恋愛体質〜30歳になれば大丈夫 メロが体質 멜로가 체질 全16話 2019年放送 JTBC
えぱたさん |
第1話視聴率1.790%
第1話あらすじ
「暗闇の中でもあなたを愛す」というドラマの中の男女を見て、家呑みする男女が、「そんなことできるか?」と話し合います。「飾りでもドラマのエンディングは『愛してる』で終わったほうがいい」という意見に、「口だけでもやってみよう」と、各々が「愛してる」と口に出してみます。
イム・ジンジュ (チョン・ウヒ) は7年付き合った元カレキム・ファンドン (イ・ユジン) の浮気で別れ、泣いて傷を癒します。茫然と歩いていると、ショーケースのバッグが語りかけて、「愛? 見える物を信じなさい」と言うのを聞いて、妹が豚貯金箱に貯めたお金でバッグを購入します。仕事を探して人気ドラマ脚本作家ジョン・ヒェジョン (ペク・ジウォン) の面接に行き、雑談しているうちに「合格」と言われます。隠し書棚に高級バッグがずらりとあるのを見せられます。お祝いに家で家族とチキンパーティーするジンジュは、「偉大な影響力ある人間になって、花道だけ歩く!」と夢を膨らませます。
テレビ番組でインタビューを受ける、28歳でJBC入社し、30歳でドラマディレクターになって5つのヒット作を飛ばしたソン・ボムス (アン・ジェホン) 。彼はジンジュの働く、ヒェジョン脚本作家のオフィスを訪問します。ジンジュは配線に躓いて、ボムスに抱きつくところ、見事によけられます。「怪我人が出るところだった」と嬉しそうに言うボムス。
ファン・ハンジュ (ハン・ジウン) は大学時代にモテて、いつも周りに男が居り、デートは断らず、ソフトに返すのが上手でした。勉強好きで女友達のほうが好きでしたが、図書館で執念くアタックしてきたノ・スンヒョとのデートで妊娠、結婚します。ハンジュが「面白いことが好き」と言うので、スンヒョはコメディー俳優になります。「幸せになりたいから離婚してくれ」とスンヒョが言い、2人は離婚。後に、スンヒョはバラエティ番組で、ハンジュをネタに笑いを取る有名人になります。ハンジュは、息子イングクのオムツ替えに格闘しつつ、ドラマ制作会社で働き、上司に怒鳴られながら、小道具のセッティングに奔走します。
イ・ウンジョン (チョン・ヨビン) は、ドキュメンタリー映画会社に入社。上司にパワハラ、セクハラされ、屋上の物件を借りて、自分のドキュメンタリー制作を開始します。カフェのオーナーのホンデ (ハン・ジュンオ) に、親日派ドキュメンタリー映画制作の計画について話すと、「いいね」と意外な反応。スポンサーを探しますが、困難を覚えます。ウンジョンはホンデと購入した豪華マンションで生活するようになりますが、ホンデが入院、他界。ショックなウンジョンは自殺を図り、入院します。退院したウンジョンは、精神的におかしくなり、弟イ・ヒョビョン (ユン・ジオン) 、ハンジュと息子、ジンジュも来て住むようになります。
第1話感想
人口5千万人と言われる韓国で、歴代2位の1600万人以上の動員数を獲得した映画「極限職業」のイ・ビョンホン監督の作品ということで、同作の出演俳優でもあるコンミョンが出ているので見てみました。確かに手法が似ているかなと思われる点がいくつか見られました。その点をシェアする前に、前置き…。
韓国のドラマや映画で、(特に映画)「これ、何が言いたいんだろう?」と、解釈がとても難しいものが時々あります。もちろん、言語や文化、習慣の問題で、理解し難いものがあるのは当然です。
「メロが体質」というタイトルにもある、「よく聞くけど、いったいどういう意味?」的な、このメロドラマの「メロ」とは、いったいどういう意味だろうと調べてみました。メロの原語はギリシャ語の「歌」を指す「メロス」で、18世紀の欧州に始まった劇 (ドラマ) 中に、効果的に音楽を背景に流す演劇形態をメロドラマと言うようになったそうです。
このメロドラマの作風は映画において発展して行き、数少ないセリフに、構図やカメラワークを通しての表現が特徴的だそうで、このイ・ビョンホン監督の作品も、前作と共にこの特徴が色濃く表れています。その中で、俳優らの一瞬の表情なども有効に用いられていると思いました。
「極限職業」でコンミョンが共演したチン・ソンギュ&イ・ハニが友情出演。歌手トニー・アン、コメディアンのキム・ギリ、ソ・テフンも特別出演。
第2話視聴率1.035%
えぱたさん |
第2話あらすじ
共同生活しつつも、それぞれ別々の朝ご飯の時間。ハンジュは走り回るイングクにご飯を食べさせようとして、「ママみたいになりたくない」と言われます。ウンジョンは「家で何もせずにいるから、料理でもしようかしら」と、台所を戦場にしてお弁当を作ります。
