォニを最初に見たのは、コ・ギョンピョにつられて見た「最強配達人」で、そこでチェ・スビンのファンになりました。コ・ウォニの役柄は、大企業の令嬢でありながら家出して、コ・ギョンピョがバイクで配達人を勤める中華料理店の2階に転がり込み、コーヒーショップでバイトして社会勉強するという役でした。令嬢らしく細い印象でも、好奇心旺盛で、図々しくたくましく、とても共感できるキャラクターでした。

コ・ウォニはその後に、ユン・ギュンサンにつられて見た「君を愛した時間」(ハ・ジウォン主演) にも出ていて、外見は綺麗なのに冷たい性格で、ギャップに驚きました。

さらに、コ・ウォニ目当てで見た「ウラチャチャ My Love」では、プー太郎で兄が経営するシェアハウスに居候の呑気な女性のキャラクターで、お腹がよじれるほどの笑いを提供してくれました。

今回のドラマでは初めて見る演技派子役らしき女の子もいて、最初は「子供なのに子供らしくない！」と反発感もありましたが、見るうちに、引っ張られるものがあります。エリックの子供だと子供自身が名乗り出るという、いかにも怪しい状況ですが、韓国ではよくあることなのでしょうか？

コ・ウォニとの関係が、どんな展開になっていくのか、楽しみです。

OST No.1 は、GFRIEND の YUJU 「Doing This Way, That Way」です。

第2話視聴率0.715%

えぱたさん

第2話あらすじ

ヒョナは車がガードレールに引っかかって助かり、うろたえながら父親に電話します。チョルヨンは来て、娘に言います。
「オレが始末をつける。お前は静かにしていろ」

葬式のため帰国して茫然自失のスンモは、昔アーティストだったという友人と女の子ソラを連れて、ソハ村に両親が買った家に引っ越します。ソラがいなくなり、探して回るうちに、血だらけの白いコートを着たユジンを見つけ、家に担いで来ます。血だと思ったのは、ユジンが持ち歩いていた果物ジュースでした。スンモは言います。
「名前は？」
「私、誰だろう？」
空腹のユジンは中華料理店で爆食い。見ていた村人らが村中に噂話を広げてしまい、野次馬が見に来る始末。
「スンモがオーストラリアの孤児を連れて来たって？」

理事会でハン会長の孫ジュンスが議長をしているわきで、ジョン・グァンス常務は不機嫌な表情。
「なぜこんなに裁判沙汰が多いのですか？」
「心配することはないですよ。もう勝ったも同然のことですから」
「そのようなことは、この私が許しません」
グァンスはその様子をチョルヨンにチクります。

息子が後継者になることを知って、ハン・ミヨンはご機嫌で、秘かに夫の表情を探ります。
(回想) 過去に東漢インターナショナルのファッションショーの後、代表であった夫とデザイナー2人が交通事故で亡くなり、チョルヨンは離婚し、未亡人になったミヨンと結婚、すぐに新代表になったのでした。
「あの女ベラが私のオファーを受け入れていれば、私も会社も安泰だったのに！」
チョルヨンは怒りながら、デザイン室を荒らします。

チョルヨンは常務に命じ、常務はエージェントにユジンの写真を渡し言います。
「事故現場を探し、この女の遺体を見つけろ。今まで存在しなかったように計らえ」

ソウル高裁から両親が関わっていた裁判の判決文が来て、スンモは途方に暮れます。家を売らなくてはならない状況になりますが、「売らない」とソウルに向けて出発。途中で、ユジンが隠れて乗っていたのを見つけ、Uターンします。

エージェントは現場に落ちていた靴を拾って、常務に報告します。
「湖は深くて、もし落ちたなら、遺体を引き上げるのは不可能でしょう」
チョルヨンは常務に命じます。
「事故がなかったかのように偽装しろ」

病室で泣くヒョナの名札を破り、チョルヨンは言います。
「お前はベラを殺した。しかし、オレは生き返らせることができる。お前がこれからベラだ」

近隣を見て回るエージェントの一行3人。スンモの車から降りたユジンの顔を見て…。

第2話感想

「ハイキック3〜短足の逆襲」では、イ・ジョンソクの面白い父親のキャラクターが強く印象に残っているアン・ネサンが、今回は暗い影のある財閥の代表役です。ファッションデザイナーとして成功していたユジンの母親らしき人と、生前に何か関係があったようで、東漢グループの財閥内での勢力争いが裏にあるようです。

娘のヒョナはユジンのデザインを妬んでガラスを破ってドレスを盗んだり、強烈に嫉妬した結果、ユジンが危険な目に遭ってしまいました。この人、どこかで見たことがあると思っていたら、「絶対彼氏。」でメイクアップアーティストのGirl’s Day ミナのスタッフのオンニ、ペク・ギュリ役で出ていたのでした。

崖下に放り出されて無傷だったとは信じがたいですが、まぁ、ともあれ、ユジンが無事で良かったです。ユジンが亡霊のようにスンモたちの前に出て来たり、フラフラで「お腹減った」と食べ物を要求したり、衝撃的ですが笑える展開です。オーストラリアでファッションショーを開くほどのデザイナーが、真っ白なファーのコートだったのに、泥だらけ、果物ジュースで血だらけのように汚れて、変わり果てた姿になって、しかも記憶もなくなっているという変身ぶりが面白いです。

自分を父親だと主張するソラに「知るか」と冷たい態度で、友人に面倒を見させるスンモが、夜な夜な庭先で柿を盗み食いするユジンを見て、ササっとシェフの腕前を振るってくれて、出してくれる料理が美味しそうでした。

OST No.2は、Aancod の「Getting Good」です。

ユ･ビョルナ！ムンシェフ　3話・4話　あらすじと感想

ユ･ビョルナ！ムンシェフ　キャスト・相関図　視聴率　あらすじ

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