ペイバック~金と権力~ 法銭 법쩐 2023年放送 SBS金土 全12話
neroさん |
第5話視聴率9.5%
第5話あらすじ
ペク議員の協力を得て記者会見を開くことになったパク・ジュンギョン(ムン・チェウォン)は、集まったマスコミの前で自らの罪を告白。さらに当時、担当検事だった特捜部のファン・ギソク(パク・フン)が共犯だとジュンギョン。
記者会見の様子を目にしたギソクは、ジュンギョンの背後に誰かがいると察し、ミョン会長(キム・ホンパ)へ連絡を入れる。ウン・ヨン(イ・ソンギュン)の関与を疑うギソクだったが、ミョン会長は確かに処理したという。そんななか、横領及び背任の容疑でミョン会長が逮捕される。
一方、改めてGMiバンクのオ・チャンヒョン(イ・ギヨン)代表と会ったヨンは、交渉を再開。ミョン会長とは長い付き合いになるオ代表だったが、議員バッチと金に関する提案を受け、ヨンの交渉に応じるのだった。
義父の緊急逮捕によって、こちらも窮地に追い込まれたギソク。そんなギソクと顔を合わせたチャン・テチュン(カン・ユソク)は、自分の力で特捜部にたどり着いてみせると豪語。
ギソクの前では大口を叩いたものの、拘束令状が下りるかどうかは正直不確かだった。しかし、そんなテチュンの不安をよそに、アッサリとGOサインを出すパク・ジョンス(チェ・ミンチョル)。実はパク部長もまた、オ代表から新たな出世コースを提示されていたのだ。
自分を殺そうとしたミョン会長の面会へ訪れたヨン。借りを作ったままではいられない性格だと明かしたヨンは、恩も恨みもしっかり返すつもりだと伝える。そして、今しがたミョン会長に対する拘束令状が下りたとヨン。
面会を終えたヨンは、同じく面会に訪れたミョン会長の娘セヒ(ソン・ウンソ)と顔を合わせる。
令状の知らせに怒り心頭のギソク。そんなギソクに追い打ちをかけるように、監察部の捜査が入る。捜査が終わるまで、ギソクには停職処分が言い渡された。
ミョン会長と共に捕まった弁護士のイ・スドン(クォン・ヒョク)の聴取に挑むテチュンだったが、まったく相手にされない。それどころかテチュンの過去の暴力沙汰をネタに、ヨンを連れてこいとスドン。
軍を辞めたジュンギョンは監察部長から検事として復帰するよう言われるが、それを断る。ジュンギョンはいくらギソクにハメられたからと言って、自ら書類を捏造した罪は決して消せないと考えていた。
その後、テチュンを呼び出したジュンギョンは、かつてヨンからもらった万年筆を渡して「私はもう検事には戻れない。チャン・テチュン検事の健闘を祈ります」と伝えた。一方、スドンとの交渉に応じるべきか悩むテチュンは、ジュンギョンに助言を仰ぐ。
するとジュンギョンは、「化け物を相手にするなら、もっと凶悪な化け物になってみせる」と答えた。ジュンギョンの言葉に心を決めたテチュンは、スドンの前でヨンに連絡を入れる。そして、スドンから何かを求められても決してそれに応じるなとテチュン。結局、テチュンはジュンギョンとはまた別の選択をしたのだった。
一方、このまま引き下がるわけにいかないギソクは、後輩のイ・ヨンジン(パク・ジョンピョ)を使って行動に出る。まずキム女史にミョン会長を訴えさせ、その事件を自分の息のかかった検事に任せた。検事が席を立った隙に、ミョン会長はヨンジンの協力を得て外へ。
スキャンダルの証拠写真を使ってオ代表を呼び出したミョン会長は、用意しておいた遺書をそのポケットに忍ばせる。そして、屋上からオ代表を突き落すミョン会長。
翌日、オ代表の自殺がニュースで報じられると、遺書の内容からオ代表の自殺がヨンによる度重なる脅迫が原因だったと伝えられる。これによって指名手配となってしまうヨン。するとヨンは、自ら検察へ出頭し…。
第5話感想
イ・スドンにつづいてミョン会長まで、トントン拍子ですすんだ今回の捜査。しかし、あと一歩というところで、またしてもどんでん返しが。なんとオ代表を自殺に見せかけて殺害したミョン会長が、あろうことかその原因がヨンにあったと濡れ衣を着せたのです。果たしてヨンは、自らの無実を証明することができるでしょうか。
第5話のエンディングでは、自ら検察に出頭するヨンの姿が登場。そんなヨンを見て驚くテチュンでしたが、「俺が隠れてしまえば、お前が傷つく」とヨン。ヨンはテチュンを守るために自ら出頭したようです。
まぁある意味、ヨンならこのピンチをチャンスに変えられるような気が・・ヨンならきっと大丈夫!と、どこか妙に安心してしまいました。
そんななか次回予告では、ミョン会長が待つ拘置所へ運ばれるヨンの姿が。さっそくミョン会長からアツい洗礼を受けてしまうようですが、これまたヨンならきっと大丈夫。。
一方で、ヨンとジュンギョンの指導のもと、少しずつ成長していくテチュンにも注目です。ジュンギョンはすっかり復讐の化身と化してしまいましたが、テチュンは純粋に法と正義で悪をやっつける検事になって欲しいですね。
そして、これまた気になるのがミョン会長の娘セヒ。一見、世間のことなど何も知らないお嬢様のように見えますが、実は裏ですべてを操っているのはこのセヒなのでは?と思えてきました。セヒの本性が気になります。
