韓ドラの鬼

マエストラ 11話・12話 (最終回) あらすじと感想

マエストラ


マエストラ  마에스트라 2023年放送 tvN 土日 全12話

neroさん

第11話視聴率5.997

第11話あらすじ

離婚発表が報道された日の夜、「チャ・セウムの秘密を知っている」という匿名のメールを受け取ったピル(キム・ヨンジェ)は、川辺へ。次の瞬間、背後から何者かに襲われるピル。

その頃、毒物の件を知った警察がセウム(イ・ヨンエ)を訪ねると、セウムは夫のピルが毒物を盛った可能性が高いと話す。しかし、警察の見解によると犯人はB型の女性。そんななか、セウムのもとへピルが病院へ運ばれたと連絡が入る。

ピルの身体から検出されたのは、セウムが盛られたのと同じ毒だった。犯人が自分とオーケストラに関係が深い人物だと考えたセウムは、楽団員の中からB型の女性を探す。該当したのは、コンマスのルナ(ファン・ボルムビョル)と同じくバイオリン奏者のスジン(チン・ソヨン)、そしてピルの不倫相手アジン(イ・シウォン)の3人だった。

セウムから連絡を受けとった警察がさっそく3人の行動を監視するなか、セウムが予想した通り、普段から愛用していた香水から例の毒物が検出される。香水は常にセウムが持ち歩いており、誰にでも毒物を混入する機会はあったという。

ひとまず警察はピルとセウム、そしてピルとの不倫をネット上に公開したボンジュ(チン・ホウン)を襲う動機が十分にあったアジンを重要容疑者と考え、捜査をすすめる。

一方、セウムが盛られた毒物の入手経路に着目したジョンジェ(イ・ムセン)は、独自に例の毒物を取り扱う研究所の資料を調べることに。同じく警察も研究所を訪ねて毒物の流出について調べたが、これといった情報は得られなかった。

犯人の犯行目的が明確でない以上、家族や身の回りの人たちに被害が及ぶのではと心配になるセウム。その日、セウムはジョンジェのもとへ行き、父と親友のヘジョン(キム・ヨンア)を守って欲しいと頼む。

翌日、リハーサルの前に話したいことがあると切り出したセウムは、楽団員たちを前に、今回の公演を最後にハンガン・フィル・ハーモニーを去ると宣言。てっきりセウムがオーケストラに戻ってきたと思っていた楽団員たちは、戸惑いを隠せない。しかし、セウムの気持ちはすでに強く固まっていた。

そんななか、ジョンジェとの関係がバレて辞表を提出したテホ(キム・ミンギュ)が、ふたたびセウムの下で働くことに。これを知ったルナは納得がいかないといった様子で、練習にも身が入らない。

ミスを連発したルナを指揮者室へ呼ぶセウム。するとルナは、セウムにお酒を奢って欲しいと言う。

幼い頃、実母にも捨てられ、養父母にも捨てられたルナは、自分にとってセウムはかけがえのない存在だと語る。そして、「オーケストラを去るだなんて…。私を捨てないで」と涙を流すルナ。

すっかり酔っぱらったルナを家まで送り、セウムはふと、はじめてルナの演奏を耳にした日のことを思い出した。

その頃、大量の研究資料に目を通したジョンジェは、ついに毒物の流出経路をつかむ。

ジョンジェから“キム・ジニョン”という人物に心当たりはないかと聞かれるも、セウムの知らない名前だった。つづいて“ヒョンイン製薬”という言葉を聞き、昨夜ルナの部屋で見たヒョンイン製薬のロゴ入りのカレンダーを思い出すセウム。

さらにタクシーの中で見たルナの肩に刻まれた傷痕を思い出したセウムは、ルナこそが犯人だと気づく。

毒物を持ち出した研究員は、他でもないルナの姉の結婚相手だった。男の浮気現場を目撃したルナは、姉に内緒にする代わりに毒物を要求したのだ。

家の前でテホに男との会話を聞かれてしまったルナは、テホを家に入れる。その頃、ルナの部屋を調べていたセウムとジョンジェは、鉢植えの中に隠された薬の瓶を発見し…。

第11話感想

セウムに毒を盛ってボンジュとピルを殺そうとしたのは、やはりルナ!

ついにB型女性の正体が明らかになりました。やはり犯人はルナ。これまでルナのセウムに対する感情がどこか異常というか、自分を捨てた母親の姿を重ねているのか?と思う部分が多々ありました。それがまさか、セウム自身にまで毒を盛っていたとは、、驚きです。

一体ルナは、セウムを毒づけにして何をしたかったのでしょう。

ボンジュを殺害し、ピルまで排除しようと考えたルナ。おそらくテホの件をセウムに明かしたのも、セウムとジョンジェの仲を引き裂きたかったからでしょうね。しかし、テホは職場に復帰し、ジョンジェは犯人ではないと言い切るセウム。これにはルナも動揺を隠せない様子。

セウムを孤立させることで、セウムには自分しかいないと思わせたかったのでしょうか。それにしては、考えが浅はかというか、、そんなことで人の気持ちをどうにかできると考えるのが、やはり異常ですね。

そして、勝手に容疑者にされていたアジンが、今回ばかりはちょっと可哀想でしたね。もちろん、人の夫を寝取った罪は大きいですが、、結局アジンもピルに捨てられ、居場所を失くし、なんだか不憫です。せめてお腹の子供と幸せになって欲しいものです。