ウンジョンは弟ヒョビョンのスタジオに行って、スタッフにお弁当を差し入れします。恐ろしい味の料理を、ウンジョンの脅迫を受けながら黙々と食べるスタッフたち。ウンジョンはエレベーター前で大学時代の知り合いで、女優のイ・ソミン (イ・ジュビン) に会いますが、無視されます。ヒョビョンはソミンに、「今、姉貴が帰ったよ。まだ友達でしょ?」と言うと、「あ〜、挨拶したわよ」と。
ジンジュがヒェジョン作家についてテレビ局に行き、ボムスに会います。ボムスに作家は「脚本が面白くないから採用しない」とハッキリと言います。
ハンジュはドラマの撮影所で、チキンのシーンが俳優の都合で翌日の予定が前倒しになり、午前5時にチキンを調達しなくてはならなくなります。助けを求めるも、誰も助けてくれず…。代表が派遣した新入社員のチェ・ジェフン (コンミョン) が鍵を壊して侵入したチキン店で、チキンを揚げて走って撮影所に持って行きますが、女優は「朝っぱらから太るから、食べない」とゴネて泣く始末。
ヒェジョン作家はジンジュが提出した脚本を読んで、ひとりクスっと笑います。飲み物とバスタイムを楽しむ作家は、アシスタントらが「作家の文章は古めかしい。ジンジュのほうが読みやすい」と噂話するのを聞きます。作家はジンジュに腹を立て、「出て行け」と言いますが、「フェアじゃない。出て行きません」とジンジュが言うと、「じゃあ、私が出て行く」「どうしても行くなら、自分を乗り越えて行って」と横たわるジンジュの上を歩いて出て行きます。
ボムスは同僚PDソ・ドンギ (ホ・ジュンソク) に、「興味深い脚本がある」と『30を越えたら、大丈夫になると思った?』という面白いタイトルのジンジュの作品を紹介されます。ボムスはジンジュをテレビ局に呼んで、「自分は愛を信じない。存在しない」と言うボムスとジンジュは一緒に食事をし、「一緒に仕事をしないか?」と誘いを受けます。
ソミンはマネージャーから、スタジオのプロデューサーと歌手が付き合っていると聞きます。
第2話感想
当初の予定だったウンジョンの弟イ・ヒョビン役俳優の不祥事による降板で、大丈夫かなと心配しましたが、人気プロデューサー、ソン・ボムス役アン・ジェホンがとてもいい味を出していて、これからの展開に期待が持てそうです。
以下、いいなと思ったシーンです。
①ジンジュが配線に躓きボムスにしがみつこうとして避けられますが、ボムスは自分が怪我をしなかったことで嬉しそうに笑う場面
②脚本家アシスタントとしてジンジュがテレビ局訪問した際、ジンジュに「太った」と言ってボムスが嬉しそうにする場面
③脚本家が「年上の身でアドバイスしてあげましょうか」と言う嫌味を聞くまいと、ボムスは自分の両耳を手で覆い、パタパタさせて「ア〜」とやる場面。
表情豊かに、茶目っ気たっぷりで、「この人、どういう性格なんだろう?」と、ジンジュが呆気に取られる様子が面白いです。
ハンジュがドラマ撮影の小道具で、明け方5時にチキンを用意しなくてはならない場面で、制作会社代表が派遣した新人社員ジェフンとチキン用意に走っているのが、ジェフン役コンミョンが出演した前作「極限職業」を彷彿とさせました。このシーンでは、ガールズアイドルグループ Weki Meki のキム・ドヨンが本人役で特別出演しています。
イ・ビョンホン監督の作品は、抱腹絶倒できるそうですが、「極限職業」ではどこが笑えるポイントなのか、わからなかったのですが、監督の意図しようとする路線は見えてきて、特に日常生活の描写が詳細で好きなタイプです。
チョン・ウヒ 천우희 イム・ジンジュ役 |
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生年月日1987年4月20日 女優 高校では演劇部に所属し、京畿大学校演技学科を卒業2004年の映画「恋する神父」に出演して演技活動を開始。 |
アルゴン(2017/tvn)イ・ヨンファ アルゴン契約記者 抜群な女(2014/WEB)チョン・ウヒ 雑誌社エディター、恋愛コラムニスト ヴァンパイア☆アイドル(2011-2012/MBN)ウヒ 「少女少女」リーダー 恋愛マニュアル~まだ結婚したい女 (2010/MBC) シニョンの後輩 |
受賞経歴 第35回青龍映画賞主演女優賞(2014年) 第14回ディレクターズカット授賞式 新人女優賞(2014年) 第34回韓国映画評論家賞 主演女優賞(2014年) 第6回今年の映画賞 発見賞(2015年) 第51回百想芸術大賞 映画部門新人演技賞(2015年) |
恋愛体質〜30歳になれば大丈夫 3話・4話 あらすじと感想 チョン・ヨビン イ・ウンジョン役
恋愛体質〜30歳になれば大丈夫 あらすじと感想 視聴率・キャスト 相関図 |
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