第6話視聴率7.1%
第6話あらすじ
ヨンの出頭によって、ひとまずその手に手錠をかけるテチュン。刑事部へヨンを連れて行くテチュンだったが、そこで彼らを待っていたのはギソク率いる特捜部と監査部の面々だった。なんとヨンの会社の家宅捜索で、検察の捜査資料が見つかったというのだ。これによって、監察部の取調べを受けることとなるテチュン。
ギソクと顔を合わせたヨンは、「なぜオ代表を殺したんですか?」と聞く。ニュースで報じられた通りだと答えるギソクに、自分の敵はミョン会長であって、ギソクはその寄生虫に過ぎないと告げるヨン。その後、ミョン会長らが収容される拘置所へ移送されたヨンは、会長とその右腕であるキム・ソンテ(イ・ゴンミョン)に奇襲をかけられ…。
しばらくして目を覚ましたヨンは、殺人の容疑をかけられてしまう。なんとヨンを襲った男たちの一人が死亡し、凶器からヨンの指紋が見つかったというのだ。これには驚きを隠せないヨン。
同じく知らせを聞いたテチュンのもとへ、一本の電話がかかってくる。電話の相手はミョン会長の娘でギソクの妻、セヒだった。
セヒに呼ばれて彼女が運営するダイニングへ向かったテチュンは、そこでセヒから交渉を持ちかけられる。ジュンギョンがパク議員を使って公表しようとしている原本資料を寄こせば、昨夜の拘置所での一件は夫ギソクが上手く処理するだろうとセヒ。
さっそくジュンギョンとホン・ハンナ(キム・へファ)にこれを共有するテチュンだったが、ジュンギョンは交渉には応じないという。どんな犠牲があろうと最後まで突き進むと話すジュンギョンに、憤りを隠せないテチュンとハンナ。
交渉には応じないといったものの、ジュンギョンもヨンを見捨てるつもりはなかった。検事時代の先輩ハム・ジン(チェ・ジョンイン)を訪ね、拘置所での事件について協力を仰ぐジュンギョンだったが、状況は思わしくなく…。
その日、ナム・サンイル(チェ・ドクムン)と酒を交わしたテチュンは、ヨンが自分にとって父親のような存在だと語った。すっかり酔っぱらったテチュンは、その足でジュンギョンのもとへ。ヨンを助けてくれと頼むテチュンだったが、交渉に応じるつもりはないと返すジュンギョン。交渉の先にあるのがもっと悲惨な未来であることを、ジュンギョンは知っていたのだ。
翌朝、ペク議員の記者会見会場へ車を走らせるジュンギョン。しかしその途中で、黒ずくめの男たちによって襲撃を受けてしまう。
ジュンギョンの家のソファーで目を覚ましたテチュンは、テーブルに置かれた例のUSBを発見。ふとセヒとの交渉の件を思い出すテチュンだったが、彼が向かったのはペク議員のもとだった。そんななかジュンギョンが重傷を負ったとの知らせを聞いたテチュンは、慌てて病院へ向かう。
その後、ミョン会長とギソクの策略によって記者会見は中止に。病院のテレビでそのニュースを目にしたテチュンは、愕然とした。ジュンギョンを襲って逃走した男は、かつてヨンとつるんでいたイ・ジンホ(ウォン・ヒョンジュン)だった。ハンナからそれを聞いたヨンは、なりふり構わずソンテに殴りかかる。結局、そのまま独房へと連れていかれるヨン。
一か月後、相変わらずジュンギョンの意識は戻らないまま。担当刑事はジンホの指名手配はしたものの、黒幕のミョン会長に関しては検察から一切の令状が下りないと明かした。懲戒処分中のテチュンに代わって自分がギソクを追うと話す刑事だったが、テチュンはそんな彼女を心配して、「何もしないで下さい」と一言。
独房から出たヨンを待ち構えていたのは、ソンテとその仲間だった。男の一人が刃物を持ってヨンを襲おうとするも、別の男がそれを阻止する。いつの間にかヨンの周りには、彼の下につく派閥が出来ていた…!
第6話感想
前回のオ代表の死に引きつづき、次々とヨンを襲う悲劇・・
ギソクらが考えたシナリオ通りにはいかせないと、自ら検察に出頭したヨン。しかし、すぐさま拘置所へ送られたヨンは、つづいて殺人の容疑をかけられてしまいます。ソンテを始め、その場にいた男たちは皆ヨンが犯人だと口裏を合わせ…。絶体絶命のピンチに追い込まれてしまったヨン。
さらにジュンギョンが持つUSBを巡って交渉をしかけるセヒ。ジュンギョンのUSBには、かつてブルーネット事件で自らが偽造した書類の原本が入っていました。これをもとにペク議員と協力してギソクの罪を暴こうと考えていたジュンギョン。結局、ジュンギョンは襲われ、ペク議員の裏切りによってUSBもミョン会長の手に渡ってしまいました。
やることが次から次へと、本当に汚い…。果たしてヨン、ジュンギョン、そしてテチュンの3人は、この強大な悪にどう立ち向かっていくのでしょうか。
独房でひと月過ごしたヨンは、かつてのモンゴルでの姿のようにヒゲもじゃらになっていました(笑)前回に引きつづき、第6話も一方的にやられっぱなしだったので、第7話では痛快なエピソードに期待したいです。
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