さて、次回はいよいよ最終回。果たして警察とセウムは、ルナを捕まえることができるのか。楽しみです。

第12話視聴率6.784

第12話あらすじ

幼い頃から憧れの存在だったセウムが自分の所属するオーケストラに来ることになったと知り、上機嫌なルナ。ところが同じく学団員のアジンとセウムの夫ピルの不倫を知ったルナは、アジンの車のブレーキに細工を施し、事故を起こさせたのだった。

さらに病室で父と話すセウムの会話を聞いたルナは、セウムが母親と同じレミントン病を発症する可能性があると知る。義理の兄になる予定のキム・ジニョンに毒物を寄こすよう命じたルナは、それをこっそりセウムの部屋のディフューザーに混入。

こうしてルナは、セウムを苦しめる者たちに次々と自らの手で制裁を加え、セウムのそばに残ろうと考えたのだ。

ルナの部屋に置いてあったカレンダーからルナこそが犯人だと考えたセウムは、ジョンジェと二人でルナの部屋を捜索する。そんななか、連絡のつかないテホがルナの家に向かったと聞いたセウムとジョンジェは、慌てて警察に通報。

セウムらが駆けつけたとき、すでにテホはルナに襲われ瀕死の状態にあった。すぐさま病院に運ばれ、幸い一命はとりとめたという。

翌日、ルナの家の前でルナの姉と顔を合わせたセウムは、かつてルナを引き取った養母も同じようにルナの執着のもと命を落としたと聞く。過去、糖尿病で倒れたルナの養母。献身的に看病にあたるルナを見て、最初は姉も感心したというが、次第にルナのおかしな行動に気づいたと明かす。

なんとかしてルナを捕まえなければと思ったセウムは、予定通りコンサートを行うことでルナを舞台におびき出そうと考える。客席に私服警官を配備し、自分一人で舞台に立つとセウム。

しかし、今度のコンサートがセウムのハンガン・フィル・ハーモニーでの最後の公演だと知る楽団員たちは、一緒に舞台に立つと言う。コンサートで演奏するのはヘンデルの楽曲パッサカリア。それはルナがはじめてテレビでセウムの姿を見たという、ルナの思い出の曲だった。

妊娠中のアジンだけは今回の演奏からは外れた方がいいと話すセウムだったが、アジンは自分にとっても最後の公演だと告げ、同じく公演に参加する意志を伝えた。アジンもまた、今回の公演を最後に家族のいるカナダへ発つ予定だという。

そんなアジンに、「あなたは良い演奏者です」とセウム。するとアジンは、セウムに向かってはじめて「すみませんでした」と頭を下げた。

代表のサンド(パク・ホサン)からコンサートの件を聞いたジョンジェは、ルナが会場に現れる保証などないとし、猛反対。ところがセウムから「あなたには私を止められない」と言われ、反論できなくなってしまう。

セウムの計画通りニュースでは今度の公演でセウムとルナが一緒にバイオリンを演奏することが報じられ、それを見たルナはじっとニュース画面を見つめた。そんななか、ルナに毒物を渡したキム・ジニョンが警察に捕まる。

コンサート当日、客席はセウムの演奏を一目見ようと、大勢の観客と私服警官で埋められた。

最後の楽曲となり、着替えを済ませたセウムは副指揮者のヒョンソク(イ・ビョンジュン)と共にふたたび舞台へ。演奏が始まると、どこからともなく現れたルナ。

夢だったセウムとの共演を果たしたルナは、興奮冷めやらぬといった様子で舞台を降りる。そんなルナの前にやってきたのは、大勢の警察。驚くルナに向かって、セウムは「あなたの罪はどんなことをしても許されるものではない」と一言。するとルナは、近くにあったアイスピックで自らの喉元を突き刺す。

最後の公演を終えてオーケストラを辞めたセウムは、しばらくは旅をしながらゆっくり休むつもりだと話す。ルナに大量の毒物を注射されたピルは、毒の影響で記憶障害を起こしていた。

自殺を図ったものの一命をとりとめたルナの面会に向かったセウムだが、「舞台の上での姿を最後の記憶として心に残して欲しい」と拒否されてしまう。その後、セウムは母の墓前に立ち、レミントン病の検査結果を確認する。‐完‐

第12話感想

結局最後まで、検査結果は明かされませんでした。ただ、エンディングのセウムの表情を見る限り、結果は陰性だったのではないかと。。そう願いたいですね。

セウムが考えたおびき出し作戦によって、ルナはまんまと逮捕。演奏を終えた後のルナの態度がまるで自分の罪などなかったかのような紅潮した表情で、ゾッとさせられました。さらにはルナの姉から語られた、過去の真実。。

第12話ではこれまでフラれてばかりだったジョンジェがついにセウムに受け入れられたような場面もあり、ほっこりしました。セウムの表情が後半に向かうにつれて、どんどん明るくなっていくのが見ていて心地よかったです。

また、衣装も序盤の攻撃的なファッションから一転、終盤ではぐっと穏やかな雰囲気になりました。化粧も濃すぎない方がイ・ヨンエの美しさがより際立って、好きでした。

全12話ということもあって、本当にあっという間に終わってしまいました。展開もはやく、見応え抜群な作品。イ・ヨンエとイ・ムセンの大人のロマンスも必見です。



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